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自宅でカクテルを作るときに役立つ情報ブログです。カクテルの作り方、おすすめのお酒を紹介していきます。

カシスリキュールの飲み方、カクテルレシピ21種【自宅で簡単】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅で、カクテルを作っています。

フルーツ系リキュールも、よく飲んでいます。

 

今回は自宅でできる、カシスリキュールの飲み方とカクテルレシピを紹介します。

 

 

この記事を読むと、

  • カシスリキュールのお手軽な飲み方
  • カシスリキュールのカクテルレシピ
  • 自宅用のおすすめ銘柄

を、学ぶことができます。

 

一本あると、家飲みが充実。

特に「最近、カクテルを飲み始めた」という方は必見です。

 

人気の飲み方から、ちょっと珍しい絶品カクテルまで。

作り方を、シェアしていきます。

 

  

カシスリキュールのお手軽な飲み方

まずは、すぐできるお手軽な飲み方から。

こちらです。

 

  • グレープフルーツ割り
  • オレンジジュース割り
  • クランベリージュース割り
  • ウーロン茶割り
  • 紅茶割り
  • ミルク割り
  • ソーダ割り
  • ジンジャーエール割り
  • トニックウォーター割り
  • コーラ割り
  • 水割り

 

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そのままだと甘すぎるので、割るのが定番ですね。

 

オレンジジュースで割れば、おなじみの「カシスオレンジ」
ウーロン茶で割れば、「カシスウーロン」
この辺りは、知ってる方も多いかもですね。

 

■割るときのレシピ例

【材料】

カシスリキュール 30ml

割り材 90〜120ml

 

【作り方】

氷を詰めたグラスにカシスリキュールを注ぎ、ステアする。

割り材で満たして、軽くステアする。

 

もちろん、材料の比率はお好みで調整してもOKです。

 

※注意 混ぜるときには少し工夫が必要

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カシスリキュールは比重が重く、なかなか混ざってくれません。

 

フルーツジュースとかで割るなら、よく混ぜればOKなんですが…
ソーダで割るレシピなんかだと、混ぜすぎると炭酸が抜けてしまいます。

 

ということで、少しだけ工夫が必要です。

それが、こちら。

 

 

作るときに、試してみてください。

 

 

カシスリキュールのカクテルレシピ

本格レシピにも、チャレンジしてみましょう。

 

自宅で簡単に作れる、有名Barオリジナルレシピなんかも載せてみました。

では、どうぞ。

 

カクテル道具の選び方などは、こちらを参考にどうぞ↓ 

www.green-alaska.com

  

キール

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【材料】

白ワイン 80ml

カシスリキュール 5ml

 

【作り方】

フルート型シャンパングラスに材料を注ぎ、ステアする。

 

ワインにカシスリキュールを加えると、風味に広がりが生まれます。

 

飲み残した白ワインを、おいしくいただく方法としても、いいですね。

 

POINT

白ワインを、

  • シャンパンに変えるとキールロワイヤル
  • 赤ワインに変えるとカーディナル

というカクテルになります。

 

カシススプモーニ

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【材料】

カシスリキュール 20ml

グレープフルーツジュース 45ml

トニックウォーター 適量

 

【作り方】

氷を詰めたグラスにカシスリキュール、グレープフルーツジュースを注ぎ、ステアする。

トニックウォーターで満たして、軽くステアする。

 

トニック+グレープフルーツの、定番の組み合わせ。

 

甘さをおさえて、サッパリとフルーティに楽しめます。

 

【参考】スプモーニのアレンジレシピ 

www.green-alaska.com

 

ポンピエ

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【材料】

ドライベルモット 60ml

カシスリキュール 15ml

炭酸水 適量

 

【作り方】

氷を詰めたグラスにベルモットとカシスリキュールを注ぎ、ステアする。

炭酸水で満たし、軽くステアする。

 

ポンピエ=フランス語で「消防士」。

 

手軽に作れて、上品な風味に仕上がるのがいいですね。

 

ブランデーカシス

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【材料】

ブランデー 30ml

カシスリキュール 10ml

レモンジュース 20ml

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

ブランデーの果実味を、ふくらませたような味わいの一杯。

 

想像よりも甘くなく、サッパリした飲み心地です。

 

【参考】カクテルベース向きのブランデー 

www.green-alaska.com

 

パリジャン

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【材料】

ジン 30ml

ドライベルモット 20ml

カシスリキュール 10ml

 

【作り方】

氷を入れたミキシンググラスに材料を注ぎ、ステアする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

パリジャン=「パリの男性」「パリっ子」。

 

ほどよいシャープさと甘さ。

エレガントな香りが、印象的です。

 

【参考】定番のジン4銘柄 

www.green-alaska.com

 

エルディアブロ

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【材料】

テキーラ 30ml

カシスリキュール 15ml

ライムジュース 10ml

ジンジャーエール 適量

 

【作り方】

氷を詰めたグラスにジンジャーエール以外の材料を注ぎ、ステアする。

ジンジャーエールで満たし、軽くステアする。

 

テキーラの風味とも、相性◯。

 

ライムの酸味で甘さもうまく切れていて、軽やかに飲むことができます。

 

フレンチマティーニ

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【材料】

ウォッカ 40ml

カシスリキュール 5ml

パイナップルジュース 35ml

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

カシスとパイナップルで、フルーティに仕上げたウォッカマティーニ。

 

アルコール感も適度。

余韻に香るカシスが、良きです。

 

【参考】ウォッカの味わい比較

www.green-alaska.com

  

クリムゾンメアリー

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【材料】

カシスリキュール 30ml

トマトジュース 45ml

オレンジジュース 45ml

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

氷を詰めたグラスに注ぐ。

 

漫画「まどろみバーメイド」6巻で登場したカクテルです。

監修は、「Bar石の華」石垣忍氏。

 

ありふれた材料の組み合わせからは想像できない、斬新な味わいです。

 

グラントリノ

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【材料】

バーボン(メーカーズマーク) 40ml

カシスリキュール 20ml

生クリーム(5分立て)15ml

エスプレッソパウダー 小さじ1/2

 

【作り方】

氷を入れたミキシンググラスにメーカーズマークとカシスリキュール注ぎ、ステアする。

氷を入れたグラスに注ぎ、生クリームをフロートする。

エスプレッソパウダーをふりかける。

 

「石の華」さん監修のレシピを、もうひとつ。

 

果実味とバーボンのコクを、生クリームで包み込んだカクテル。

フレーバードチョコのような味わいに、仕上がっています。

 

【参考】「メーカーズマーク」のレビュー 

www.green-alaska.com

  

ティアエスプレッソマティーニ

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【材料】

ティアマリア 40ml

カシスリキュール 10ml

アマレット 5ml

エスプレッソ 60ml

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぎ、コーヒー豆1粒を飾る。

 

コーヒーリキュール、「ティアマリア」を使った、エスプレッソマティーニ。

 

スタンダードなレシピとは違い、果実味を強調したレシピですね。

上品で、奥深い風味を楽しむことができます。

 

【参考】コーヒーリキュール「ティアマリア」のレビュー 

www.green-alaska.com

  

 

自宅用のカシスリキュールは「ルジェ」のミニボトルがおすすめ

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これまで、色々なカシスリキュールを使ってみての私なりの結論です。

 

  • 自宅で、無理なく消費できる量
  • どこでも買える
  • 値段が安価で、質も充分

 

200mlのボトルがあるという理由が、大きいですね。

 

正直、700mlとかのボトルを個人で消費しきるのって難しいと思います。

賞味期限の問題もあるので、早めに飲み切らないとですからね。

 

なるべく、少量で買うのが賢い選択肢かな?と私は思っています。

 

POINT

【カシスリキュールの保存方法】

開栓後は、必ず冷蔵で保存する。

 

ベリー系リキュールは風味の劣化が早く、常温保存は厳禁です。

 

【カシスリキュールの賞味期限】

私は、開栓後冷蔵保存で3ヶ月をひとつの目安にしています。

 

半年とか経つと、明らかに風味も色も劣化しますね…。

(というか、シンプルに腐敗する可能性もあり)

 

匂いや色に違和感を感じたら、飲まないことをおすすめします。

 

 

200mlなら、一人でも無理なく飲み切れますね。

ルジェのリキュールは、スーパーなどでも見かけるので、探してみてくださいね。

 

