こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
今回は「ジョニーウォーカーブラック」のレビューを書いていきます。
うーん、ジョニーウォーカーブラックやっぱりおいしい…
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年6月17日
バランス感が絶妙なんですよね、コレ
どこでも飲めるので、ある意味、"ありふれてる"ウイスキーであるともいえます
が、掘り下げてみると「実はとても魅力的だった」ということに気づきますね😌 pic.twitter.com/lFFQmAXnCI
この記事を読むと、
- ジョニーウォーカーの魅力
- 味わいを活かした飲み方
- ハイボールを作るときのポイント
- 少し意外な楽しみ方
を、学ぶことができます。
より深く楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- ジョニーウォーカーブラックラベルはどんなウイスキー?
- ジョニーウォーカーの特徴、魅力
- ジョニーウォーカーブラックラベルのテイスティングレビュー
- ジョニーウォーカーブラックラベルを色々な飲み方で飲んで評価
- ジョニーウォーカーブラックラベルで作るカクテルのレシピ
- ジョニーウォーカーブラックラベルのまとめ
ジョニーウォーカーブラックラベルはどんなウイスキー?
まずは、基本情報をざっくりと。
【分類】ブレンデッドスコッチウイスキー
【原料】モルト、グレーン
【製造国】イギリス
【アルコール度数】40%
【内容量】700ml
【価格】約2400円(amazon参考)
ブレンデッドのスコッチウイスキーですね。
ジョニーウォーカーには、レッド、ゴールドのようにバリエーションがありますが…
その中でもブラックはフラグシップモデル(看板商品)という位置づけ。
つまり、これを飲めばジョニーウォーカーの魅力がよく分かるというわけですね。
値段も安く、自宅用としてもちょうどいい感じです。
ジョニーウォーカーの特徴、魅力
次の3つです。
- 驚くほどバランスのいい味わい
- 世界でいちばん売れているスコッチ
- ブランドコンセプトがカッコいい
一見すると、「ありふれているウイスキー」
でも、深く付き合ってみると、意外とニクいやつ。
私は、そんなイメージがありますね。
順番に、みていきましょう。
バランスのいい味わい。その秘密は?
40〜50種類のウイスキーをブレンドすることで、絶妙なバランスを作り出しています。
【ジョニーウォーカーブラックのキーモルト】
- カーデュ
ライトな味わい、スムースな飲み心地が特徴。
- ラガヴーリン
力強い味わい、スモーキーフレーバーが特徴。
- タリスカー
潮の香り、黒胡椒のようなスパイシーさが特徴。
※この他、40種以上の原酒をブレンドして作られる
多くの原酒をブレンドして、おいしいウイスキーを作り出す…。
素人目に見ても、大変な作業ですよね。
それが実現できているのは、ブレンダーの高い技術があってこそと言えるでしょう。
なぜ、こんなに多くの原酒を使っているのか?
それは、品質の安定のためなんだそうです。
一つの原酒の味が大きく変わったとしても、ブレンドの加減によってバランスをキープできる…というわけです。
世界でいちばん売れているスコッチウイスキー
【スコッチの世界売上ランキング】
- ジョニーウォーカー 1830万ケース
- バランタイン 690万ケース
- グランツ 450万ケース
- シーバスリーガル 420万ケース
- J&B 340万ケース
※2017年の売り上げデータ(1ケース=9リットル)
参照:スピリッツビジネス
圧倒的ですね。
2位のバランタインとは、2.5倍ほどの差がひらいています。
※drinks international 「世界のトップバーが選ぶスコッチの販売ランキング」では1位。「スコッチのトレンドランキング」では3位。
もちろん、「売れている=美味しい」とは必ずしもいえません。
が、多くの人が手にとるからにはそれなりの理由があるというのも事実です。
ジョニーウォーカーの場合は、値段と味わいのバランスが優れていることが理由だと、私は思います。
ジョニーウォーカーが掲げる信念
ジョニーウォーカーはブランドコンセプトが、またカッコいい。
"Keep walking" という精神です。
「常に進化し、立ち止まらない」
それを体現しているのが、ラベルに描かれている紳士。
「ストライディングマン」です。
【ストライディングマン】
大股で闊歩する伊達男。
創業者である「ジョン・ウォーカー」をモチーフにしたキャラクターです。
いつの時代も堂々と歩き続ける…。
こういうのって、カッコいいですよね。
ちなみに、右向きなのは「未来の方向は右側である」という考えからなんだそうです。
※ジョニーウォーカーの歴史については、ウイスキープロフェッショナルの資格を持つ安井氏のブログにきれいにまとめてありますのでご紹介します。
知識を深めたいかたは、こちらもぜひどうぞ↓
ジョニーウォーカーブラックラベルのテイスティングレビュー
常温ストレートで味わってみます。
いやー、思わずうんうんと頷いてしまいます。(笑)
シンプルに、味わいの完成度が高いんですよね。
さらりとしていながら、芯のある味わい。
複雑で、メロウな甘さ。
ほどよいスモーキーさは、力強い印象も与えてくれます。
まさに、ドレスアップをした紳士のイメージ。
「名は体を表す」とはこのことでしょう。
ジョニーウォーカーブラックラベルを色々な飲み方で飲んで評価
ストレート ◯
ロック ◎
ハイボール ◎
水割り ◯
トワイスアップ ◯
※筆者の主観による評価です
冷やしたり加水したりしても、味わいのバランスが崩れにくいのがいいですね。
ひとつずつ感想をどうぞ。
(ストレートについては先ほど書いたので割愛)
ロック
ジョニーウォーカーといえば、やっぱりこれですね。
氷で冷えても、香りや味わいがしっかりキープされているのがすばらしい。
初めて飲むなら、まっさきに試してほしい飲み方です。
ハイボール
これぞ、スコッチハイボール!な味わい。
甘い香り、ほどよいピート。
飲みごたえもあり、バランス良しです。
おいしいハイボールを作るためのセオリーについては、こちら↓
