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カクテルやウイスキー、リキュールなどの洋酒の楽しみ方を紹介します

フロム・ザ・バレル - 根強いファンが多いハイクオリティで安価な樽出しウイスキー

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フロム・ザ・バレルとは

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http://www.barrel365.com/twiceup/

 

フロム・ザ・バレルはニッカウヰスキーが製造する、国産のブレンデッドウイスキーです

 

ニッカウヰスキーといえば国内でもっとも販売本数の多い(2017年11月現在)ブラックニッカの製造元として有名ですね

お酒に詳しくない人からは庶民向けの安価なウイスキーを製造するメーカーだと思われがちなのですが、「竹鶴ピュアモルト」「シングルモルト余市」などの数々の銘酒を生み出しているメーカーです

 

そんな中から今回私がオススメしたいのがこちら。力強いフレーバーが特徴の樽出しウイスキー「フロム・ザ・バレル」です 

 

 

フロム・ザ・バレルの製法、特徴

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フロム・ザ・バレルの製造には一般的なブレンデッドウイスキーとは少し異なる手法がいくつか取り入れられています

 

まず1つはウイスキーの熟成の方法

一般的にブレンデッドウイスキーは、樽による熟成が完了したモルト原酒とグレーン原酒をブレンドし味の調整がなされた後、ボトル詰めされ出荷されていきます

一方フロム・ザ・バレルは熟成を終えたモルトとグレーンをブレンドした後に、さらに新たな樽に入れ数ヶ月追熟成させて製造されます

この手法は「マリッジ(結婚)」と呼ばれています

このような手法を取ることにより、モルトとグレーンは1つの樽の中で均整が取れた味となり、まさにそれぞれの原酒が結婚したかのような一体感を生み出します

短期間に複数の樽での熟成を経ることにより、樽由来の濃厚なフレーバーがウイスキーに付くことも特徴の1つです

 

 

さらにフロム・ザ・バレルの製造法にはもう1つ特徴があります

それはウイスキーが瓶詰めされる前に行われる加水が最小限に抑えられているという点です

 

一般的に、ウイスキーは樽内で熟成させたあと、ボトル詰めの前に加水をしてアルコール度数を40%程度に調整がされます

ですがフロム・ザ・バレルは前述の通り加水が最小限に留められているため、出荷時の度数は51.4度

これは数あるお酒の中でもかなり度数が高い部類に入ります

このような製法で作られるウイスキーは「カスクストレングス」と呼ばれています

ただフロム・ザ・バレルの場合は厳密にはその定義から少し外れてしまうため「樽出し原酒」というキャッチコピーで販売がされています

 

ここまで解説すると気付いた方もおられるかもしれないですが、フロム・ザ・バレルという名前の由来はまさにここにあります

「樽直送」の、原酒のままの美味しさを楽しむことができるという点がフロム・ザ・バレルの最大の特徴なのです

 

しかしアルコール度数が51.4度というと、ウイスキーを飲み慣れた人でも少々キツく感じてしまう度数です

正直、わざわざ度数を高めたウイスキーを煽って飲む意味があるのか疑問に感じる方もいるかと思います

ですがフロム・ザ・バレルには単純な度数の数値だけではない魅力があります

 

 

フロム・ザ・バレルの魅力

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http://mtbsqtr.blogspot.jp/2013_08_01_archive.html

 

フロム・ザ・バレルには根強いファンが多いです

ネット上でウイスキーについて語る場があるとほぼ必ず名前が挙がる印象があります

このウイスキーはどのような魅力で人々を惹きつけているのでしょうか?

 

 

フロム・ザ・バレルのような樽出しのウイスキーには、その高い度数以外にも特徴があります

それは香りやフレーバーの力強さです

特に香りが口の中に一斉に拡がる感覚は通常のウイスキーではなかなか味わえません

私はこの感覚を人に説明する時には香りが爆発するようだ、と例えています

 

このような強いフレーバーのウイスキーはじっくり香りに浸るような飲み方を好む人にうってつけのだと自分は思っています

 

フロム・ザ・バレルも例に漏れず、豊かで力強い香りを持っています

その香りは甘さが際立っており、カラメルや花の蜜の香りに例えられることが多いです

口当たりも非常にまろやかで、そのおかげか51.4%という度数を感じさせないほどスイスイ飲めてしまいます

 

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香りもよく完成度の高いフロム・ザ・バレルですが、樽出しウイスキーにしては比較的安価な値段で買えるというの特徴のひとつです

 

カスクストレングスのウイスキーは高価なものが多く10000円を超える値段が付いているもの珍しくありません

 

カスクストレングスのウイスキーは通常、シングルモルトのウイスキーの中で特別出来の良い樽を厳選して製造されます

そのため希少価値が高く供給量も安定しません

 

対してフロム・ザ・バレルは数種のモルトとグレーンを使って作られるブレンデッドウイスキーなので供給量が安定しており安価な値段で提供されているのです

ブレンデッドだからといって他のカスクストレングスより味わいが劣るかというとそんな事はなく、製造方法の工夫やブレンダーの手腕によってフロム・ザ・バレルは樽出し原酒の魅力を存分に味わえる出来となっています

 

値段の方は2015年に値上げをしたため現在は2500円ほどとなっています

このクオリティのウイスキーが2000円台で買えてしまうことも驚きですが、値上げ前は1000円台だったとか

ブレンダーの手腕と企業努力にただただ驚くしかありません…

 

その他には無骨なボトルのデザインも素敵ですね

真上から見たら正方形になっていて少し背の低い、ウイスキーのボトルとしてはちょっと変わった形をしているのですが、それがまた工場直送感が出ていて男心をくすぐられます。シンプルで飾らないラベルのデザインもハードボイルドなイメージでかっこいいですね