 

【関連記事】

 ・ハーブリキュール「カンパリ」の魅力と楽しみ方 

www.green-alaska.com

  

・フルーツリキュール「パッソア」のレビュー 

www.green-alaska.com

 

・「パルフェタムール」のカクテルとおすすめ銘柄 

www.green-alaska.com

 

麹のお酒「TUMUGI」の個人的評価とカクテルレシピ10種

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅で、カクテルを作っています。

珍しいお酒も、積極的に飲んでいます。

 

今回は、麹のスピリッツ「TUMUGI」のレビューとカクテルレシピを紹介します。

 


この記事を読むと、

  • TUMUGIの味わいと特徴
  • おいしい飲み方
  • 多彩なカクテルレシピ

を、学ぶことができます。

 

「麹の味がするお酒…そんなのカクテルに使えるの…?」

って思っちゃいますが、なかなか良かったです。

 

私なりの評価と、楽しみ方をシェアしていきます。

 

  

TUMUGIは今までにない"和"のスピリッツ

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TUMUGIの特色は、こちら。

 

  • 麹を使ったスピリッツ
  • 今までにない味わい
  • カクテルベースに幅広く使える

 

ジン、ウォッカ、ラム、テキーラに次ぐ、第5のスピリッツを目指して作られたお酒です。

 

日本酒のようでもありながら、スピリッツらしい風味の強さもあり。

そして、カクテルにすると個性的な風味に仕上がります。

 

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※カクテルにしても、しっかり厚みが出るのが特色のひとつ

 

今までにないジャンルのお酒だといえますね。
「いつものお酒もおいしいけど、ちょっと飽きてきたかも…」
という方に、すすめたい一本です。

 

 

TUMUGIの基本情報

 

TUMUGIについて、ざっくり見てみましょう。

 

【分類】スピリッツ

【製造国】日本

【メーカー】三和酒類

【原材料】大麦麹、かぼす、ミント、レモン、柚子、みかん

【アルコール度数】40%

【容量】750ml

【価格】約1900円(Amazon参考)

 

焼酎の「いいちこ」で知られる三和酒類からリリースされた、異色のスピリッツ。

 

値段も、お手頃ですね。

比較的、手を伸ばしやすいと思います。

 

 

TUMUGIの製法、特徴

 

  • 大麦麹100%のスピリッツ(本格麦焼酎)
  • 5つの国産ボタニカル原酒

 

この6種類の原酒を、ブレンドして作られています。

 

「要は、風味付けした焼酎…?」

と思ってしまうかもしれませんが、実際はその想像を超えた味わいなのがおもしろい。

 

詳しく、みていきましょう。

 

全麹造りのスピリッツ

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TUMUGIブランドサイトより画像引用 

 

ベースとなるスピリッツは、大麦麹100%の全麹造り。

 

蒸した大麦に麹菌を加え、大麦麹を作る

大麦と合わせ、麹と酵母によって発酵させる

常圧蒸留と減圧蒸留を組み合わせて蒸留

 

ざっくり書くと、このような工程ですね。

 

麹と大麦の風味のバランスを取りながら、焼酎原酒をつくりだします。

 

POINT

■常圧蒸留

85〜95℃で蒸留する。

原料の特性を生かした香りや味の原酒になる。

 

■減圧蒸留

真空状態にして沸点を下げ、45〜55℃で蒸留する。

ソフトでスッキリした香りや味の原酒になる。

 

麹造りも発酵も、経験やカンがものをいう世界。

まさに、職人技ですね。

 

この辺りは、三和酒類が持つ焼酎製造のノウハウが生かされていますね。

 

5つの国産ボタニカル原酒

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TUMUGIブランドサイトより画像引用 

 

TUMUGIの風味付けに使われる素材は、こちら。

 

  • かぼす
  • ミント
  • レモン
  • 柚子
  • みかん

※すべて国産。旬の時期に集めたものを使用

 

柑橘は、ピールの部分を冷凍で。

ミントは生の状態で、それぞれ原酒に漬け込みます。

 

そして、その原酒を別々に蒸留。

各素材の風味を引きだした、5種類のボタニカル原酒を作ります。

 

ブレンド

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TUMUGIブランドサイトより画像引用 

 

  • ベースとなる焼酎原酒
  • 5種類のボタニカル原酒

 

これで、計6種類の原酒ができましたね。

最後に、これらをバランスを取りながらブレンドします。

 

「季の美」「六 Roku」などの、ジャパニーズクラフトジンでも取り入れている手法ですね。

 

※さらに製法を細かく知りたい方は、TUMUGI公式ブランドサイトのページをどうぞ。

 

 

TUMUGIの受賞歴

  •  International Spirits Challenge(ISC)

【Other White Spirits 部門】

2019 - 銀賞Silver

2020 - 最高金賞「Double Gold」

 

  • San francisco World Spirits Competition(SFWSC)

【Other White Spirits 部門】

2019 - 銀賞Silver

2020 - 最高金賞「Double Gold」

 

TUMUGIは、プロのバーテンダーの間でも賛否両論なお酒だと聞いたことがあります。

 

が、世界的には一定以上の評価を得ているみたいですね。

  

 

TUMUGIのテイスティングレビュー

常温ストレートで飲んでみます。

 

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おお、これは新感覚の味わいですね。

 

まず、口に含んで驚くのが、そのライトさ。

非常にクリアーな口当たりです。

 

まるで、澄んだ水のようなクリアーさ。
ストレートでも優しい口当たりで、スルッと飲めちゃいますね。

 

そしてじわーっと、麹と柑橘の香味がひろがります。

 

日本酒でいう「吟醸香」に近いかもですね。

ただ、ミントや柑橘のさわやかさがあり、目新しさも感じます。

 

※吟醸香=大吟醸などの日本酒で感じる、フルーティな香り

 

余韻はとても長く、心地よいフルーティさが持続。

この辺りは、スピリッツっぽい特色です。

 

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少しだけ、加水をしてみましょう。

 

おお、すごいですね。

一気に、香りと甘みがひろがりました。

 

まるでウイスキーのような、スピリッツ独特の変化ですね。

なるほど、これはカクテルにいい影響を与えてくれそうです。

 

初めて飲んだときは、日本酒や焼酎っぽく感じる方も多いと思います。
ですが、実際にいろいろ試してみると、性質の違いを感じますね。

 

 

TUMUGIおすすめの飲み方は「ソニックスタイル」

まずおすすめしたいのは、ソニックスタイルと呼ばれる飲み方。

 

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トニックウォーターと炭酸水で割るレシピです。

 

トニックだけだと、ちょっと甘すぎかな…?

という感じなので、炭酸水で伸ばし、軽やかに仕上げます。

 

■ソニックスタイルのレシピ例

【材料】

TUMUGI 40ml

トニックウォーター 約60ml

炭酸水 60ml

※分量はお好みで変えてOK

 

【作り方】

氷を詰めたグラスにTUMUGIを注ぎ、ステアする。

トニックウォーターと炭酸水で満たし、軽くステアする。

 

香りしっかりで、割り負けしてないですね。

いやー、これはうまい…。

 

ここに柑橘を加えて、アレンジするのもおすすめ。
みかん、すだち、柚子など、色々な味わいを楽しめます。

 

TUMUGIブランドサイトにレシピ例があるので、そちらも参考にどうぞ。

 

 

TUMUGI専用の割り材「ドライソニック」

そして、さらにお手軽にソニックスタイルを楽しみたい方にはこちら。

専用の割り材が、あります。

 

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TUMUGIのメーカーである、三和酒類製の「ドライソニック」

 

TUMUGIのフレーバーを、最大限に引き出すように作られているそうです。

 

■ドライソニックを使ったレシピ例

【材料】

TUMUGI 40ml

ドライソニック 120ml

 

【作り方】

氷を詰めたグラスにTUMUGIを注ぎ、ステアする。

トニックウォーターと炭酸水で満たし、軽くステアする。

 

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超お手軽で、しかもおいしい。

 

TUMUGIと一緒にそろえておくと、さらに家飲みが楽しくなって良きです。

 

 

 

TUMUGIのおいしい飲み方、カクテルレシピ

その他、色々な飲み方をためしてみました。

 

レシピとともに、紹介します。

楽しむ際の参考に、ぜひどうぞ。

 

