梨を使ってカクテルを作ってみよう!
秋の代表的な果物と言えば、梨ですね。
「梨は好きですか?」
という質問に60%以上の人が好きだと答えたというデータもあるそうですね。
非常に人気の高い果物だと言えます。
そんな梨をそのまま食べるだけではなく、オシャレにカクテルにして楽しんでみませんか?
というわけで今回は、フレッシュな梨を使ったカクテルのレシピを紹介したいと思います。
梨のカクテルはほんのり甘く、みずみずしい味わい。
手前味噌ですが、今回紹介するレシピはどれも過去最高レベルに美味しかったです!
みなさんにもぜひ作ってもらいたいですね。
梨の旬はいつ?店頭に並ぶのは何月から?
梨の旬は8月から9月です。
スーパーなど店頭に並ぶのは7月から10月頃までですね。
品種によって旬の時期が少し違うのですが、9月前後の果物だと覚えておけばいいでしょう。
短い時期だけの、まさに「旬の味覚」ともいうべきな果物なので、この時期を逃さずに味わいたいものです。
値段は一般的な品種ですと、1個150円〜200円とお手頃価格。
秋は美味しいものが安く買えちゃうのが嬉しいところですよね。
梨を使ったカクテルのレシピ
梨のお酒、というのはバーの世界ではなかなか見ないので、少々特殊な素材であると言えますね。
しかし、実際にカクテルにしてみると洋酒との相性は抜群でした。
特にジン、ラムとの組み合わせが素晴らしかったですね。
ぜひトライしてみてください!
梨のジントニック
【材料】
ジン 30ml
梨(すりおろし) 1/4個
レモンジュース 1tsp
シュガーシロップ 1tsp
トニックウォーター Full up
【作り方】
シェイカーにトニックウォーター以外の材料を入れてシェイクする。
グラスにシェイクしたカクテルを氷ごと入れて、トニックウォーターで満たす。
軽くステアして、お好みで梨のスライスを飾る。
すりおろした梨を果肉ごと加えた、リッチなカクテルです。
芳醇な梨の風味に炭酸の爽快感。
ほのかな甘さで心地よい味わいですね。
みずみずしい風味で秋の装いを感じさせます。
これは梨が好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか?
ちなみに今回使用したジンはボンベイサファイア。
梨の味との相性がいいと聞いていたのですが、噂通りでしたね。
口当たりも優しいので、上品な味に仕上げることができました。
ボンベイサファイアについては、ジンベースカクテルの記事で特徴を詳しく解説しています。
このジンを使ってみようかな?と考えている方は、目を通してみてください。
ちなみにこのカクテル、シェイカーを使わなくても美味しく作ることができました。
【シェイカーを使わない作り方】
トニックウォーター以外の材料を氷を入れたグラスに入れて、よくステア。
その後、トニックウォーターでグラスを満たして軽くステア。
シェイカーを持っていない!という方にはこちらのレシピをオススメします。
シェイクのレシピよりジンの味わいが強めになるので、気になる方はジンの分量を20ml程度まで減らしてみてください。
梨のギムレット
【材料】
ジン 30ml
梨 1/6個(すりおろし)
コアントロー 1tsp
シュガーシロップ 1tsp
【作り方】
梨をすりおろして絞り、ジュースにする。
他材料とともにシェイカーでシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
梨を使ったギムレットスタイルのカクテルです。
今度は、口当たりのいい上品なカクテルにするために梨を絞った果汁のみを使います。
こちらも素晴らしい味わいですね…。
ジンと梨の風味が一切の違和感もなく調和しています。
これは、もしかしたら今まで作ったフルーツカクテルの中で一番美味しいレシピかもしれないですね。
飲んで思わず声が出たカクテルは久々でした(笑)
こちらも先程のレシピと同じく、ボンベイサファイアで作るのがオススメです!
梨+ボンベイサファイアの組み合わせは自分の中では定番となりそうです。
梨のシャンパンカクテル
【材料】
梨(すりおろし) 1/4個
シュガーシロップ 1tsp
シャンパン Full up
【作り方】
グラスにすりおろした梨、シュガーシロップを入れてシャンパンで満たし、軽くステアする。
お手軽なレシピを紹介します。
梨とシャンパンを合わせたシンプルなカクテルです。
みずみずしい梨の風味とシャンパンが合わさると、フレッシュ感が生まれてリッチなカクテルとなります。
混ぜるだけのレシピなんですが、特別感のある味わいですね。
もちろん高価なシャンパンではなく、スパークリングワインを使っても美味しいですよ。
開けてから少し時間が経ってしまったものを、美味しく飲む手段としてもオススメです!
梨のフローズンカクテル
【材料】
ホワイトラム 30ml
梨(冷凍) 1/4個
青リンゴリキュール(林檎酒) 1tsp
【作り方】
梨の皮剥いて冷凍する。
ブレンダーに材料を入れてミックスし、グラスに注ぐ。
お好みでミントの葉を飾る。
凍らせた梨とラムを合わせて作るフローズンカクテルです。
シンプルですが一応、筆者オリジナルのレシピとなります。
ちょっとオリジナルのレシピでやってみたくて、色々試しながら考えてみました。
今回は、風味の補強とほのかな酸味を足すために林檎酒(リンチンチュウ)というリキュールを使ってみました。
できあがったカクテルは、甘口でみずみずしい味わいに。
梨の風味が濃厚なのがいいですね。
梨は冷やしても甘みが落ちない果物。
なので、フローズンカクテルを作る際はクラッシュドアイスを加えるより、梨を凍らせるのがベターだと私は思います。
梨の味わいを生かした美味しいカクテルです。
みなさんもぜひ作ってみてください!
梨のカルヴァドスカクテル
【材料】
カルヴァドス 30ml
梨(すりおろし) 1/4個
シュガーシロップ 2tsp
レモンジュース 1tsp
【作り方】
梨をすりおろして絞り、ジュースにする。
材料をシェイカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
リンゴで作るブランデー「カルヴァドス」と梨を合わせたレシピです。
カルヴァドスはリンゴだけではなく洋梨を30%ほど加えて作られることが多いので、梨との相性がいいお酒です。
リンゴと梨の風味がかけ合わさって、とてもフルーティでみずみずしい味わい。
このカクテルも、思わずため息が漏れてしまうような素晴らしい味ですね…。
深みを感じる甘口な仕上がりなので、アフターディナーカクテルにぴったりです。
ちなみに参考にしたレシピでは、「オードヴィードシードル」という熟成していないカルヴァドスを使うことが推奨されていました。
こちらを使うと梨の味わいがより引き立つのだそうです。
私は今回、一般的なカルヴァドスを使いましたが、味を高めたい方は使ってみてはいかがでしょうか?
みずみずしい味わいの梨カクテル。あなたも自宅で作ってみませんか?
いやー、梨のカクテルはどれも素晴らしい味わいでした。
これほど美味しいカクテルを飲んだのは久々かもしれません。
やはり、生の果物を使ったカクテルはいいものですね。
お酒と一緒にグラスで混ぜるだけのカクテルでも本格的な味わいになります。
みなさんもぜひ、旬の時期に作ってみてください!
この他のフルーツを使ったカクテルのレシピのまとめと、作るのに必要な道具についてはこちらから。
旬の果物を使ったカクテルを楽しんでみてください!