こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
今回は、「ベアーズブックジン」をレビューしていきます。
「ベアーズブックジン」を手に入れました😌
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2022年4月14日
ちょっと味見しましたが、大変美味しい!
山椒と森系の風味が豊かですね
本に見立てた小冊子が付いてくるのも、ニクい演出
さて、どのカクテルからいこうか? pic.twitter.com/lrI6c9P36K
この記事では、
- ベアーズブックはどんな味わいなのか?
- おいしい飲み方
- どんな人におすすめなのか?
といった内容を、お届けします。
最近、発売したジンの中で、特に話題の一本。
プロからの評価も、高いです。
そんな味わいを実現するまでのストーリーも、おもしろい。
合わせて、楽しんでみてください。
- ベアーズブックは「森の空気に包まれるような清々しいジン」
- ベアーズブックジンの基本情報
- ベアーズブックジンのテイスティングレビュー
- ベアーズブックジンのおすすめの飲み方、カクテル
- その他、おすすめの飲み方
- ベアーズブックジンのまとめ
ベアーズブックは「森の空気に包まれるような清々しいジン」
ベアーズブックの特長を、ざっくりどうぞ。
- 熊本産のジン
- 森を思わせる清々しい味わい
- 本場のジンの製造技術を学んで作られた
熊本で作られるジンです。
ジュニパーの風味はしっかり。
そして、個性も感じられる一本。
飲んだ瞬間に、人気の理由には納得しました。
コイツは、完成度高いですよ…。
※ベアーズブックのジントニック。森の香りに満ちた一杯。
本場のジンをリスペクトして作られた日本のジン…
ジン好きなら期待しちゃいますよね。
値段も充分手の届く範囲なのが、うれしい。
- 本場のジンを参考にして作られたジンだから
- SNSなどで評判が良かったから
- ラベルがかわいかったから(笑)
ベアーズブックジンの基本情報
【種別】ドライジン
【製造国】日本(熊本県)
【メーカー】高橋酒造株式会社
【アルコール度数】45%
【容量】700ml
【価格】約3300円(公式サイト価格)
BEAR=熊、BOOK=本
ということで、そのまま読むと「熊本」ですね。
覚えやすいですし、ラベルもいい味出してます。
ナイス世界観。
※ボトルには本に見立てた小冊子も付いてくる。ニクい演出。
ちなみに初回生産分は、数日で完売。
予想以上の人気で、SNSなどでも話題になりました。
(筆者は、第2回目の販売でなんとか買えました…!)
ボタニカルと製法
※ベアーズブック公式サイトより引用
■ボタニカル
- ジュニパーベリー
- 山椒
- 不知火
- 柚子
- お茶
- 杉
- 米のもみ殻
- 椿
- レモン
- 生姜
…など(一部記載していないボタニカルありとのこと)
日本らしい素材が、取り入れられています。
中には米のもみ殻など、エシカルに配慮した素材もありますね。
■ベーススピリッツ
- ニュートラルスピリッツ
老舗の焼酎メーカーですが、ベースはニュートラルスピリッツを使用しています。
世界市場を見据えて、焼酎ではなくニュートラルスピリッツを使う…。
個人的に、これは英断だと思います。
ベアーズブックのストーリー
※ベアーズブック公式サイトより引用
ベアーズブックは開発から販売まで、4年の歳月を経ています。
開発の道すじは、まさに紆余曲折。
公式の発信から、ストーリーを引用します。
当社は2016年にジン作りに着手した。
私も最初の2年くらいはネットの情報を頼りに、他の蔵と全く同じような発想、仕様で試験を重ねた。
幾度となくジンを試作しバーテンダーやジンの愛好家に試飲してもらったが「美味しくない」と試飲のたびに突き返された。
これを機に焼酎ベースを止めてニュートラルスピリッツをベースに変え研究を再開した。
理想のジンを作り上げるための苦悩と葛藤。
それを乗り越えてハイクオリティなジンを創り上げる…。
ドラマがありますね。
ベアーズブックジンのテイスティングレビュー
常温ストレートで、飲んでみましょう。
すっきりした飲み心地と、清々しい風味。
ストレートでも、しっかりウマいですね。
感じたことを、書き出していきます。
■香り
ジュニパーと針葉樹、さわやかな山椒
柔らかな柑橘が包み込むようにただよう
■味わい
ほのかに甘く、山椒のスパイシーさが効いている
口内に行きわたると、心地よい渋味を感じる
軽めで、クリア、ナチュラル
■口当たり
サラリと軽い
アタックはスパイシーだが、総合的には穏やか
柔らかな酒質
■余韻
春の森で迎えた朝のような清々しさ
すべての風味が、歯切れよく過ぎ去る
山椒とジュニパーの風味のかけ合わせが、すばらしい。
サラリとした森系ジンって、あまり無いと思うので、個性的でもあります。
ベアーズブックジンのおすすめの飲み方、カクテル
色々試してみて、特に良いと思ったのはこちら。
- ジントニック
- ラムネ割り
- 山椒のギムレット
ググっても出てこない筆者イチオシのレシピも紹介します。
では、どうぞ。
ジントニック
【材料】
- ベアーズブック 40ml
- トニックウォーター 120ml
- ライム 1/6個
【作り方】
- 氷を詰めたグラスにベアーズブックを注ぎ、ライムをしぼってステアする。
- トニックウォーターで満たして、軽くステアする。
山椒と森の香りにあふれた一杯となります。
意外と口当たりは優しく、飲み心地がよいです。
↓トニックウォーターは本格派のフィーバーツリーがよく合いました
ラムネ割り
【材料】
- ベアーズブック 40ml
- ラムネ 120ml
- レモン 1/6個
【作り方】
- 氷を詰めたグラスにベアーズブックを注ぎ、レモンをしぼってステアする。
