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自宅でカクテルを作るときに役立つ情報ブログです。カクテルの作り方、おすすめのお酒を紹介していきます。

国産ジン「翠 sui」のレビューと個人的評価【飲みやすさに特化】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

ジンが好きで、よく飲んでいます。

自宅で、カクテルを作ったりもしています。

 

今回は、サントリーから2020年にリリースされた「翠 sui」というジンのレビューです。

 

 

この記事では、

  • 翠の優れたところとイマイチなところ
  • おいしいと思った飲み方
  • 翠はどんな人におすすめなのか?

を、ジン愛好家の目線から本音でレビューしていきます。

 

このジンは、スタンダードなジンとはまったく違う味わい。

ですが、私としては「だからこそ価値がある」といった評価になりました。

 

 

  

【私の感想】翠はジンの間口を広げることに注力した一本である

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ひとことで言うと、私の受けた印象はこんな感じです。

 

とにかく、飲みやすい。

 

ジンに慣れていない人が抵抗を感じそうな要素を、すべて取っぱらった銘柄だと感じました。

 

残念ながら、日本ではまだ「ジン」というお酒があまり広く知られていません…。
そんな状態を打ち破るための足がかりとして、「翠 sui」が生まれたのではないかな?
…というのが、私の勝手な予想です。

 

サントリーからはなんと、「食中酒に」という提案もされています。

 

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サントリー「翠 sui」ブランドサイトより画像引用

 

ジンは、あまり食事といっしょには飲まれないので、いささか大胆な提案だと思います。

 

ですが飲んでみると、たしかに実現できているな…と。

「ハイボールに次ぐ、新定番として定着しても不思議じゃないかも」と思いました。

 

 

翠はどのようなジンなのか?

 

まずは、ざっくり見ていきましょう。

 

【製造国】日本

【メーカー】サントリー

【種別】ジン

【アルコール度数】40%

【容量】700ml

【希望小売価格】1380円

【公式プロモーションページ】https://www.suntory.co.jp/wnb/suigin/

 

キャッチコピーは、「それはまだ、流行っていない」

挑戦的ですね。

 

アルコール度数も、ジンとしてはやや抑えめです。

とにかく気軽に手にしてほしい、という意図を感じます。

 

 

翠ジンの特徴、ボタニカル

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ジンは「ボタニカル」と呼ばれる香味植物によって風味がつけられます。

 

つまり、どんなボタニカルを使うかで、味の主軸が決まるわけですね。

 

ということで、翠のボタニカルはこちら。

 

【味の主軸となる和素材】

  • 柚子
  • 緑茶
  • 生姜

 

【伝統的なボタニカル】

  • ジュニパーベリー
  • コリアンダーシード
  • アンジェリカルート
  • アンジェリカシード
  • カルダモンシード
  • シナモン
  • ビターオレンジピール
  • レモンピール

 

スタンダードなボタニカル8種+和素材3種。

 

蒸留して作られた原酒に、和素材を漬け込んだスピリッツなどをブレンドして仕上げているとのことです。

 

この製法は、ジンではかなり珍しいですね。
蒸留するだけのジンと比べると、和素材のフレーバーがはっきり残るのではないかと予想できます。

 

 

翠ジンの味わいレビュー

常温ストレートで飲んだ感想です。

 

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ジュニパーの風味 ★☆☆☆☆

柑橘の風味 ★★★★★

アルコールのアタック ★★☆☆☆

甘さ ★★★★★

雑味 ★☆☆☆☆

※筆者主観による評価です

 

これは…かなり飲みやすい味わいですね。

 

まず気付くのは、柚子の香りの鮮烈さ。

はっきりと主張します。

 

次いで、甘く清々しい味わい、ほのかな渋み、生姜のスパイシーさ。

なるほど、たしかに和のニュアンスを感じますね。

 

ジュニパーはかなーり控えめ。

緑茶の風味も、言われてみればたしかに…?というレベルです。

 

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手元にスタンダードジン4種があったので、飲み比べもやってみました。

 

感想は次の通り。

 

【一般的なジンと比べて…】

  • 柑橘の香りが強い
  • 甘味がしっかりとある
  • アルコールの角をあまり感じない
  • 香りはどのジンにも似ていない
  • ジュニパーの風味がかなり弱め

 

一般的なジンとは、明らかにタイプが違いますね。

特に、甘さがしっかりあるというのが特徴的です。

 

ジンをよく飲む方だと、シャープさがひかえめなので、少し物足りなさを感じるかもしれません。
が、裏を返せばジンになじみがない人でも、スッと飲めちゃうと思います。

 