水割り
とてもスムースな口当たり。
風味は、フルーティな印象が強くなります。
ジョニーウォーカーで水割りはあまり聞かないですが、いいですね。
さすがに、食事に合わせるのはちょっと難しいですが…
塩気の効いたナッツなんかにはベストマッチです。
トワイスアップ
こちらもあまりジョニーウォーカーでやるイメージはないですが、なかなか良いです。
甘さが、一気に花開きます。
ほろ苦さとのかけあわせが心地よいですね。
ジョニーウォーカーブラックラベルで作るカクテルのレシピ
ジョニーウォーカーブラックは、実はカクテルベースとしても優秀。
飲むときの選択肢に加えると、より深く楽しむことができますね。
Twitterに、私が作ったときのレポートを書いていたので、こちらを参考にどうぞ。
ジンジャーハイボール
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年6月15日
ウイスキー 40ml
ライムジュース 5ml
ジンジャービア(ジンジャーエールでも可) 適量
ビルド
コク深く刺激的😌
ジョニーウォーカーの良さが花開いている気がします
手軽に作れるし、かなりおすすめだこれ! pic.twitter.com/XKLd7jmy5s
ジョニーウォーカーブラックでゴッドファーザー
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年6月17日
ジョニーウォーカーブラック 45ml
アマレット 15ml
ビルド
そりゃ美味しいでしょ、っていう組み合わせですね😌
アマレットの強い味わいにも、きっちり太刀打ちできていますね👍 pic.twitter.com/xnlnaYUUWx
ゲーリックコーヒー
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年5月19日
スコッチウイスキー 30ml
コーヒーシュガー 1tsp
ホットコーヒー 適量
生クリーム 適量
ビルドで作り、生クリームをフロート
アイリッシュコーヒーのスコッチVer.
ジョニーウォーカーをベースにしたんで、力強い味わい😌
満足感高し👍 pic.twitter.com/B4eYcWEQaA
マミーテイラー
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年6月12日
スコッチウイスキー 45ml
ライムジュース 15ml
シェーク
ジンジャーエールで満たす
ジョニーウォーカーをカクテルベースに使ってみる実験😌
このレシピだとサッパリしておいしいですが、ちょっと芯がない感じかも🤔
辛口ジンジャーエールとか、使うといいかもしれませんね pic.twitter.com/g5gxWr36BV
※シェークせずにグラスの中で混ぜ合わせてもOK
ハイランドクーラー
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年6月14日
スコッチウイスキー 45ml
レモンジュース 15ml
シュガーシロップ 1tsp
アンゴスチュラビターズ 2dash
シェーク
ジンジャーエールで満たす
うん、これは芯があって飲みごたえがある😌
ジョニーウォーカー、カクテルに使うなら冷凍がいいかもですね
香りはしっかりキープされてる pic.twitter.com/BpvvErrMKI
※シェークせずにグラスの中で混ぜ合わせてもOK
ジョニーウォーカーブラックでサイレントサード
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年6月15日
ジョニーウォーカーブラック 40ml
ホワイトキュラソー 10ml
レモンジュース 10ml
シェーク
ジョニーウォーカーはあんまり合わないかな…?となんとなく思ってたけど、全然そんなことなかった
とても美味しい…
サイドカーにはない力強さ😌 pic.twitter.com/SB8gnSllKO
ペニシリン
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年11月5日
ウイスキー 45ml
レモンジュース 20ml
蜂蜜 20ml
生姜スライス 3枚くらい
生姜をマドルし、材料を入れシェーク
アイラウイスキー1.5tspをフロート
海外だと、わりと人気のレシピみたいです
刺激的かつ、フレッシュさもあっておもしろい
ピートのアクセントも良き😌 pic.twitter.com/0gSMuscbK5
チャーチル
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年11月8日
スコッチウイスキー 30ml
ホワイトキュラソー 10ml
スイートベルモット 10ml
ライムジュース 10ml
シェーク
おお、これはバランスのいい味わい😌
ウイスキー+ライムジュースってまとめるのが難しい印象がありますけど、ベルモットの効果ですかね
どこか、気品のある雰囲気も良い… pic.twitter.com/x4r1VosfMs
カクテルだと、ウイスキー特有のクセも和らぎます。
「ウイスキーの味に少し抵抗がある…」
という方は、親しみやすいカクテルから触れてみるのも、賢い選択肢かもしれませんね。
カクテル道具の選び方についてはこちら↓
ジョニーウォーカーブラックラベルのまとめ
最後にざっくりとまとめます。
【まとめ】
- ブレンデッドのスコッチウイスキー
- スコッチ売上世界一(ブランド合算)
- バランスの取れた、芯のある味わい
- ストーリーがカッコいい
- ロックとハイボールで飲むと特においしい
- カクテルベースとしても優秀
改めて深掘りしてみると、とても魅力的であるということが分かったと思います。
ウイスキーを飲んでいくなら、いずれは口にするであろう銘酒。
せっかくなら、この機会に味わってみてはいかがでしょうか?
今回、記事を紹介させていただいた安井氏のブログはこちら↓
【関連記事】
・ウイスキーベースのスタンダードカクテルレシピ
・「シーバスリーガル ミズナラエディション」のレビュー
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