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自宅でカクテルを作るときに役立つ情報ブログです。カクテルの作り方、おすすめのお酒を紹介していきます。

「タンカレージン」のレビューと個人的評価【辛口派に】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅で、カクテルを作っています。

ジンのカクテルは、いままでに数百種類作っています。

 

今回は、「タンカレージン」の特徴と使い方をレビューしていきます。

 

 

この記事を読むと

  • タンカレージンの特色
  • どんな人におすすめなのか?
  • どのように使うのがいいのか?

を、学ぶことができます。

 

すでに、飲んだことがある方も魅力の再発見があるかもですね。

 

では、どうぞ。

 

 

タンカレージンは「シャープで淡麗なジン」

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タンカレージンの特色は、次の3つ。

 

  • クリアーで、キレのある味わい
  • 甘さをあまり感じない、辛口タイプ
  • 副材料の味わいを引き立ててくれる

 

つまり、淡麗で辛口なジンとなります。

 

このような味わいから、「甘いのは少し苦手」という方が好む傾向にありますね。

 

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※タンカレーベースのホワイトレディ。シャープで上品な味にまとまります。

 

…というと、やや取っ付きづらい印象を受けちゃうかもですね。

私も、以前は「上級者向けなのかな…」と思っていました。

 

ですが、長年使っていると、うまく使う方法も色々と分かってきましたね。

その辺りについては、記事の中ほどから紹介します。

 

 

タンカレージンの基本情報

 

タンカレージンについて、ざっくり見てみましょう。

 

【分類】ドライジン

【製造国】イギリス

【アルコール度数】47.3%

【容量】750ml

【価格】約1700円(amazon参考)

 

190年以上の伝統を誇る、正統派のロンドンドライジン。

 

アメリカ大統領ジョン・F・ケネディや歌手のフランク・シナトラも愛飲していた、ということもよく知られています。

 

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※「タンカレー」ブランドはdrinks international調べ「2020年もっとも売れたジン」「もっともトレンドになったジン」でも上位

 

タンカレージンのボタニカル

  • ジュニパーベリー
  • コリアンダーシード
  • リコリス
  • アンジェリカルート

以上、計4種

 

超シンプルな構成ですね。

 

製法にすこし特徴があって、計4回の蒸留を行なっています。

これは、一般的なジンと比べると少し多め。

 

これにより、クリアーでキレのある味わいが生まれる、というわけですね。

 

タンカレージンの受賞歴

  • International Wine and Spirit Competition(IWSC)

2018 - 最高銀賞「Silver Outstanding」

2017 - 最高銀賞「Silver Outstanding」

2016 - 銀賞「Silver」

 

  • International Spirits Challenge(ISC)

2017 - 金賞「Gold」
2016 - 銀賞「Silver」

2014 - 銀賞「Silver」

…など多数

 

伝統的なジンながら、現代でもしっかりと評価されています。

 

POINT

品評会では、当然、多くのクラフトジンもエントリーしているわけで。

そんな中でも、賞をきっちり取っているのはすばらしいことだと思います。

 

 

タンカレージンのテイスティングレビュー

常温ストレートで飲んでみましょう。

 

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実にシャープ。

ストレートだと、かなり刺激が強いですが、これはこれで良きです。

 

風味はジュニパーに加え、コリアンダーの爽やかさが際立っていますね。

 

後味は、非常にスッキリ。

嫌な甘さが残ることもありません。

 

例えるなら、スリーピーススーツをピシッとまとった英国紳士。

洗練された空気感のあるジンです。

 

定番ジンとの味わい比較は、こちらをどうぞ↓ 

www.green-alaska.com

  

 

タンカレージンで作るジントニック

ジンといえば、なんと言ってもジントニックです。

 

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ジントニックでも、タンカレーの持ち味はしっかり活きてきます。

スッキリ、シャープに仕上がりますね。

 

レシピ例は、こんな感じ。

 

【材料】

タンカレー 40ml

トニックウォーター 120ml

ライム 1/6個

 

【作り方】

氷を入れたグラスにタンカレーを注ぎ、ライムをしぼる。

ステアして、トニックウォーターで満たす。

軽くステアして、しぼったライムを飾る。

 

タンカレーなら、ライムがあった方がバランスが取れると思います。

フレッシュさが、引き立ちますね。

 

少しひねりを効かせたい方は、こんなレシピもおすすめ。

 

【材料】

タンカレー 40ml

トニックウォーター 90ml

炭酸水 30ml

ライム 1/6個

 

【作り方】

氷を入れたグラスにタンカレーを注ぎ、ライムをしぼる。

ステアして、トニックウォーター→炭酸水の順に注ぐ。

軽くステアして、しぼったライムを飾る。

 

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いわゆる、「ジントニックのソニックスタイル」です。

 

炭酸を加えることで、よりスッキリ。

ひと口めの爽快感も生まれます。

 

淡麗な味わいが活きるレシピなので、ぜひどうぞ。

 

トニックウォーターの選び方については、こちら↓ 

www.green-alaska.com

 

 

