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自宅でカクテルを作るときに役立つ情報ブログです。カクテルの作り方、おすすめのお酒を紹介していきます。

おすすめのドライジンの紹介!厳選9銘柄【良コスパからクラフトジンまで】

人気が高まるジン。選び方、おすすめ銘柄はどれ?

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こんにちは、ジンベースのカクテルは年間100杯以上飲んでいるscarletです。

突然ですが、みなさんはお気に入りのジンの銘柄ってありますか?

 

カクテルをよく飲む、またはジンが好きだという方は贔屓にしている銘柄が1つや2つあることでしょう。

ですが、「正直どのジンが美味しいのかわからない」「なんとなくで選んでいる」という方がほとんどだと思います。

 

そこで今回は、

・あなたの好みに合うジンの見つけ方

・まず始めに飲むべき3つのジン

・自信を持ってオススメできるジンの銘柄

といった内容で記事を書いていこうかと思います。

 

ご紹介するジンは、私が実際に購入して、1本以上飲みきったものに限定したいと思います。

 

「美味しいジンを飲みたいけど、予算も気になるなぁ…」

というあなたのために、値段別にも分けてオススメを紹介していきます。

 

とにかくすぐにオススメ銘柄を知りたい!という方は、このボタンをポチッとどうぞ↓

 

 

美味しいジンに出会うための第一歩。まずは自分の好みを知ろう。

これはお酒全般に言えることなのですが…

ジンの選ぶ上で大切なのは、まず

あなたがどんな味わいのジンが好きなのか?

ということ。

 

ジンの味わいは千差万別。

柔らかく華やかなジンもあれば、アルコールがガツンとくるドライなジンもあります。

 

その中でどのようなタイプのものを気にいるかは、その人次第。

値段の高いジンを選んだとしても、必ずしも美味しいと感じるとは限らないわけです。

 

ちなみに私はジントニックに合う、力強い味わいのジンが好きですね!

銘柄で言うと、ゴードンあたり。

1年に1本以上は必ず消費していますね (笑)

 

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これこれ、これですよ。安定の味わい!

 

このようにまずは、

・自分はどのような味のものを飲みたいのか?

・過去に美味しいと思ったジンはどんな味だったか?

とよく考えてみてください。

 

味わいのタイプを考えてみて、それに近いジンを選ぶと気に入る場合が多いですよ!

 

 

まずは、ジンを3つのカテゴリーに分けて考えてみましょう!

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ということで、まずは自分の好みと向き合うためにジンを3つのタイプに分けてみたいと思います。

 

・苦味とアルコール感のある、ドライ系のジン

・軽めでスムース、スッキリ系のジン

・濃厚で飲みごたえ抜群、どっしり系のジン

 

どうでしょうか?

あなたの好みと照らし合わせてみて、なんとなーく合いそうなものがありますでしょうか?

 

ここからは、

それぞれのタイプの特徴と、おすすめの銘柄を予算別に紹介したいと思います。

 

自分の好みのタイプを攻めるのもよし。

手軽に買える安価な銘柄をためしてみて、自分の好みを探るのもいいですね!

 

POINT

ちなみに当サイト「NomiLOG」では、

・ギルビーズ

・ウィルキンソン

・アイスジン

のような、あまりにも安価すぎるジンはおすすめしていません。

 

「みなさんにジンというお酒を心から好きになってもらいたい!」

という想いがあるためです。

 

バーではめったに使われない銘柄ですし、近い値段ではるかに美味しいジンが沢山あります。

まずは、そちらを試していただけると嬉しいですね。

 

 

これを買っておけば間違いない!というジンが一本欲しい方にはこちら

さて、これから色々なジンを紹介していくのですが、

 

「正直、色々考えながら選ぶのはめんどくさい…」

「とにかく一本、"間違いのないジン"が知りたい」

と思う方もいらっしゃると思います。

 

そんな方に「これさえあれば大丈夫!」というジンをご紹介します。

「タンカレー No.10」という銘柄です。

 

 

このジンを選んだ理由は3つ。

・スタンダードながら高水準の味わい

・どのようなカクテルにも幅広く使える

・ジントニックがめちゃくちゃ美味い!

