こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
自宅で、カクテルを作っています。
ラムのカクテルは大好きで、よく作ります。
今回は、「自宅でできるモヒートのおいしい作り方」の紹介です。
モヒートには大きく分けて、2つのレシピがあります
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年12月29日
✔️カリビアンスタイルのモヒート
✔️ジュレップスタイルのモヒート
基本の材料はだいたい同じ
ですが、味わいやアルコールの強さが変わってきます
どちらも、自宅で簡単に作れるので最高ですね😌 pic.twitter.com/abmkhbBae7
この記事を読むと、
- 代表的な2つのモヒートレシピ
- おいしく作るポイント
- 材料の選び方
を、学ぶことができます。
おいしい作り方を覚えて、自宅でもバークオリティの一杯を楽しみましょう。
- モヒートの作り方は2タイプある
- カリビアンスタイルモヒートの作り方
- ジュレップスタイルモヒートの作り方
- モヒートの材料の選び方
- クラッシュドアイスの作り方
- モヒートは「自由さ」が魅力。色々な作り方を楽しもう
モヒートの作り方は2タイプある
モヒートには、大きく分けて2タイプのレシピがあります。
■カリビアンスタイルのモヒート
- ソーダで割る、カジュアルなレシピ
- ロックアイスを使う
- アルコール度数は、ややひかえめ
- ゴクゴク飲める
■ジュレップスタイルのモヒート
- 味わいの濃い、本格派レシピ
- 細かいクラッシュアイスを使う
- アルコール度数は、やや高め
- じっくりと楽しめる
どちらのレシピにも、違った良さがありますね。
それぞれ、スタンダードな作り方を解説します。
カリビアンスタイルモヒートの作り方
カリビアンスタイルは、気軽さが魅力のモヒート。
楽しみながら、作っていきましょう。
【材料】
- ホワイトラム 45ml
- シュガーシロップ 10ml (砂糖小さじ2でもOK)
- ライムジュース 10ml
- ミントの葉 10〜15枚
- 炭酸水 適量
- ロックアイス
【用意する道具】
- グラス
- マドラー(バースプーンがあればベスト)
- ペストル(麺棒などでもOK)
【作り方】
- グラスにシロップ、ミント、ライムジュースを入れ、マドルする。
- ロックアイスをグラスに入れ、ラムを注いでステアする。
- 炭酸水でグラスを満たし、軽くステアする。
- ミントの枝、ストローを添える。
少し、難しそうに感じるかもですが大丈夫。
順番に見ていきましょう。
グラスにミント、シロップ、ライムジュースを入れる
まず、この材料3つを合わせます。
ライムの果肉を入れるレシピもありますが、今回は、しぼった果汁だけを使います。
このあたりはお好みですね。
果汁のみ→クリアーな味わいに
果肉入り→ライムの香りが引き立ちますが、雑味も少し出る
マドルする
ミントを、軽く押すようにマドルします
※マドル=ペストル、すりこぎなどを使って材料をつぶすこと
この工程で、香りを引き出します。
すり潰すようにすると、エグみが出てしまうので注意です。
ロックアイスとラムを注ぎ、混ぜる
ここで各材料を冷やし、馴染ませます。
ここでしっかり冷やさないと、仕上がりがぬるくなってしまいます。
グラスが曇るくらいまで、混ぜてください。
炭酸水で満たし、軽くステアする
ここでのポイントは、3つ。
■よく冷やした開けたての炭酸水を使う
冷えていないと、氷が溶けて水っぽくなります。
■氷に当てないように注ぐ
氷に当たると温度差で炭酸が抜けますし、上手く混ざりません。
■ステアは氷を持ち上げるように
底の液体は比重が重く、なかなか混ざらないため、このようなやり方が有効です。
味わいに、大きく影響する工程。
この3つは個人的にはマストです。
ミントの枝を飾る
見た目もよくなりますし、飲むときの香りがよくなります。
- ミントの葉の裏側を、軽く擦る
- ミントを手のひらに乗せて、ポンっと叩く
といったやり方で、軽く刺激を与えると香りが引き出せます。
完成
ミントがさわやかに香る、おいしいモヒートの完成です。
この清涼感がたまりません。
炭酸も効いていて、ゴクゴク飲めちゃいますね。
ジュレップスタイルモヒートの作り方
ジュレップスタイルは、本格的なバーでよくみるタイプ。
せっかくですから、ちょっとこだわって作ってみましょう。
【材料】
- ホワイトラム 45ml
- シュガーシロップ 10ml(砂糖小さじ2でもOK)
- ライム 1/2個(1cm角にカットする)
- ミントの葉 10〜15枚
- 炭酸水 10〜30ml
- クラッシュドアイス
【用意する道具】
- グラス
- マドラー(バースプーンがあればベスト)
- ペストル(麺棒などでもOK)
- ストロー
【作り方】
- グラスにライム、シロップを入れ、ペストルで軽くマドルする。
- ミント、クラッシュドアイス、ラムの順にグラスに入れる。
- 氷を足しながら、上下に擦るように充分にステアする。
- 少量の炭酸水を加え、軽くステアする。
- ミントの枝、ストローを添える。
材料は大体同じですが、細かい違いがありますね。
こちらも、作り方を見ていきましょう。
グラスにライムとシロップを入れてマドル
このレシピでは、ライムをつぶして作ります。
皮から香りを引き出すイメージで、優しくマドルしてください。
つぶしすぎると、ライムから雑味が出るので注意です。
ミント、クラッシュドアイス、ラムの順に入れる
このあと混ぜていくので、混ざりやすくなる順番で材料を入れます。
上下に擦るように充分にステア
氷とミントを擦り合わせて、香りを引き出すイメージ。
氷が溶けてきたら足しながら、約1分ほど混ぜます。
経験上、わりとガシガシと時間をかけてステアした方が、おいしく仕上がります。
少量の炭酸水を加える
炭酸を加えるというよりは、少しだけ味を伸ばすイメージです。
混ぜて全体をなじませた後、氷もグラスのてっぺんまで足します。
ミント、ストローを添える
こちらでは、ストロー2本も添えます。
クラッシュドアイスのカクテルは、グラスに口をつけて飲むのが難しいからです。
なぜ2本なのか…?