タンカレーはフルーツカクテルのベースにもよく使われる

バーでの特別な一杯といえば、フレッシュフルーツのカクテル。

 

実はタンカレーは、フルーツカクテルのベースにもよく使われています。

 

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淡麗なタンカレーは、フルーツの味わいを邪魔しないからです。

 

このようなカクテルでは、お酒ではなく、フルーツが主役という考え方なんですね。

 

■フルーツカクテルのレシピ例

【材料】

タンカレー 45ml

ゴールドキウイ 1個

レモンジュース 1tsp

シュガーシロップ 1/2tsp

 

【作り方】

キウイをすりおろして、他材料とともにシェークする。

カクテルグラスに注ぎ、キウイのスライスを飾る。

 

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こんな感じで、意外と自宅でも簡単に作れちゃいます。

 

旬のフルーツを使った一杯は、まさに格別。

こちらも、ぜひトライしてみてください。

 

自宅でも作れる、フルーツカクテルのレシピまとめはこちら↓ 

www.green-alaska.com

  

 

タンカレージンで作るカクテル

もちろん、その他のカクテルにも、幅広く使うこともできます。

 

参考までに、私がタンカレーベースで作ったカクテルをどうぞ。

 

 

  • 甘さを抑えて、スッキリ仕上げたいとき
  • 繊細な味の材料と合わせるとき
  • シャープさを強調したいとき

 

私は、このようなときにタンカレーをよく使います。

 

シェークやステアで作るレシピなら、タンカレーを冷凍して使うのもよいですね。

水っぽくなりづらく、口当たりも良くなります。

 

この他のジンベースカクテルのレシピは、こちら↓ 

www.green-alaska.com

 

  

タンカレーの他のバリエーションもおすすめ

タンカレーには、さまざまなバリエーションもあります。

 

  • タンカレージン
  • タンカレーNo.10ジン
  • タンカレーラングプール
  • タンカレーセビリアジン
  • タンカレーマラッカジン

…など

 

全部、紹介したいところですが、長くなってしまうので…

特に人気の高い2つについて、簡単に解説します。

 

タンカレーNo.10(ナンバーテン)

 

タンカレーのプレミアム版といった位置づけなのが、このタンカレーテン。

 

  • フレッシュな柑橘の風味
  • 厚みのある味わい
  • 甘さも適度にある

 

といった感じで、通常のタンカレーより「濃い」味わいになっています。

 

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※タンカレーテンのジントニック。ライムなしでもバランスがいいですね。

 

カクテルに使うと、味のレベルが1段階上がるような印象。

 

ジントニックなんかは、最初飲んだとき「こんなに違うのか…」って感想でしたね。

 

詳しい特徴は、こちらで解説してします↓ 

www.green-alaska.com

  

タンカレーラングプール

 

「ラングプール」という、ライムに似た柑橘を使って作られる銘柄。

 

通常のタンカレーと比べると、

  • 柑橘の風味がしっかりある
  • 口当たり柔らかで、華やか
  • ナチュラルでハイバランスな味わい

 

ということで、個人的にはかなりレベルの高い仕上がりだと、思っています。

 

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※ラングプールのジントニック。トニックで割ると華やかさも出てきますね。

 

この銘柄をおすすめする理由は、シンプル。

ジントニックが、めちゃくちゃ美味しいんです…。

 

フィーバーツリートニックとの組み合わせで、ぜひお試しください。

 

「フィーバーツリー」については、こちら↓ 

www.green-alaska.com

 

 

タンカレージンの「次」に飲みたいジン

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「シップスミス」なんて、いかがでしょうか?

 

■タンカレージンとの共通点

  • 淡麗な味わい
  • ジンらしいシャープさがある
  • ジュニパーが効いた王道ジン
  • 甘さをあまり感じず、ドライ

 

■タンカレージンにはない魅力

  • より繊細な風味
  • シルクのような口当たり
  • 上品なニュアンスがある

 

タンカレーと同じく、ドライ嗜好の方に好まれるジンです。
より上質な味わいを求めるなら、こちら。

 

【参考】シップスミスの味わいレビュー 

www.green-alaska.com

  

 

 

タンカレージンのまとめ

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最後に、ざっくりまとめ&おさらいです。

 

【タンカレージンのまとめ】

  • 辛口で淡麗なジン
  • キレがある味わい
  • ジュニパーとコリアンダーが主体の風味
  • カクテルをスッキリ仕上げたいときに
  • フルーツカクテルにも最適
  • ジントニックなら炭酸を足すのも良い

 

ドライ志向の方に、最適な一本。

基本のジンとして、幅広く使っていけると思います。

 

辛口が苦手な方でも、

自宅の冷凍庫に忍ばせておいて、ここぞというときに使う…

という使い方をすると、良いですね。

 

もしも、「まだ飲んだことがない」という方がいましたら、この機会にぜひどうぞ。

 

 

 

【関連記事】

・淡麗なクラフトジン「シップスミス」のレビュー 

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・コクのある味わいのラム「ハバナクラブ3年」のレビュー 

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・和素材のジン「六 Roku」のレビュー 

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