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カクテルやウイスキー、リキュールなどの洋酒の楽しみ方を紹介します

「ウッドフォードリザーブ」の特徴と美味しい飲み方。カクテルベースに最適なバーボンです

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ウッドフォードリザーブとは?

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近年、世界中のバーではアメリカンウイスキーブームが巻き起こっています。

2009年〜2015年の期間では、消費量がなんと2倍ほどに拡大。

その中でも特に堅調な伸びを見せているのが、スーパープレミアムバーボンと呼ばれるバーボンです。

 

今回は、その中でも特に人気の高い銘柄である、「ウッドフォードリザーブ」について解説していこうかと思います。

 

このバーボンはそのまま飲んでも美味しいのですが、その真価を発揮するのはカクテルにしたとき。

オススメのカクテルレシピを中心に、色々な楽しみ方を紹介したいと思います。

 

その前にまずはバーボンの基礎を知りたい、という方はこちらの解説記事から読んでみてください。

 

www.green-alaska.com

 

 

スーパープレミアムバーボンってどんなバーボン?

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プレミアムなバーボンといえば、日本でも人気のメーカーズマークがありますよね。

最近では、俳優の小栗旬が出演するCMで知名度が高まった銘柄です。

 

www.green-alaska.com

 

では、プレミアムバーボンの上をいくスーパープレミアムバーボンとは一体何者なのか?

という話になるわけなんですが、実はこの辺りの分類に明確な定義はありません。

 

おおむね日本円で4000円以上のものがスーパープレミアムバーボンと呼ばれているみたいですね。

メーカーによる独自のキャッチコピーのようなもの、という位置付けとなっているようです。

ただ少し値段が高い分、こだわりを持って作られているものが多いという印象ですね。

 

ウッドフォードリザーブのこだわりとは?

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ウッドフォードリザーブの場合ですと、製造法に次のような特徴があります。

 

・仕込み水にライムストーンウォーターと呼ばれる、硬度の高い天然の地下水を使用

・昔ながらのイトスギ製発酵槽を使い、通常よりも長めの6日間の発酵

・伝統的な銅製ポットスチルによる蒸留

・専用の加工が施された、ウッドフォードリザーブオリジナルの樽による熟成

 

独自のフレーバーを生み出すために、一般的なバーボンとは違う技法を取り入れているようです。

このような情報をみる限りでは、

スーパープレミアムバーボンは製造効率よりも品質を重視したバーボンである。

という傾向がある、と私は感じました。

 

 

なぜ今、プレミアムバーボンが売れているのか?

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そんなスーパープレミアムバーボンの人気は、なぜ今高まっているのでしょうか?

単に品質が良いものが見直されているから?

 

もちろんそういった側面もありますが、需要の拡大にはもっと大きな、世界的なムーブメントが関係しています。

それは、クラシックカクテルの再評価と、バーボンベースカクテル需要の拡大です。

 

今だからこそ見直される、クラシックカクテルの奥深さ

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近年では、ミクソロジーカクテルをはじめとした前衛的なカクテルが人気となっています。

生のハーブやスパイスを使ったカクテル、スモークやアロマを取り入れたカクテルなど。

今でも数多くの、個性的なレシピが誕生し続けています。

 

しかしそんな最中、スタンダードカクテルのレシピの完成度の高さ、奥深さを再評価する流れが起こっています。

そして、その中で最もクラシックなレシピの一つであるバーボンベースのカクテルに注目が集まり始めたのです。

 

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これは2017年にDrinks International社が発表した「人気のクラシックカクテルTOP10」です。

 

オールドファッションドやマンハッタンのようなバーボンベースのカクテルが多くランクインしていますね。

日本ではジントニックやマティーニのような、ジンベースのカクテルが人気なのですが、世界全体で見ると少し事情が変わってくるようです。

 

より美味しくカクテルを作るために品質の高いバーボンがフォーカスされた

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そして、そのようなカクテルのベースとして人気が出ているのが、ウッドフォードリザーブのようなスーパープレミアムバーボン。

カクテルの味を高める手段として、プレミアムバーボンが重宝されるようになったというわけですね。

 

実際にウッドフォードリザーブをベースとしたカクテルを飲んでみるとよく分かります。

他材料と馴染むように溶け合い、それでいてバーボンらしい味わいも損なわれない。

とにかく一体感が素晴らしいというのが私の感想ですね。

 

 

ウッドフォードリザーブの特徴と味わい、オススメの楽しみ方

 

それでは、ウッドフォードリザーブは実際にどのような味がするのか?

