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自宅でカクテルを作るときに役立つ情報ブログです。カクテルの作り方、おすすめのお酒を紹介していきます。

フレッシュな梨を使ったカクテルレシピ5種【自宅で簡単】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回は、フレッシュな梨を使ったカクテルのレシピを紹介したいと思います。

 

 

梨のカクテルはほんのり甘く、みずみずしい味わい。

 

特別な道具なしで作れるレシピから、ベースのお酒の選び方のポイントまで。

自宅での楽しみかたを、提案していきます。

 

  

梨を使ったカクテルのレシピ

素材そのものが美味しいので、どれもかなりの味わいでした。

 

特にジン、ラムとの組み合わせが素晴らしかったですね。

銘柄など、ぜひ参考にしてみてください。

 

梨のジントニック

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【材料】

ジン 30ml

梨(すりおろし) 1/4個

レモンジュース 1tsp

シュガーシロップ 1tsp

トニックウォーター Full up

 

【作り方】

シェイカーにトニックウォーター以外の材料を入れてシェイクする。

グラスにシェイクしたカクテルを氷ごと入れて、トニックウォーターで満たす。

軽くステアして、お好みで梨のスライスを飾る。

 

すりおろした梨を果肉ごと加えた、リッチなカクテルです。

 

芳醇な梨の風味に、炭酸の爽快感。

ほのかな甘さで、心地よい味わいですね。

 

POINT

ちなみに今回使用したジンはボンベイサファイア。

 

梨の味との相性がいいと聞いていたのですが、噂通りでしたね。

優しく、上品な味に仕上げることができました。

 

 

ちなみにこのカクテル、シェイカーを使わなくても美味しく作ることができました。

 

【シェイカーを使わない作り方】

トニックウォーター以外の材料を氷を入れたグラスに入れて、よくステア。

その後、トニックウォーターでグラスを満たして軽くステア。

 

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シェイカーを持っていないという方は、こちらでどうぞ。

  

梨のギムレット

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【材料】

ジン 30ml

梨 1/6個(すりおろし)

コアントロー 1tsp

シュガーシロップ 1tsp

 

【作り方】

梨をすりおろして絞り、ジュースにする。

他材料とともにシェイカーでシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

梨を使った、ギムレットスタイルのカクテルです。

今度は、口当たりをよくするために果汁のみを使います。

 

こちらも、調和感のあるすばらしい味わい…。

梨カクテルの良さを実感できる1杯です。

 

POINT

こちらのベースも、先ほどと同じく「ボンベイサファイア」がおすすめです。

 

梨のシャンパンカクテル

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【材料】

梨(すりおろし) 1/4個

シュガーシロップ 1tsp

シャンパン Full up

 

【作り方】

グラスにすりおろした梨、シュガーシロップを入れてシャンパンで満たし、軽くステアする。

 

シャンパンを合わせた、シンプルなカクテルです。

 

フレッシュ感があふれる、リッチな味わい。

特別感がありますね。

 

POINT

高価なシャンパンではなく、スパークリングワインでも充分です。

 

開けてから少し時間が経ってしまったものを、美味しく飲みたいときにもいいですね。

 

梨のフローズンカクテル

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【材料】

ホワイトラム 30ml

梨(冷凍) 1/4個

青リンゴリキュール(林檎酒) 1tsp

 

【作り方】

梨の皮剥いて冷凍する。

ブレンダーに材料を入れてミックスし、グラスに注ぐ。

お好みでミントの葉を飾る。

 

凍らせた梨とラムを合わせて作る、フローズンカクテル。

シンプルですが一応、筆者オリジナルのレシピとなります。

 

ボリューム感とみずみずしさを感じる味わいとなりました。

暑さが残る、初秋の時期にぜひどうぞ。

  

梨のカルヴァドスカクテル

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【材料】

カルヴァドス 30ml

梨(すりおろし) 1/4個

シュガーシロップ 2tsp

レモンジュース 1tsp

 

【作り方】

梨をすりおろして絞り、ジュースにする。

材料をシェイカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

リンゴのブランデー「カルヴァドス」と合わせたレシピです。

 

リンゴと梨の風味がかけ合わさって、とてもフルーティでみずみずしい味わいに。

 思わずため息が漏れてしまうような、優雅さです。

 

  

梨の旬はいつ?店頭に並ぶのは何月から?

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【梨の旬】8月~9月

【店頭に並ぶ時期】7月から10月頃まで

 

品種によって少し時期が違いますが、9月前後の果物だと覚えておけばいいでしょう。

 

短い時期だけの、まさに「旬の味覚」なので、時期を逃さずに味わいたいですね。

 

POINT

値段は一般的な品種ですと、1個150円〜200円とお手頃価格。

秋は美味しいものが安く買えちゃうのが嬉しいところですよね。

 

 

みずみずしい味わいの梨カクテルを自宅で楽しもう

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どれも、素晴らしい味わいでした。

やはり、生の果物を使ったカクテルはいいものですね。

 

秋にしか楽しめない味わいなので、お店に並んでいるうちに楽しんでみてくださいね。 

 

 

おすすめのフルーツカクテルブックはこちら↓(フルーツ41種類、カクテル80種のレシピが載っています。)

 

【関連記事】

・おすすめのカクテルブックまとめ 

www.green-alaska.com

 

・フレッシュメロンのカクテルレシピ 

www.green-alaska.com

 

・フルーツ系リキュールのおすすめまとめ  

www.green-alaska.com

 

「タンカレージン」のレビューと個人的評価【辛口派に】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅で、カクテルを作っています。

ジンのカクテルは、いままでに数百種類作っています。

 

今回は、「タンカレージン」の特徴と使い方をレビューしていきます。

 

 

この記事を読むと

  • タンカレージンの特色
  • どんな人におすすめなのか?
  • どのように使うのがいいのか?