カクテル道具の選び方などは、こちらを参考にどうぞ↓ 

www.green-alaska.com

  

TUMUGIのソーダ割り

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【材料】

TUMUGI 40ml

炭酸水 約120ml

レモン(柚子などの柑橘でも可) 1/6個

 

【作り方】

氷を詰めたグラスにTUMUGIを注ぎ、レモンをしぼり、ステアする。

炭酸水で満たし、軽くステアする。

先ほどしぼったレモンの果肉を添える。

 

シンプルに、ソーダで割るカクテル。

 

軽やかながら、香りと飲みごたえ充分。

お好みの柑橘を添えて、どうぞ。

 

TUMUGIの水割り

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【材料】

TUMUGI 30ml

ミネラルウォーター 30ml

 

【作り方】

氷を詰めたグラスに材料を注ぎ、ステアする。

 

水割りでも、おいしいですね。

 

TUMUGIの香りと甘さを、じっくりと楽しめて良いです。

 

TUMUGIスプモーニ

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【材料】

TUMUGI 30ml

グレープフルーツジュース 45ml

トニックウォーター 適量

 

【作り方】

氷を入れたグラスにTUMUGIとグレープフルーツジュースを注ぎ、ステアする。

トニックウォーターで満たし、軽くステアする。

 

カクテル定番の組み合わせを、TUMUGIで。

 

みずみずしい味わいで、柑橘との相性の良さを実感できます。

 

【参考】スプモーニのアレンジレシピ 

www.green-alaska.com

  

麹ギムレット

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【材料】

TUMUGI 45ml

ライムジュース 15ml

シュガーシロップ 1tsp

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

TUMUGIを使った、ギムレットのアレンジ。

 

果実香がひきたち、厚みのある味わいとなります。

ライムとも、相性良しですね。

 

TUMUGIモヒート

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【材料】

TUMUGI 40ml

シュガーシロップ 1tsp

ライム 1/4個

ミントの葉 10枚程度

炭酸水 適量

クラッシュドアイス

 

【作り方】

グラスに細かく切ったライムとシロップを入れて、マドルする。

ミントの葉、クラッシュドアイス、TUMUGIを入れ、上下によくステアする。

炭酸水で満たして、軽くステアし、ミントの枝を飾る。

 

ミントと合わせても、おいしいですね。

 

TUMUGIの甘さがじんわり広がる、新感覚のモヒートです。

 

【参考】おいしいモヒートの作り方 

www.green-alaska.com

  

TUMUGI no SAKURA

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【材料】

TUMUGI 30ml

モナン桜シロップ(今回は桜リキュールを使用) 15ml

レモンジュース 15ml

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

桜と合わせた、華やかな味わいの一杯。

 

桜餅のようなニュアンスもあり、おもしろい。

さっぱりとした味わいにまとまっています。

 

KOJI 1st

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【材料】

TUMUGI 40ml

ホワイトキュラソー 30ml

レモンジュース 2tsp

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

ジンカクテル「ホワイトレディ」のアレンジ。

 

こちらのレシピだと、甘さもあり、ふくよかな仕上がりです。

 

TUMUGI柚子ホワイトレディ

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【材料】

TUMUGI 30ml

柚子リキュール 15ml

レモンジュース 15ml

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

思いつきですが、柚子リキュールと合わせてみました。

 

TUMUGIだと、ふくよかな感じに仕上がりますね。

柑橘の爽やかさも、心地よいです。

 

【参考】「奏 Kanade」柚子リキュールのレビュー 

www.green-alaska.com

  

TUMUGIラストワード

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【材料】

TUMUGI 30ml

シャルトリューズ ヴェール 15ml

マラスキーノリキュール 15ml

ライムジュース 20ml

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

TUMUGI公式サイトのカクテルを、自分なりの分量で作ってみました。

 

ふくよかで、柔らかな口当たりに仕上がっています。

ハーブ系リキュールとも、違和感なく合わせることができますね。

 

【参考】ハーブリキュール「シャルトリューズ」のレビュー 

www.green-alaska.com

  

  

TUMUGIのフードペアリング

ジンやウォッカにない、TUMUGIの良さ。

それは、食事に合うという点ですね。

 

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こんな感じで、違和感なく合わせることもできます。

特に、魚介系や和食と相性◯です。

 

この辺りは、麹スピリッツの強みと言えそうです。

 

POINT
  • ソニックスタイル
  • 水割り
  • ソーダ割り

などの、シンプルな飲み方がよく合います。

好きな料理に合わせる楽しみが、増えますね。

 

 

TUMUGIのまとめ

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最後に、ざっくりまとめます。

 

【TUMUGIのまとめ】

  • 麹とボタニカルのスピリッツ
  • 日本酒や焼酎に近い風味がある
  • とはいえ、それとは違った性質がある
  • カクテルベースに◯
  • 気軽に楽しむならソニックスタイル
  • 値段はお手頃
  • 評価は人によるが、品評会受賞実績あり

 

けっして、万人好みのお酒ではないとは思います。

ですが、新たな味わいを求める方には、格好の素材ですね。

 

あなたも、ここまでしっかり読んでくれたということは、好奇心旺盛な方なはず。

となると、気に入る可能性が高いかもですね。

 

 

ちなみに、TUMUGIには

  • TUMUGI BUNTAN
  • TUMUGI NEW OAK CASK STORAGE

という、バリエーションもあります。

 

そちらも気になった方は、チェックしてみてください。

 

 

 

【関連記事】

・お米のウォッカ「白 Haku」のレビュー 

www.green-alaska.com

  

・和素材のジン「六 Roku」のレビュー 

www.green-alaska.com

  

・和柑橘のジン「桜尾ジンオリジナル」のレビュー 

www.green-alaska.com

  

【自宅で簡単】おいしいモヒートの作り方【2タイプのレシピがある】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅で、カクテルを作っています。

ラムのカクテルは大好きで、よく作ります。

 

今回は、「自宅でできるモヒートのおいしい作り方」の紹介です。

 

 

この記事を読むと、

  • 代表的な2つのモヒートレシピ
  • おいしく作るポイント
  • 材料の選び方

を、学ぶことができます。

 

おいしい作り方を覚えて、自宅でもバークオリティの一杯を楽しみましょう。

 

  

モヒートの作り方は2タイプある

モヒートには、大きく分けて2タイプのレシピがあります。

 

■カリビアンスタイルのモヒート

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  • ソーダで割る、カジュアルなレシピ
  • ロックアイスを使う
  • アルコール度数は、ややひかえめ
  • ゴクゴク飲める

 

■ジュレップスタイルのモヒート

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  • 味わいの濃い、本格派レシピ
  • 細かいクラッシュアイスを使う
  • アルコール度数は、やや高め
  • じっくりと楽しめる

 

どちらのレシピにも、違った良さがありますね。

 

それぞれ、スタンダードな作り方を解説します。

 

 

カリビアンスタイルモヒートの作り方

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カリビアンスタイルは、気軽さが魅力のモヒート。

楽しみながら、作っていきましょう。

 

【材料】

  • ホワイトラム 45ml
  • シュガーシロップ 10ml (砂糖小さじ2でもOK)
  • ライムジュース 10ml
  • ミントの葉 10〜15枚
  • 炭酸水 適量
  • ロックアイス

 

【用意する道具】

  • グラス
  • マドラー(バースプーンがあればベスト)
  • ペストル(麺棒などでもOK)

 

【作り方】

  1. グラスにシロップ、ミント、ライムジュースを入れ、マドルする。
  2. ロックアイスをグラスに入れ、ラムを注いでステアする。
  3. 炭酸水でグラスを満たし、軽くステアする。
  4. ミントの枝、ストローを添える。

 

少し、難しそうに感じるかもですが大丈夫。
順番に見ていきましょう。

 

グラスにミント、シロップ、ライムジュースを入れる

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まず、この材料3つを合わせます。

 

ライムの果肉を入れるレシピもありますが、今回は、しぼった果汁だけを使います。
このあたりはお好みですね。

 

POINT

果汁のみ→クリアーな味わいに

果肉入り→ライムの香りが引き立ちますが、雑味も少し出る

 

マドルする

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ミントを、軽く押すようにマドルします

※マドル=ペストル、すりこぎなどを使って材料をつぶすこと

 

