こんにちは、scarlet(@alaska_nomilog)です。
ジンが大好きで、自宅には10種類以上のストックがあります。
今回は、モンキー47ジンのレビューと、楽しみ方を書いていきます。
お久しモンキー47😌
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月11日
3年ぶりくらいに買いましたが、やはりめちゃんこ美味い…
色々作っていこう🤤 pic.twitter.com/WE8VXXAYNf
クラフトジン人気の、象徴とも言える銘柄。
その味わいには、ファンも多いです。
ちなみに私は、今回で2本目の購入。
しっかりと深掘りをしたので、楽しみ方をシェアします。
- モンキー47はどのようなジンなのか?
- モンキー47ジン 2つの魅力
- モンキー47ジンのテイスティングレビュー
- モンキー47ジンで作るジントニック
- モンキー47ジンで作るカクテル
- 【小ワザ】モンキー47はジンのブレンドカクテルにもよく使われる
- モンキー47ジンのまとめ
モンキー47はどのようなジンなのか?
モンキー47について、ざっくりみてみましょう。
【種別】ドライジン
【製造国】ドイツ
【アルコール度数】47%
【容量】500ml
【価格】約5400円(Amazon参考)
値段は、正直かなり高め。
ですが、販売当初から高い人気を得ているジンです。
Drinks International調べ「2020年もっとも流行ったジン」では1位。「2020年もっとも売れたジン」では5位を獲得。
昨今のクラフトジンブームを牽引している銘柄といっても、過言ではないと思います。
モンキー47ジン 2つの魅力
- 地域性の高いジンである
- 47種のボタニカルによる複雑な味わい
この2点が、特に優れていると思います。
地域性の高いジン
近年では、生産地固有のボタニカルを使用したジンが人気となっています。
例をあげると、アイラ島のボタニスト、広島の桜尾ジンなどですね。
地域特有のボタニカルを使ったジンは、その土地ならではの味わいを楽しむことができる。
モンキー47ジンも、そんな地域性の高いジンのひとつ。
「黒い森」と呼ばれる、ドイツのシュヴァルツヴァルトに自生するボタニカルを使って作られています。
南北で約160キロに広がる、豊かな自然を有すシュヴァルツヴァルト。観光地としても有名 - Wikipediaより
ボタニカルだけではなく、仕込みに使われる水も特徴的。
「欧州でもっともまろやかな水」
と言われる、シュヴァルツヴァルトの天然の湧水を使用しています。
47種のボタニカルを使用
※モンキー47ジンブランドサイトより引用
モンキー47に使われるボタニカルは、なんと47種類。
普通のジンは5〜10種類くらいなので、これはかなりの多さですね。
【モンキー47のボタニカル】
- ジュニパーベリー
- トウヒの芽
- タイマツバナ
- コリアンダー
- ウスベニタチアオイ
- ギニアショウガ
- ムスクマロウ
- ラベンダー
- アンジェリカ
- カモミール
- ナツメグ
- クマツヅラ
- ジャスミン
- ローズヒップ
- ショウガ
- アカシアの花
- セージ
- リコリス
- オレンジ
- ブラックベリー
- クローブ
- セイヨウサンザシ
- ブンタン
- オールスパイス
- エルダーベリー
- ミント
- アーモンド
…など (全種類は非公開)
これらの原料の多くは、シュヴァルツヴァルト原産。
豊かな自然の恵みによって、個性的な味わいを表現している。
これが、モンキー47最大の魅力ですね。
ボタニカルは、けっして「多ければいい」というわけではありません。
多すぎると、「ゴチャゴチャしてるな…」という印象になってしまうこともあると思います。
(実際に、そう感じたジンもありました)
そんな中、モンキー47は47種ものボタニカルを使いながら、絶妙なバランスを保っている。
ここが非常に優れている点だと、私は思います。
モンキー47ジンのテイスティングレビュー
常温ストレートで味わってみます。
いやー、これは本当においしい…。
ハーバル、フローラル、フルーティ。
さまざまな要素を感じます。
それでいて、ゴチャゴチャしてる感じではなく、絶妙に調和しているのがすばらしいですね。
やや際立っているのは、クランベリーやブラックベリーのようなフルーティさでしょうか。
口当たりもやわらかで、心地よい余韻にひたることができますね。
【他のジンとの味わい比較】
色々なジンと飲み比べましたが、似ているジンってあまり出てこないですね。
ナチュラルさは、ヘンドリックス。
ハーバル感は、ボンベイサファイアに近い要素があります。
…が、正直言ってまったくの別物ですね。
まさに、オンリーワンの味わいです。
モンキー47ジンで作るジントニック
ベストだな、と思えるジントニックを目指して、いろいろ作ってみました。
個人的な結論としては、
- 苦味を効かせるよりは華やかに仕上げる
- ライムよりレモンを使う
といった方が、美味しくなると思いました。
ということで、最終的に組み上げたレシピがこちら。
【材料】
モンキー47 40ml
フィーバーツリーメディタレーニアントニックウォーター 100ml
レモンピール
【作り方】
氷を入れたグラスにモンキー47を注いで、ステアする。
トニックウォーターで満たして、軽くステアする。
レモンピールをふりかけて飾る。
「メディタレーニアントニックウォーター」との組み合わせです。
割るだけでバランスが取れたので、レモンはピールのみで香り付け。
さっぱりフレッシュ、かつ華やかな仕上がりとなりました。
フィーバーツリートニックについて詳しくは、こちらをどうぞ↓
もちろんこれは、あくまでも私の好み。
あなたも、自分好みのレシピを探ってみてください。
ぶっちゃけるとモンキー47がおいしいので、どんな組み合わせでもおいしいです(笑)
モンキー47ジンで作るカクテル
今回も、いろいろ作ってみました。
モンキー47を楽しむときの参考に、ぜひどうぞ。
モンキー47ジンのソーダ割り
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月18日
モンキー47 30ml
炭酸水 60mlくらい
ビルド
オレンジピール
おお、ソーダ割り超おいしいですね😌