というと、これはストローにミントやクラッシュドアイスが詰まった時の予備です。
とはいえ、最初から2本使ってもいいですし、自由です。
完成
キリッと冷えた、本格モヒートの完成です。
こちらは、味わいも香りも濃い感じ。
氷を溶かしながら、ゆっくり楽しめるのがいいですね。
モヒートの材料の選び方
ではここからは、あなた好みの味わいに仕上げるための材料の選び方です。
ラムの選び方
ベースのラムが変わると、モヒートの味わいもガラリと変わります。
家で作るなら、定番はこの2つですね。
- バカルディスペリオール
- ハバナクラブ 3年
バカルディは、クリアな味わい。
ハバナクラブは、ちょっとクセのある本格的な味わいになりますね。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
【参考】カクテルベースにおすすめのホワイトラム
この他、ゴールドラムやダークラムをベースに使ってもOKです。
好みに合わせて、自由に選んでみましょう。
ミントの選び方
スタンダードなのはスペアミントですね。
モヒートには、
- ミントのさわやかな風味がほしい
- スースーした感じはあまりいらない
ということで、メントール成分の少なく、香り高いスペアミントがよく使われます。
私はペパーミントで作ったこともありますが、ちょいスパイシーすぎかな?と思いました。
その他だと、「イエルバブエナ」というミントを使うのも人気ですね。
モヒートの本番、キューバで使われるミントです。
最近では、ネットで苗を買うこともできるようになりました。
【参考】イエルバブエナを使ってモヒートを作ってみました
ミントは、プランターとかで育てちゃうのもいいですね。
私も自宅で育てています。
2週間で2倍くらいに増えて、ビビります。
シュガーの選び方
砂糖でも、ブラウンシュガーでも、シロップでも好きなものを使ってOKです。
■砂糖
- ほどよいボリューム感が出る
■グラニュー糖
- スッキリした甘みになる
■ブラウンシュガー
- コク深い味わいになる
■シュガーシロップ
- 溶け残りの心配がない
- スッキリした甘みになる
それぞれ味わいが変わるので、色々試してみてください。
クラッシュドアイスの作り方
自宅でモヒートを作るときにちょっと悩むのが、クラッシュドアイスの作り方。
ということで参考までに、私なりの作り方を別記事にまとめました。
【参考】クラッシュドアイスの作り方
内容を書いちゃうと、「手動のアイスクラッシャーがおすすめ」です。
メリット、デメリット、他の作り方との比較を書いています。
「作り方がよく分からない…」という方は、チェックしてみてください。
モヒートは「自由さ」が魅力。色々な作り方を楽しもう
それでは、最後に
「モヒートはどう楽しむのがベストなのか?」
という話を書いて終わりにします。
改めてモヒートのレシピを学んでいるんですが、ほんと作る人によって千差万別
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年12月30日
クラッシュアイスを使うか、ロックアイスを使うか、ライムはグラスに落とすか、落とさないか…
この自由さこそが、モヒートの魅力なのかもしれませんね😌
私が考えるモヒートの魅力は、その「自由さ」です。
今回、紹介したレシピも、ほんの一例。
自分好みに、カスタムしていってくれたら嬉しいですね。
ベストなのは、「あなたがおいしいと感じたレシピ」
気軽に、どんどん作ってみてください。
【今回の参考書籍】
・銀座スタア・バー 岸久のモヒート50glasses
【関連記事】
・モヒートのアレンジレシピ
・ラムベースのスタンダードカクテルレシピ
・ジンベースのスタンダードカクテルレシピ