 

私が飲んだ感想としては、

軽やか、なのに深みのある味

といったところですね。

 

バーボンといえば無骨なイメージがありますが、ウッドフォードリザーブはどこかエレガントな装いを感じます。

トップに香るバニラ、口にしたときのスパイシーさ、ウッディな風味…。

そのどれもが主張しすぎず、滑らかで洗練されているイメージです。

 

それでいて香りは伸びがよく、芯がしっかりしているといった印象。

このような特性のおかげでカクテルにしたときに一体感が生まれるのだろうな、と私は思っています。

 

もちろん、ウッドフォードリザーブはロックやストレートのようなシンプルな飲み方でも美味しくいただくことができます。

ですが、私としてはやはりカクテルベースとして使うことを推していきたいところですね。

 

 

ウッドフォードリザーブの美味しい飲み方、カクテルレシピ

それでは私が試した中から、これだ!と思った美味しい飲み方を紹介していきます。

 

筆者はカクテル推しなので、カクテルレシピの紹介が中心となります。

というか楽しすぎて色々と作りすぎてしまいました…。

せっかくなんで、沢山レシピを紹介したいと思います。

 

本場アメリカで定番になっているものから、創作レシピまで。

気になったものから作ってみてください!

 

ストレート

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まず試していただきたいのが、常温ストレートでの飲み方。

バーボンをストレートで?と思うかもしれませんが、バーボン特有の荒々しさはほとんど感じません。

 

滑らかな口当たりと奥行きのある味わい。

それでいてスパイシーさやウッディさは適度に効いていて、しっかりと「バーボンを飲んでいる」感を味わうことができます。

 

これは、品質の高いバーボンだからこそできる飲み方ですよね。

シングルモルトを飲むようにゆっくり、じっくりと味わってみてください。

 

オン・ザ・ロック

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バーボンといえばオン・ザ・ロック。

このウッドフォードリザーブも例外ではありません。

 

氷で加水されると甘い香りは少し控えめになりますが、代わりにフルーティさが際立ちます。

華やか、そして滑らかな飲み口です。

 

後半はウッディな風味が際立ちますね。

香りの伸びがいいおかげか、最後まで満足感のある味わいを保ってくれます。

 

バーボンソーダ

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【材料】

ウッドフォードリザーブ 45ml

炭酸水 Full up

 

【作り方】

グラスに氷を入れてウッドフォードリザーブを注ぎ、ステアする。

炭酸水で満たして、軽く再ステアする。

 

ここからはカクテルのターンです。

まずはお手軽なソーダ割りから。

ウッドフォードリザーブはソーダで割っても、その骨格をしっかりと保ってくれます。

 

さすがに、香りは少し落ち着いた印象になりますね。

ですが、バーボンらしいコクはしっかりと感じることができます。

 

仕上がりはとっても滑らかな印象になります。

バーボンソーダといえば、パンチのある刺激的な味わい!というイメージを持っている人にはぜひ飲んでいただきたいです。

 

今回はウィルキンソンで作りましたが、プレミアムなソーダを使うのもいいかもしれません。

 

ミントジュレップ

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【材料】

ウッドフォードリザーブ 60ml

シュガーシロップ 2tsp

炭酸水 適量

ミントの葉 20枚程度

クラッシュドアイス

 

【作り方】

グラスにミントの葉とシュガーシロップ、少量の炭酸水を入れて、ペストルなどで潰す。

クラッシュドアイスを詰めて、ウッドフォードリザーブを注ぎステアする。

炭酸水で満たして軽く再ステアする。

 

ウッドフォードリザーブといえばこれ!というイメージを持つ方も多いであろう、ミントジュレップ。

私も大好きなカクテルなので、ウッドフォードリザーブを手にして真っ先に作りました(笑)

 

評判通り、飲んだら頬が緩むような美味しさでしたね。

ミントの香り、清涼感がウッドフォードリザーブの風味を見事に引き立ててくれています。

そして何より、味わいの一体感が素晴らしいです。

 