この工程で、香りを引き出します。
すり潰すようにすると、エグみが出てしまうので注意です。

 

ロックアイスとラムを注ぎ、混ぜる

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ここで各材料を冷やし、馴染ませます。

 

ここでしっかり冷やさないと、仕上がりがぬるくなってしまいます。
グラスが曇るくらいまで、混ぜてください。

 

炭酸水で満たし、軽くステアする

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ここでのポイントは、3つ。

 

POINT

■よく冷やした開けたての炭酸水を使う

冷えていないと、氷が溶けて水っぽくなります。

 

■氷に当てないように注ぐ

氷に当たると温度差で炭酸が抜けますし、上手く混ざりません。

 

■ステアは氷を持ち上げるように

底の液体は比重が重く、なかなか混ざらないため、このようなやり方が有効です。

 

味わいに、大きく影響する工程。
この3つは個人的にはマストです。

 

ミントの枝を飾る

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見た目もよくなりますし、飲むときの香りがよくなります。

 

POINT
  • ミントの葉の裏側を、軽く擦る
  • ミントを手のひらに乗せて、ポンっと叩く

 

といったやり方で、軽く刺激を与えると香りが引き出せます。

 

完成

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ミントがさわやかに香る、おいしいモヒートの完成です。

 

この清涼感がたまりません。
炭酸も効いていて、ゴクゴク飲めちゃいますね。

 

 

ジュレップスタイルモヒートの作り方

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ジュレップスタイルは、本格的なバーでよくみるタイプ。

せっかくですから、ちょっとこだわって作ってみましょう。

 

【材料】

  • ホワイトラム 45ml
  • シュガーシロップ 10ml(砂糖小さじ2でもOK)
  • ライム 1/2個(1cm角にカットする)
  • ミントの葉 10〜15枚
  • 炭酸水 10〜30ml
  • クラッシュドアイス

 

【用意する道具】

  • グラス
  • マドラー(バースプーンがあればベスト)
  • ペストル(麺棒などでもOK)
  • ストロー

 

【作り方】

  1. グラスにライム、シロップを入れ、ペストルで軽くマドルする。
  2. ミント、クラッシュドアイス、ラムの順にグラスに入れる。
  3. 氷を足しながら、上下に擦るように充分にステアする。
  4. 少量の炭酸水を加え、軽くステアする。
  5. ミントの枝、ストローを添える。

 

材料は大体同じですが、細かい違いがありますね。
こちらも、作り方を見ていきましょう。

 

グラスにライムとシロップを入れてマドル

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このレシピでは、ライムをつぶして作ります。

 

皮から香りを引き出すイメージで、優しくマドルしてください。

 

POINT

つぶしすぎると、ライムから雑味が出るので注意です。

 

ミント、クラッシュドアイス、ラムの順に入れる

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このあと混ぜていくので、混ざりやすくなる順番で材料を入れます。

 

上下に擦るように充分にステア

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氷とミントを擦り合わせて、香りを引き出すイメージ。

 

氷が溶けてきたら足しながら、約1分ほど混ぜます。

 

経験上、わりとガシガシと時間をかけてステアした方が、おいしく仕上がります。

 

少量の炭酸水を加える

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炭酸を加えるというよりは、少しだけ味を伸ばすイメージです。

 

混ぜて全体をなじませた後、氷もグラスのてっぺんまで足します。

 

ミント、ストローを添える

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こちらでは、ストロー2本も添えます。

 

クラッシュドアイスのカクテルは、グラスに口をつけて飲むのが難しいからです。

 

なぜ2本なのか…?
というと、これはストローにミントやクラッシュドアイスが詰まった時の予備です。
とはいえ、最初から2本使ってもいいですし、自由です。

 

完成

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キリッと冷えた、本格モヒートの完成です。

 

こちらは、味わいも香りも濃い感じ。
氷を溶かしながら、ゆっくり楽しめるのがいいですね。

 

 

モヒートの材料の選び方

ではここからは、あなた好みの味わいに仕上げるための材料の選び方です。

 

ラムの選び方

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ベースのラムが変わると、モヒートの味わいもガラリと変わります。

 

家で作るなら、定番はこの2つですね。

 

  • バカルディスペリオール

 

  • ハバナクラブ 3年

 

バカルディは、クリアな味わい。
ハバナクラブは、ちょっとクセのある本格的な味わいになりますね。

 

詳しくは、こちらの記事で解説しています。

 

【参考】カクテルベースにおすすめのホワイトラム  

www.green-alaska.com

  

POINT

この他、ゴールドラムやダークラムをベースに使ってもOKです。

 

好みに合わせて、自由に選んでみましょう。

 

 

ミントの選び方

スタンダードなのはスペアミントですね。

 

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モヒートには、

  • ミントのさわやかな風味がほしい
  • スースーした感じはあまりいらない

ということで、メントール成分の少なく、香り高いスペアミントがよく使われます。

 

私はペパーミントで作ったこともありますが、ちょいスパイシーすぎかな?と思いました。

 

その他だと、「イエルバブエナ」というミントを使うのも人気ですね。

 

モヒートの本番、キューバで使われるミントです。

最近では、ネットで苗を買うこともできるようになりました。

 

【参考】イエルバブエナを使ってモヒートを作ってみました 

www.green-alaska.com

  

ミントは、プランターとかで育てちゃうのもいいですね。

 

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私も自宅で育てています。

2週間で2倍くらいに増えて、ビビります。

 

 

シュガーの選び方

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砂糖でも、ブラウンシュガーでも、シロップでも好きなものを使ってOKです。

 

■砂糖

  • ほどよいボリューム感が出る

 

■グラニュー糖

  • スッキリした甘みになる

 

■ブラウンシュガー

  • コク深い味わいになる

 

■シュガーシロップ

  • 溶け残りの心配がない
  • スッキリした甘みになる

 

それぞれ味わいが変わるので、色々試してみてください。

 

 

クラッシュドアイスの作り方

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自宅でモヒートを作るときにちょっと悩むのが、クラッシュドアイスの作り方。

 

ということで参考までに、私なりの作り方を別記事にまとめました。

 

【参考】クラッシュドアイスの作り方 

www.green-alaska.com

 

内容を書いちゃうと、「手動のアイスクラッシャーがおすすめ」です。

 

メリット、デメリット、他の作り方との比較を書いています。
「作り方がよく分からない…」という方は、チェックしてみてください。

 

 

モヒートは「自由さ」が魅力。色々な作り方を楽しもう

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それでは、最後に

「モヒートはどう楽しむのがベストなのか?」

という話を書いて終わりにします。

 

 

私が考えるモヒートの魅力は、その「自由さ」です。

 

今回、紹介したレシピも、ほんの一例。

自分好みに、カスタムしていってくれたら嬉しいですね。

 

ベストなのは、「あなたがおいしいと感じたレシピ」
気軽に、どんどん作ってみてください。

 

 

【今回の参考書籍】

・銀座スタア・バー 岸久のモヒート50glasses

 

【関連記事】

・モヒートのアレンジレシピ 

www.green-alaska.com

  

・ラムベースのスタンダードカクテルレシピ 

www.green-alaska.com

  

・ジンベースのスタンダードカクテルレシピ 

www.green-alaska.com

  

「グレンモーレンジィオリジナル」の個人的評価とおいしい飲み方

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

ウイスキーが好きで、よく飲んでいます。

飲み方もストレートからカクテルまで、色々試してます。

 

今回は、「グレンモーレンジィオリジナル」のレビューです。

 

 

この記事は、

  • グレンモーレンジィの特徴
  • 色々な飲み方で飲んでみての評価
  • 少し変わった飲み方の提案

といった内容で、お届けします。

 

"完璧すぎるウイスキー" なんて呼ばれることもある、このグレンモーレンジィ。

 

私なりの評価と、楽しみ方をシェアしていきたいと思います。

 

  

グレンモーレンジィは「おどろくほどフルーティなウイスキー」

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グレンモーレンジィの特色が、こちら。

 

  • フルーティ、かつ多彩なアロマ
  • ライトで親しみやすい味わい

 

信じられないほど、フルーティ。

これが、グレンモーレンジィの1番の特色でしょう。

 

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※グレンモーレンジィのハイボール。飲みやすく、初めて飲むウイスキーとしても最適ですね。

 

