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美味しいお酒や料理に目が無いアラサー。「お酒は自由に楽しむもの」という考えのもとで、色々なお酒の楽しみ方を発信していきたいと思います。

リレブランを色々な飲み方で楽しんでみてのレビュー【カクテルレシピ10種】

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リレブランの味わい、楽しみ方のご紹介

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こんにちは、scarlet@scarlet3565)です。

今回は、「リレブラン」というお酒について書いていきたいと思います。

 

ややマイナーなお酒なので、あまりご存知ではない方が多いかもしれません。

とあるカクテルでリレブランが指定されているので、それで知ったという方がほとんどでしょう。

 

ですが実際に味わってみると、これがなかなかに楽しいお酒でした。

 

ということで味わい、楽しみ方、カクテルレシピなどを紹介していきたいと思います。

 

 

 

リレブランはどんなお酒なのか?

 

まずはリレブランはどんなお酒なのか?というお話から。

 

すでによくご存知の方は、テイスティングレビューまでジャンプしちゃいましょう。

 

 

 

リレブランは「フレーバードワイン」

まずはリレブランの基本情報から。

原料、度数などはこのようになっています。

 

POINT

・リレブランってどんなお酒?

 

【お酒の種別】フレーバードワイン

【製造国】フランス

【製造元】リレ社

【原料】ワイン、果実、果皮

【アルコール度数】17%

 

リレブランは風味付けがされたワイン。

つまり、ベルモットのような「フレーバードワイン」ですね。

 

原料の割合はワインが85%、その他が15%。

選び抜かれた高品質のワインに、オレンジやキナ皮などを浸漬したアルコールをブレンドして作られています。

 

本国フランスでは、アペリティフ(食前酒)ワインとして親しまれていますね。

「リレ」のブランドは歴史も深く、100年以上にわたり世界で愛され続けています。

 

リレブランは映画「007」で知名度が高まった

リレブランは、2006年のとあるできごとがキッカケで一躍有名になります。

それは、映画「007 カジノロワイヤル」の公開です。

 

007といえば、ジェームスボンドが主人公の人気スパイ小説。

彼はバーテンダーにカクテルをオーダーする際に、レシピを細かく指定することでもよく知られていますね。

 

そんなジェームスボンドが作中でオーダーしたのが、「ヴェスパー」というカクテル。

シェークで作るマティーニの変形レシピです。

 

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そのヴェスパーの材料としてリレブランが注目され、知名度が高まっていきました。

 

後ほど、味わいのレビューとともにレシピをご紹介します。

007のファンならずとも味わっていただきたい、秀逸なカクテルですよ。

 

POINT

ちなみに作中でヴェスパーの材料に指定されていたのは、リレブランではなく「キナ・リレ」。

1985年までリレ社が製造していたお酒です。

 

現在ではキナ・リレは製造中止になっているので、マイナーチェンジ版であるリレブランが一般的に使われています。

 

リレブランは小規模な生産体制で作られるお酒

リレブランは小規模、少数生産のお酒です。

 

製造する「リレ社」の従業員の数は、なんと7名。

かなり小規模なメーカーになりますね。

 

そんなお酒のため、日本への輸入代理店もしばらくの間なく入手困難だったのですが…

2018年2月からペルノ・リカール・ジャパンが販売を担い、日本でも手軽に手に入れることができるようになりました。

 

これで、「ヴェスパー」がいつでも飲めますね。

ただ、バーでの取り扱いはまだまだ少ないので、見つけるのは少し大変かもしれません。

 

 

リレブランの味は?テイスティングレビュー

では、リレブランはどんな味わいなのか?

実際に飲んでみたいと思います。

 

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フルーティで甘口、芳醇!

親しみのある味わいですね。

 

苦味があるのかな?と思っていたら想像とはかなり違いました。

デザートワインのような甘さがあります。

 

ワイン独特の熟成香はあまり感じませんね。

フルーティさがあるので、そちらと上手く調和してるみたいです。

 

私はドライベルモットをそのまま飲むのはあまり好きではないのですが…

これならスイスイいけちゃいますね〜。

 

POINT

【ドライベルモットとの差は?】

・甘みがしっかりある

・ハーブやスパイスよりもフルーツの風味がメイン

 

同じフレーバードワインですが、飲んだときの印象はかなり差があります。

ドライベルモットの代用として使う場合は、味わいの違いを考慮するとよいでしょう。

 

 

