NomiLOG

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カクテルやウイスキー、リキュールなどの洋酒の楽しみ方を紹介します

シャルトリューズのオススメの飲み方とカクテルレシピの解説

伝統の製法で製造されるハーブリキュール

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http://www.ra-menkikou.net/taji.php?sitekbn=1&tajino=236

 

シャルトリューズはフランスで製造されるハーブリキュールです

リキュールの女王とも呼ばれ、その製法は代々3人の修道士だけによって伝えられてきたと言われます

 

そのレシピは門外不出で、ブランデーをベースにして約130種類のハーブを5回の浸漬と4回の蒸留で調製することだけが公開されています

40人ほどの修道士で上工程を行った後、製産された成分をレシピを知る3人の修道士だけで混ぜ合わせます

秘伝のレシピを守るための徹底した管理ぶりが伺えますね

レシピが失われてしまう危険性があるため3人一緒に飛行機に乗ることすらしないそうです

 

調製の後に樽内での熟成を経てボトルに入れられます

熟成期間は主な銘柄では最低3年。12年以上熟成させたVEPという銘柄もあります

 

このリキュール、日本ではバーに通うようなよっぽどのお酒好きでないと馴染みがないかもしれませんが本国フランスでは広く親しまれています

日本でもバーに行けば大抵置いてあります。が、正直言ってそこまで多くの人がオーダーする印象はありません

 

日本ではあまり人気の無いお酒なのか?

と感じたかもしれませんが、決して日本人の舌に合わないというわけではありません

シャルトリューズはどちらかというと、魅力に取りつかれた一部の愛好家が熱心にオーダーをするリキュールなのです

 

 

ジョーヌとヴェール、2つの銘柄の味の解説と違いについて

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http://www.imgrum.org/media/1378143488818035670_3945704353

 

シャルトリューズには代表的な銘柄が2つあります

 

深い森を連想させる緑色のヴェール(フランス語で緑の意味)

鮮やかな黄色のジョーヌ(こちらもフランス語で黄色を表す)

 

まずどちらのボトルも開栓した瞬間、鮮烈なハーブの香りが立ちこめます

香りが複雑なため、具体的に表現するのは難しいのですが私の感覚ではアニスやミントの香りが際立っているように感じます

ハーブティーのような香りと言うよりは薬のような香りと例えた方がいいかもしれません

 

 

味はどちらのボトルも複雑に混じり合う香草の風味が特徴的ですが、ジョーヌの方は蜂蜜の甘い香りと味で飲みやすい仕上がりとなっています

ヴェールの方はジョーヌよりも香草の香りが強めでスパイシー、ほのかな甘さと共に青草を噛んだような苦味も感じます

 

アルコール度数も差があり、ジョーヌは40度、ヴェールは55度とかなり高めの度数となっています

なので初めてシャルトリューズを飲む際はまず、飲みやすい黄色のジョーヌから試してみるのをオススメします

 

フルーツ系のリキュールなどと比較すると、とにかく味と香りが個性的なので苦手な人はとことん苦手だと感じてしまうでしょう

しかしだからこそ、この味が好みだと感じた人はこのリキュールの魅力に深く取り憑かれます

 

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http://datebar-blog.com/chartreuse/

 

私の友人にもシャルトリューズの魅力に取り憑かれてしまい、バーに行くといきなり一杯目からヴェールを使ったショートカクテルをオーダーしてしまう人がいます

(度数が高めのため、よくバーテンダーさんに心配されています…)

 

個性的な味だからこそ中毒性がある、好きな人には堪らないリキュールです

 

ちなみにこのシャルトリューズ、女性の方が好む事が多いようなのですが、前述の友人は…男性です

ハーブ系だからといって女性だけが魅力に取り憑かれるといったことはないようですね

 

 

オススメの飲み方、カクテルの作り方

シャルトリューズソーダ  シャルトリューズトニック

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http://blog.livedoor.jp/bacchusvoice/archives/19555388.html

 

ロングカクテルとして飲むならソーダ割り、トニック割りが定番

私が飲むときは、甘みが強めのジョーヌはソーダ割り、ヴェールはトニックでキリッとした味に仕上げて飲む事が多いです

ライムなんかも搾って入れるといいですね

ハーブと柑橘の酸味は相性がいいのでよりバランスのいい味となります

 

レシピは氷を詰めたグラスにシャルトリューズと搾ったライム、ソーダorトニックを入れステア

シャルトリューズ1:4割り材 程度の割合にするのがオススメです

 

 

アラスカ  グリーンアラスカ

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http://www.imgrum.org/media/1306976383343431575_3443579066

 

ショートカクテルとして飲むならこちらをオススメします

 

レシピはシャルトリューズ1に対してジンを2の割合でシェイカーに入れシェイク

ジョーヌを使うとアラスカ、ヴェールを使うとグリーンアラスカというカクテルとなります

 

シンプルなレシピですが完成された味わいです

シャルトリューズにジンが合わさる事によって、輪郭がシャープになり清涼感のあるカクテルとなります

頭も冴え渡り、気分はまさにアラスカにいるかのごとく

鮮やかな緑と黄色で見た目もきれいです

 

ぜひ一度はバーを訪れてプロの技で作られたものを飲んでいただきたいです

 

グリーンアラスカの方は度数も高く慣れないと飲み進めるのも難しいですが、アラスカの方はスッキリとした甘さでかなり飲みやすいです

と言っても度数は40度ほどなので飲みすぎには注意ですね

 

余談ですが私のハンドルネームの「あらすか」も、このカクテルから付けました。バーに行った時によくオーダーする大好きなカクテルなもので…

 

 

ストレート  ロック

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http://datebar-blog.com/chartreuse/

 

単体としても完成された味わいなのでストレートやロックで飲むのもオススメです

シャルトリューズ飲む香水とも言われており、混ぜ物無しで飲むとハーブの香りの余韻が深く長く続きます

ジョーヌの方は甘さと滑らかな口当たりでリラックスしたい時に最適、対してヴェールの方はハーブの清涼感が一気に口の中に広がり、目が醒めるような味わいです

いずれもチェイサーと共にゆっくりと嗜むのがいいでしょう

 

これまた余談ですがカップルでバーに訪れた際、帰り際にシャルトリューズをストレートで飲んでおく、という方もいるという話を聞いた事があります

(キスした時に微かにミントが香るそうです。なんともロマンチックな話)

 

 

さいごに

ハーブの複雑な香りが特徴のシャルトリューズ

バーには必ずといっていいほど置かれているボトルなので、気になった方はバーに行ってオーダーしてみてはいかがでしょうか?

 

ボトルを購入して家でゆっくりとハーブの香りを楽しむというのもいいですね

個性的な味のリキュールですが、カクテルベースとしてよく使われているので一本持っているとなにかと便利です

少し大きめの酒屋さんに行けばだいたい置いてあるかと思います

 

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ちなみにシャルトリューズはハーブの香りが強めなため、食中酒として飲まれる事はほとんど無く、主に食後酒として飲まれています

食事の味を際立たせる用途には不向きで、食後の重たくなった胃をスッキリさせるために飲むのがベターです

 

個人的にはジョーヌの方はシンプルな鶏肉のソテーなどには合わないこともないかな、とは思うのですが他にもっと食事にマッチするカクテルはいくらでもあるので、やはり食後酒として飲むのが無難ですね

 

食後もいいですがナイトキャップにも最適。ハーブの香りでリラックスして眠りにつく事ができそうです