こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
今回は、コアントローを使ったカクテルレシピを紹介していきたいと思います。
スタンダードカクテルのレシピによく登場する、ホワイトキュラソー
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年3月8日
色々な銘柄がありますが、汎用的に使うなら「コアントロー」がおすすめです
あまり知られてないけど、ロングカクテルにするのもなかなか良いです
コアントローフィズ、美味しいですよ😌 pic.twitter.com/Cnu8KyM94M
コアントローは、ホワイトキュラソーの定番銘柄。
「バーには必ずあるべきリキュール」とも言われます。
少し珍しい、ロングカクテルのレシピも載せてみました。
スタンダードのカクテルしか飲んだことがないという方、必見です。
コアントローはどのような味がするのか?
コアントローは、ほんのりとした甘みと香り高いオレンジの風味が特徴です。
原料は、さまざまな品種のオレンジの果皮。
スッキリとしていながらも、華やかで多層的な風味となっています。
そこまで甘さがないので、ウォッカのような蒸留酒に近いお酒かもしれませんね。
コアントローをカクテルに使うと、風味の異なる材料同士を合わせる、「つなぎ」のような役割にもなってくれます。
なんとなく味がまとまらないな…なんて思った時にコアントローを少し加えると、上手くいくかもしれません。
コアントローを使ったカクテルのレシピ
定番から、日本ではあまり知られていないレシピまで、幅広く紹介します。
サイドカー
【材料】
ブランデー 30ml
コアントロー 15ml
レモンジュース 15ml
【作り方】
材料をシェイカーに入れ、優しくシェイクする。
コアントローを使ったカクテルの代表格であり、バーでの定番レシピ。
ブランデーの深みのある味にフレッシュ感が加わった、絶妙なバランスのカクテルです。
ちなみに、サイドカーはシェイクの技術で味が大きく変わるカクテル。
おいしく作るには、ちょっと慣れが必要です。
サイドカーの作り方の考察記事はこちら↓
ベースにおすすめのブランデーについてはこちら↓
ホワイトレディ
【材料】
ジン 30ml
コアントロー 15ml
レモンジュース 15ml
【作り方】
材料をシェイカーに入れシェイクする。
シャープな風味と柑橘の香りが心地よいカクテルです。
シンプルですが、それ故にこだわり甲斐のあるカクテルでもあります。
バーで楽しむのも自宅で作るのも、どちらもオススメですね。
このようなスピリッツ+コアントロー+レモンジュースの組み合わせは、ショートカクテルの定番となっていますね。
ベースをウォッカに変えると「バラライカ」、ラムに変えると「XYZ」というカクテルになります。
コアントローとレモンジュースさえ用意していれば、色々な味を楽しめるというわけですね。
マルガリータ
【材料】
テキーラ 30ml
コアントロー 15ml
ライムジュース 15ml
塩 (スノースタイル)
【作り方】
カクテルグラスを塩でスノースタイルにする。材料をシェイカーに入れシェイクする。
テキーラと相性のいい素材同士を組み合わせたカクテル。
テキーラの風味が上品に昇華した、魅惑的な風味のレシピ。
塩のアクセントも心地よい感じです。
テキーラカクテルの代表格なので、ぜひ味わってみてください。
コスモポリタン
【材料】
ウォッカ 30ml
コアントロー 10ml
クランベリージュース 10ml
ライムジュース 10ml
【作り方】
材料をシェイカーに入れシェイクする。
アメリカのドラマ「セックスオンザシティ」に登場したことで、人気となったカクテルです。
華やかな風味と甘さで、特に女性に人気。
スイスイと飲んでしまいそうになりますが、意外とアルコール度数は高いので注意です!