色々なバーボンをベースにミントジュレップを作ってきましたが、今のところ1番美味しくできたのがこの銘柄かもしれないですね。

ウッドフォードリザーブを手にしたなら、ぜひとも試していただきたいレシピです。

 

オールドファッションド

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【材料】

ウッドフォードリザーブ 45ml

角砂糖 1個

アンゴスチュラビターズ 2dash

オレンジスライス

レモンスライス

ライムスライス

マラスキーノチェリー

 

【作り方】

グラスに角砂糖を入れてビターズをたらす。

氷を入れてウッドフォードリザーブを注ぎ、軽くステアする。

オレンジ、ライム、マラスキーノチェリーを飾る。

 

続いてはビターズと柑橘を合わせたカクテル、「オールドファッションド」を。

 

いや〜こちらも美味しいですね…柑橘と違和感なく馴染んでいます。

フレッシュかつ深みのある味、高い満足感。

ウッドフォードリザーブはオールドファッションドを作る際によく使用されているそうなんですが、飲めば理由が分かりますね。

 

なんで日本ではあまり人気がないんでしょうかね?このカクテル。

もっと流行ってほしいところです(笑)

 

ウイスキーサワー

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【材料】

ウッドフォードリザーブ 45ml

レモンジュース 20ml

シュガーシロップ 2tsp

卵白 1/2個分

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクし、氷の入ったグラスに注ぐ。

お好みでオレンジ、チェリーを飾る。

 

私たちにとってはあまり馴染みがないかもしれませんが、世界では人気の高いウイスキーサワー。

ソーダを加えたりと色々作り方があるようですが、今回はウッドフォードリザーブにオススメだという卵白を入れたレシピで。

 

酸味が効いていてキリッとシャープな味わい。

確かにこれは外国の方が好みそうな味ですね。

ウッドフォードリザーブの風味もレモンに負けず、しっかりと残っています。

 

ウッドフォードリザーブをスッキリサッパリと味わいたい方にオススメのレシピです。

 

ケンタッキーミュール

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【材料】

ウッドフォードリザーブ 45ml

ライムジュース 10ml

ジンジャーエール or ジンジャービア Full up

 

【作り方】

グラスに氷を入れて、ウッドフォードリザーブとライムジュースを注ぐ。

ステアしてからジンジャーエールを注ぎ、軽く再ステアする。

(今回は、生姜の絞り汁 1tspを加えてステア。ガーニッシュにレモンスライス、ミント、ブラックペッパー、唐辛子)

 

ウォッカで作るカクテル、「モスコミュール」のベースをバーボンに変えたレシピ。

ミントジュレップと並んで、アメリカでの人気が高まりつつあるカクテルです。

 

濃厚、かつ爽快。

少しカジュアルな飲み方なのかもしれませんが、そこがまた気軽でいい感じです。

ウッドフォードリザーブのコクがしっかりと効いているんで、単調な味わいになっていないところもいいですね。

 

ジンジャーエール選びの際は、ぜひオススメ銘柄の記事を参考にしてみてください!

今回はフィーバーツリーのジンジャービアを使いました。

 

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イチゴのオールドファッションド

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【材料】

ウッドフォードリザーブ 45ml

イチゴ 3粒

シュガーシロップ 1〜2tsp

ビターズ 1dash

 

【作り方】

グラスに材料を入れて、ペストルなどでイチゴをよく潰す。

氷を入れてステアする。

 

フレッシュなイチゴを使った、オールドファッションドのアレンジレシピです。

 

ウッドフォードリザーブのコクにイチゴのフレッシュさ…。

いや〜、こちらも素晴らしい味ですね。

今までこのレシピではメーカーズマークを使っていたのですが、ウッドフォードリザーブもよく合うみたいです。

 

そういえばこのレシピを紹介していたニッカウイスキーも、ウッドフォードリザーブを使っていましたね。

 

 

筆者イチオシのレシピなので、ぜひ作ってみてください!

