こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
今回は、イチジクのリキュール「クライナーファイグリング」の楽しみ方を紹介します。
イチジクフレーバーのリキュール、「クライナーファイグリング」
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年3月17日
クラブで人気のいわゆる「パリピ酒」なんですが、味の方はフルーティでしっかり美味しい☺️
ショットでもいいけど、トニック割りでライム絞る飲み方が美味しすぎてヤバい… pic.twitter.com/SpHxa6UR8f
「バーにはよく行くけど、そんなボトル見たことないけど?」と思った方。
実はこのリキュール、流行っているのはバーの中ではないんです。
今回は、そのクライナーの魅力と楽しみ方について詳しく解説していこうかと思います。
- クライナーファイグリングとクラブシーンについて
- クライナーファイグリングはなぜ人気となったのか?
- クライナーファイグリングはどんな味がするのか?
- クライナーファイグリングの飲み方、カクテルレシピ
- クライナーファイグリングを自宅でも楽しもう
クライナーファイグリングとクラブシーンについて
クライナーファイグリングがよく飲まれているのはクラブシーンです。
バーで静かに飲むというよりは踊りながら飲むお酒。
EDMなどのダンスミュージックのお供として親しまれているお酒なんです。
いわゆる「パリピ酒」というやつですね。
しかし、クライナーはただ陽気に酔うためだけのお酒というわけではありません。
その人気の理由を知るためには、クラブで飲まれているお酒の歴史を紐解く必要があります。
クライナーファイグリングはなぜ人気となったのか?
もともとクラブシーンでよく飲まれていたのはテキーラ、イエーガーマイスターなどのお酒です。
ショットで飲まれることが多く、どちらも高度数。
正直、かなりキツく感じてしまいますよね。
味を楽しむためというよりは、
- 素早く酔うため
- 一種の度胸試し
といった側面があることは否めません。
しかしそんな風潮にも、変化が訪れました。
「楽しいパーティシーンには誰が飲んでも美味しいと感じるお酒が共にあるべき!」
「素直に美味しいと思えるお酒とともにクラブミュージックを楽しみたい!」
そんな声をあげる人が次々と現れて、誰でも美味しく飲むことができる軽めのお酒の需要が増えていきました。
そんな中、にわかに脚光を浴びたのが「クライナーファイグリング」です。
フルーティで万人ウケするその味は、口コミで徐々に評判が広まり、クラバーたちの間に浸透。
小瓶での販売もされているため、シンプルに冷やしてビンのまま口にするというお手軽さもウケました。
その人気は凄まじく、一夜にして1000ショットを超える販売実績を出したパーティもあったそうです。
クライナーは、今やクラブシーンにおいて外せないお酒となっています。
クライナーファイグリングはどんな味がするのか?
私の感覚で言うならば「フルーティでみずみずしい、陽気な味」といった感じですね。
飲むとアクティブな気分になり、思わず体を動かしたくなる。
そしてなにより、シンプルに美味しい。
このリキュールが人気になった理由は、実際に飲めば分かることでしょう。
甘さも酸味も適度にあり、飲み口は非常に軽やか。
ですがお酒らしさもしっかりとあり、まさに万人ウケする味となっています。
アルコール度数は20度ほどなので、ショットで飲むのも割って飲むのにもいいですね。
クライナーファイグリングの飲み方、カクテルレシピ
クライナーは、自宅で楽しむのもアリ。
冷やしてそのまま飲むのもよし、カクテルのベースにしてもよし。
癖の無い味なので、色々な飲み方を楽しむことができます。
今回は、その特徴を生かしてさまざまなカクテルを作ってみました。
ファイグリングソーダ
【材料】
クライナーファイグリング 1/2
炭酸水 1/2
レモン くし切り1/4
【作り方】
グラスにレモンを絞り、そのまま果肉を入れる。氷を詰め、クライナーを注ぎよくステアする。その後炭酸水を注ぎ、軽くステアする。
まずは定番のソーダ割り。
ショットで飲むのは少しキツい!と感じた方にオススメしたい飲み方です。
ソーダで割ることにより、甘さも控えめでさっぱりとした味に。
アルコール度数も10度ほどになるので、かなり飲みやすくなります。
今回は、フレッシュな印象を際立たせるためにレモンを加えてみました。
このようにひと手間を加えてみると、シンプルな飲み方でもリッチ感が出ていいですね。
ファイグリングトニック
【材料】
クライナーファイグリング 1/2
トニックウォーター 1/2
ライム くし切り1/4
【作り方】
グラスにライムを絞り、そのまま果肉を入れる。氷を詰め、クライナーを注ぎよくステアする。その後トニックウォーターを注ぎ、軽くステアする。
こちらも、リキュールの飲み方としては定番のトニック割り。
今回はジントニックのようにライムを入れて作ってみました。
まず、クライナーとライムの風味の相性が素晴らしいです。
どちらもフレッシュでみずみずしいテイストを持つ材料だからなのか、驚くほど違和感なく調和してくれます。
その香りがトニックによってはじけて、爽やかさも倍増。
これはもうたまりません。
なんでこんなシンプルな飲み方でここまで美味しいのか…
リキュールのトニック割りを飲んで、ここまで感動したのは初めてかもしれないですね。
みなさんも、クライナーを手に入れたらぜひ一度お試しください!