サイレントサード
【材料】
スコッチウイスキー 30ml
コアントロー 15ml
レモンジュース 15ml
【作り方】
材料をシェイカーに入れシェイクする。
サイドカーのベースを、スコッチウイスキーに変えたカクテル。
あまり有名なカクテルではないですが、私が大好きなレシピなので紹介してみました。
スコッチの風味に柑橘の味わいが加わることで、若々しいイメージの味となります。
ほんのりスモーキーな味わいのあとに、甘く香るオレンジに心が癒されますね。
コアントロートニック
【材料】
コアントロー 1/4
トニックウォーター 3/4
【作り方】
グラスに氷を詰めてコアントローを注ぎステアする。トニックウォーターを静かに注ぎ、軽く再ステアする。
お手軽にコアントローを楽しみたい方に、ピッタリの飲み方。
柑橘の風味を、そのままストレートに味わうことができます。
シンプルなカクテルと侮るなかれ。
生のオレンジにそのままかぶりついたようなフレッシュさがありますよ。
このレシピにおすすめのトニックウォーターは、ウィルキンソン。
こちらで紹介しています↓
コアントローミュール
【材料】
コアントロー 50ml
フレッシュライムジュース 10ml
ジンジャービア (またはジンジャーエール) 100ml
ライム くし切り1/4
【作り方】
グラスに氷を詰めて材料を注ぎステアする。くし切りのライムを飾る。
スタンダードカクテル、「モスコミュール」のアレンジカクテル。
コアントローを使うことで、爽やかな風味あふれるカクテルとなりました。
飲み口は意外にも軽やか。
ジンジャーの刺激とオレンジの香りで、なんともいえない心地良さがあります。
コアントローフィズ
【材料】
コアントロー 50ml
フレッシュライムジュース 20ml
炭酸水 100ml
ライム くし切り1/4
【作り方】
グラスに氷を詰めてコアントロー、ライムジュースを注ぎ、炭酸水で満たす。くし切りのライムを飾る。
コアントローにフレッシュのライムをたっぷりと加えたカクテルです。
ライムのみずみずしい香りと酸味で、爽快感にあふれる仕上がりとなっています。
突き抜けるような風味は、その日の一杯目にはピッタリです。
コアントローフィズ ストロベリー&ミント
【材料】
コアントロー 50ml
フレッシュライムジュース 15ml
イチゴ 5個
ミントの葉 3枚
炭酸水 50ml
【作り方】
ボストンシェイカーにイチゴとミントを入れて潰し、コアントロー、ライムジュースを加える。
氷を詰めてシェイクする。
氷を入れたグラスに漉しながら注ぎ、炭酸水で満たす。
お好みでミントの葉を飾る。
フレッシュの素材をふんだんに使った、とても贅沢なカクテルです。
さまざまな風味が入り混じっていますが、ピシッと芯の通った味わいとなっています。
この一体感は間違いなくコアントローのおかげでしょう。
イチゴのカクテルレシピまとめはこちら↓
ファンタスティックレマン
【材料】
日本酒 50ml
コアントロー 30ml
キルシュワッサー 10ml
レモンジュース 10ml
トニックウォーター Full up
ブルーキュラソー 1tsp
【作り方】
日本酒、ホワイトキュラソー、キルシュワッサー、レモンジュースをシェイカーに入れシェイクする。
氷を詰めたグラスに注ぎ、トニックウォーターで満たす。
最後にブルーキュラソーを沈める。
少し珍しい日本酒を使ったカクテルです。
考案者は、バー「TENDER」の上田和男氏。
モチーフは、スイスにあるレマン湖。
さまざまなフルーツの調和がすばらしい、均整の取れた味わいのカクテルです。
日本酒を使ったカクテルについてはこちら↓
タンピコ
【材料】
カンパリ 40ml
コアントロー 30ml
フレッシュレモンジュース 20ml
トニックウォーター Full up
【作り方】
グラスに氷を詰めて材料を注ぎステアする。
カンパリとオレンジ、相性抜群の組み合わせです。
夏の太陽を彷彿させるような陽気な味わい。
スプモーニに少し似た味ですが、それよりずっと飲みごたえがあるカクテルとなっていますね。
カンパリカクテルのレシピまとめはこちら↓
コアントローコールドブリュー
【材料】
コアントロー 40ml
水出しコーヒー 80ml
ココナッツミルク 20ml
オレンジの皮 (お好みで)
【作り方】
材料をシェイカーに入れシェイクし、氷を入れたグラスに注ぐ。お好みでオレンジの皮を飾る。
このカクテルに使うのは、水出しのコーヒー。
オシャレな言い方でいうと「コールドブリュー」ってやつですね。
上質なフレーバーコーヒーのような、調和感のある味わい。
余韻に香る、オレンジの風味がなんとも心地よいですね。
水出しコーヒーを自宅で淹れてみたい!という方にはこちら↓
かすみ草
【材料】
コアントロー 30ml
カカオホワイト 30ml
レモンジュース 15ml
【作り方】
材料をシェイカーに入れシェイクし、クラッシュドアイスを入れたグラスに注ぐ。
コアントローとカカオリキュール。
ちょっと、珍しい組み合わせです。
ざっくり言うと、酸味の効いたレモンチョコレートのような味ですね。
クラッシュドアイスを使っているので、キリッと冷えていて心地よい仕上がりです。
コアントローのバリエーション
コアントローには基本の銘柄以外にも、バリエーションが存在します。
それぞれの味の違いを解説したいと思います。
コアントロー
基本となるスタンダードな銘柄です。
今回紹介したカクテルのレシピは、全てこちらのボトルを使って作っています。
世界中でホワイトキュラソーのベンチマークとして使用されている、クオリティの高い味わい。
他のホワイトキュラソーよりも、香りの伸びがいいんですよね。
そこが人気の理由だと、私は思います。
コアントローノアール
コアントローにブランデーの「レミーマルタン」をミックス。
クルミとアーモンドを漬け込んで作られた銘柄です。
通常のコアントローと比べると、風味は複雑で円熟感があります。
甘口なので、グランマニエなどのオレンジキュラソーに近い味わいですね。
これは、サイドカーのアレンジに使ったりすると面白いかもしれませんね。
コアントローでカクテルレシピの幅を広げよう
スタンダードのレシピを作っていくなら、必須となる一本。
なので、個人的には優先してそろえるのをおすすめします。
手にしたら、一気にレシピの幅が広がります。
まずは、最初はホワイトレディやサイドカーから、色々と作ってみてください。
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