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自宅でカクテルを作るときに役立つ情報ブログです。カクテルの作り方、おすすめのお酒を紹介していきます。

カクテル「グラスホッパー」の基本レシピと味を高める6つの手法

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅で、カクテルを作っています。

どうすればおいしくなるか、考えながら楽しんでいます。

 

今回は、カクテル「グラスホッパー」のおいしい作り方です。

 

 

この記事を読むと、

  • 自宅でのグラスホッパーの作り方
  • おいしく作るためのポイント
  • 味を高めるための小ワザ

を、学ぶことができます。

 

・プロのバーテンダーに助言をもらった内容
・有名バーテンダーのカクテルブックから取り入れたもの
を、中心にお話しようと思います。

 

少しでもおいしく作りたい方は、参考にしてみてください。

 

  

カクテル「グラスホッパー」の基本レシピ

まずは、スタンダードなレシピから。

 

【材料】

グリーンペパーミントリキュール 20ml

ホワイトカカオリキュール 20ml

生クリーム 20ml

※材料について詳しくは、後ほど紹介します。

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

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「チョコミント味のカクテル」として、人気のレシピ。

バーでは、〆の一杯として飲む人が多いですね。

 

ではここからは、おいしく作るためのポイントを見ていきましょう。

 

※注意

カクテルの作り方に「ただ一つの正解」はありません。

なので紹介するノウハウは、あくまでも "私がベターだと感じたもの" となります

 

 

グラスホッパーをおいしく作るためのポイント

 

事前に泡立てる

材料を合わせたあと、ホイップするように混ぜます。

 

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クリーム系のカクテルは、シェークで混ざりづらいという性質あり。
なので、事前によく混ぜることで味が安定します。
あと、口当たりもフワッとしますね。

 

私は「フローサー」という道具を使っています。

電動なので、シェーカーの中でパパッとホイップできて便利ですね。

 

 

もちろん、ボウルなどで泡立て器を使って混ぜてもOKです。

 

氷の選び方

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  • 大きすぎる氷は使わない
  • 少し溶けてゆるんだ氷を使う

私は、この2点を心がけています。

 

・大きい氷を使うと…
→泡がつぶれてしまう
・冷凍庫から出したての氷を使うと…
→生クリームの脂肪分がくっついて、コクが失われる
という、考えからです。

 

この辺りは、岸久氏のカクテルブックにかなり影響されていますね。

(実際に飲み比べたら、けっこう違いがあったので)

 

シェークの仕方

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私は、クリームをホイップさせるイメージで振っています。

 

具体的に言うと、
・2段振りで
・ひねりを効かせて
・12秒ほど振る
といった感じでしょうか。

 

この辺りは、その人の振り方や使っているシェーカーでも変わってきますね。

 

個人的には、大切なのは「イメージ」だと思っています。

 

メッシュを使ってグラスに注ぐ

メッシュ=茶こし、シノワ。

 

これは、シェークで砕けた氷片をグラスに入れないためです。

 

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氷片を取り除くことで、カクテルが水っぽくなるのを防ぎます。
口当たりも良くなりますね。
※「氷片を入れることで、軽い味わいにする」という考え方もあるので、あくまで私の好みです。

 

このひと手間で、ムースのようななめらかな口当たりになります。

 

メッシュは100均などで数百円で買えるので、ぜひ探してみてください。

 

 

味を高めるツイスト(アレンジ)の提案

ここからは、基本のレシピから一歩進んだアレンジの提案です。

 

カクテルに、作り手独自のアレンジを加えることを「ツイスト」と言います。
少しの工夫で、わりとびっくりするくらい味が高まりますよ。

 

フレッシュミントを加えてシェークする

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【材料】

グリーンペパーミントリキュール 20ml

ホワイトカカオリキュール 20ml

生クリーム 20ml

ミントの葉 5枚程度

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

メッシュでこしながら、カクテルグラスに注ぐ。

 

とあるバーテンダーさんに教えてもらった手法です。

 

香りとフレッシュ感が、大幅にアップ。

おどろきの変化があります。

 

POINT

ミントの葉が出てくるので、必ずメッシュでこしながらグラスに注いでください。

 

ハーブリキュールを加える

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【材料】

グリーンペパーミントリキュール 20ml

ホワイトカカオリキュール 20ml

生クリーム 20ml

シャルトリューズヴェール 1tsp

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

「シャルトリューズ」というリキュールを加えます。

 

たった1tspですが、深みが生まれ、本格的な味わいに。

130種以上のハーブ、スパイスで作られるシャルトリューズならではの小ワザです。

 

【参考】ハーブリキュール「シャルトリューズ」のレビュー 

www.green-alaska.com

 

 

グラスホッパーの材料の選び方

 

生クリームの選び方

生クリームの選定は、かなり重要ですね。

 

まず、味を重視するなら、動物性の生クリームを使うのがベターです。

 

植物性のクリームは、やはりコクと香りに物足りなさを感じます。
消費期限も長くて、便利ではあるんですけどね…。

 

そして、脂肪分が何%のものを選ぶのか?というのも、味に関わる要素です。

 

POINT

■脂肪分高めの生クリーム(40%以上)

→コク深い味わいに

■脂肪分低めの生クリーム(40%以下)

→軽やかさが出る

 

この辺りは、完全に好みですね。

 

ちなみに、私は脂肪分35%のものを愛用中。

 

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正直、100mlのパックが売っているという理由も大きいですね。

こんな感じで、利便性なども考えつつ選んでみてください。

 

 

リキュールの選び方

いろいろ試しましたが、味と価格のバランスがいいと思ったのは、この2つ。

 

  • ペパーミントGET 27

 

  • モーリン カカオホワイト

 

バーでも、よく見るのはこの辺りのボトルですね。

 

もちろん、このほかの…例えばプレミアムなリキュールで作るのもおいしいです。

 

が、この2つは自宅だと消費が少なくなりがち。

まずは、手頃な値段帯のものから始めるのがいいと思います。

 

200mlくらいのミントリキュール、カカオリキュールがあれば、便利なんですけどね…。
メーカー様、自宅カクテラーにやさしいサイズの販売もお待ちしております(笑)

 

 

筆者のグラスホッパーのレシピ

ということで、これらの手法を取り入れて作ったグラスホッパーがこちら。

 

【材料】

ペパーミントGET 27 20ml

モーリンカカオホワイト 20ml

生クリーム(脂肪分35%) 20ml

スペアミントの葉 5枚程度

 

【作り方】

シェーカーにミント以外の材料を入れ、フローサーで泡立てる。

ミントと氷を入れて、少し長めにシェークする。

メッシュでこしながら、カクテルグラスに注ぐ。

 

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  • 軽やかで、スッキリした甘さ
  • 口当たりはフワッと柔らか
  • フレッシュなミントが香る

 

というイメージで作った一杯です。

 

レシピを組み立てるときに大事なのは、仕上がりのイメージだと私は思っています。
理想がハッキリとしていれば
材料や作り方も、おのずと定まってくるでしょう。

 

もちろん、これはあくまで私の好みの一杯。

 

あなたも、自分の好みと向き合いながら、理想のグラスホッパーを考えてみてください。

 

 

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