トニックウォーターの銘柄はウィルキンソン、またはシュウェップスを使ってみてください!
スッキリした味が好きならウィルキンソン、苦味の効いた味が好きならシュウェップスがオススメです。
ファイグリングミルク
【材料】
クライナーファイグリング 1/2
牛乳 1/2
【作り方】
グラスに氷を詰め、クライナーと牛乳を注ぎステアする。
お次は少し珍しいミルク割り。
こちらもフルーティでとても美味しいです。
ミルク割りだとコクがある味になるので飲みごたえのあるカクテルとなりますね。
食後にデザート感覚で楽しむのがオススメです。
分量は、牛乳1に対してクライナーを1以上の割合で作るのがいいでしょう。
しっかり甘みを感じられる比率で作るのがコツです。
なんか味に既視感があったんですがフルーチェですねこれ。
あの手の味が好きな人はハマりそうです。
ファイグリングウーロン
【材料】
クライナーファイグリング 1/2
烏龍茶 1/2
【作り方】
グラスに氷を詰め、クライナーと烏龍茶を注ぎよくステアする
次はウーロン茶割りです。
クライナーはピーチリキュールに近い風味を持っているので、こちらもなかなかいけます。
味はピーチウーロンに近いのですが、それよりも酸味がありますね。
渋みがかすかに残るのも面白い感じです。
フルーツティーのような感覚でさっぱりいただけるので食事にもよく合います。
カロリーが低めになるのも嬉しいところです。
ファイグリングコーク
【材料】
クライナーファイグリング 1/2
コーラ 1/2
【作り方】
グラスに氷を詰め、クライナーを注ぎよくステアする。その後コーラを注ぎ、軽くステアする。
クライナーはコーラにもよく合います。
コーラを使うと、その強い風味でお酒の味がぼやけてしまうことがあるのですが、クライナーはしっかりとその風味が残ってくれました。
リキュールでここまでくっきりと風味が残るのは珍しいですね。
コーラのやや重めの味もイチジクの風味でスッキリ。
味の調和感もすばらしいです。
クライナーと炭酸飲料はやはり相性がいいですね。
ビーチサイドでワイワイと仲間と飲みたくなるようなカクテル。
ファイグリングコスモポリタン
【材料】
クライナーファイグリング 30ml
コアントロー 10ml
クランベリージュース 10ml
ライムジュース 5ml
【作り方】
材料をシェイカーに入れシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
クライナーを使ったスタンダードカクテルのアレンジです。
元となったコスモポリタンはウォッカベースのカクテルなんですが、ウォッカをクライナーに変えてみました。
クライナー自体に酸味があるのでライムジュースの分量も少し控えめに。
これでバランスがうまく取れたかな、と思います。
味の方は、元レシピの方と同じくフルーティで華やかな印象です。
ですが、こちらの方が風味が複雑でフレッシュさを感じます。
アルコール度数も下がっているため飲みやすくなっているのも個人的にはグッド。
コスモポリタンは女性の方に人気のショートカクテルなのですが、こちらも同じく女子ウケが良さそうです!
作る際のコツとしては、シェイカーの中の液体に気泡を含ませるイメージでシェイクをすること。
少し難しいですが、通常のシェイクの動作にひねりを加えるような振り方をするといいでしょう。
成功すると、一体感のあるマイルドな口当たりのカクテルが完成します。
ぜひチャレンジしてみてください!
クライナーファイグリングを自宅でも楽しもう
飲みやすい味わいなので、まだあまりお酒に慣れていないという方にもオススメのリキュールですね。
カクテルにすれば、アルコールのキツさも感じずに美味しく飲むことができるでしょう。
写真映えを狙うなら小ビンがオススメですが、自宅用ならばリーズナブルな500mlのボトルをどうぞ↓
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