を、学ぶことができます。

 

すでに、飲んだことがある方も魅力の再発見があるかもですね。

 

では、どうぞ。

 

パルフェタムール(バイオレットリキュール)のカクテルとオススメの銘柄

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回はパルフェタムールの楽しみ方と、オススメの銘柄を紹介していきます。

 

 

なんとなく選んだ銘柄で、いつも同じ飲み方をしている…

という方に、役立つ記事になっていると思います。

 

ぜひ、参考にしてみてください。

 

 

 

【おさらい】パルフェタムールとは?

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30秒でパパッとおさらいします。

 

パルフェタムールは、ニオイスミレのリキュール。

主な原料はニオイスミレに加え、オレンジなどの柑橘類です。

 

特徴は、あざやかな紫色と甘い香り。

オーデコロンのような香り、と言うとイメージしやすいかもしれませんね。

 

 

パルフェタムールを使ったカクテルレシピ

甘口のリキュールですが、さっぱりと飲めるレシピもあります。

興味が湧いたものから、ぜひお試しを。

 

バイオレットフィズ

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【材料】

パルフェタムール 45ml

レモンジュース 10ml

シュガーシロップ 1tsp

炭酸水 Full up

 

【作り方】

シェーカーに炭酸水以外の材料を入れてシェイクする。

氷を詰めたグラスに注ぎ、炭酸水で満たして軽くステアする。

 

パルフェタムールの定番ロングカクテル。

30年ほど前に、日本も流行していましたね。

 

このレシピだと、スッキリとした味わいで楽しむことができます。

シェイクせずに、ビルドで作っても十分に美味しいです。

 

ブルームーン

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【材料】

ジン 30ml

パルフェタムール 15ml

レモンジュース 15ml

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れて優しくシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

パルフェタムールのカクテルで、おそらくもっとも有名なレシピ。

 

パルフェタムールの甘さが、ジンとレモンによってキリッと引き締められたような味わいです。

 

ショートカクテルらしい飲みごたえもしっかりとあり、定番になるのも頷けますね。

 

ベースのジンは「ボンベイサファイア」が個人的におすすめです↓

www.green-alaska.com

 

ラベンダーシロップのブルームーン 

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【材料】

ジン 30ml

パルフェタムール 15ml

レモンジュース 10ml

ラベンダーシロップ 10ml

 

(ラベンダーシロップの作り方)

鍋に水200mlを入れて火にかけて沸騰させる。

火を止めて、ドライラベンダー20gを入れて蓋をし、3分ほど蒸らす。

ラベンダーを取り除き、煮出した汁を再び火にかけて半量になるまで煮詰める。

火を止めて、グラニュー糖100gを入れてよく溶かす。

レモンジュース5mlを入れて(保存のため)完成。

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れて優しくシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

ブルームーンのアレンジレシピをひとつ。

自家製のラベンダーシロップを使ったレシピです。

 

通常のブルームーンと比べると、より華やかで柔らかな仕上がりとなります。

香りの相性もよく、リラックス効果倍増ですね。

 

ジュテーム 

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【材料】

パルフェタムール 20ml

白ワイン 40ml

クラッシュドアイス

 

【作り方】

グラスにクラッシュドアイスを入れて、材料を注ぎステアする。

 

白ワインと合わせた「ミストスタイル」のレシピ。

 

味の方は、控えめな甘さで上品な印象ですね。

キリッと冷えますので、暑い時期には特にオススメの飲み方です。

 

アズール

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【材料】

ウオッカ 40ml

パルフェタムール 20ml

ブルーキュラソー 1tsp

レモンジュース 1tsp

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

azur(フランス語で青)という名のカクテルです。

 

パルフェタムールの香りと甘さが、ふくよかに。

シンプルなレシピなので、パルフェタムールの良さを存分に味わうことができますね。

 

おすすめのウォッカについてはこちら↓

www.green-alaska.com

 

パッセンジャーリスト

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【材料】

ブランデー 15ml

ジン 15ml

パルフェタムール 15ml

シャルトリューズ ジョーヌ 15ml

ペルノー 1dash

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

度数が高いので、少し上級者向けのカクテルです。

 

なんとも飲みづらそうだ…と思うかもしれません。

ですが、実際に飲んでみると、意外と甘口で香りもよく、美味しくいただくことができます。

 

シャルトリューズについてはこちら↓

www.green-alaska.com

 

パザパ 

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【材料】

フレンチウォッカ(グレイグース) 40ml

ゼラニウムウォーター 20ml

パルフェタムール 10ml

レモンジュース 1tsp

レモンピール

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れてシェイクする。

カクテルグラスに注ぎ、レモンピールをする。

 

ウォッカマティーニのアレンジカクテル。

創作者は、バー「石の華」石垣忍氏です。

 

斬新かつ優雅な香り、上品さを感じる一体感のある仕上がり。

華のマティーニ、と言った表現がよく似合う味わいですね。

 

ゼラニウムウォーターは実店舗にはほとんどないので、ネットで買うのがおすすめです↓

 

ルナパーク

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【材料】

ウォッカ 20ml

パルフェタムール  20ml

ヨーグルトドリンク 10ml

アセロラジュース 10ml

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

リンゴとレモンの皮を飾る。

 

スタアバー銀座、オーナーバーテンダー岸久氏の創作カクテル。

 

淡くやわらかな風味で、親しみを持てますね。

ショートカクテルに慣れてない人でも、美味しく飲むことができると思います。

 

パーフェクトラブ

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【材料】

ウォッカ 40ml

パルフェタムール 20ml

ホワイトキュラソー 10ml

レモンジュース 10ml

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

ブルームーンに材料は似てますが、こちらはやや甘口。


メラーナーのオレンジ香がよく引き立っていて、非常においしいです。

個人的には、かなり好きなバランスですね。

 

イーグルスドリーム

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【材料】

ジン 40ml

パルフェタムール 20ml

レモンジュース 15ml

シュガーシロップ 1tsp

卵白 1個分

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れて、ハンドブレンダーなどで混ぜる。

氷を入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

こちらは、卵白が入ることでまろやかになったブルームーンといった感じ。

 

パルフェタムールの香りも、わりとしっかり。

やわらかい感じが好きな方は、ぜひどうぞ。

 