キャッチーながら、奥深い風味も兼ね備えています。
ウイスキービギナーから愛好家まで、幅広い支持を受けている一本ですね。

 

 

グレンモーレンジィオリジナルの基本情報

 

グレンモーレンジィオリジナルについて、ざっくり見てみましょう。

 

【分類】シングルモルトウイスキー

【製造国】スコットランド

【製造地域】ハイランド

【原材料】大麦

【樽熟成年数】10年

【アルコール度数】40%

【容量】700ml

【価格】約4500円(Amazon参考)

 

さまざまな味わいのウイスキーが作られる、「ハイランド地方」のモルト。

 

現地スコットランドで、1番飲まれているシングルモルトとしても知られています。

 

以下、公式のテイスティングノートです。

 

■香り

暖炉の炎に照らされているように、表情豊かな陰影が現れる。

エスプレッソ、フレッシュミントティー、ココアをまぶしたチョコレートタルトのアロマが幾層にも重なる。

続いてプラムのプディング、砂糖漬けのオレンジピール、シナモンやジンジャー、バタースカッチの温かい香りが立ち昇り、最後にチョコレートがけのドライフルーツ、デーツ、チェリーが現れる。

 

■味わい

とろけるような甘さと、絹のようななめらかさ。

はじけるようなスパイスとモカの苦味の対比が素晴らしい。

アプリコットの焼き菓子やオレンジピールの官能的な味わい。

加水するとシナモンとコーヒービーンズ、くるみオイル、そしてビスケットのような麦芽の風味に包まれる。

 

■余韻

春風のように爽やかなミントやレモンの余韻。

グレンモーレンジィブランドサイトより

 

 

グレンモーレンジィの製法

他のウイスキーとくらべてみると、個性的な作り方をしていることが分かります。

 

それが、こちら。

 

  • スコットランドで1番長い蒸留器
  • デザイナーカスクと呼ばれる専用の樽
  • 硬度190の硬水を使用

 

スコットランドで1番長い蒸留器

まず、蒸留に使うスチルポット。

これがスコットランドにある蒸留所の中で、1番背が高い。

 

その長さは、なんと5.14メートル。

大人のキリンと同じ高さだ、なんて言われていますね。

 

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実際に使われている蒸留器と大人のキリン - グレンモーレンジィブランドサイトより

 

これは、ただ単に長いだけ…というわけではなく、ウイスキーの味わいにも関係あり。
蒸気の接触面が広くなることで、余分な雑味が削ぎ落とされ、ピュアな酒質となります。

 

グレンモーレンジィのための樽「デザイナーカスク」

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グレンモーレンジィブランドサイトより 

 

グレンモーレンジィには、「デザイナーカスク」と呼ばれる樽が使われています。

 

ホワイトオークの選定から運用まで、徹底的に管理されたグレンモーレンジィ専用の樽です。

 

この樽が、豊かな柑橘やハチミツ、バニラの香りを生み出すと言われています。

 

グレンモーレンジィは「樽のパイオニア」としても知られていますね。
マディラワイン、貴腐ワインなどのやや珍しい樽を追加熟成に積極的に取り入れています。
まさに、新たな味わいを生み出す「先駆者」です。

 

硬度190の硬水を使用

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グレンモーレンジィブランドサイトより

 

通常、スコッチウイスキーの製造に使われるのは軟水ですが…

グレンモーレンジィは、なんと硬水を使用しています。

 

硬度は190mg/ℓ。

これは、日本の基準だと "中硬水" に分類されます。

 

身近なところでいうと、ミネラルウォーターの「エビアン」より少し低めくらいですね。
※エビアンの硬度は304mg/ℓ

 

使うのは、グレンモーレンジィ蒸留所の敷地内にある「ターロギーの泉」の水。

 

この水の選定が、深みのある味わいを生み出しているとも言われています。

 

 

グレンモーレンジィを色々な飲み方で飲んで評価

それでは、今回改めて実飲した感想です。

 

ストレート ◎

ロック ◯

ハイボール ◎

水割り ◯

トワイスアップ △

※あくまでも個人的な評価です

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

ストレート

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口に含んだ瞬間に、フルーティさが爆発。

初めて飲んだら、わりとびっくりするはず。

 

オレンジ、桃、それを追ってバニラや蜂蜜、温かなスパイス。

 

後口には、ほろ苦さも感じますね。

余韻が心地よく、非常に高いバランス感をもっています。

 

ストレートでも、軽やかに楽しめますね。
次々と変化する表情が、たのしい。

 

ロック

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氷で冷えても、フルーティなニュアンスは健在。

 

ただ、余韻に感じていたビターさが、やや強く感じますね。

氷が溶け進むと、樽のウッディさも目立ってきます。

 

やや無骨なニュアンスが出てきます。
甘さを抑えたい方に。

 

ハイボール

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自宅で飲むなら、個人的にはコレが1番おすすめ。

 

フルーティさが、さらに強調。

鮮やかに、はなやかに香りが広がります。

 

飲むのを止めようと思っても止まらないヤツ。
だれか止めてください(?)

 

POINT

オレンジのピールで香り付けをするアレンジも良いです。

 

メーカーも推奨していますし、バーでも定番のアレンジですね。

 

ハイボールをおいしく作る方法は、こちらの記事にて↓ 

www.green-alaska.com

 

オレンジピールのアレンジのやり方は、こちらを参考に↓ 

www.green-alaska.com

  

水割り

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繊細な甘さと、ビターな余韻を楽しめます。

軽やかですが、ものたりなさは感じませんね。

 

香りは、ややひかえめな印象。

そこだけはやや惜しいかな…という感想です。

 

ウッディな風味や、ビター感が表に出てきます。
ニュアンスが変わるので、このあたりは好みが出そうです。

 

トワイスアップ 

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スパイシーなニュアンスが強くなります。

 

ビターさも強めに出るので、そちらが好きな方にはいいかもしれません。

 

個人的には、グレンモーレンジィに求めているフレーバーが感じづらいので、あまりやらない飲み方ではあります。

 

 

グレンモーレンジィで作るカクテル

すこし意外な楽しみ方かもですが、かなりオススメ。

 

グレンモーレンジィは、「カクテルに使いやすい数少ないシングルモルト」の中のひとつ。
多彩なフレーバーが、色々な材料とうまくマッチしてくれます。

 

家飲みのバリエーションを増やすのに、カクテルはうってつけ。

 

簡単なレシピを紹介するので、参考にどうぞ。

 

ジンジャーレモンバック

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【材料】

グレンモーレンジィ 45ml

アンゴスチュラビターズ 2dash

ジンジャーエール 80ml

レモンピール

 

【作り方】

グラスにグレンモーレンジィとビターズを入れ、軽く混ぜる。

氷を詰めて、よく混ぜて冷やす。

ジンジャーエールを注ぎ、軽く混ぜる。

レモンの皮をしぼり、そのままグラスに落とす。

 

ジンジャーエールで割ることで、爽快な風味に。

 

さわやかなだけじゃなく、風味には奥深さもあります。

 

オールドファッションド

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【材料】

グレンモーレンジィ 45ml

アンゴスチュラビターズ 1dash

角砂糖 1個

カットオレンジ

 

【作り方】

グラスに角砂糖とビターズを入れ、スプーンなどで軽く砕く。

氷とグレンモーレンジィを入れ、軽く混ぜる。

カットオレンジを添える。

 

世界で大人気のカクテルを、グレンモーレンジィベースで。

 

副材料が加わることで、グレンモーレンジィの風味も拡がりをみせます。

 

POINT

角砂糖は、普通の砂糖スプーン1杯やシュガーシロップ5mlなどで代用してもOKです。

 

イチゴのオールドファッションド

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【材料】

グレンモーレンジィ 45ml

シュガーシロップ 5ml

ビターズ 1dash

イチゴ 3個

 

【作り方】

グラスにグレンモーレンジィ以外の材料を入れ、スプーンなどでイチゴを軽くつぶす。

氷とグレンモーレンジィを入れ、混ぜる。

 

イチゴと合わせた、特別感のある一杯。

 

フルーティかつ、奥深い風味を楽しめます。

本格的ながら、自宅でも簡単に作れるのが◯です。

 

サイレントサード

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【材料】

グレンモーレンジィ 30ml

ホワイトキュラソー 15ml

レモンジュース 15ml

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

密かなファンの多いカクテル。

 