 

翠ジンソーダで飲んでみました

メーカーであるサントリーが推しているのは、ソーダ割り。

ということで、早速やってみましょう。

 

■ジンソーダの作り方

翠 sui 30ml
炭酸水 120ml

 

グラスに氷を入れ、翠を注いで混ぜて冷やす。
炭酸水を注ぎ、軽く混ぜる。 

 

炭酸で割るだけ。

おうちでも、手間なく簡単にできますね。

 

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おお、これは美味しい。

 

清々しい香りと、ほのかな甘みと渋み。

やわらかで、繊細な味わいです。

 

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食事とも合わせてみましょう。

居酒屋メシっぽいサーモンユッケを作ってみました。

 

いやー…これは、良いですね…。 

 

サッパリと飲めて、ほんのり和の空気感。

ビールとも、レモンサワーとも、ハイボールとも違う良さを感じます。 

 

翠ジンを「主役」ではなく、「食事を引き立ててくれる名脇役」ととらえると、一気に評価が高まりますね。
これまでのジンの楽しみ方とは違いますが、私は好きです。

  

翠ジンソーダはちょい足しアレンジも楽しい 

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「ソーダで割るだけだと、ちょっと物足りないな…」

と思った方におすすめなのが、ちょい足しアレンジ。

 

翠の公式サイトでも、色々なレシピが提案されています。

 

suntory - 翠ジンおすすめの楽しみ方

 

レモンを絞ればフレッシュに、すりおろし生姜を加えればピリッとスパイシーに。
その日の気分や、料理に合わせてアレンジするのが楽しいです。

 

食事との組み合わせ、アレンジレシピはこちらの記事にまとめました↓ 

www.green-alaska.com

  

 

翠で色々なカクテルを作ってみました

「じゃあ、翠を本格的なカクテルに使うとどうなるの…?」

と、気になる方も多いと思います。

 

ということで、実際にいろいろなカクテルに使ってみました。

感想はこちら。

 

 

一般的なジンとは、仕上がりが変わってきますね。

どのカクテルも、甘めで柔らかな味わいになります。

 

正直、ホワイトレディなどのシャープさが必要なカクテルに使うのは微妙かな…?と思いました。
ただその反面、どのカクテルも親しみやすい味わいになり、恐ろしく飲みやすいです。

 

【参考】ジンベースの定番カクテルレシピまとめ  

www.green-alaska.com

 

 

普段ジンを飲まない方にこそ、翠を飲んでほしい

最後に、いいと思ったところとイマイチなところをまとめます。

 

○ 飲みやすさに特化したジン

○ 雑味、アルコールの角はほとんどない

○ ソーダ割りがおいしい

○ 価格が安い

○ 食事にも合う

○ 甘めの味わい

× ジュニパーベリーの風味は弱め

× 飲みやすい反面、人によってはボリューム不足と感じる

 

■こんな人におすすめ

  • ジンというお酒にほんのり興味がある
  • だけど、まだ慣れていない
  • 過去にジンを飲んで、抵抗感を感じた
  • アルコール感はひかえめが好き
  • 食事といっしょに楽しみたい

 

■こんな人には合わないかも

  • 「ジンとはこうあるべき!」という考えがある方
  • ジュニパーが効いたジンが好きな方
  • シャープな味わいが好きな方

 

私としては、ジンにまだあまり馴染みがない方に触れてほしい一本だと思いました。

 

やっぱり一般的なジンって、最初はちょっとキツく感じちゃうと思うんですよね。

例えるなら、ブラックコーヒーをいきなり飲むようなものです。

 

そんな方に、カフェオレのように飲みやすい翠を入り口としてすすめたい。

 

 

翠を飲んで「おいしい!」と思ったのなら、きっと他のジンにも興味がわいてくるはずです。

 

そこに待っているのは、沼のように危うくも魅惑的なジンの世界。

 

親しみやすい翠から、ぜひ足を踏み入れてみてください。

   

 

ジンに興味を持ったなら、伝統的な「スタンダード4大ジン」もぜひどうぞ↓

www.green-alaska.com

 

ちなみにサントリーでは、この他にも「和」をコンセプトとしたお酒を作っています。

 

  • 六 Roku ジン
  • 奏 Kanade リキュール
  • 白 Haku ウォッカ  

 

当サイト(NomiLOG)で、そちらのレビュー記事も書いています。

合わせてどうぞ。

 

・六 Roku ジン 

www.green-alaska.com

 
奏 Kanade リキュール 

www.green-alaska.com

  
・白 Haku ウォッカ  

www.green-alaska.com

  

 

【関連記事】

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