 

この、「分かる人にだけ飲んでもらえればいいんだよ!」というスタンスこそがフロム・ザ・バレルの最大の魅力なのかもしれません

 

 

オススメの飲み方

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https://blogs.yahoo.co.jp/koj_kou/62512208.html

 

個人的な評価

 ストレート◎

 ロック○

 トワイスアップ△

 ハイボール△

 水割り×

(あくまでも個人の感想です)

 

私としては特徴的な甘い香りを最大限に楽しむためになるべく加水を抑えた飲み方をオススメします

加水をするにしても1:1のトワイスアップかロックでの飲み方に留めておくのがいいですね

 

普段ウイスキーを飲むときに水割りやハイボールで飲むことが多いという方も、まずはストレートで味わって頂きたいです

フロム・ザ・バレルに限らず樽出しの原酒はその度数で飲むのが一番美味しいという考えの下でボトリングされているので、その意図を汲んでそのままの状態で飲むのがオススメです

 

ただでさえ度数が高いのにストレートはキツイ!と思う方が多いかとも思いますが、舌の上に乗るくらいの量を口に含み、ゆっくりと味わったのちにチェイサーを飲む、という飲み方をすればいいかと思います

少量でも濃厚な香りに浸ることが出来ますし、必然的に飲むペースが控えめになるので酔いも回りづらいです

(個人的には炭酸系のロングカクテルやハイボールの方が短時間で量を飲めてしまう分、気が付いたら酔いが回っているケースが多くて怖いです…)

 

フロム・ザ・バレルをストレートで口にすると初めはピリッとしたアルコールの当たりが気になるものの、すぐに華やかなフレーバーと魅惑的な甘さが口の中一杯に拡がります

この香りが隅々まで浸透していき、満たされる感覚がたまりません

海外の方でこの香りを「花畑の中で深呼吸をするような体験だ!」と例えた方もいるそうですね

 

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http://p.twipple.jp/QkdVm

 

ニッカウヰスキー公式の解説ページではハイボールでの飲み方も提案されていますが、個人的にはアルコールの当たりが際立って少し苦手だと感じてしまいました

ただ、この辺りは個人の感覚の違いもあるので色々な飲み方を試してみてもらいたいと思います

濃い目のハイボールが好きという方は気に入るかもしれませんね

 

 

フロム・ザ・バレルを使ったカクテル、インフュージョンのすすめ

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フロム・ザ・バレルを楽しむ手段としてもう1つ私がオススメしたいものがあります

それはウイスキーカクテルのベースとしてフロムザバレルを使用することです

樽出しのウイスキーをカクテルにするとはもったいない…と思ってしまいそうですけど、フロム・ザ・バレルは比較的安価なのでカクテルにするのにもあまり抵抗がありません(笑)

 

フロム・ザ・バレルで作られるウイスキーカクテルは度数も上がり、パワフルで飲みごたえのある味となります

筆者のオススメのカクテルはゴッドファーザー。通常ですとアマレットの強い風味にウイスキーの風味が負けそうになってしまいますが、フロム・ザ・バレルはそれに負けない力強い味を持っています

そのため2つのお酒の風味をクッキリと味わうことができ、味のインパクトも十分

ゴッドファーザーはどこか妖艶な雰囲気のあるカクテルですが、その印象は一変。上品ながらも力強い、なんとも個性的なカクテルとなります

フロム・ザ・バレルの華やかな香りとアマレットの香りの相性も抜群。フェイマスグラウスやデュワーズを使ったものしか飲んだことがないという方は一度試してみてはいかがでしょうか?

 

ゴッドファーザーの作り方についてはアマレットの記事で詳しく解説しています

 

www.green-alaska.com

 

 

その他ですと最近ではニッカウヰスキー公式も話題にしている、漬け込み(インフュージョン)ウイスキーの材料として使うというのもオススメですね

私も以前、SNSで話題となったイチゴの漬け込みウイスキーをフロム・ザ・バレルで作ってみました

 

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これがまた素晴らしい味だったのでこの後しばらくイチゴの漬け込みにハマってしまいました…

この他にも色々なウイスキーを使ってイチゴを漬け込んでみて気づいたんですけど、フロム・ザ・バレルで作ったものはイチゴの風味が濃い感じがしたんですよね

これはフロム・ザ・バレルのアルコール度数が高く、材料のエキス分がよく抽出されたためだと思われます

これは高いアルコール度数を持つ上に安価なフロム・ザ・バレルだからこそ作ることができる味だと言えます

 

フロム・ザ・バレルの華やかな香りとイチゴの甘酸っぱい香りの組み合わせも魅力的。濃厚で力強いフレーバーとなっています

ロックやソーダ割りでも美味しく頂けるため、ウイスキーをストレートで飲むことに抵抗がある方にもオススメです。フロム・ザ・バレルを手に入れたらぜひみなさんも試してみていただきたいと思います!

 

イチゴのウイスキーの詳しい作り方についてはこちらをどうぞ! 

 

www.green-alaska.com

 

 

さいごに

フロム・ザ・バレルは安価なため普段飲みのウイスキーとして常飲しているという方も多いと聞きます

普段はバランタインファイネストなどを飲んでいるという方は新たな選択肢の1つとして一度飲んでみてはいかがでしょうか?

またカスクストレングスの入門用としても最適ですので、香りが爆発するような鮮烈な味を体験してみたいと思った方は、ぜひこのウイスキーから樽出し原酒の世界に入ってみてください!