グレンモーレンジィをベースにすると、軽やかでびっくりするほどフルーティです。

 

ホットウイスキートディー

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【材料】

グレンモーレンジィ 45ml

砂糖 1tsp

熱湯 適量

スライスレモン

シナモン

クローブ

 

【作り方】

耐熱グラスにグレンモーレンジィ、砂糖、熱湯を入れ、軽く混ぜる。

レモンとスパイスを浮かべる。

 

特に、寒い時期においしい飲み方。

 

オレンジのフルーティさが際立ちます。

思わず、頬がゆるむような味わいですね。

 

このほかにも、色々なウイスキーカクテルのレシピがあります。
遊び心をもって、ためしてみてください。

 

【参考】ウイスキーベースのカクテルレシピまとめ 

www.green-alaska.com

  

 

グレンモーレンジィのまとめ

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最後に、ざっくりまとめます。

 

【グレンモーレンジィのまとめ】

  • スコットランドのウイスキー
  • 軽やかで、フルーティな味わい
  • ビギナーから愛好者まで幅広い人気
  • 現地では1番飲まれているシングルモルト
  • 自宅飲みならハイボールがおすすめ
  • カクテルベースにも◯

 

"完璧すぎるウイスキー" の名は伊達じゃないですね。

 

味わいはハイバランス、楽しみ方も多彩、幅広い層に人気。

とても優秀なモルトです。

 

自宅にストックしておくには、ピッタリの一本。

気になった方はぜひどうぞ。

 

 

ちなみに、容量350mlのハーフボトルもあります。

 

「飲み残しちゃわないか、心配だな」と思う方は、こちらがいいかもですね。

(私も今回は、こっちを買いました)

 

 

グレンモーレンジィのような「フルーティなウイスキー」を他にも飲んでみたい!
という方は、ウイスキー専門ブログ「Yaffee's whisky blog」さんのおすすめ銘柄紹介記事↓もぜひどうぞ。

 

・果物のような香りが楽しめる、フルーティなウイスキー9選 - Yaffee's whisky blog

 

 

【関連記事】

・「ジョニーウォーカーブラック」のレビューと楽しみ方 

www.green-alaska.com

  

・「メーカーズマーク」のレビューと楽しみ方 

www.green-alaska.com

  

・「ウッドフォードリザーブ」のレビューと楽しみ方 

www.green-alaska.com

  

ハイボールのアレンジ提案4つ【バーで人気のテクニック】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

ハイボールが好きでよく飲んでいます。

作り方には、少しこだわっています。

 

今回は、「ハイボールの味をさらに高める、アレンジの提案」です。

 


この記事を読むと、

  • ハイボールの定番アレンジ方法
  • それに合うウイスキーの銘柄

を、学ぶことができます。

 

「アレコレ手を加えるのは邪道!」という考えの方もいるかもですが…

 

事実として、ハイボールのアレンジレシピは、バーでも高い人気があります。

 

そんな人気のアレンジを、自宅でも楽しんでみましょう。

 

  

ハイボールの味を高めるアレンジ4つ

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アレンジといっても、手間がかかるわけではありません。

超簡単です。

 

  • レモンピールをする
  • オレンジピールをする
  • 黒胡椒をふりかける
  • ウイスキーを冷凍して作る

 

順番に、くわしく見てみましょう。

  

ハイボールアレンジ① レモンピールをする

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「ウイスキーの癖のある味に、まだ慣れない」

「さわやかに楽しみたい」

 

そんなあなたには、レモンの皮を使ったアレンジを。

 

レモンの香りを加えることで、

  • 軽やかな味になる
  • フレッシュさが出る
  • ウイスキーのクセもやや感じづらくなる

といった、変化が生まれます。

 

皮だけを使うことで、酸味を加えずに香りだけをまとわせます。
これなら、ウイスキーの味わいを邪魔しません。

 

レモンピールのやり方

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  1. レモンの皮をペティナイフなどで、薄く削いで、短冊型に形を整える
  2. ウイスキーを炭酸水で割り、ハイボールを作る
  3. 皮の両端をもち、グラスのナナメ45°上からひねるようにしてしぼる

 

仕上げに、ふりかけるだけ。

簡単ですね。

 

POINT

なぜ、ナナメ上からしぼるかというと、香り成分だけをグラスに移したいから。

 

  • 香り成分…ナナメ下に落ちていく
  • 苦味成分…真下に落ちていく

という性質があるので、このようなやり方をします。

 

ちなみに、しぼった後の皮はグラスに落としてもOKです。

 

レモンピールのハイボールに合うウイスキー

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さわやかな香味があるウイスキー、または軽さを出したいときに。

フレッシュさが、際立ちます。

 

 

ハイボールアレンジ② オレンジピールをする

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「甘い香りのハイボールが好き」

「フルーティなハイボールを飲んでみたい」

 

そんなあなたには、オレンジの皮での香り付けを。

 

こちらは、

  • ウイスキーの甘さが引きたつ
  • 柔らかなフレッシュさが出る

といった良さがありますね。

 

レモンとは違い、ウイスキーのコクや甘さが活きてきます。

 

オレンジピールのやり方

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  1. オレンジの皮をペティナイフなどで、薄く削いで短冊型に形を整える
  2. ウイスキーを炭酸水で割り、ハイボールを作る
  3. 皮の両端をもち、グラスのナナメ45°上からひねるようにしてしぼる

 

手順はレモンピールと同じ。

こちらも、簡単ですね。

 

オレンジピールのハイボールに合うウイスキー

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香りに甘さがあるウイスキーと合いやすいですね。

 

特に、バーボンやバーボン樽熟成のものとは好相性。

ハチミツやキャラメルのようなフレーバーと、オレンジがよくマッチします。

 

 

ハイボールアレンジ③ 黒胡椒をふりかける

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「刺激的なハイボールが飲みたい」

「クセの強いウイスキーが大好き」 

 

そんなあなたは、ぜひ黒胡椒のトッピングをためしてみてください。

 

  • スパイシーに仕上がる
  • スモーキーフレーバーが引き立つ

ということで、こちらも面白い味になります。

 

男らしい、刺激的な味わい。
バーでも非常に人気があります。

 

黒胡椒ハイボールの作り方

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  1. ウイスキーを炭酸水で割り、ハイボールを作る
  2. 挽きたての黒胡椒をグラスにふりかける

 

こちらも、仕上げにふりかけます。

 

挽きたての黒胡椒を使う、というのがポイント。

香りが段違いなので、ぜひペッパーミルを用意してください。

 

黒胡椒のハイボールに合うウイスキー

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スモーキーフレーバーと相性○。

特にタリスカーは激ウマで、定番化してますね。

 

個人的には、ピートと果実味をあわせ持つウイスキーでやるのが好きです。

ラフロイグとか、最高ですね。

 

 

ハイボールアレンジ④ ウイスキーを冷凍して作る

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「キンキンに冷えたハイボールが飲みたい」

「氷で薄まらないハイボールがあったら…」

 

そんなあなたには、こちら。

「神戸ハイボール」と呼ばれるスタイルです。

 

ウイスキーを冷凍して、氷なしで作ります。

 

  • 突き抜けるような冷たさ
  • アルコールの刺激ひかえめで飲みやすい

わりと変化があり、びっくりする味わいです。

 

口当たりがいいので、ゴクゴク飲んじゃって酔いやすい(笑)
そこだけは注意ですね。

  

冷凍ハイボールの作り方

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【材料】

ウイスキー(冷凍) 60ml

ウィルキンソン タンサン 190ml(1本)

 

【作り方】

よく冷やしたグラスに、ウイスキーを注ぐ。

炭酸水のビンを垂直にして、一気に注ぐ。

 

色々な作り方がありますが、有名なレシピがこちらですね。

 

勢いをつけて注ぐのが、ポイントです。

 

冷凍ハイボールに合うウイスキー

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この辺りが定番、かつおいしいです。

 

冷凍すると、エグ味が出てくるウイスキーもあるので、少し注意。

まずは、ためしてみましょう。

 

 

ハイボールの基本の作り方も確認しよう

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みなさんは、ハイボールの作り方の基本はしっかり押さえていますか?