アビエーション

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【材料】

ジン 60ml

マラスキーノリキュール 10ml

バイオレットリキュール 10ml

レモンジュース 15ml

マラスキーノチェリー 1個

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

マラスキーノチェリーを飾る。

 

パルフェタムールが入る、クラシックなアビエーション。

シップスミスジン公式サイトを参考に、作ってみました。

 

香りは甘く、味わいはマラスキーノのコクが効いてますね。

アルコール強めで人を選ぶかもしれませんが、いいレシピだと思います。

 

 

パルフェタムールのオススメ銘柄、味わい比較

パルフェタムールは、銘柄ごとに味わいの差があります。

 

それぞれの銘柄の特徴について、まとめてみました。

  

ボルス パルフェタムール

 

パルフェタムールの定番銘柄。

 

よく流通してますので、お手軽に手に入れることができるのがなによりのメリットですね。

お値段も手頃な感じです。

 

味わいは、適度な甘みでクリアな印象。

香りも自然でほどよく、まさにスタンダードなパルフェタムールといったところです。

 

バーでも、この銘柄を使っているところがほとんどだと思います。

 

マリーブリザール パルフェタムール

こちらはボルスとは打って変わって、濃厚な香りと甘みが特徴です。

 

特に香りは伸びもよく、ロングカクテルにしてもしっかりと香ってくれますね。

まるでマダムの香水のような甘々な香りです。

 

なので、甘い仕上がりにしたい時にはこちらの銘柄をオススメします。

 

POINT

注意としては、色がちょっと薄めなこと。

カクテルによっては、灰色っぽくなっちゃうこともあります。

 

メラーナー パルフェタムール

 

あまり有名ではないのですが、個人的にイチオシの銘柄です。

 

まず、このパルフェタムールは発色が素晴らしいです。

 

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※1枚目はボルス、2枚目はメラーナーを使ったブルームーン

 

比較すると、よく分かりますね。

伸びもよく、ロングカクテルにしても鮮やかさが残ります。

 

味わいは、華やかで上品な仕上がり。

他銘柄より、オレンジのフレーバーがやや強めです。

 

カクテルのクオリティを引き上げたいという方には、ぜひ手に取ってもらいたいですね。

少し長くなってしまって恐縮ですが、それくらいオススメだということで…(笑)

 

 

パルフェタムールでフォトジェニックなカクテルを楽しもう

パルフェタムールの楽しみ方を紹介しました。

 

香りに癒されるのもよし、甘い味わいをたのしむのもよし。

鮮やかな紫色は写真映えもしますから、SNSなどでシェアして楽しむのもいいですね。

 

まずは簡単なレシピから、このリキュールを楽しんでみてください。

 

 

【関連記事】

・カンパリの飲み方、カクテルレシピ

www.green-alaska.com

 

・ハーブリキュール「スーズ」のカクテルレシピ

www.green-alaska.com

 

・メロンリキュール「MIDORI」のカクテルレシピ

www.green-alaska.com

 

ジンベースのスタンダードカクテルレシピ40種【作るコツも解説】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅で、カクテルを作ってます。

ジンのカクテルは、200種くらい作ったと思います。

 

今回は、ジンベースのスタンダードレシピを紹介します。

 


この記事を読むことで、

  • 定番のジンカクテル
  • 作り方とおいしく作るコツ
  • 世界的に流行しているレシピ

を学ぶことができます。

 

カクテルブック代わりに、活用してもらえると嬉しいです。

フレッシュな桃を使った本格カクテルのレシピ7種を紹介します

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回は、桃を使ったカクテルのレシピを紹介したいと思います。

  

 

カクテルの世界では、ピーチフレーバーは定番。

ピーチウーロンとか、ファジーネーブルを飲んだことのある人は、多いと思います。

  

それでは、生の桃を使った場合はどのようなカクテルになるのか?

いろいろなレシピを紹介していきたいと思います。

 

  

桃を使ったカクテルのレシピ

かんたんなものから、ひと手間かけた本格レシピまで。

幅広く紹介していきます。 

 

白桃のベリーニ

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【材料】

桃 1/2個(すりおろし)

シャンパン(スパークリングワイン) 適量

レモンジュース 1tsp

シュガーシロップ 1tsp

グレナデンシロップ 1tsp

 

【作り方】

桃を1/4のくし切りにして、おろし器ですりおろす。

シャンパン以外の材料とともにシェイカーに入れ、軽くシェイクする。

フルート型のシャンパングラスに注ぎ、シャンパンで満たす。

 

シャンパンのカクテル、「ベリーニ」をフレッシュな桃でぜいたくに。

 

みずみずしい桃のフレーバーにあふれた一杯。

シンプルですが、絶品です。

 

スパークリングワインは、コスパのいい「フレシネ コルドンネグロ」がおすすめ↓

 

桃のオールドファッションド

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【材料】

桃 1/4個

バーボン 45ml

シュガーシロップ 1tsp

 

【作り方】

グラスに皮をむいた桃とシロップを入れて、つぶす。

氷とバーボンを加え、軽くステアする。

 

「オールドファッションド」を桃でアレンジした一杯。

ニッカウヰスキーのTwitter公式アカウントで、紹介されていたレシピです。

 

 

家でも簡単に作れて、しかも特別感のある味わい。

自分としては、100点満点のカクテルです。

 

桃のマティーニ

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【材料】

ジン 45ml

桃 1/4個(皮ごと)

シュガーシロップ 1tsp

 

【作り方】

ボストンシェイカーに材料を入れ、よくマドルする。

氷を詰めて軽めにシェイクし、目の荒い濾し器で漉しながらカクテルグラスに注ぐ。

 

フルーツカクテルの定番、マティーニスタイルのカクテルです。

 

優しい甘さとフレッシュな香り。

ジンのスッキリした風味と桃の香りが良く合っています。

 

POINT

桃の繊細な風味を活かすために、ソフトにシェークするのがいいと思います。

シュガーシロップの量も、味を見て調整するのがオススメです。

 

