こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
自宅で、カクテルを作っています。
ハイボールには、少しこだわりがあります。
今回は、おうちでハイボールを美味しく作るためのポイントについてです。
おうちで美味しいハイボールを作るときのポイント5つ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年12月7日
✅ロックアイスを使う
✅炭酸水とグラスを冷やす
✅ウイスキーをグラスの氷で冷やす
✅炭酸水は氷に当てない
✅炭酸水を入れてからは混ぜすぎない
カクテル全般の基本でもありますね😌
ちょっとした心がけで、ググッと味わいが高まります
この記事を読むと、
- 作るときのポイント
- 自分の好みに近づけるためのレシピ
を、学ぶことができます。
美味しいハイボールには「ロジック」があります。
「なぜそうするのか?」というところも含めて、作り方を見ていきましょう。
- 美味しいハイボールを作るために守るべきポイント5つ
- 美味しいハイボールの作り方
- ハイボールに適したウイスキーの量は?
- 【やや上級者向け】炭酸量をコントロールしてみよう
- アレンジでウイスキーの個性を引き立てよう
- ハイボールにおすすめのウイスキーの銘柄
美味しいハイボールを作るために守るべきポイント5つ
まずは、作るときのセオリーから見てみましょう。
■氷をなるべく溶かさない
→溶けすぎると、水っぽくなるから
■ウイスキーと炭酸水を混ぜ切る
→混ざっていないと、ちぐはぐな味になるから
■作る過程で炭酸が抜けないようにする
→抜けすぎると、締まりのない味になるから
理想のハイボールをあげるとすれば、
「しっかり冷えていて、炭酸もほどよくあり、ウイスキーの風味もひきたつ一杯」といった感じですかね。
ということで、実現するためのポイントがこちら。
- 透明な氷を使う
- 炭酸水とグラスを冷やす
- グラスの氷でウイスキーを冷やす
- 炭酸水は氷に当てない
- 炭酸水を入れてからは混ぜすぎない
この5つは、まさに基本。
バーでもこれを外しているところは、私は見たことありません。
美味しいハイボールの作り方
「ちょっと難しそうだな…」
と思ったかもですが、ひとつひとつ見ながら作っていけば簡単です。
では、見ていきましょう。
レシピの確認
【材料】
ウイスキー 40ml
炭酸水 120ml
【作り方】
氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、よく混ぜて冷やす。
炭酸水を注いで、グラスを満たし、軽く混ぜる。
今回は、このような分量で作ります。
最初におおまかにレシピを確認しておくと、スムーズに作れて◯です。
材料と道具を用意する
■材料
- ウイスキー
- 炭酸水
- 氷(コンビニのロックアイスがおすすめ)
■道具
- グラス
- マドラー(バースプーンがあればベスト)
炭酸水は、必ず冷蔵庫で冷やした開けたてのものを。
ウイスキーは、常温でOKです。
グラスは背の高いものがハイボール向きです。
炭酸が、抜けづらいからです。
グラスに氷を入れる
グラスの9分目ほどまで入れます。
溶けづらい、透明なロックアイスを使いましょう。
製氷機の氷だと、溶けやすく、仕上がりが水っぽくなりやすいからです。
グラスを冷やす
氷をマドラーで回して、グラスが曇るくらいまで冷やします。
氷が溶けて水が出るので、捨てます。
グラスを冷やすことで、材料を注いだときに、ぬるくなってしまうのを防ぎます。
ウイスキーを注ぐ
お好みの量のウイスキーを注ぎます。
※一般的な量については、後ほど。
氷を回してウイスキーを冷やす
混ぜることでウイスキーを冷やし、氷と馴染ませます。
ウイスキーと炭酸水の温度を近づけるためです。
ぬるいウイスキーに、冷えた炭酸水を注いでしまうと、温度差で炭酸が抜けてしまいます。
あと、少しでも冷やしておいたほうが、美味しいですよね。
炭酸水を注ぐ
氷に当てないように、スキマを狙って注ぎます。
注いだあとは、炭酸が抜けるからガシャガシャ混ぜたくない
↓
なので、注いだ時点である程度混ざった状態にしたい
↓
グラスの底を狙って注げば、対流で混ざる
という理屈です。
あと、氷に当たると、温度差で炭酸が抜けてしまうからという理由もあります。
慎重に混ぜる
マドラーを底まで差し入れたあと、上に引き抜きます。
氷に当たらないように、気をつけましょう。
ちっとも混ぜてないように見えますが、これで混ざります。
というか、これで混ざるように炭酸水を上手く注ぐ、というのがコツですね。
完成
上手くできていれば、ウイスキーの香味豊かな、おいしいハイボールの完成です。
ここまでキッチリやったことがなかったら、わりと感動するかもですね。
私も、初めは「こんなに違うのか…」と驚きました。
基本の作り方は、ここまで。
ここからは、より美味しく、自分好みに仕上げる方法です。
ハイボールに適したウイスキーの量は?
350mlほどのグラスを使うとして…
ウイスキーの量が 30〜45ml が一般的
割合でいうと、
ウイスキーと炭酸水が 1:2〜1:4 が一般的
黄金比は◯◯!みたいな話もありますが、
理想の分量は、その人の好みと、使うウイスキーによって変わってきます。
まずは 1:3 ほどで作ってみて、好みに調整してみてください。
自分の感覚を信じるの、大事です。
【やや上級者向け】炭酸量をコントロールしてみよう
実は、ハイボールは炭酸が強すぎるとイマイチに感じてしまうことがあります。
- 炭酸=酸味なので、多すぎると味わいのバランスが崩れる
- 特定の香味だけ立ってしまう
これは、ラフロイグのような「煙たいウイスキー」で作ると、分かりやすいかもですね。
「スモーキーさだけが、やたら強くなってしまった…」という経験がある方もいると思います。
■炭酸量のコントロール方法
- 最後のひと混ぜで調整
- 炭酸ひかえめの炭酸水を使う
私は、最後に軽く一回転混ぜて調整することが多いですね。
(炭酸強めのソーダを使っているので)
が、正直加減が難しいかな…?とも思ってます。
なので、サントリープレミアムソーダなどの炭酸ひかえめのものを使うのが、無難かもしれませんね。
※ちなみにこの辺りの話は、南雲主宇三氏のカクテルブック、「ザ・ミクソロジー」から学びました。
深く知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
アレンジでウイスキーの個性を引き立てよう
さらにこだわってみたい方は、副材料を使ったアレンジにも挑戦してみましょう。
新たなフレーバーを加えると、
- いつもとは違った味わいを楽しめる
- 相乗効果でウイスキーの香味も引きたつ
という良さが出てきます。
いろいろ試してみると、新たな発見に出会えますよ。
「ウイスキーにアレコレ手を加えるのは邪道!」
という意見の方もいますが、大きな誤解だと私は思っています。
もちろん、やりすぎは厳禁ですが…!
というか、バーでも副材料を加えたハイボールってよくありますからね。
・ハイボールのアレンジ提案【ウイスキーの個性を引き立てよう】
具体的なレシピ例は、こちらの記事をどうぞ。
ハイボールにおすすめのウイスキーの銘柄
私としては、
「お好きなウイスキーで、どんどん試しちゃおう」
という、考えではあります。
ですが、ハイボールに適したウイスキーの銘柄というものがあるのも事実。
ということで、ウイスキーの専門家である「yaffeeさん」のハイボール記事を参考にご紹介します。
記事内に、ハイボールにおすすめのウイスキーの紹介があります。
個人的にも、納得のラインナップでした。
「自分に合いそうだな…」と思ったものから、ぜひ試してみてください。
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