こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
自宅に、十数種のジンをストックしています。
自分で、カクテルを作ったりもしています。
今回は、ゴードンドライジンの特徴と使い方をレビューしたいと思います。
スタンダードジン紹介
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年11月10日
◼️ゴードンドライジン
・味わいはジュニパー主体
・シトラスはひかえめ
・風味に厚みがある
ということで、ギムレットやマティーニによく使われますね
ジントニックならシュウェップス+ライムが個人的なおすすめ😌 pic.twitter.com/Nk2jrcEEBg
この記事を見ると、
- ゴードンジンの特徴と魅力
- どんな人におすすめか?
- どんなカクテルに向いているのか?
ということについて、学ぶことができます。
ゴードンが好きだ!という方も、さらなる魅力の発見があるかもですね。
では、どうぞ。
- ゴードンは「シンプルで重厚なジン」
- ゴードンジンの基本情報
- ゴードンジンのテイスティングレビュー
- ゴードンジンで作るジントニック
- ゴードンジンはギムレットのベースにも良い
- ゴードンジンで作るその他のカクテル
- ゴードンジンは度数43%のモデルを選ぶのがおすすめ
- ゴードンジンの「次」に飲みたいジン
- ゴードンジンのまとめ
ゴードンは「シンプルで重厚なジン」
私が感じた、ゴードンジンの魅力はこの3つ。
- 厚みのある、濃密な風味
- コストパフォーマンスが高い
- ジントニックがうまい
スタンダードな味わいなので、どんなカクテルにも使える。
そして、カクテルの味も安定しやすい。
「これから、家で色々なカクテルを作っていきたい」
という方だと、重宝するジンですね。
※シェークのカクテルの味も安定しやすいです。不慣れな方でもおいしく作りやすいと思います。
私はカクテルを作っていると、必ず使いたくなる場面があります。
なので、家には欠かさずストックするようにしていますね。
ゴードンジンの基本情報
ゴードンについて、ざっくりみてみましょう。
【分類】ドライジン
【製造国】イギリス
【アルコール度数】43%、40%、37.5%
【容量】750ml、700ml、200ml
【価格】約1300円(amazon参考)
250年以上の歴史をもつ、伝統的なロンドンドライジン。
オーセンティック(伝統的なスタイル)なバーでは、欠かせないジンとなっています。
ゴードンにまつわるエピソードについては、公式サイトをどうぞ。
ゴードンジンのボタニカル
- ジュニパーベリー
- コリアンダー
…など(内容は非公開)
ボタニカルの全容は非公開。
ですが、味わいからジュニパーベリー中心となっていることが予想できます。
その一方、柑橘の風味はかなりひかえめですね。
ゴードンジンの受賞歴
- International Wine and Spirit Competition(IWSC)
2017 - 金賞「Gold」
- International Spirits Challenge(ISC)
2017 - 金賞「Gold」
- San francisco World Spirits Competition
2018 - 金賞「Gold medal」
2017 - 金賞「Double Gold」
…など多数
スタンダードジンの中でも、かなり評価は高めですね。
伝統的なジンながら、現代でも一定の評価を受けている。
脱帽のひとことです。
ゴードンジンのテイスティングレビュー
常温ストレートで、飲んでみましょう。
※今回飲んだのは、アルコール43%のモデルです
はっきり、くっきりとしたジュニパーの風味。
王道の味わいで、なんか安心しちゃいますね。
口に含んだときの刺激は、一般的なジンよりやや優しめ。
そこから、濃ゆいジンの風味がじわ〜っと広がってきます。
厚みがあるのに、トゲトゲしくない。
これが、ゴードンの魅力的な点ですね。
ビーフィーターやタンカレーを飲んで、「ちょっと口当たりがキツいな…」
と感じてしまった方は、しっくりくる味わいではないでしょうか?