 

カクテルでも、そのままストレートでも美味しく飲めちゃうのが魅力ですね。

あと、シュウェップスのトニックで割ったジントニックがめちゃくちゃ美味しいです。

 

【タンカレーテンのおすすめの飲み方】

・ライムなしのジントニック

・シェークのショートカクテル全般

相性のいいトニックウォーター

・シュウェップス、フィーバーツリー

 

この銘柄はいわゆる「プレミアムジン」といったやつなのですが、それでいて値段がやや控えめなのも嬉しいところ。

 

最近のジンは4000円以上するものも増えましたからね…。

そんな中、手が出る範囲の値段をキープしてくれているのはありがたい限りです…!

 

太陽のような眩しい味わいのジン。

とりあえずアレコレ考えたくない方はこれを選べば間違いなしです。

 

 

 

ジンのおすすめ銘柄:ドライ系

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それでは、ここからはあなたのお好みにピッタリの銘柄を探っていきますよ。

 

まずはドライ系のジンから。

このタイプには次のような特徴があります。

 

・アルコールがガツンとくる刺激的な味わい

・口当たりはシャープ、苦味がやや強め

・男性的、アクティブ

・ジンの特徴であるジュニパーの香りはしっかりと

 

まさに「ドライ」ジンらしい、ど真ん中ストレートの味わいを楽しめるのがこの系統。

ラーメンで例えるならスタンダードな醤油ラーメン、といったところでしょうか (笑)

 

キリッとシャープな味わいを求める方にピッタリのタイプです。

それでは、おすすめ銘柄を予算別に紹介していきたいと思います!

 

紹介する銘柄に合う飲み方も紹介しますので、ぜひ試してみてください。

カクテルの詳しいレシピについては、こちらの記事をどうぞ! 

 

www.green-alaska.com

 

1000円台のおすすめ「ビーフィーター ジン」

 

NomiLOG おすすめの飲み方

・レモンを使ったジントニック

・ジンフィズ

相性のいいトニックウォーター

・シュウェップス

 

数あるジンの中で、最もスタンダードな銘柄と言えるのがこのビーフィーター。

 

シトラス系の爽やかな味わいと、しっかりと効いたジュニパーベリーの香り、そして苦味。

まさに「ジンらしいジン」といった味わいですね。

材料との相性で言うと、ライムよりもレモンとよくマッチします。

 

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※ビーフィーターをベースにしたジンフィズ。芯がしっかりしているので味わいが安定します。

 

ちなみに、この銘柄はジン初心者によくおすすめされる銘柄なんですが…意外とクセが強めです。

別記事で、「ジン初心者はもう少し優しい味のジンから飲むのがおすすめだよ」という話も書いています。

 

www.green-alaska.com

 

が、最近になって冷凍すると非常に美味しくなることを発見しました。

独特のエグみが消えて、かなり使いやすくなります。

ジン初心者の方でもジントニックなどで美味しく飲むことができるでしょう。

 

というわけで、このジンを手にした際には冷凍庫での保管をおすすめしますよ!

 

 

2000円台のおすすめ「桜尾 ジン オリジナル」

 

NomiLOG おすすめの飲み方

・ホワイトレディ

・レモンを使ったジントニック

 

相性のいいトニックウォーター

・ウィルキンソン

 

2018年3月から販売を開始した、日本産のジンです。

 

日本のジンというのは、2016年頃までほとんど存在しませんでした。

しかし近年のクラフトジンブームにより、今では多くの蒸留所で日本産のジンが作られています。

 

そんな中でおすすめなのが、この「桜尾ジン」

低価格帯のジンの中で、特に美味しいと評判の銘柄です。

 

桜尾ジンの特徴は、なんといっても鮮やかな柑橘の香りでしょう。

その香り付けには広島産のグリーンレモン、夏みかん、ダイダイなどが使われています。

 

その風味は少し独特ですが、芯の味わいはしっかりと正統派。

柑橘と合わせたカクテルにすると、深みが出ていい感じです。

 

4000円台のおすすめ「No.3 ロンドンドライジン」

 

NomiLOG おすすめの飲み方

・ドライマティーニ

・冷凍してストレート

相性のいいトニックウォーター

・フィーバーツリー

 

