こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
自宅で、カクテルを作っています。
ジンは大好きで、色んなボトルを飲んでいます。
今回は、「ティーンスピリッツ」というジンをレビューしていきます。
Teen spirits ジンを手に入れました😌
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2021年12月16日
有名な音楽アルバムのジャケットを模したラベルが印象的ですね
風味も、かなり個性的
さて、どんな飲み方からいこうかな? pic.twitter.com/cdt8GF1Gap
この記事を読むと、
- ティーンスピリッツの味わい、魅力
- どんな人におすすめなのか?
- おいしい飲み方、カクテルレシピ
を、知ることができます。
発売から即完売したことで、話題にもなったジン。
ひたすらに、"面白い" 1本です。
ティーンスピリッツは見た目も味も個性的なジン
ティーンスピリッツの特徴は、こちら。
- "青" がコンセプトのジン
- 紫蘇と山椒が効いた、個性的な味わい
- カクテルが「映える」
見て分かる通り、"青いジン" です。
ちょっと、びっくりしちゃいますよね。
味わいも、ちょっと今までにない感じ。
ジンの新時代を予感させてくれる一本だと思います。
※ティーンスピリッツのジントニック。材料の組み合わせでピンク色になるのも面白いです。
この見た目だと、イロモノっぽく見えちゃいますが…味わいもすばらしいですよ。
有名なバーでオリジナルカクテルの提供イベントなんかも、やっているみたいですね。
「Teen Spirits」×「Fever Tree」 - Blue Stone Ocean 提携バーオリジナルカクテル
- SNSなどで著名なバーテンダーが絶賛してたから
- ボタニカルに個性があったから
- 造り手の "熱” を感じたから
ティーンスピリッツの基本情報
【種別】ジン
【製造国】日本
【製造・販売】Whiskey&Co.株式会社
【アルコール度数】45%
【容量】350ml
【価格】3215円
蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツと提携して生み出された、日本製のジンです。
レシピの監修は、醸造家・蒸留家として活躍する山口歩夢氏。
新進気鋭の造り手として、話題の方ですね。
【ご報告】🎉
— ヤマグチアユー/発酵家/醸造家/蒸留家 (@distillandbugs) October 22, 2021
Forbes JAPANが毎年発表する、
日本発、世界を変える30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN 2021」に選出していただきました!!✌️
大谷選手⚾️をはじめとして、錚々たる顔ぶれでびびっております。
酒造系の人は初なのでは…!
これからも、美味しいものをお届けできるよう頑張ります! pic.twitter.com/C49706BJI3
「30 UNDER 30 JAPAN 2021」に選出されたことでも話題に。今までにない"新しいお酒"を生み出す造り手です。
ラベルは、1990年代に活躍したロックバンド「ニルヴァーナ」の名盤のオマージュみたいですね。
ニルヴァーナの伝説的アルバム「Nevermind」。水中を泳ぐ赤ん坊が印象的。
「ティーンスピリッツ」の名前も、ニルヴァーナの代表曲「Smells like teen spirit」から取ってるのでしょうか。
これには、ニヤリとしてしまう方も多そうです(笑)
ちなみにこんな曲です。歴史的な1曲なので、ぜひ聴いてみてください。
「青」をコンセプトとしたジン
このティーンスピリッツ、なんといってもコンセプトがカッコいい。
「青」をキーワードとして、香りや色で体現。
どこはかとなく漂う、"青春" の空気感がいいですね。
公式サイトの演出も凝っていて、これまたニヤリとしてしまいます。
原料、ボタニカル
和素材や国産の柑橘などを、取り入れているようです。
仕上げには、バタフライピーの花を浸漬。
天然色素により、青色に着色されています。
バタフライピーは、最近ではハーブティーなどで人気の素材ですね。
酸を加えると、青→ピンクに色が変わるという特性もあり。
映えますよね。
カクテルではレモン、ライム、トニックウォーターなどに反応して色が変わる
ティーンスピリッツジンの味わいレビュー
常温ストレートで飲んでみましょう。
これは…超個性的な味わいですね。
しかし、旨し!
