こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
今回は、生のフルーツを使ったカクテルのレシピを紹介していきます。
フレッシュフルーツカクテルの良いところは、「季節感が出る」ことですね
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年6月18日
イチゴ、スイカなど、季節の味覚をお酒といっしょに楽しめる…
これって、素敵なことだと思います😌
バーでオーダーする人が多いですが、ひと手間かけて、自分で作るのもなかなか楽しいですよ☺️ pic.twitter.com/OrNCc6ECbY
素材そのものがとってもおいしいので、カクテルの味も格別。
旬の時期なども、合わせて解説します。
季節ごとにいろいろなレシピを楽しみましょう。
フレッシュフルーツを使ったカクテルのレシピ
今が旬のものから、または簡単に作れそうだと思うものから、選んでみてください。
イチゴのカクテル
旬の時期:3月〜4月
店頭に並ぶ時期:12月〜5月
合わせるお酒:ジン、ラム、ウイスキーなど
イチゴを贅沢に使って作られるカクテルは、どれも絶品です。
ジン、ウォッカから、バーボンなどのブラウンスピリッツまで、様々な組み合わせを楽しむことができます。
私のお気に入りは、ジンを使ったストロベリーマティーニと、バーボンと合わせたいちごのオールドファッションド。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
話題のいちごウイスキーの作り方はこちらから↓
さくらんぼ、アメリカンチェリーのカクテル
旬の時期:6月
店頭に並ぶ時期:5月〜7月
合わせるお酒:ジン、ラム、ブランデーなど
さくらんぼを使うと、優しい甘さと酸味のカクテル。
アメリカンチェリーを使うと、濃厚な飲みごたえのあるカクテルが完成します。
6月頃にどちらも手に入りやすいので、作るならその時期ですね。
私のおすすめのカクテルはさくらんぼのマティーニと、アメリカンチェリーのフローズンダイキリ。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
ブルーベリーのカクテル
旬の時期:6月〜9月(国産)
店頭に並ぶ時期:いつでも
合わせるお酒:ジン、シャンパンなど
ブルーベリーのカクテルは、豊かな果実味がたまらない。
国産のものは、初夏~が旬。
それ以外の時期は、輸入もので楽しむことができます。
おすすめカクテルは、ブルーベリーマティーニとブルーベリーのフローズンカクテルです。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
ぶどうのカクテル
旬の時期:7月〜10月
店頭に並ぶ時期:いつでも
合わせるお酒:ウォッカ、ブランデー、ワインなど
ぶどうのカクテルはみずみずしく、濃厚な甘みを楽しめます。
ぶどう原料のお酒であるブランデーやワインとの相性は、もちろん抜群。
一体感のある味となりますね。
私のオススメはマスカットのウォッカマティーニと、赤ぶどうのサイドカー。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
桃のカクテル
旬の時期:6月~9月
店頭に並ぶ時期:6月~9月
合わせるお酒:ジン、シャンパン、ウイスキーなど
桃のカクテルは、どれも上品な味わい。
果実自体がとっても美味しいので、カクテルの味も素晴らしいものとなります。
紹介するものの中で特にオススメのカクテルは、白桃のベリーニとハニーミントジュレップです。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
スイカのカクテル
旬の時期:7月~8月
店頭に並ぶ時期:6月~9月
合わせるお酒:ウォッカ、ラム、テキーラなど
日本の夏の代表的味覚である、スイカのカクテル。
甘く優しい味わいと、清々しい香りを楽しめます。
ホワイトスピリッツなら意外となんにでも合いますし、リキュールと合わせても面白いです。
おすすめのカクテルはスイカのモヒートと、ウォーターメロンマルガリータ。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
梨のカクテル
旬の時期:8月〜9月
店頭に並ぶ時期:7月〜9月
合わせるお酒:ジン、ラム、シャンパンなど
秋の代表的な果物である梨。
人気の果物なので、好きな方も多いですよね。
洋酒と合わせるのは難しい。なんて言われていますが、実際にカクテルにしてみると素晴らしい味わいのものばかり。
特にオススメなのが、梨のギムレットと梨のフローズンカクテルです。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
柚子のカクテル
旬の時期:10月〜12月
店頭に並ぶ時期:10月〜1月
合わせるお酒:ジン、ラム、リキュールなど
柚子の独特のフレーバーは、カクテルに個性を与えてくれます。
近年ではフレンチのトップシェフが創作料理に取り入れたことで、海外でも注目されている素材。