ローズマリーと桃のマティーニ

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【材料】

ローズマリーインフュージョンジン 45ml

桃 1/4個(皮ごと)

シュガーシロップ 1tsp

 

【作り方】

ボストンシェイカーに材料を入れ、よくマドルする。

氷を詰めて軽めにシェイクし、目の荒い濾し器で漉しながらカクテルグラスに注ぐ。

お好みで軽く火で炙ったローズマリーを飾る。

 

桃のマティーニを少しアレンジして、ローズマリーを加えてみましょう。

 

ローズマリーと桃は、意外にも相性が○。

香りはスパイシーでハーバル、口当たりは柔らかに仕上がります。

 

ベースのジンは、ハーバルな「ボンベイサファイア」を使用しています↓

 

 桃とクリームのフローズンカクテル

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【材料】

ラム 20ml

桃 1/4個(皮ごと)

ピーチシロップ 1tsp

シュガーシロップ 2tsp

生クリーム 20ml

クラッシュドアイス

 

【作り方】

材料をミキサーに入れてブレンドする。

クラッシュドアイスはカクテルの硬さをみながら少しずつ加えていく。

 

生クリームと合わせて、フローズン風のデザートカクテルにしてみました。

 

優しい甘さで、クリーミーな仕上がり。

生の桃の、みずみずしい風味でリッチな印象ですね。

 

POINT

作り方にもありますが、桃は皮ごとミキサーでブレンドします。

 

皮が入ることによって香りが立って、桃のフレッシュ感が強調されます。

桃の表面をよく洗い、水気を取ってから加えてみてください。

 

ベースに使ったラム「アプルトン」についてはこちらで紹介↓  

www.green-alaska.com  

ピーチハニーミントジュレップ

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【材料】

ジャパニーズウイスキー(山崎) 50ml

桃 1/2個

ハチミツ 15ml

スペアミントの葉 15枚程度

炭酸水 40ml

 

【作り方】

グラスに桃とミントを入れて、ペストルでマドルする。

残りの材料を入れて再びマドルし、クラッシュドアイスを詰める。

お好みでミントの葉を飾る。

 

ジャパニーズウイスキー「山崎」を、桃とともにジュレップスタイルにしたレシピです。

 

山崎のフレーバーは、桃やハチミツとよく合います。

仕上がりはフルーティで柔らかく、かつ奥深い味に仕上がります。

  

「山崎」は現在、値段が高騰中…ということで、バーボンをベースにするのもおすすめです↓  

www.green-alaska.com

 

白桃のサングリア

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【材料】

桃 適量

白ワイン 桃が浸かるくらいの量

 

【作り方】

ビンに皮をむいた桃を入れ、白ワインを注ぎ冷蔵庫で保管する。

1〜2日置いて味が馴染んだら完成。

お好みで、シナモンやレモンなどのフルーツやスパイスを加えても美味しい。

 

ワインに果物を漬けて作る「サングリア」を、桃で作るレシピです。

 

ワイン特有のクセも和らいで、スイスイと飲める味に。

なので、お酒初心者の方にもかなりオススメの楽しみ方ですね。

 

POINT

残った桃を、ジャムなどに加工して食べるのも楽しみの1つ。

砂糖といっしょに鍋で軽く煮詰めると、すぐに作れます。

 

白ワインがふわっと香って、高級感のある味になるのがたまらないです。

 

 使う白ワインは、コスパのいい「コノスル」がおすすめです↓

 

 

桃の旬はいつ?店頭に並ぶのは?

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フルーツカクテルは、旬の時期に作るとさらにおいしく楽しむことができます。

ということで、桃の旬はこちら。

 

【桃の旬】6月〜9月

【店頭に並ぶ時期】6月〜9月

 

6月は少し値段が高めですが、7月に入ると一個250円ほどに落ち着いてきます。

けっこう値段が上下するので、安い日を狙って買いに行きましょう。

 

POINT

痛みやすい果物なので、食べる際はお早めに。

その日に食べる場合は、身の柔らかい熟したものを選ぶのがオススメです。

 

 

フレッシュな桃を使った贅沢な一杯をたのしもう

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気軽に楽しめるピーチリキュールのカクテルもいいですが、たまにはこんなリッチなカクテルもいいものです。

 

ひと手間かけた極上の味わいは、お酒好きならためす価値アリ。

ぜひ、桃が美味しい時期に作ってみてください。

 

 

おすすめのフルーツカクテルブックはこちら↓(フルーツ41種類、カクテル80種のレシピが載っています。)

 

【関連記事】

・フレッシュフルーツカクテルのレシピまとめ 

www.green-alaska.com

 

「奏 Kanade」白桃リキュールのレビュー

www.green-alaska.com

  

・おすすめのトニックウォーター3つ+α 

www.green-alaska.com

 

「ガリアーノ」の飲み方とカクテルレシピの紹介【カクテルのアクセントに】

ガリアーノとは?

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ガリアーノはイタリア製のハーブリキュールです。

イタリアの香草リキュールと言えば、日本でも人気のカンパリが思い浮かびますが、こちらのリキュールもそれに負けない味わいを持っています。

 

今回はこのガリアーノというリキュールにスポットを当てて、特徴や美味しい飲み方について解説していきたいと思います。

 

ガリアーノは掘り下げるほどに魅力を感じるリキュール。

みなさんも、その魅惑的な味わいを堪能してみてください。

 

 

ガリアーノの特徴

ガリアーノの最大の特徴はその見た目にあります。

実際にボトルを見てみましょう。

 

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デカァァァァいッ説明不要!!

 

ガリアーノのボトルの高さは約50cm。

比較するために並べたトニックウォーターのビンの2倍くらいの高さですね。

これはご立派…。

 

このような個性的なボトルデザインなので、バーテンダーの方々からは「収納に困る」と大評判となっていますね。

我が家でも、ガリアーノは棚に入らず床に直置き。

こんなの入る棚なんかそうそう見つからないですよね…。

ですが、そこがまた愛らしくもあり話のネタとしても面白いです。

 

ボトルのデザインというのはバーの世界では、意外と大事なもの。

ボトルのデザインが変わっていると、そこからバーテンダーさんと話すきっかけができますし、話しているうちに実際に飲んでみたくなるものです。

思えば筆者がガリアーノを初めて口にしたのも、バーでその背の高いボトルが目に止まったからでしたね。

 

 

ガリアーノはどんな味がするのか?

