NomiLOG

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自宅でカクテルを作るときに役立つ情報ブログです。カクテルの作り方、おすすめのお酒を紹介していきます。

「しろくまのお酒」の飲み方、カクテルレシピ【ネットでも買える】

 

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http://ure.pia.co.jp/articles/-/39987

 

しろくまのお酒「Creme de Shirokuma」は鹿児島市発祥のかき氷「白くま」の風味が味わえるリキュールです

このお酒は氷白熊の本家、天文館むじゃきと本格芋焼酎を製造するさつま無双グループのコラボレーションで生まれました

 

白くまといえば鹿児島のご当地スイーツ。かき氷に練乳をかけ、果物や小豆餡をトッピングしたクリーミーでトロピカルな味が特徴的です

コンビニなどでアイスとして売られるようになって全国的にもファンが増えています

その白くまがお酒になった!という事で発売されてからというものの、SNSなどで女性や若者を中心に話題を呼んでいます

この話題のリキュールはどのような味を持っているのでしょうか?

 

 

しろくまのお酒の原料と味の解説

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http://44471.jp.net/column/shirokuma/

 

この白くまのお酒は材料に練乳、バニラクリームの他にベースのお酒として芋焼酎を使用しています

乳製品と芋焼酎?なんだかあまり聞かない組み合わせかと思うかもしれませんが、芋焼酎のふくよかな風味とバニラや練乳の甘さは不思議とマッチします

フルーツ類の味付けはされていないので、味としては練乳風味のお酒といった感じ

お好みのフルーツジュースで割ったり、果物をトッピングして自分好みの楽しみ方をして欲しい、という事なのだと思います

Creme de Shirokumaという名前が付いているのでカシスリキュールのようなトロッとした感じを想像してたのですが、サラッとしたヨーグルトドリンクのような粘度となっており口当たりも滑らかです

甘さもくどくなく程よくスッキリしている印象。カクテルのベースとして色々なものと合わせやすそうです

少し気になる点としては時折、脂肪分が固まってダマになっていること。パッケージの表記によると品質には問題ないとの事ですが気になる方は茶漉しなどを通してグラスに注ぐのがいいかと思います

 

 

 オススメの飲み方とカクテルのレシピ

やはり元となったかき氷の白くまと同様にフルーツとの相性は抜群です

度数が10度ほどと低めなので割って飲めば、お酒があまり強くないという方でも気軽に楽しむことができそうです

もちろんショートカクテルのベースとして使うのもアリ。スイーツ感覚で食後に飲むと堪らない味となります

シンプルなものから少し凝ったものまで、筆者オススメの飲み方をいくつか紹介したいと思います!

 

しろくまONアイス

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http://44471.jp.net/column/shirokuma/

 

公式でお勧めされている飲み方その1

グラスに氷を入れてしろくまのお酒を注いで飲む、いわゆるロックでの飲み方です

この飲み方ですと芋焼酎の風味がしっかりと感じられ、練乳の濃厚な甘さと芋のふくよかな香りの掛け合いを楽しむことができます

かき氷の白くまに倣って、カットしたフルーツをトッピングしても美味しい。グレナデンシロップを持っている方は少量加えてみるのもオススメです

 

ミルク割り

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http://washoku-style.jp/hibikore/1967

 

ミルクで割ると甘さ控えめな穏やかな味のカクテルとなります

甘さが抑えられた分、焼酎の風味が際立ち度数が低めながらもお酒を飲んでいる感が強く感じられる飲み方でもあります

なのでロックで飲んでみて甘すぎると感じたり、芋焼酎の風味を堪能したい、という方はこの飲み方がオススメです

各材料の割合は1:1ほどがベター。牛乳の割合をこれ以上増やしてしまうと甘さが感じられなくなり、違和感のある味になってしまうと私は感じました

 

カクテル・ド・むじゃき

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http://44471.jp.net/column/shirokuma/

 

公式でお勧めされている飲み方その2。個人的にも一押しの飲み方です

しろくまのお酒にフルーツジュースを合わせることで、本家の白くまの持ち味であるトロピカルな果物とこっくりと甘い練乳の組み合わせを堪能することができます!

その味わいはまさに「しろくまのお酒」

度数も低めとなりますし、やや癖のある焼酎の風味も抑えられるため、誰でも気軽に楽しむことのできる飲み方です

 

合わせるジュースの種類はお好みで。バナナやマンゴーなどの南国感のある果物とは特によく合います

筆者のオススメは果汁100%のミックスジュース割り。Doleのピーチフルーツミックスなんかで割るととても美味しかったです!

こちらのカクテルを作るときの材料の割合も1:1がオススメです

 

 

フルーツリキュール割り

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これまで紹介した飲み方はどれも度数控えめなものでしたので、最後に少し度数が高めの飲み方を一つ。しろくまのお酒とフルーツリキュールを合わせたカクテルをオススメします

フルーツ系のリキュールとしろくまのお酒を合わせると、フルーティーで濃厚な甘さの飲みごたえのあるカクテルとなります

合わせるお酒はメロンリキュールのミドリ、ピーチリキュールのピーチツリー、パッションフルーツリキュールのパッソアの3つが個人的なオススメ

作り方はロックグラスにしろくまのお酒40mlほどとお好みのリキュールを20mlほど注ぎステア

濃厚な風味が欲しいという方は生クリームなどを加えてシェイカーでミックスするのがオススメです

シェイクで作る時は材料が泡立つように意識して振ると、ふわっとした口当たりになって美味しいです。道具をお持ちの方はぜひ作ってみてください!

 

 

しろくまのお酒を購入するには? 

このように大人がスイーツ感覚で楽しむことのできるしろくまのお酒ですが、実店舗での販売は2017年7月現在、基本的に鹿児島県内のお土産店などに限定されています

しろくまのお酒は大量生産ができないという事と熊本地震以降、九州の観光客が減少しているため少しでも新しい話題を提供できれば、という思いの元でこのような販売形式をとっているのだそうです

2017年に入ってからは一部の非公式のネットショップなどで販売がされるようになってきましたが、値段も少し割高ですし、やはり復興支援もかねて実際に九州に足を運んで購入したいところですね

私は今回、友人からのお土産としてしろくまのお酒を頂くことができたのですが、次回は自らの足で九州まで行って購入してみようかと思います!