レモンやライム感覚で使ってみるとカクテルに面白い効果が現れます。
紹介する中でのオススメは、柚子庵というカクテル。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
ミカンのカクテル
旬の時期:10月~2月
店頭に並ぶ時期:9月~3月
合わせるお酒:ジン、ラムなど
日本の冬の風物詩、ミカン。
こたつに入りながらつまんでいたら、ついつい何個も食べちゃっていた…という経験がある方も多いはずです。
そんなミカンを使ってカクテルを作ると、優しくて穏やかな仕上がりとなります。
紹介するカクテルの中でもオススメなのが、ミカンのマティーニとミカンと柿のカクテル。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
金柑のカクテル
旬の時期:1月〜3月
店頭に並ぶ時期:12月〜3月
合わせるお酒:ジン、ウォッカなど
金柑のカクテルは、ビターで香り高い大人の味わい。
皮が美味しい果物なので、すりおろしたり、ブレンダーで砕いたりして丸ごと味わうのもオススメ。
冬の間だけに出回る果物なので、この時期を逃さずに作りたいところですね。
私のオススメのカクテルは、金柑のマティーニです。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
オレンジのカクテル
旬の時期:通年(ネーブルオレンジ:11月~3月、バレンシアオレンジ4月~10月)
店頭に並ぶ時期:通年
合わせるお酒:ジン、ウォッカ、ラムなど
カクテル材料としては定番のオレンジ。
市販のジュースを使う方がほとんどだと思いますが、フレッシュのオレンジを絞って作るともっと美味しい。
少し手間はかかりますが、ぜひ一度試していただきたいですね。
オススメのカクテルは、バレンシアとフレグラントブリーズ(オリジナルレシピ)です。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
メロンのカクテル
旬の時期:5月~7月
店頭に並ぶ時期:通年
合わせるお酒:ジン、ラム、シャンパンなど
淡い甘さと、みずみずしい味わいのメロン。
こちらも贅沢にカクテルにしちゃいましょう。
お酒の中では、特にジンと高相性。
ヘンドリクスというきゅうりの香りのジンがあるのですが、そちらとの組み合わせが絶品です。
おすすめのカクテルはメロンのマティーニ。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
キウイのカクテル
旬の時期:通年
店頭に並ぶ時期:通年
合わせるお酒:ラム、ウォッカ、テキーラなど
通年楽しめる、キウイのカクテル。
ラムと合わせればトロピカルに、ジンなんかと合わせれば驚くほど上品に。
安価なキウイでこの美味しさが出せるのは、最高すぎますね。
おすすめのカクテルは、キウイのラムカイピリーニャ、ゴールドキウイのマティーニ。
作り方はこちらの記事にてどうぞ↓
フレッシュフルーツと相性のいいお酒
フルーツカクテル作りにオススメの蒸留酒を、いくつか挙げていきたいと思います。
フルーツとの相性を考えて銘柄をチョイスすると、さらに美味しく作ることができます。
一歩上の味わいを目指す方は、参考にしてみてください。
ウォッカのオススメ「グレイグース」
このウォッカは「味わいのあるウォッカ」というコンセプトで作られています。
その味はフルーティで華やか。
フランス製だからか、そのイメージの通り上品な風味になっていますね。
このウォッカでフルーツカクテルを作ると、一体感のある華やかな仕上がりにすることができます。
一般的なウォッカを使ったものとは、味がガラリと変わるのできっと驚くはず。
フレッシュフルーツに力を入れているバーでもよく使われている銘柄なので、その実力はお墨付きです。
ジンのオススメ「タンカレー ドライジン」
このジンは、爽やかでスッキリとした味わいが特徴。
そのため、フルーツの繊細な香りをかき消すこともなく、その良さだけをリフトアップしてくれます。
こちらもフルーツの味と相性がいいと評判なので、色々なお店で使われているのを目にしますね。
定番のジンなので、フルーツカクテル以外にも幅広く使うことができます。
ホワイトラムのオススメ「アプルトン」
このラムは、フルーティで癖の少ない味わいなので、フルーツとよく調和してくれますね。
ホワイトラムといえばバカルディを使う方が大半なのですが、こちらの方が親しみやすい味わいなので私は好きですね。
非常に飲みやすいので、ラム独特の癖が苦手だ!という方にもピッタリの銘柄です。
フレッシュフルーツカクテルを作るのに必要な道具
適した道具を使うと、カクテルの味を高めたり、スマートに作ることができます。
もちろん、一般的な調理器具などで代用できるものもあります。
なので、まずは実際に作ってみて、必要だと思ったら買い揃えるのがおすすめですね。
参考までに、私が実際に使っているバーツールを紹介します。
ボストンシェイカー
フルーツカクテル作りに最適な、2ピースのシェーカーです。
なぜこれがいいのか?