 

美味しいハイボールには、「ロジック」があります。
そこを理解しないと、いくらアレンジをしてもイマイチだと感じるはず。

 

ということで、改めて確認してみましょう。

 

・美味しいハイボールの作り方【守るべきポイントは5つ】 

www.green-alaska.com

  

ここであげた5つは、プロなら必ず守っているポイントです。

今一度、チェックしてみてください。

  

 

ウイスキーカクテルにも挑戦してみませんか?

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「ハイボールのアレンジって楽しい!もっと色々手をかけてみたい!」

 

そう感じた方なら、ウイスキーのカクテルに挑戦するのもいいかもですね。

 

料理感覚で、ウイスキーの新たな味の扉を開く。

 

この掘り下げは、なかなかに楽しいです。

 

・ウイスキーの定番カクテルレシピ 

www.green-alaska.com

  

ハイボールが好きな方なら、まずは

  • インペリアルフィズ
  • ウイスキーバック
  • カリフォルニアレモネード
  • クロンダイククーラー
  • マミーテイラー

あたりを、作ってみてください。

 

どれも炭酸が入るレシピで、自然になじめると思います。

 

上にあげた5つのカクテルの中には、シェーカーを使うものもあります。
ですが個人的には、とりあえずお試しでビルドで作ってみるのもアリだと思います。

※ビルド=グラスの中で材料を混ぜてつくること

 

まずは、お気軽に。

できそうなものがないか、見てみてください。

 

 

【関連記事】

・カクテル作りに必要な道具まとめ 

www.green-alaska.com

  

・「ビルド」のカクテルの作り方 

www.green-alaska.com

  

・「ジョニーウォーカーブラックラベル」のレビュー 

www.green-alaska.com

  

美味しいハイボールの作り方【守るべきポイントは5つ】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅で、カクテルを作っています。

ハイボールには、少しこだわりがあります。

 

今回は、おうちでハイボールを美味しく作るためのポイントについてです。

 

 

この記事を読むと、

  • 作るときのポイント
  • 自分の好みに近づけるためのレシピ

を、学ぶことができます。

 

美味しいハイボールには「ロジック」があります。

 

「なぜそうするのか?」というところも含めて、作り方を見ていきましょう。

 

  

美味しいハイボールを作るために守るべきポイント5つ

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まずは、作るときのセオリーから見てみましょう。

 

■氷をなるべく溶かさない

→溶けすぎると、水っぽくなるから

■ウイスキーと炭酸水を混ぜ切る

→混ざっていないと、ちぐはぐな味になるから

■作る過程で炭酸が抜けないようにする

→抜けすぎると、締まりのない味になるから

 

理想のハイボールをあげるとすれば、
「しっかり冷えていて、炭酸もほどよくあり、ウイスキーの風味もひきたつ一杯」といった感じですかね。

 

ということで、実現するためのポイントがこちら。

 

POINT
  • 透明な氷を使う
  • 炭酸水とグラスを冷やす
  • グラスの氷でウイスキーを冷やす
  • 炭酸水は氷に当てない
  • 炭酸水を入れてからは混ぜすぎない

 

この5つは、まさに基本。

 

バーでもこれを外しているところは、私は見たことありません。

 

 

美味しいハイボールの作り方

「ちょっと難しそうだな…」

と思ったかもですが、ひとつひとつ見ながら作っていけば簡単です。

 

では、見ていきましょう。

 

レシピの確認

【材料】

ウイスキー 40ml

炭酸水 120ml

 

【作り方】

氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、よく混ぜて冷やす。

炭酸水を注いで、グラスを満たし、軽く混ぜる。

 

今回は、このような分量で作ります。

 

最初におおまかにレシピを確認しておくと、スムーズに作れて◯です。

 

材料と道具を用意する

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材料

  • ウイスキー
  • 炭酸水
  • 氷(コンビニのロックアイスがおすすめ)

 

道具

  • グラス
  • マドラー(バースプーンがあればベスト)

 

炭酸水は、必ず冷蔵庫で冷やした開けたてのものを。

ウイスキーは、常温でOKです。

 

グラスは背の高いものがハイボール向きです。

炭酸が、抜けづらいからです。

 

グラスに氷を入れる

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グラスの9分目ほどまで入れます。

 

POINT

溶けづらい、透明なロックアイスを使いましょう。

 

製氷機の氷だと、溶けやすく、仕上がりが水っぽくなりやすいからです。

 

グラスを冷やす

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氷をマドラーで回して、グラスが曇るくらいまで冷やします。

 

氷が溶けて水が出るので、捨てます。

 

POINT

グラスを冷やすことで、材料を注いだときに、ぬるくなってしまうのを防ぎます。

 

ウイスキーを注ぐ

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お好みの量のウイスキーを注ぎます。

※一般的な量については、後ほど。

 

氷を回してウイスキーを冷やす

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混ぜることでウイスキーを冷やし、氷と馴染ませます。

 

POINT

ウイスキーと炭酸水の温度を近づけるためです。

 

ぬるいウイスキーに、冷えた炭酸水を注いでしまうと、温度差で炭酸が抜けてしまいます。

 

あと、少しでも冷やしておいたほうが、美味しいですよね。

 

炭酸水を注ぐ

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氷に当てないように、スキマを狙って注ぎます。

 

注いだあとは、炭酸が抜けるからガシャガシャ混ぜたくない

なので、注いだ時点である程度混ざった状態にしたい

グラスの底を狙って注げば、対流で混ざる

 

という理屈です。

 

あと、氷に当たると、温度差で炭酸が抜けてしまうからという理由もあります。

 

慎重に混ぜる

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マドラーを底まで差し入れたあと、上に引き抜きます。

 

氷に当たらないように、気をつけましょう。

 

POINT

ちっとも混ぜてないように見えますが、これで混ざります。

 

というか、これで混ざるように炭酸水を上手く注ぐ、というのがコツですね。

 

完成

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上手くできていれば、ウイスキーの香味豊かな、おいしいハイボールの完成です。

 

ここまでキッチリやったことがなかったら、わりと感動するかもですね。

 

私も、初めは「こんなに違うのか…」と驚きました。

 

基本の作り方は、ここまで。
ここからは、より美味しく、自分好みに仕上げる方法です。

 

ハイボールに適したウイスキーの量は?

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350mlほどのグラスを使うとして…

ウイスキーの量が 30〜45ml が一般的

 

割合でいうと、

ウイスキーと炭酸水が 1:2〜1:4 が一般的

 

黄金比は◯◯!みたいな話もありますが、

理想の分量は、その人の好みと、使うウイスキーによって変わってきます。

 

まずは 1:3 ほどで作ってみて、好みに調整してみてください。

 

自分の感覚を信じるの、大事です。

 

 

【やや上級者向け】炭酸量をコントロールしてみよう

実は、ハイボールは炭酸が強すぎるとイマイチに感じてしまうことがあります。

 

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  • 炭酸=酸味なので、多すぎると味わいのバランスが崩れる
  • 特定の香味だけ立ってしまう

 

これは、ラフロイグのような「煙たいウイスキー」で作ると、分かりやすいかもですね。

 

「スモーキーさだけが、やたら強くなってしまった…」という経験がある方もいると思います。

 

POINT

炭酸量のコントロール方法

  1. 最後のひと混ぜで調整
  2. 炭酸ひかえめの炭酸水を使う

 

私は、最後に軽く一回転混ぜて調整することが多いですね。

(炭酸強めのソーダを使っているので)

 

が、正直加減が難しいかな…?とも思ってます。

なので、サントリープレミアムソーダなどの炭酸ひかえめのものを使うのが、無難かもしれませんね。

 

 

※ちなみにこの辺りの話は、南雲主宇三氏のカクテルブック、「ザ・ミクソロジー」から学びました。

深く知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

 

 

アレンジでウイスキーの個性を引き立てよう

さらにこだわってみたい方は、副材料を使ったアレンジにも挑戦してみましょう。

 

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新たなフレーバーを加えると、

  • いつもとは違った味わいを楽しめる
  • 相乗効果でウイスキーの香味も引きたつ

という良さが出てきます。

 

いろいろ試してみると、新たな発見に出会えますよ。

 

POINT

「ウイスキーにアレコレ手を加えるのは邪道!」

という意見の方もいますが、大きな誤解だと私は思っています。

もちろん、やりすぎは厳禁ですが…!