値段帯が少し上がって、4000円台にいきます。

この値段帯の中でおすすめなのが、この「No.3」です。

 

このジンの製造コンセプトは2つ。

・ジュニパーが効いた、ドライジンらしい味を表現すること。

・ドライマティーニにもっとも合うジンであること。

 

言うならば、「基本を極限まで高めたジン」といったところでしょうか。

使用しているボタニカルは、ジュニパーを中心に6種類。

特に珍しいものはない…ないのですが、そのシンプルさこそがNo.3の個性となっています。

 

シンプルであるがゆえに際立つジュニパーの香り、力強い味わい…。

このジンは、ドライジンの本質的な良さを全身で体現しています。

 

鍛え上げた武闘家が放つ、渾身の正拳突きのようなジン。

冷やしても香りが損なわれないのが、また驚きですね。

自宅の冷凍庫に忍ばせておきたい一本です。

 

 

ジンのおすすめ銘柄:スッキリ系

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お次はスッキリ系のジン。

このタイプの特徴は以下の通り。

 

・口当たりがスムース

・軽めでクセの無い味わい

・上品、女性的

・飲み心地はさわやか、華やか

・多種多様のハーブ、スパイスの香りを楽しむことができる

 

軽めのジンが好きな方、ハーバルな香りが好きな方、そしてジンにまだ慣れてない方にもオススメのタイプです。

こちらもラーメンで例えると…

柚子の皮なんかを散らした、上品淡麗な塩ラーメンといった感じですね。

 

それではオススメ銘柄を順に紹介していきます!

 

1000円台のおすすめ「ボンベイサファイア」

 

NomiLOG おすすめの飲み方

・ブルームーン

・ジンベースのソルティードッグ

相性のいいトニックウォーター

・ウィルキンソン

 

スタンダードのジンの中で少し変わった味わいのジンだと言われるのが、このボンベイサファイア。

他のジンと何が違うのかというと、香りの複雑さが違います。

 

通常、ジンの香り付けに使うボタニカルは4〜5種類。

それに対して、このボンベイサファイアは10種類以上ものボタニカルが使われます。

多くの材料をふんだんに使っている分、奥深い香りになるというわけですね。

 

口当たりは優しく自然な仕上がり。

カクテルを柔らかなニュアンスにしたいという時に、使いたいジンですね。

 

3000円台のおすすめ「ヘンドリックス ジン」

 

NomiLOG おすすめの飲み方

・冷凍してストレート

・キュウリのスライスを入れたジントニック

相性のいいトニックウォーター

・ウィルキンソン

 

とにかく飲みやすいジンが欲しい!

という方におすすめなのが、このヘンドリックスジン。

 

このジンは口当たり、味わいがとにかくスムース。

口にすると、スゥッと染み渡るように体に馴染んでいきます。

こんなに軽やかなジンがあるのか…!と、初めて飲んだときに驚いたのをよく覚えています。

 

風味付けに使う材料も少し変わっていて、なんとキュウリとバラを使用しています。

キュウリ?というとなんか変な感じですが、実は海外では香水などにもよく使われている素材。

突き抜けるようなさわやかさの演出に一役買ってくれてます。

 

広い草原で寝転んだような、開放感にあふれる風味のジン。

私も大好きな銘柄なので、ヘンドリックスについては別記事でも詳しく紹介しています。

気になった方は、ぜひこちらも読んでみてください!

 

www.green-alaska.com

 

4000円台のおすすめ「ザ・ボタニスト」

 

NomiLOG おすすめの飲み方

・フレッシュハーブを使ったカクテル

・マティーニ

相性のいいトニックウォーター

・フィーバーツリー、ウィルキンソン

 

繊細系のジンの中で私がもっともおすすめしたい銘柄が、この「ボタニスト」です。

 

このジンが作られているのは、ウイスキーの一大生産地であるアイラ島。

その島の恵みとも言える、22種の原生ボタニカルを使って作られています。

 

口当たりは驚くほどやわらか。

口にすると解けるように、そして染み込むように風味がひろがっていきます。

 

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※ボタニストで作ったカクテル、「ハーバルソルティードッグ」。このジンはハーブとよく馴染んでくれます。

 

風味は女性的な印象でとても華やか。

複雑さがありながらもクリアな味わいです。

ボディもしっかりしていて、カクテルにしてもその華やかさがハッキリと残ってくれます。

 

ジントニックから創作カクテルまで幅広く使えるのも魅力的ですね。

おすすめの飲み方などは個別記事にまとめてあるので、こちらも見てみてください!