 

ガリアーノの特徴はもちろんその見た目だけではありません。

味の方も魅力に溢れたものとなっています。

 

ガリアーノの原料はアニス、ネズの実、ラベンダー、ペパーミント、バニラなど。

30種類以上のハーブ、スパイスを独自の割合で配合して作られます。

完成したリキュールは、ほのかなアニスの香りとサラリとした甘さが特徴的。

バニラが香る、というレビューも見たことありますがほとんど感じませんね。

隠し味レベル、といったところです。

 

アニス系のリキュールは、飲むとリラックスさせてくれるような味のものが多いです。

ですがガリアーノはそれとは少し違う、どこか陽気さを感じさせるような味わいだと私は思いますね。

 

 

ガリアーノの使い方。どんな人にオススメなのか?

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ガリアーノは、ソーダ割りなどのシンプルな飲み方でも美味しく飲むことができます。

それだけでも十分に楽しめるのですが、このリキュールが真価を発揮するのは、色々な材料と組み合わせて本格的なカクテルを作る時です。

 

特に、風味付けのために少しだけ使うようなレシピを試してみるとその良さがよく分かりますね。

ガリアーノの香り高い風味は、カクテルに奥深さを与えてくれます。

他材料と違和感なく溶け込んでくれるため、使い勝手も◯です。

 

実は私はガリアーノのボトルを数年前に買って、少し飲んだきりそのまま飲み残していたのですが、最近になって消費が一気に増えました。

その理由は本格的なカクテルを色々と作るようになったからです。

 

数多くのレシピを作っていくうちに、ガリアーノの使い勝手の良さに気づくことができた、というところでしょうか。

なのでスタンダードだけではなく色々なレシピに挑戦したい、という方にはガリアーノを強くオススメします。

 

 

ガリアーノを使ったカクテルのレシピ

それでは、ガリアーノを使ったカクテルのレシピを紹介していきます。

 

今回は、スタンダード以外の少し珍しいレシピを中心に集めてみました。

マイナーなカクテルの中にも、ハッと驚く味わいのものがありますね。

このような発見があるから、カクテル作りは辞められません!

 

ハーベイウォールバンガー

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【材料】

ウォッカ 45ml

オレンジジュース Full up

ガリアーノ 2tsp

 

【作り方】

グラスに氷を詰めて、ウォッカとオレンジジュースを注ぎステアする。

最後にガリアーノをフロートさせる。

 

ガリアーノを使ったカクテルとして1番有名なのが、このハーベイウォールバンガーです。

レシピとしてはウォッカベースのカクテル、「スクリュードライバー」にガリアーノを少し足した感じですね。

 

ガリアーノの量はほんの2tspですが、それがスクリュードライバーとは違った風味を生み出しています。

余韻にはほのかなアニスの風味が顔をのぞかせ、その香りに思わずうっとりとしてしまいますね。

 

定番なだけあってとても美味しいカクテル。

ガリアーノを手にしたら、まずはこれを試してみてください。

 

使用するウォッカはスタンダードで癖のないものがオススメです。

別記事でウォッカの銘柄について解説していますので、こちらから選んでみてはいかがでしょうか?

 

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ガリアーノトニック

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【材料】

ガリアーノ 45ml

トニックウォーター Full up

ライムスライス 1枚

 

【作り方】

グラスに氷を詰めて、ガリアーノを注ぎステアする。

トニックウォーターで満たし、軽く再ステアする。

お好みでライムスライスをグラスに入れる。

 

こちらも定番の飲み方ですね。

先ほどのカクテルとは違い、ガリアーノの味わいを前面に出した飲み方です。

 

やっぱり炭酸が入ると爽快感が出るのがいいですね。

トニックの苦味、酸味に豊かな香草の風味。

カジュアルに、ワイワイ楽しむような飲み方がよく似合うカクテルです。

 

ライムを入れると全体に調和感が生まれて、芯の通った味わいとなりますね。

ぜひフレッシュライムを使って作ってみてください。

 

水割り

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【材料】

ガリアーノ 45ml

ミネラルウォーター Full up

 

【作り方】

グラスに氷を詰めて、材料を注ぎステアする。

 

カクテル初心者の頃に、色々と試して発見した飲み方です。

リキュールを、しかもイタリア製のものを水割りだなんて邪道もいいところなんですが、これが意外とバカにできない味なんです。

 

スッキリとした甘みに豊かな香草の香り。

ソーダ割りよりも、ダイレクトにガリアーノの味を感じることができるのがいいですね。

これならお酒にあまり強くないという人でも、気軽に楽しむことができそうです。

 

エヴァーグリーン

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【材料】

テキーラ 30ml

グリーンペパーミントリキュール 15ml

ガリアーノ 10ml

パイナップルジュース 90ml

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクして、氷を入れたグラスに注ぐ。

 

ガリアーノを使った甘口のロングカクテルです。

ベースはテキーラ。

その青々しい香りとガリアーノの香草の風味、ミントの香りがよくマッチしています。

 

香りも味も分かりやすいハッキリとした感じですが、ガリアーノの効果で奥深さも感じることができますね。

ミントの爽快感とトロピカルな風味で、夏を感じる味わいです。

暑い日に飲むと雰囲気が出そうですね。

 

ビバ・コウベ

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【材料】

ホワイトラム 45ml

ガリアーノ 10ml

グレープフルーツジュース 30ml

トニックウォーター Full up

 

【作り方】

ラム、ガリアーノ、グレープフルーツジュースをシェイカーに入れてシェイクして、氷を入れたグラスに注ぐ。

トニックウォーターで満たし、軽くステアする。

 