リレブランの飲み方

基本的には冷やしてそのまま飲みます。

 

ワインは主に食中酒として飲まれますが、リレブランは食前酒(アペリティフ)として楽しむのがおすすめ。

本国フランスでも一般的な楽しみ方です。

 

はっきりとした甘さがあるので、貴腐ワインやアイスワインのような極甘口の白ワインが好きな方にいいかもしれないですね。

 

※アイスワインについては、ワインの解説記事で少し解説してあります。↓

 

www.green-alaska.com

 

カジュアルに色々な飲み方ができるのも、リレブランの魅力のひとつ。

このようにロックスタイルで飲むのもアリです。

 

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オレンジなどのフルーツを加えるとフレッシュになっていいですね。

 

そのほか、炭酸水やトニックウォーターなどで割っても美味しいです。

 

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「リレヴィヴ」という飲み方だそうです。

こちらもお好みのフルーツやハーブを浮かべると、より美味しくいただくことができます。

 

割るときの割合は、

リレブラン 1 : 2 お好みの炭酸飲料

がおすすめですよ。

 

POINT

【リレブランをシンプルに飲みたいときは…】

・冷やしてそのまま

・氷を入れたロックスタイル

・ソーダ、お好みの炭酸飲料で割る

・フルーツをトッピングするとフレッシュに

 

 

リレブランを使ったカクテルのレシピ

リレブランを深く楽しみたい方にはカクテルもおすすめです。

 

自宅で簡単に作れるものもあるので、トライしてみてはいかがでしょうか?

 

ヴェスパー

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【材料】

ジン 90ml

ウォッカ 30ml

リレブラン 15ml

レモンピール

 

【作り方】

氷を入れたシェーカーに材料を注ぎ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

レモンピールをして、そのままグラスに落とす。

 

先ほどご紹介した、「007 カジノロワイヤル」に登場するカクテルです。

 

作中では、このカクテルを美味しく作るコツとして次のような作り方が勧められています。

 

POINT

【ヴェスパーの美味しい作り方】

・ジンはイギリス産のゴードンズを使用

・ウォッカは穀物原料のロシア産、またはポーランド産のもの

・よく冷えるまで十分にシェークする

 

私も、今回はなるべく条件に近いもので作ってみました。

(ウォッカはポーランド産の「ヴェルベデール」に近い、フィンランディアを使いました)

 

フィンランディアについてはウォッカのおすすめ記事ゴードンズについてはジンのおすすめ記事で紹介しています↓

 

www.green-alaska.com

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通常のマティーニと同じく度数は高め。

ですが、シェークで作るため比較的飲みやすく仕上がっています。

 

キンキンに冷えてシャープさもあり、爽やか。これは美味いです。

スタンダードのマティーニよりも親しみがある味わいなのがいいですね。

 

このカクテルを飲むためだけにリレブランを手にするというのも大いにアリですね。

それくらいオススメしたい、秀逸なレシピ。

 

リバースヴェスパー

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【材料】

リレブラン 50ml

ウォッカ 20ml

ジン 10ml

 

【作り方】

氷を入れたシェーカーに材料を注ぎ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

レモンピールをして、そのままグラスに落とす。

 

「ヴェスパー」のアレンジレシピです。

 

こちらはその名の通り、材料の比率が逆さま。

リレブラン多めのレシピとなっています。

 

甘みはしっかり、リレブランのフルーティな風味も存分に味わうことができます。

ヴェスパーは少しアルコールが強すぎる…という方はこちらを試してみてはいかがでしょうか?

 

ホワイトネグローニ

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【材料】

ジン 30ml

リレブラン 30ml

スーズ 30ml

 

【作り方】

氷を入れたミキシンググラスに材料を注ぎ、ステアする。

氷を入れたグラスに注ぎ、レモンピールを飾る。

 

世界規模で流行中のカクテル、「ネグローニ」。

そのアレンジレシピのひとつとして有名なのが、このホワイトネグローニです。

 

カンパリ→スーズ、スイートベルモット→リレブランと材料が変わっていますね。

元レシピと同じく、どっしりとした味わいで飲みごたえのあるカクテルです。

 

このカクテルに使う「スーズ」についてはこちら↓

シンプルにトニック割りなんかも美味しいお酒です。

 

www.green-alaska.com

 

エディスズフィズ

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【材料】

リレブラン 45ml

マラスキーノ 15ml

オレンジジュース 120ml

炭酸水 60ml

 