感じた要素を書き出します。
■香り
青々しく、鮮烈な山椒と紫蘇
グリーンレモンのような、若々しい柑橘
ジュニパーはひかえめな印象
■味わい
風味が強めだが、味わいは意外にも淡麗
甘さはほとんど感じない
■口当たり
口にふくむと山椒のスパイシーな刺激があるが、歯切れよく過ぎ去る
ミドルは、サラリとして軽さを感じる
■余韻
シトラスと紫蘇、山椒の爽やかな風味がほどよく持続
快晴の夏空のよう
めっちゃ紫蘇&山椒です。
これは分かりやすい個性…。
もしかしたら「ジンらしくない」と思う方もいるかもですが、私はかなり好きですねコレ。
ティーンスピリッツのおすすめの飲み方、カクテル
美味しかったカクテルが、たくさんありました。
たっぷりと紹介します。
ティーントニック
【材料】
- ティーンスピリッツ 40ml
- トニックウォーター 120ml
- ライム 1/6個
【作り方】
- 氷を詰めたグラスにティーンスピリッツを注ぎ、ライムをしぼり、ステアする。
- トニックで満たして、軽くステアする。
バタフライピーがトニックの酸に反応して、ピンク色になります。
いいですね。
味わいも紫蘇と山椒がガッツリきて、おもしろいです。
ティーンソーダ
【材料】
- ティーンスピリッツ 45ml
- 炭酸水 120ml程度
- ライム 1/6個
【作り方】
- 氷を詰めたグラスにティーンスピリッツを注ぎ、ライムをしぼり、ステアする。
- 炭酸水で満たして、軽くステアする。
ソーダで割ると、山椒のスパイシーさが引き立ちます。
さっぱり、爽やかに飲みたいときに。
食事に合わせちゃったりしても、いいかもですね。
ティーンフィズ
【材料】
- ティーンスピリッツ 45ml
- レモンジュース 15ml
- シュガーシロップ 1.5tsp
- 炭酸水 適量
【作り方】
- シェーカーに炭酸水以外の材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。
- 氷を入れたグラスに注ぎ、炭酸水で満たしてステアする。
ジンフィズも、ティーンスピリッツだとご機嫌な仕上がりに。
紫蘇の香りが、クッキリでますね。
爽やかで、個性的です。
ティーンラムネ
【材料】
- ティーンスピリッツ 40ml
- レモンジュース 1tsp
- ペイショーズビター 1dash
- ラムネ 120ml程度
【作り方】
- 氷を詰めたグラスにラムネ以外の材料を注ぎ、ステアする。
- ラムネで満たして、軽くステアする。
個人的に好きな、ラムネ+ペイショーズビターのレシピをやってみました。
夏空を連想させるような爽やかさ。
これは、イチオシです。
三ツ矢サイダーで割ると
— Whiskey&Co.Ltd./Japanese "Bourbon Whiskey" Style (@Whiskey_and_Co) November 25, 2021
実は美味しいとかなんとか😇
#TeenSpirits pic.twitter.com/xXQcFfsP1q
※公式アカウントではサイダー割りなんかもおすすめされていました
ティーンスプモーニ
【材料】
- ティーンスピリッツ 30ml
- グレープフルーツジュース 45ml
- トニックウォーター 100ml程度
【作り方】
- 氷を詰めたグラスにティーンスピリッツとグレープフルーツジュースを注ぎ、ステアする。
- トニックで満たして、軽くステアする。
グレープフルーツ+トニックはカクテル定番の組み合わせですが…
ティーンスピリッツだと、特にすばらしいですね。
紫蘇と山椒が、生き生きとはじけます。
ティーンコスモポリタン
【材料】
- ティーンスピリッツ 20ml
- コアントロー 10ml
- クランベリージュース 20ml
- ライムジュース 10ml
【作り方】
- シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。
- カクテルグラスに注ぐ。
紫蘇とクランベリーが、意外なほどマッチします。
甘酸っぱく、清涼感のある一杯に。
梅のようなニュアンスが出るのが、面白いです。
サファイアンクール
【材料】
- ティーンスピリッツ 25ml
- コアントロー 15ml
- グレープフルーツジュース 15ml
- ブルーキュラソー 1/2tsp
【作り方】
- シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。
- カクテルグラスに注ぎ、レモンピールを飾る。
ちょっとマイナーなレシピですが、ティーンスピリッツによく合います。
柑橘+山椒でミクソロジー感出ますね。
あいまいな青の色味も、珍しくてよいです。
色々なカクテルを試しましたが…炭酸系のカクテルが特に良いですね。
風味の伸びもよく、どれも個性的な味わいに仕上がってくれます。
この他にも、ジンのスタンダードレシピを参考にいろいろ作ってみてください。
【参考】ジンのスタンダードカクテルレシピ
ティーンスピリッツジンのまとめ
最後に、ざっくりまとめます。
- 「青」をコンセプトにしたジン
- 見た目も味も、個性的
- 山椒、紫蘇の風味
- バタフライピーによる鮮やかな青色
- 酸を加えると青→ピンクに色が変わる
- 炭酸系カクテルが特によい
- "面白いモノ" が好きな方に
ムードがあり、コンセプトも、味わいも個性的。
そしてなにより、しっかり美味しい。
"面白すぎるジン" ですね。
カクテルの創作意欲も、刺激されます。
伝統的なジンとはまったく異なるので、好みが分かれるお酒かもしれません。
ですがこの鮮烈なフレーバーは、多くの人に体験していただきたいですね。
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