イチゴを使ったカクテルレシピは沢山あるので、これを機に色々作ってみるのもオススメですよ。

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コーヒーオールドファッションド

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【材料】

ウッドフォードリザーブ 40ml

エスプレッソ 40ml

砂糖 or シュガーシロップ 2tsp

アンゴスチュラビターズ 2dash

コーヒー豆 (粗挽き) 適量

 

【作り方】

グラスのリムの半分に、挽いたコーヒー豆の粉を付けてスノースタイルにする。

グラスに氷を入れて残りの材料を注ぎ、ステアする。

 

オールドファッションドのアレンジレシピをもう一つ。

エスプレッソを使ったツイストです。

 

これは美味しいですね!

ウッドフォードリザーブとコーヒーの風味がよく合っています。

私がコーヒー好きだからというのもあるのですが、かなり好きな味ですね…!

 

不思議なことに、まるで生のフルーツが入っているかのような、フレッシュでフルーティな風味を感じます。

当然フルーツなんて使ってませんので、これはウッドフォードリザーブが奥底に秘めていた風味、ということなのでしょう。

まるで化学変化が起きたような味わいですね…いやー、これは驚きました。

 

これは、ぜひともみなさんにも作ってもらいたいですね…。

わざわざエスプレッソを用意するのは大変、という方は濃い目のコーヒーで代用してみてください。

 

ライオンズテイル

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【材料】

ウッドフォードリザーブ 40ml

自家製オールスパイスシロップ 20ml

レモンジュース 10ml

アンゴスチュラビターズ 1dash

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

仕上げにオレンジピールをする。

 

(オールスパイスシロップの作り方)

ジャマイカンラム350mlに対してオールスパイスを10g程度、24時間漬け込む。

スパイスを取り除き、和三盆シロップをラムと同じ量だけ加える。

 

ウッドフォードリザーブ指定で面白いカクテルのレシピがあったので紹介します。

クラシックカクテル、「ライオンズテイル」を自家製シロップでアレンジしたレシピです。

 

オールスパイスの風味が効いていて、前衛的なイメージの味わいですね。

スパイシーで奥深く、なのに後味はレモンの酸味ですっきり軽やか。

王室というか宮廷というか…そんな豪華で厳格なイメージが湧いてくるような味わいですね。

 

かなり面白い風味なので、ぜひ作ってみてください。

最近ではオールスパイスも和三盆も手に入りやすくなったので、意外と簡単に作れてしまいますよ。

ちなみに、最近ではカクテル用の和三盆シロップなんてのも販売されています。

こちらはギムレットに使うのもオススメですよ。

 

 

 

ウッドフォードリザーブのバリエーション

ウッドフォードリザーブには2種類の銘柄があります。

今回、私が使ったのはスタンダードなモデルである「ウッドフォードリザーブ ディスティラーズセレクト」です。

 

 

一般的によく使われているのはこちらのモデルですね。

初めて手にする方、カクテルベースに使いたいという方はこちらを選ぶのがいいでしょう。

 

この他にも「ウッドフォードリザーブ ダブルオークド」という銘柄も存在しています。

こちらは熟成を終えたウッドフォードリザーブを、専用のホワイトオークの樽でもう一度熟成させたものです。

ウッドフォードリザーブのプレミアム版といった位置づけですね。

 

 

こちらの方はまだ口にしたことが無いので、レビューは控えさせてもらいますが、深みが増してまろやかな風味となっているそうです。

特徴を見る限りでは、ストレートやロックなどそのままに近い状態で味わうのに適していそうですね。

気になった方は、こちらの方もチェックしてみてください。

 

 

さいごに

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軽やかながら多彩で骨太な風味を持つ、ウッドフォードリザーブ。

正直、この値段帯のバーボンをカクテルに使うのは最初は少し抵抗がありました。

ですが実際に作って飲んでみると、「これは使う価値があるな」と感じましたね。

 

ロックやストレートで嗜む方が多いとは思いますが、ぜひ一手間かけてカクテルでも楽しんでみてもらいたいです。

まずは、ミントを買ってきてミントジュレップから試してみてください。

きっと、あなたもその仕上がりの完成度に驚くはずです!

 

ちなみに、カクテルに使うバーボンならメーカーズマークもオススメですよ。

こちらは濃厚でまろやか、リッチ感のある味わいのバーボンです。

ウッドフォードリザーブで作るカクテルと飲み比べ、なんてのも面白いかもしれませんね!

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