【作り方】

氷を入れたグラスに炭酸水以外の材料を注ぎ、ステアする。

炭酸水を注ぎ、軽く再ステアする。

 

リレブランを使ったフィズスタイルのレシピ。

マラスキーノのコク深い味わいと、オレンジのフルーティさが主体のカクテルです。

 

リレブランは風味の補強といった感じ。

ですが、それがこの一杯に奥深い風味を与えてくれています。

 

カクテルらしい複雑な風味と、それに共存する爽やかさ。

こういう使い方ができるのもいいですね。

 

フーブラ

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【材料】

ブランデー 15ml

コアントロー 15ml

リレブラン 15ml

レモンジュース15ml

 

【作り方】

氷を入れたシェーカーに材料を注ぎ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

 

ブランデーとの組み合わせです。

 

より上品になったサイドカーといった感じで美味しいです。

サイドカーよりやや甘口に仕上がるので、親しみが持てる味わいとなっています。

 

シェークの仕方などもサイドカーに倣うと美味しくできると思います。

美味しいサイドカーの作り方については、考察記事があります↓

 

www.green-alaska.com

 

リレノワヨー

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【材料】

リレブラン 45ml

ジン 15ml

クレームドノワヨー 1tsp

(入手困難なためヘーゼルナッツリキュールで代用)

 

【作り方】

氷を入れたシェーカーに材料を注ぎ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

オレンジピールをする。

 

ひさびさにレシピを見て味が想像できないやつが来たな…

と思ったこのレシピ。

 

味わいは香ばしさ、甘さ、フレッシュさが入り混じる、なんとも不思議な感じ。

ですが、上品にうまくまとまっています。香りもグッドです。

 

デザートカクテルを飲みたいけど、甘すぎるのはちょっと…というときにいいですね。

 

リレチェルシー

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【材料】

リレブラン 30ml

シャンパン 60ml

ジンジャーエール  60ml

 

【作り方】

フルート型シャンパングラスに材料を注ぎ、レモンピールをする。

 

リレブランを2種の炭酸で割ったレシピ。

 

材料を見て気付いた方もいると思いますが、これは食前酒にピッタリですね。

甘すぎず、炭酸の刺激で食欲が刺激されます。

 

リレブラン単品で飲むより、優雅に嗜めるのがいいですね。

ウェルカムドリンクなどにぜひ。素敵なパーティーになりそうですね。

 

バロニアル

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【材料】

リレブラン 70ml

ジン 30ml

アロマチックビターズ 2dashes

コアントロー 2dashes

 

【作り方】

氷を入れたミキシンググラスに材料を注ぎ、ステアする。

カクテルグラスに注ぎ、レモンピールをする。

 

ビターズを加えたショートのレシピ。

 

ステアのカクテルなので味わいがクリアー。 

リレブランのフルーティさと芳醇さが、副材料によって際立っていますね。

 

ハーバルさが心地よい、優雅なカクテル。

ちなみにジンの銘柄は迷いましたが、ボンベイサファイアを合わせてみました。

この他、色々な組み合わせを試してみるのも楽しいと思います。

 

コープスリバイバー No.2

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【材料】

ジン 15ml

コアントロー 15ml

リレブラン 15ml

レモンジュース 15ml

アブサン 1dash

 

【作り方】

氷を入れたシェーカーに材料を入れ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

 

「死者を蘇らせるもの」という、なんだか恐ろしい名前が付いたカクテル。

 

名前のイメージとは違い、豊かな柑橘の風味で口当たりのいい一杯。

アブサンのアクセントもほんのり効いて香りが素晴らしいです。

 

度数は強めなので、飲みすぎには注意!

 

 

リレブランは気軽にスイスイ飲めるお酒。自宅で楽しんでみては? 

リレブランの特徴と楽しみ方を紹介しました。

 

このようなお酒を個人で買うとなると、

「風味が落ちる前に飲みきれるかな…?」

と心配になったりしますよね。

 

でも、リレブランは親しみやすい味わいでついつい手が伸びてしまうお酒。

飲み方、楽しみ方も多彩です。

 

楽しく気軽に飲めるお酒なので、ぜひ手にとってみてください。

シェーカーをお持ちの方は、「ヴェスパー」にもトライしてみてくださいね!

 

 

この他にもワイン系のお酒の楽しみ方を記事にしています。

スイートベルモットについてはこちら↓

 

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ワインを使ったカクテルについては、ワインの楽しみ方の記事でご紹介しています↓

 

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