ラムとガリアーノを合わせたカクテルです。

創作者は神戸の老舗バー「SAVOY」のオーナーバーテンダー、木村義久氏。

 

ほんのりと苦甘い、スッキリとした仕上がりのカクテルですね。

かなり飲みやすい味わいなので、ハーブリキュール入門用や、お酒初心者の方に良さそうな感じです。

 

派手さはないですが、均整のとれた味わい。

とても親しみを持てる、暖かな味のカクテルです。

 

ゴールデンドリーム

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【材料】

ガリアーノ 15ml

ホワイトキュラソー 15ml

生クリーム 15ml

オレンジジュース 15ml

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。

 

生クリームとガリアーノを合わせたショートカクテル。

ガリアーノはオレンジとの相性がいいリキュールです。

なのでこれは、お互いがお互いの味を高め合う理想的なペアリングのカクテルだと言えますね。

 

このカクテルは口当たりはクリーミーで、陽気なイメージの味ですね。

生クリームとガリアーノの組み合わせのカクテルといえば、ゴールデンキャデラックが有名ですが、私はこちらの方が断然好みです。

 

飲んだことのある方は少ないと思いますので、みなさんもぜひ試してみてください。

筆者イチオシです!

 

ザ・アトランティック

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【材料】

ガリアーノ 30ml

ホワイトラム 20ml

パイナップルジュース 30ml

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。

 

ラムとパイナップルという、南国感のある材料を組み合わせたカクテルです。

材料を見て分かるとおり、甘口でトロピカルな味わいです。

シンプルなレシピですが、ガリアーノの風味でリッチな仕上がりとなっています。

 

ラムのふくよかな風味も、拡がりをみせるようなイメージ。

複雑な風味を与え、材料の味をまとめ上げる。

ガリアーノの使い勝手の良さを実感できるレシピですね。

 

使用するラムは、フルーティな風味のアプルトンホワイトがオススメです。

以下の記事で、このラムの特徴について詳しく解説しています。

 

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アンジェロ

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【材料】

ウォッカ 30ml

ガリアーノ 10ml

サザンカンフォート 10ml

オレンジジュース 45ml

パイナップルジュース 45ml

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクして、氷を入れたグラスに注ぐ。

 

ガリアーノとサザンカンフォート、そして2種のフルーツを組み合わせたカクテルです。

このカクテルはじっくりと味わいながら飲むのが楽しいですね。

色々なフルーツやハーブの風味が溶け込んでいますので、複雑で飲みごたえのある味となっています。

 

これだけの材料を使っていると、ゴチャゴチャした味になってしまいそうですが、不思議と芯の通ったまとまりのよさを感じますね。

これはもしかすると、ガリアーノの効果なのでしょうか?

断定することはできませんが、ガリアーノのカクテルはどれも調和感がすばらしいので、そうなのかも?と思ってしまいますね。

 

ホワイトシルク

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【材料】

ガリアーノ 30ml

フランジェリコ 15ml

牛乳 15ml

チョコレートピール

 

【作り方】
材料をシェイカーに入れてシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。

薄く削ったチョコレートをふりかける。

 

ガリアーノとヘーゼルナッツリキュールという異色の組み合わせのカクテル。

ナッツの香ばしさとハーブの風味…。

一見するとミスマッチだと感じてしまいますよね。

 

しかし実際に味わってみると、これが美味しい。

豪華さを感じるその味は、まるでフランス菓子のようです。

私は一口飲んで、思わず「あれ?美味しいぞこれ…?」なんて言ってしまいました(笑)

 

本当に、ガリアーノを使うと色々な味を楽しむことができますね。

このリキュールの底力に気付くことができてよかったです。

 

シエスタ

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【材料】

ガリアーノ 20ml

メロンリキュール 20ml

生クリーム 20ml

ブルーキュラソー 10ml

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。

 

少し意外性のある、メロンリキュールとのペアリングです。

創作者は保志雄一氏。

さまざまなカクテルコンペで優勝経験を持つ、銀座のバーテンダーです。

 

ふんわりとした優しい口当たりに心地よい甘さ。

なるほど、これはたしかに「シエスタ」というネーミングにぴったりの味わいですね。

 

私としては、このカクテルにノスタルジックな印象も受けました。

静寂と郷愁。そんなイメージのカクテルです。

 

使用するメロンリキュールは、定番の「MIDORI」がオススメですね。

MIDORIについては、別記事にて詳しく解説しています。

 

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さいごに

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ガリアーノを使ったさまざまな味わいのカクテルを紹介しましたが、いかがでしたか?

 

私は、今回700mlのボトルが空になってしまうほど、色々なカクテルを作ってしまいました。

その過程で、最初に飲んだ時の印象がここまで変わってくるとは…本当に驚きましたね。

 

先ほども言いましたが、このボトルは本格派のカクテルを色々と作りたい!という方にオススメです。

特に、定番のスタンダードカクテルはあらかた作ってみたという方が手にすると、新たな発見があるのではないでしょうか?

 

みなさんも自宅やバーで、この味を楽しんでみてください!

 

 

その他のハーブリキュールについては別記事でまとめてあります。

色々な味のものがありますので、あなたのお気に入りの一本を探してみてください!

 

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カクテル好きがおすすめする、モヒートの本格アレンジレシピのまとめ

モヒートはアレンジも楽しいカクテル。自由に楽しんでみよう!

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ラムを使ったミント味のカクテル、「モヒート」

夏によく飲まれているカクテルでしたが、最近ではその人気が高まり、一年を通して親しまれるカクテルとなりました。

 

今回は、そのモヒートのアレンジレシピを紹介していきたいと思います。

モヒートはカジュアルで自由なカクテル。

フルーツを加えたり、ベースを変えたりとアレンジも自由自在です。

ぜひ参考にして作ってみてください!