理由は、次の3つです。
- 3ピースのシェーカーだと果肉が詰まるから
- 容量の多いフルーツカクテルをしっかり混ぜることができる
- 空気が多く含まれ、味がまろやかになる
機能面でも、味の面でも向いているというわけですね。
3ピースのシェーカーでも工夫すればなんとかなりますが…
スマートに作れるので、私としてはこちらがおすすめですね。
参考:ボストンシェイカーの振り方の解説動画
ストレーナー
ボストンシェイカーと合わせて使うストレーナーです。
この道具をシェイカーにかぶせて、中の氷や果肉を止めながらカクテルを注ぎます。
どのようなものを選んでもいいですが、サイズにだけは注意してください。
こちらのストレーナーですと、先ほど紹介したボストンシェイカーにぴったりのサイズとなります。
バーズネスト
カクテルをグラスに注ぐ際に果肉などを濾すための道具です。
茶こしなどで代用してもいいのですが、あまり目の細かいものを使うと、カクテル成分が取り除かれすぎてしまいます。
カクテルに適度な食感を残し、フレッシュさを与えたいのならこちらの道具を使うのがオススメです。
取っ手がついているので取り回しも◯です。
ペストル
イチゴやキウイなどの柔らかいフルーツや、ハーブ類を潰す時に使います。
フルーツをグラスなどに入れ、マドルすることによって味や香りを引き出すことができます。
フレッシュミントのカクテル、「モヒート」を作るときによく使う道具ですね。
ペストルは先端が平らで滑りにくい構造になっています。
そのためフルーツを潰す際に果肉が滑って逃げてしまうこともありません。
麺棒などでも代用できますが、先端が丸くて滑ってしまいますからね。
スマートにカクテルを作りたい方は、こちらを使うことをオススメします!
スクイーザー
オレンジやレモンなどの柑橘類の果汁を絞るのに使います。
手で絞ってもいいのですが、それですと皮に圧力がかかり、苦味成分が出てしまうことがあります。
なのでこのような道具を使うことで、雑味のない上質な果汁だけを絞りとることができます。
果肉を削ぐように優しく絞るのが、使うときのコツです。
おろし器
メロンやイチゴなどの柔らかいフルーツを、おろして細かくするための道具です。
これは、普段から家庭で使っている方も多いかもしれませんね。
目の細かいものを使うと滑らかな食感が生まれます。
仕上がりにこだわる人はフルーツ専用のものを使ってみてください。
ハンドプレッサー
柔らかく水分が多いフルーツを絞ってジュースにするための道具です。
これを使うと、絞るのが難しいフルーツも余すところなくジュースにすることができます。
ぶどうやスイカのカクテルを作りたくなったら、使ってみてください。
ブレンダー
フルーツを砕きながら他材料とミックスする時や、フローズンカクテルを作るのに使います。
こちらは、家庭にあるミキサーでも代用できます。
ただ、フローズンカクテルを作るときには固い氷を一緒にミックスすることになるので、チタン刃の頑丈なものを使いたいですね。
フレッシュフルーツのカクテル作りを楽しもう
フレッシュフルーツのカクテルは、やっぱり美味しいですね。
道具を揃えたりと少し手間ですが、できあがったカクテルの味は格別です。
フレッシュフルーツカクテルは、
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年4月20日
・決まったレシピがない
・加工に手間がかかる
・果物の味のブレを調整しなければならない
と、正直めんどくさすぎるんですが、キレイにハマった時はめちゃくちゃ美味しくなるんですよね
だからやめられない😌
たまには手間をかけて、特別な一杯を作るのもたのしいものです。
ぜひ、チャレンジしてみてください。