- ラムネで満たして、軽くステアする。
びっくりするかもですが、コレ最高です。
ラムネのフルーティさと森の香りの相乗効果がすばらしい。
大人が飲むドリンクとして、キッチリ成立してます。
山椒のギムレット
【材料】
- ベアーズブック 45ml
- フレッシュライムジュース 15ml
- 蜂蜜 1.5tsp
- 木の芽 適量
【作り方】
- 木の芽をすり鉢で擦る。
- ライムジュースとハチミツを入れて、味わいのバランスを取る。
- ベアーズブックを加えて混ぜ、手網で濾しながらシェーカーに注ぐ。
- 氷を入れてシェークし、カクテルグラスに注ぐ。
- 木の芽を飾る。
こだわり派の方は、山椒の葉を使ったフレッシュな一杯をぜひどうぞ。
ピリッとした口当たりと、清々しい香り…。
特別感のあるカクテルです。
■アレンジの提案
- 山椒の葉の代わりに、大葉を使う
- シェークしたカクテルを氷を入れたグラスに注ぎ、ソーダで割る
どちらも試しましたが、ウマいです。
その他、おすすめの飲み方
その他にも、色々なカクテルのベースに使ってみました。
レシピと、感想をどうぞ。
ジンモヒート
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2022年4月14日
ベアーズブック 50ml
炭酸水 50ml
ライムジュース 10ml
黒糖 適量
ミントの葉 15枚くらい
クラッシュドアイス
ビルド
ベアーズブック公式サイトより😌
(レシピは好みに少し調整)
黒糖とジンとミント…相性が謎でしたが、山椒の香りで上手くまとまっている…
こちらも美味い! pic.twitter.com/RPPFXI2WbS
ベアーズブックでジンソーダ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2022年4月17日
ベアーズブック 45ml
レモン 1/6個
炭酸水 120mlくらい
ビルド
公式サイトでもおすすめされていたジンソーダ😌
すっきり爽やか、ナチュラルな飲み心地ですね
食事とのペアリングも、しっかり違和感ないです pic.twitter.com/DvDqqFUYji
山椒のジンジンミュール
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2022年4月24日
ベアーズブック 45ml
ライムジュース 15ml
シュガーシロップ 10ml
ジンジャービア 120mlくらい
木の芽 適量
木の芽をマドル
シェーク
ジンジャービアで満たす
ミント→木の芽の置き換えです😌
山椒のフレッシュさとジンジャーの刺激感はよく合いますね
刺激的! pic.twitter.com/Mg34Z7LgbV
シャディグローブ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2022年5月2日
ジン 45ml
レモンジュース 15ml
シュガーシロップ 1tsp
シェーク
ジンジャービアで満たす
マイナーですが、かなり好きなカクテル😌
今回はベアーズブックで
山椒と生姜の風味に、かなりの親和性を感じます
夏を予感させる一杯になりましたね👍 pic.twitter.com/jRzhv1F0SH
ベアーズブックジンのマティーニ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2022年5月3日
ベアーズブック 50ml
ドライベルモット 10ml
ステア
オリーブを沈めレモンピール
春の森…😌
すばらしき清々しさ
山椒のスパイシーさが前面に出てきて、個性的な一杯になりました
良いジンはマティーニがうまい… pic.twitter.com/Ct1mAtVPDm
ホワイトレディ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2022年5月23日
ベアーズブック 40ml
コアントロー 10ml
レモンジュース 10ml
シェーク
え…これ美味っ…
すっきり上品で、森系の風味も親和性高し
想像以上の仕上がりに、びっくりです
もっと早く試していればよかった…😌 pic.twitter.com/PNasXedzFQ
ベアーズブックでネグローニ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2022年5月24日
ベアーズブック 20ml
カンパリ 20ml
スイートベルモット 20ml
ビルド
オレンジピール
これはややミスマッチかもな…?
と思いながら作ったんですが、カンパリと山椒が謎の親和性を発揮してました🤔
美味くね…?? pic.twitter.com/VsseRxdsCt
ジンらしい味わいと個性の両立。
これは楽しいですよ…。
森っぽさと合わないレシピもあるとは思いますが、そこは素直に他のスタンダードなジンを使いましょう。
この他にも、色々試してみてください。
当サイト(NomiLOG)のレシピまとめも、参考にどうぞ。
【参考】ジンのスタンダードカクテルレシピ
ベアーズブックジンのまとめ
最後に、ざっくりまとめます。
- 熊本で作られるジン
- 本場のジンの製法を学んで作られた
- 山椒と森の香りを感じる
- 世界観、ストーリーもカッコいい
- 味わいは本格派で…
- 個性もある
- 世界観も魅力的
惹かれる要素満載の、名作ジンだと思います。
現状、やや手に入りづらいという点だけが、少し辛いところですね…。
買えるタイミングで手にすることを、おすすめします。
↓記事執筆時点では、2回目の販売分の在庫がまだありました
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