 

 

ミント以外のハーブを使ったモヒートのアレンジレシピ

まずはモヒートの象徴とも言える材料、ミントを他のハーブに置き換えるアレンジです。

通常、モヒートに使われるのはスペアミントですが、その他のハーブを使うことで新鮮味のある味わいに仕上げることができます。

 

イエルバ・ブエナのモヒート

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【材料】

ホワイトラム 45ml

シュガーシロップ 10ml

イエルバ・ブエナの葉 10〜15枚

ライム 1/4個

炭酸水 10ml

クラッシュドアイス

(お好みで) ダークラム 5ml

【作り方】

グラスにシロップ、イエルバ・ブエナ、炭酸水を入れ、マドルする。

ライムを手で絞り、残った皮もグラスに落とす。

クラッシュドアイスをグラスに入れ、ラムを注いでよくステアする。

ステアして溶けた分のクラッシュドアイスをグラスに足し、ミントの枝を飾る。

 お好みでダークラムをフロートする。

 

キューバミント「イエルバブエナ」を使ったモヒートです。

モヒートの本場、キューバではスペアミントはほとんど使われず、代わりにこのハーブを使ってモヒートが作られるのだそうです。

 

イエルバブエナはスペアミントとは少し違う、青々しい爽やかな風味を持っています。

モヒートにすることで、そのみずみずしい風味を存分に堪能することができますね。

 

イエルバブエナを使ったモヒートについての、詳しい話はこちらの記事にまとめてあります。 

今回紹介したジュレップスタイルの他に、カリビアンスタイルでの飲み方も紹介していますので、ご覧になってください。

 

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バジルモヒート

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【材料】

ホワイトラム 45ml

シュガーシロップ 10ml

ライム くし切り1/4個

バジルの葉 8枚ほど

炭酸水 Full up

クラッシュドアイス

 

【作り方】

グラスにシロップ、バジル、少量の炭酸水を入れ、マドルする。

ライムを手で絞り、残った皮もグラスに落とす。

クラッシュドアイスをグラスに入れ、ラムを注いでよくステアする。

ステアして溶けた分のクラッシュドアイスをグラスに足し、炭酸水で満たす。

お好みでバジルの葉をを飾る。

 

スイートバジルを使ったアレンジです。

こちらはラムとバジルの甘い香りのかけ合わせがたまらないですね。

とても爽やかで、なによりフレッシュ感が素晴らしいです。

 

スタンダードなモヒートと比較すると、ハーブの爽やかな風味はそのままで、ミントの刺激だけが無くなったような仕上がりになっています。

なので、このアレンジはミントのスースーとした感じが苦手という方にもオススメですね。

 

すっきりとした味わいのため料理との相性もよく、特に揚げ物やトマト料理とは相性抜群。

バジルの味のカクテルなのでイタリアンとは良く合いますね。

 

詳しい作り方と味のレビューについてはこちらにまとめてあります。

庭でバジルを育てているという方には、ぜひ作ってもらいたいカクテルですね。

 

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大葉のジンモヒート

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【材料】

ザ・ボタニスト 40ml

ミントリキュール 10ml

大葉 約3枚

炭酸水 50ml

 

【作り方】

大葉、ミントリキュール、少量の炭酸水をグラスに入れ、潰して混ぜる。

クラッシュドアイスを詰めてボタニストを注ぎ、よくステアする。炭酸水を注ぎ、お好みで大葉の葉を飾る。 

 

日本固有のハーブである大葉を使ったアレンジです。

こちらのカクテルはベースにラムではなくジンを使っています。

使用しているのはザ・ボタニストというジン。

様々なハーブの風味が溶け込んだ、優しく風味のジンです。

 

このカクテルは、ボタニストが持つ清涼感を際立たせたような仕上がりとなっていますね。

大葉をカクテルに使うというのはなかなか珍しいのですが、意外と洋酒とうまくマッチしてくれます。

次世代のカクテルの素材としては非常に面白いものだと思います。

 

このカクテルに使ったザ・ボタニストの特徴とオススメの飲み方については、別記事にまとめてあります。

 

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フルーツを加えたモヒートのアレンジレシピ

次に、フルーツを加えるレシピを紹介します。

通常はライムを使うところを、別のフルーツに置き換えます。

 

モヒートの味わいは、不思議とどんなフルーツとも合ってしまうんですよね。

ラムとミントの効果でしょうか?

みなさんも、自由な発想で好きなフルーツと組み合わせてみましょう。

 

イチゴのモヒート

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【材料】

イチゴ 3~4粒

ホワイトラム 45ml

ミントの葉 約20枚

シュガーシロップ 5ml

クラッシュドアイス

 

【作り方】

グラスにイチゴ、ミント、シュガーシロップを入れペストルで潰す。クラッシュドアイスを詰め、ラムを注ぎよくステアする。

 

まずは、イチゴでアレンジしたモヒートです。

イチゴはライムより酸味が少なく甘さがあるので、仕上がりは優しい味となります。

ラムの一癖ある風味もイチゴのフレッシュさでふくよかな印象に。

モヒートはアクティブな印象が強いのですが、このカクテルはゆっくりと落ち着いて飲みたくなりますね。

 

見た目をよく仕上げたいのなら、イチゴはあまり潰しすぎないようにしましょう。

ステアをしっかりとすれば風味はしっかりとラムに移ってくれるので問題ありません。

 

フレッシュなイチゴを使ったカクテルのレシピを他にも知りたい方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

 

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ブドウのモヒート

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 【材料】

赤ぶどう 5粒

白ぶどう 5粒

ホワイトラム 45ml

ミントの葉 10枚程度

シュガーシロップ 1~2tsp

炭酸水 30ml

クラッシュドアイス

 

【作り方】

ぶどうを半分に切り、種がある場合は取り除く。グラスにぶどう、ラム、シュガーシロップ、ミントを入れペストルでマドルする。クラッシュドアイスを詰め、炭酸水を入れて軽くステアする。

 

2種類のぶどうを使ったアレンジレシピ。

ぶどうを加えたモヒートは、みずみずしい清涼感溢れるフレーバーが特徴的です。

ミントの香りでぶどうの繊細さが無くならないか心配でしたが、どちらもしっかりと味わいを感じることができますね。

 