オレンジピールの効果もあると思いますが、フルーティさが前面に出てきます pic.twitter.com/0C8pHdrPqm
モンキー47のネグローニ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月14日
モンキー47 40ml
スイートベルモット 20ml
カンパリ 20ml
ビルド
オレンジピール
これは…びっくりするほど柔らかく、一体感のある味わい…
モンキージンはネグローニにいいって聞いて作ってみたんですが、期待以上でした😌
これはおすすめ! pic.twitter.com/opvTHoljtT
レッドライオン
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月21日
モンキー47 30ml
グランマニエ 30ml
オレンジジュース 15ml
レモンジュース 15ml
シェーク
モンキー47公式サイトからのレシピ
1933年に、ロンドンで行われたコンペの受賞カクテルだそうです
さっぱりフルーティながら、複雑さもある
風味を探るのが楽しいです😌 pic.twitter.com/xnMQcyRJY7
モンキー47ジンでラストワード
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月21日
モンキー47 30ml
シャルトリューズヴェール 15ml
マラスキーノ 15ml
ライムジュース 15ml
シェーク
モンキー47で作りたかったクラシックカクテル😌
やはり、ハーバルなお酒とは絶妙に合いますね
どっしりした味わいで、満足感高し👍 pic.twitter.com/u3MC32nezz
47UP
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月25日
モンキー47 40ml
7UP 適量
ビルド
レモンピールやライムスライスをお好みで
モンキー47海外ブランドサイトからのレシピ
作っといてなんですが…これいいんですかね(?)
味はモンキー47の複雑さもしっかり感じて、しっかり美味しい😌 pic.twitter.com/nyzdFK6vyx
モンキー47でホワイトレディ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月27日
モンキー47 60ml
ホワイトキュラソー 20ml
レモンジュース 20ml
卵白 20ml
シェーク
モンキー47ブランドサイトより
卵白入りのホワイトレディ、久しぶりに作りました😌
複雑さがあり、はっきりとした個性を感じます
うーん、これはすばらしい… pic.twitter.com/hdHfx8Po20
ビジュー
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月29日
ジン 20ml
シャルトリューズヴェール 20ml
スイートベルモット 20ml
オレンジビター 1dash
ステア
レモンピール
ビジュー=宝石
モンキー47ベースが良いと聞いたので😌
甘口で薬草の味わいがはっきりと
古風ですが、好きな味わい☺️ pic.twitter.com/xT9nCnK6qr
ジンジュレップ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年9月30日
モンキー47 50ml
シュガーシロップ 10ml
ミントの葉 15枚
クラッシュドアイス
ミントをマドル
ビルド
モンキー47ブランドサイトからのレシピ
ああ…これは好きすぎる…😌
これだけキンキンに冷えても、モンキー47の個性が活きているのが、すばらしい… pic.twitter.com/o6hLxDWlXE
カジノ
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年10月1日
モンキー47 40ml
マラスキーノリキュール 10ml
レモンジュース 10ml
オレンジビターズ 1dash
シェーク
マラスキーノチェリーを飾る
モンキー47ブランドサイトからのレシピ
さっぱり華やか😌
モンキージンとマラスキーノの組み合わせ、かなり相性いいと感じます pic.twitter.com/TkqPQet8Qh
ネグローニは、その調和感にびっくり。
思わず、飲んで声が出ました。
ソーダ割りも、衝撃的なおいしさでしたね。
お手軽にこれだけの味が出せるのは、すばらしすぎます…。
「特別な一杯を作りたい」という方にとっては、かなり有用ですね。
【小ワザ】モンキー47はジンのブレンドカクテルにもよく使われる
バーテンダーさんから聞いたり、技術書を見て知った技術です。
- レシピ例 (ジントニック)
【材料】
ゴードンジン 40ml
モンキー47 5ml
ライム 1/6個
トニックウォーター 100ml
【作り方】
氷を詰めたグラスに、モンキー47→ゴードンの順に注ぎ、ライムをしぼる。
ステアして、トニックウォーターで満たす。
軽くステアして、ライムを飾る。
ジュニパー主体のジンをベースにして、そこにモンキー47の華やかさを足すイメージ。
たったの5mlですが、驚くほどリッチな味わいになります。
家飲みでも使える小ワザなので、ぜひ試してみてください。
ジントニックの他には、マティーニなどにも応用できます。
- タンカレーNo.10+モンキー47
- シップスミスVJOP+モンキー47
- ゴードン+モンキー47
この辺りの組み合わせは、実際に見たことがありますね。
モンキー47ジンのまとめ
最後に、ざっくりとまとめます。
【モンキー47ジンのまとめ】
- ドイツの自然の恵みによって作られるジン
- 47種ものボタニカルを使用
- やや割高だが、世界的に高い人気を誇る
- 味わいは複雑で、個性的
- カクテルにすると特別感のある一杯に
【当サイト(NomiLOG)おすすめの飲み方】
- 常温ストレート
- ジントニック
- ソーダ割り
- マティーニ
- ネグローニ
「ジンが大好き」という方なら、ぜひとも手にしてほしい一本です。
正直、コスト的に手軽に手は出しづらいです。
ですが、それに見合う価値はじゅうぶんにあると私は思います。
特別なときに飲むジンとして、ストックしてみてください。
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