 

というか、バーでも副材料を加えたハイボールってよくありますからね。

 

・ハイボールのアレンジ提案【ウイスキーの個性を引き立てよう】 

www.green-alaska.com

  

具体的なレシピ例は、こちらの記事をどうぞ。

 

 

ハイボールにおすすめのウイスキーの銘柄

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私としては、

「お好きなウイスキーで、どんどん試しちゃおう」

という、考えではあります。

 

ですが、ハイボールに適したウイスキーの銘柄というものがあるのも事実。

 

ということで、ウイスキーの専門家である「yaffeeさん」のハイボール記事を参考にご紹介します。

 

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記事内に、ハイボールにおすすめのウイスキーの紹介があります。

個人的にも、納得のラインナップでした。

 

「自分に合いそうだな…」と思ったものから、ぜひ試してみてください。

 

 

【関連記事】

・ウイスキーベースのカクテルレシピ 

www.green-alaska.com

  

・プレミアムバーボン「メーカーズマーク」のレビュー 

www.green-alaska.com

  

・ジンの主な飲み方4つ 

www.green-alaska.com

  

【お米のウォッカ】「白 Haku」のレビューと個人的評価

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅で、カクテルを作っています。

月に30種類くらいは作ります。

 

今回は、「白 Haku」ウォッカの特徴と使い方をレビューしていきます。

 

 

この記事を読むと、

  • 白 Haku ウォッカの魅力
  • どんな人におすすめなのか?
  • 美味しい飲み方

を、学ぶことができます。

 

日本製なんですが、すこし珍しい感じですよね。

 

一般的なウォッカとの違いを、解説していきます。

 

  

白 Hakuは「柔らかで芳醇なお米のウォッカ」

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白 Hakuの特徴と魅力は、こちら。

 

  • 日本米が原料
  • 柔らかな口当たり
  • ほんのり優しいお米の風味

 

ライススピリッツのウォッカです。

 

なかなか珍しいですよね、コレ。

日本らしい素材を使ったウォッカ、ということで話題性も抜群です。

 

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※白 Hakuベースで作ったカクテル「雪国」。優しいニュアンスに仕上がる。

 

味わいはお米らしい、やわらかな仕上がり。

 

「口当たりがキツいウォッカは、ちょっと苦手…」

という方に、いいかもしれませんね。

 

 

白 Haku ウォッカの基本情報

 

白 Hakuについて、ざっくり見てみましょう。

 

【分類】ウォッカ

【製造国】日本

【製造元】サントリー

【原材料】日本米(100%)

【アルコール度数】40%

【容量】700ml

【価格】約3300円(Amazon参考)

 

和をコンセプトとしたウォッカです。

 

ネーミングの由来は、「白米」「純白」から。

米原料のウォッカらしい名付けですね。

 

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※ラベルの「白」の筆書は、ウイスキーの「響」も手がけた書家の荻野丹雪氏作。

 

以下、公式のテイスティングノートです。

 

■香り
国産米の甘く繊細で華やかさのある、柔らかな香り

 

■味わい
米の自然な甘さと複雑なフレーバーが徐々に口に広がる、豊かな味わい

 

■フィニッシュ
竹炭濾過による、洗練され心地よく残る甘さを伴う、滑らかなフィニッシュ

サントリー公式サイトより

 

白 Haku ウォッカの製法

白米を米麹で発酵させて、醪(もろみ)をつくる

その醪(もろみ)を蒸溜し、スピリッツをつくる

このスピリッツをクリアーなタイプと、米の風味が豊かなタイプに作り分ける

2つをブレンドし、竹炭で濾過する

 

作り方にも、こだわりが見られますね。

米の風味が、適度に残るように考えられているようです。

 

竹炭での濾過も、特徴的ですね。

(通常は白樺の炭を使う)

 

ミネラルの効果で、スムースで柔らかい仕上がりになるのだそうです。

 

 

白 Haku ウォッカのテイスティングレビュー

常温ストレートで、飲んでみましょう。

 

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おお、これはふくよか。

そして、ほんのり甘い。

 

刺激感は、一般的なウォッカに比べて少なめ。

そして、かすかに米っぽい風味を感じます。

 

日本人ですから、なんとなくほっこりしちゃう風味ですねコレ。

 

POINT

【他のウォッカとの比較】

同じく、ふくよかなウォッカ「アブソルート」と比べてみましょう。

 

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■ボリューム感

白≧アブソルート

■口当たりの鋭さ

白>アブソルート

■甘さ

白>アブソルート

 

アブソルートの原料は麦。

ベースが変わると、味わいのニュアンスもやや違ってきますね。

 

ちなみに、ライススピリッツと聞くと

「焼酎みたいになっちゃってるのでは…?」

と、心配する方もいると思います。

 

でも、大丈夫。

白 Hakuは個性がありながらも、しっかり「ウォッカ」になっています。

 

主張は適度。

絶妙なバランス感だと思います。

 

 

白 Haku ウォッカで作るモスコミュール

家飲みだと、モスコミュールで飲む方も多いと思います。

 

ということで、白 Hakuで作ってみましょう。

 

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【材料】

白 Haku ウォッカ 40ml

ライム 1/6個

ジンジャーエール 100mlくらい

 

【作り方】

氷を詰めたグラスに白 Hakuを注ぎ、ライムをしぼってステアする。

ジンジャーエールで満たし、軽くステアする。

しぼったライムの果肉をそえる。

 

丸みがあり、そしてふくよか。

これは、美味しいですね…!

 

白 Hakuの風味もしっかり感じられ、個人的にはかなりの好感触でした。

 

POINT

辛口のジンジャーエールよりは、やや甘口のものを使うのがいいかもですね。

 

白 Hakuの柔らかな風味が、活かせると思います。

 

少しひねりを効かせるならば、こんなレシピもどうぞ。

 

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【材料】

白 Haku ウォッカ 40ml

柚子 1/4個

ジンジャーエール 100mlくらい

 

【作り方】

氷を詰めたグラスに白 Hakuを注ぎ、柚子をしぼってステアする。

ジンジャーエールで満たし、軽くステアする。

しぼった柚子の果肉をそえる。

 

柚子を使ったモスコミュールです。

柔らかな香りで、これが実にウマい。

 

私は、このレシピが好きで色々なウォッカで作るのですが…

白 Hakuは、かなり親和性が高いと感じました。

 

 

白 Haku ウォッカで作るその他のカクテル

もちろん、その他のカクテルにも汎用的に使うことができます。

 

参考までに、私が白 Hakuベースで作ったレシピをどうぞ。

 

 

どれも、柔らかな味わいに仕上がります。

 

シンプルなレシピだと、お米の風味もしっかり感じられて、これまた面白い。

 

和素材との組み合わせも、雰囲気出ますね。

良きです。

 

この他のウォッカカクテルのレシピは、こちら↓ 

www.green-alaska.com

 

 

白 Haku ウォッカのまとめ

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最後に、ざっくりまとめます。

 

【白 Haku ウォッカのまとめ】

  • お米で作ったウォッカ
  • 柔らかで、ほのかに甘みがある
  • ふくよかなボディ感がある
  • お米の風味の主張は、適度
  • カクテルが柔らかな仕上がりに
  • 和素材との組み合わせも◯

 

コンセプトにも味わいにも、個性があり、ウォッカとしてもしっかり美味しい。

 

とても、優等生なウォッカですね。

 

  • 和モチーフのカクテルに使う
  • 柔らかに仕上げたいときに使う

 

など、わりと使いたくなる場面も多いかと思います。

自宅用にも良いと思うので、ぜひどうぞ。

 

 

サントリーでは、この他にも「和」をコンセプトとしたお酒を作っています。

 

  • 六 Roku ジン
  • 翠 Sui ジン
  • 奏 Kanade リキュール

 

当サイト(NomiLOG)で、そちらのレビュー記事も書いています。

合わせてどうぞ。

 

・六 Roku ジン 

www.green-alaska.com

 
・翠 Sui ジン 

www.green-alaska.com

 
・奏 Kanade リキュール 

www.green-alaska.com

  

 

【関連記事】

・ウォッカの味わい比較 

www.green-alaska.com

  

・フレーバードウォッカ「ズブロッカ 」のレビュー 

www.green-alaska.com

  

・プレミアムウォッカ「ケテルワン」のレビュー 

www.green-alaska.com