飲みながらラムに漬かったぶどうを食べるというのもまた一興。

カクテルと一緒に口にすることで味わいの変化を楽しむことができますよ。

 

ぶどうを使ったカクテルレシピについては別記事にまとめてあります。

モヒートの他ですと、サイドカーのアレンジがオススメです。

 

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スイカのモヒート

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【材料】

ホワイトラム 45ml

スイカ 2cm角にカットしたもの 6個ほど

シュガーシロップ 5ml

 

【作り方】

材料をグラスに入れマドルする。

氷を入れて軽くステアし、お好みでスイカの皮を飾る。

 

モヒート風のスイカカクテルです。

こちらはスタアバー、オーナーバーテンダーの岸久氏のレシピとなります。

 

いきなりですがこのレシピ、かなりオススメです。

ラムを加えてステアしただけのシンプルなカクテルなんですが、その味わいは絶品。

ラムの甘い風味と、スイカの青々しい風味が絡み合い、なんとも華やかな仕上がりとなっています。

この調和感は素晴らしいですね。

 

スイカを使ったカクテルは、他にも色々なレシピがあります。

テキーラやウォッカとも相性がいいので、ぜひ試してみてください!

 

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モヒートの類似レシピ

次に、モヒートのように生のミントを使ったカクテルのレシピを紹介します。

ベースや副材料が変わっていますので、モヒートとはまた一味違った風味を楽しむことができます。

 

特にウイスキーベースの「ミントジュレップ」は筆者イチオシのカクテルです。

こちらはスタンダードカクテルなので、バーでオーダーすることもできますよ。

 

ミントジュレップ

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 【材料】

バーボン 60ml

砂糖 小さじ1~2

ミントの葉 一掴み程度

水 30ml

クラッシュドアイス

 

【作り方】

バーボンとクラッシュドアイス以外の材料をグラスに入れ、ミントの葉を潰しながらよく混ぜる。

クラッシュドアイスをグラスに詰め、バーボンを注ぎ、よくステアしてミントの葉を飾る。

 

ミントジュレップはバーボンウィスキーにミントと砂糖、水や炭酸水を加えて作るカクテルです。

ウィスキーの癖のある風味がミントの清涼感で和らげられ、すっきりした甘みとコクを楽しむことができます。

 

夏の暑い日なんかに飲むともうたまらないです。

私はモヒートも好きですが、ミントジュレップも大好きですね。

まだ口にしたことがないという形は、ぜひお試しください!

 

今回はスタンダードなミントジュレップのレシピを紹介しましたが、蜂蜜風味のアレンジもオススメです。

以下の記事で作り方を紹介しています。

 

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セレンディピティ

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【材料】

カルヴァドス 45ml

ライムジュース 10ml

シュガーシロップ 10ml

ミントの葉 15枚程度

シャンパン Full up

 

【作り方】

グラスにミント、シロップ、ライムジュース、少量のシャンパンを入れてマドルする。

クラッシュドアイスを詰めてカルヴァドスを注ぎ、よくステアする。

溶けた分のクラッシュドアイスを足して、シャンパンで満たし、ミントの葉を飾る。

 

スタンダードではありませんが、こちらもイチオシのレシピです。

ベースはカルヴァドスというリンゴのブランデー。

そして炭酸水ではなく、シャンパンで割ったレシピとなります。

フランスのお酒をふんだんに使ったなんとも贅沢なカクテルです。

 

味わいの方は一言で言うならば、「味わいの濃い上品なモヒート」といった感じですね。

リンゴとシャンパンの風味のかけあわせがたまらないですね。

重たくなりがちな飲み口も、ミントの風味がキリッと引き締めてくれています。

 

シャンパンは高価なので、最初はスパークリングワインで作るのがオススメですね。

私も今回は、スパークリングワインで。

定番のフレシネコルドンネグロを使ってみました。

コスパのいいスパークリングワインとして有名なので、今回のようなカクテル作りにはオススメです。

 

 

 

その他のアレンジレシピ

最後にその他のアレンジについて紹介します。

作り方がガラリと変わっていて、驚くような味わいになっているものもありますよ。

 

フローズンモヒート

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【材料】

モヒートのグラニータ 適量

ミントの葉 15枚程度

炭酸水 15mlほど

クラッシュドアイス 適量

 

(モヒートのグラニータ)

ホワイトラム30ml、お湯100ml、ライムジュース15ml、グラニュー糖15gを混ぜて、冷凍庫で凍らせる。

 

【作り方】

ミキサーに材料を入れ、滑らかになるまでミックスする。

お好みの固さになるまでクラッシュドアイスを足していき、さらにミックス。

カクテルグラスに注ぎ、お好みでミントの葉を飾る。

 

モヒートをフローズンカクテルにアレンジしたレシピです。


あらかじめ凍らせて調理したモヒートのグラニータを使うことによって、濃い味わいを作り出しています。

ミントは凍らせずに直前にミックス。

こうすることでフレッシュな香りを残すことができます。

溶けてきても味が薄まらないので、最後まで濃厚なラムとミントの味わいを楽しむことができますね。

 

この他にもフローズンカクテルのレシピを知りたいという方には、まとめ記事をオススメしています。

スタンダードなものから、フルーツを使ったリッチなものまで、色々なレシピがありますよ!

 

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他にもモヒートのアレンジレシピを知りたい方には…

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いかがでしたでしょうか?

モヒートは様々なアレンジが楽しめるカクテルということが分かったと思います。

 

この他にもアレンジレシピを知りたい方には、日本バーテンダー協会会長である、岸久氏のカクテルブックをオススメしています。

掲載されているレシピはなんと50種類。

定番のアレンジから意外性のあるものまで、様々なレシピが載っています。

 

 

クックパッドとかにも色々レシピはあるのですが、やはりプロのものは完成度が違います。

岸久氏はこだわりを持ってモヒートを作るバーテンダーとして有名なので、アレンジレシピも秀逸なものばかりですね。

家庭でお手軽に作れるように、シンプルにブラッシュアップされたレシピも多いので、ぜひ参考にして作ってみてください。