他のスタンダードジンとの味わい比較は、こちらの記事へどうぞ↓
ゴードンジンで作るジントニック
ゴードンジンはジントニックが、とてもおいしい。
おいしいのです(2回目)
家飲みなら、コスパも良いのがすばらしいですね。
家飲みでのレシピ例は、こんな感じ。
【材料】
ゴードン 40ml
トニックウォーター 100ml
ライム 1/6個
※ライムなしでもおいしいです
【作り方】
氷を入れたグラスにゴードンを注ぎ、ライムをしぼる。
よくステアして、トニックウォーターを注ぐ。
軽くステアして、しぼったライムの果肉をそえる。
ゴードンなら、アレコレ手を加えずシンプルなレシピがいいかな?と思います。
合わせるトニックウォーターは、シュウェップスをぜひどうぞ。
力強い味わいが、ゴードンによく合います。
トニックウォーターについて詳しくは、こちら↓
ゴードンジンはギムレットのベースにも良い
ジントニックの他におすすめのカクテルが、ギムレットですね。
ギムレットはよく冷やすとおいしい
↓
そのためにはシェークの回数を増やしたい
↓
ゴードンならシェーク多めでも、水っぽくなりづらい
という理由からです。
ギムレットの名手として名高い、上田和男氏も愛用していることで知られていますね。
■ギムレットのレシピ
【材料】
ジン 45ml
ライムジュース 15ml
シュガーシロップ 1tsp
【作り方】
シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。
カクテルグラスに注ぐ。
少し長めにシェークしても、水っぽくなりづらいです。
作ってみたら、実感できると思います。
■上田和男氏のギムレットレシピ
【材料】
ジン 45ml
フレッシュライムジュース 15ml
シュガーシロップ 1tsp
【作り方】
シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めて強めにシェークする。
クープ型のカクテルグラスに注ぎ、小さい氷をひとつ浮かべる。
キンキンに冷え、アルコールの角も適度に取れたギムレット。
ゴードンの良さが引き立つ一杯です。
こちらの上田氏のカクテルブックを参考に作りました↓
ゴードンジンで作るその他のカクテル
もちろん、その他のカクテルにも幅広く使えます。
参考までに、私がゴードンベースで作ったカクテルをどうぞ。
ピュアラブ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年10月25日
ジン 30ml
フランボワーズリキュール 15ml
ライムジュース 15ml
シェーク
ジンジャーエールで満たす
「BAR TENDER」上田和男氏のオリジナルレシピ
まさに「純愛」のイメージ通りの、甘酸っぱい味わい😌
だれでも、親しみがもてる味わいだと思います pic.twitter.com/oDNF3aPmFf
ゴールデンスクリュー
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年10月22日
ジン 40ml
オレンジジュース 100ml
アンゴスチュラビターズ 1dash
ビルド
「スクリュードライバー」のジンVer.といった感じのレシピ
ビターズが入るのが珍しいですね
風味に変化が生まれて、美味しい😌 pic.twitter.com/iT88SiKoMJ
マティーニ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年10月29日
ゴードンジン 45ml
モンキー47ジン 5ml
ドライベルモット 10ml
オレンジビターズ 1dash
ステア
オリーブを飾る
久しぶりに作りました、キングオブカクテル😌
ジンのブレンドレシピで作ってみました
フルーティで複雑に仕上がりますね
それなりに上手く作れて、一安心です pic.twitter.com/VwXY9YuYVP
ゴードンとモンキー47のジントニック
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月20日
ゴードン 40ml
モンキー47 5ml
ライム 1/6個
トニックウォーター 適量
ビルド
色々調べて、ブレンドジンのジントニック作ってみました😌
ゴードンのみと比べると、華やかさが出てこれはいい
組み合わせで色々遊べそうですね☺️ pic.twitter.com/4D9Y8Xc5vx
さくらさくら
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年3月30日
ゴードン 35ml
ピーチリキュール 10ml
桜リキュール 10ml
レモンジュース 5ml
シェーク
マラスキーノチェリーとライムピールを飾る
保志雄一氏考案の創作カクテル
久々に作ったけど、しみじみ美味い…☺️
今の季節にぴったりの味わいですね pic.twitter.com/5lA3W6holN
- 味わい強めの副材料と合わせるとき
- ジュニパーの風味を強調したいとき
- ジンフィズのような炭酸で伸ばすレシピ
特にこのようなときに、大活躍してくれますね。
カチッとハマるレシピが見つかると思うので、色々試してみてください。
ジンのカクテルレシピは、こちらも参考にどうぞ↓
ゴードンジンは度数43%のモデルを選ぶのがおすすめ
ゴードンは、現在3タイプのモデルが販売されています。
- アルコール度数 43% 容量750ml
- アルコール度数 37.5% 容量700ml
- アルコール度数 40% 容量200ml
「これってどれを選べばいいの?」と、少し迷っちゃいますよね。
昔の私も、そうでした。
基本的には、度数の好みで選べばいいと思います。
ですが、カクテルにしたときの味の安定感、という点だと43%のものが優秀ですね。
理由は、43%の方がジンの風味が濃いからです。
- ロングカクテルでもジンの風味がしっかり
- ショートカクテルが水っぽくなりづらい
- 度数は割り材の量で調整できる
ということで、初心者の方こそ43%のものを選ぶのがいいと思います。
失敗は、なるべく減らしたいですしね。
「それでも、高い度数はちょっと怖い…」
と思う方は、40%の小ビンから使ってみてはどうでしょうか?
小容量なので、手軽に試せますね。
もし合わないと感じても、痛手にはならないと思います。
ゴードンジンの「次」に飲みたいジン
「タンカレーNo.10」なんて、いかがでしょうか?
■ゴードンとの共通点
- どっしり濃い味わい
- ジュニパーが効いている
- ジントニックが美味しい
- カクテルに使いやすい
■ゴードンにはない魅力
- 生のボタニカルのフレッシュさ
- 雑味のないピュアな味わい
"味わいが濃いジン" なので、ゴードン好きなら気にいるはず。
こちらも、シュウェップスのトニックで割ると最高です。
【参考】タンカレーNo.10の味わいレビュー
ゴードンジンのまとめ
最後に、ざっくりまとめます。
【ゴードンのまとめ】
- 伝統的なロンドンドライジン
- 味わいはスタンダードで、厚みがある
- ジュニパーがメイン、柑橘はひかえめ
- カクテルの味が安定しやすい
- ジントニック、ギムレットに特におすすめ
こうして魅力を整理してみると、とても優れたジンだと感じると思います。
定番として、定着しているだけありますね。
「まず初めに買うジン」としても、よい選択肢となります。
まだ試していない方は、ぜひどうぞ。
【関連記事】
・高コスパの国産ジン「桜尾ジン オリジナル」のレビュー
・パッションフルーツリキュール「パッソア」のレビュー
・ジンの主な飲み方4つ