 

www.green-alaska.com

 

 

ジンのおすすめ銘柄:どっしり系

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3つ目はどっしり系のジン。

このタイプの特徴は次の通りです。

 

・濃厚な香りと力強い味わい

・飲みごたえがあって、満足感が高い

・シェークのカクテルにしてもしっかりとコシが残る

・余韻が深く、長い

 

重量感があって、飲みごたえ抜群なのがこのタイプ。

ラーメンで例えるなら、完全に濃いめのトンコツラーメンですね (笑)

 

ジントニック、マティーニ、ギムレットなどのベースにすると深みのある味わいに。

それでは、こちらもオススメを3つずつ挙げていきます。

 

1000円台のおすすめ「ゴードン ドライジン」

 

NomiLOG おすすめの飲み方

・ジントニック

・ギムレット

相性のいいトニックウォーター

・シュウェップス

 

家で日常的にジントニックを飲むという方に、私がぜひおすすめしたいのがこのゴードン。

 

このジンは重厚な味わいが特徴的。

コシがあって風味の伸びがいいので、飲みごたえのあるジントニックを作ることができます。

 

特にシュウェップスのトニックとは相性抜群。

コスパもいいので、普段の家飲みに最適な銘柄だと言えますね。

 

ジントニックの他ですと、ギムレットのベースにもいいですね。

 

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※ゴードンで作ったギムレット。コシが強く、激しいシェークでもへこたれない。

 

シェークのカクテルでもボディ感が損なわれづらいので、バーではなにかと重宝されている銘柄です。

 

4000円台のおすすめ「ニッカ カフェジン」

 

NomiLOG おすすめの飲み方

・山椒パウダーを加えたジントニック

・冷凍してストレート

相性のいいトニックウォーター

・ウィルキンソン

 

ジン好きの間で話題の、ニッカウヰスキーが販売するプレミアムジンです。

 

このジンは「カフェ式蒸留機」という、少し特殊な機器を使って作られています。

それを使って作られたスピリッツは、原料の風味がほどよく残るのが特徴。

 

カフェジンの場合は、穀物の自然な甘さを楽しむことができますね。

 

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※カフェジンで作るネグローニ。カンパリの強い風味にもカフェジンは負けていません。

 

そしてカフェジン最大の特徴が、山椒の風味。

これがなかなかに強い風味で、だれが口にしても一発で分かるレベルです。

 

これは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、おそらく好きな人には強烈に刺さるでしょうね。

私は見事に刺さりました。もうやみつきです。

 

深い森のような香りと、まろやかでボディ感のある味わい。

個性がありながら、ジンとしての完成度もピカイチです。

 

さらにカフェジンの詳しい話を見てみたい方は、こちらの記事へどうぞ。

テイスティングレビュー、おすすめの飲み方などを紹介しています。

 

www.green-alaska.com

 

 

この他のジンを知りたい方はAmazonの特集ページもチェック!

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ジンを3つのタイプに分けて紹介しました。

ですが、世の中にはまだまだ個性的なジンがたくさんあります。

 

最近ですと、日本産のジンも人気ですね。

中でもニッカカフェジン、季の美、ROKUなんかはかなり人気が高いです。

 

近年のブームにのっとって、Amazonでも特集のページが組まれています。

他にはどんな銘柄があるのか、チェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

おすすめのジンのまとめ

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・ジンには色々な味わいのものがある。

・その中でどれを美味しいと感じるかは個人差がある。

・自分の好みのタイプのジンから選ぶと失敗が少ない。

・個性的なジンを求める方にはクラフトジンもおすすめ。

 

ということで、筆者おすすめのジンを色々と紹介してみました。

 

クラフトジンブームの影響で、色々な銘柄、味わいを楽しめるようになったジンですが…

値段に見合っていない、ちょっと残念なジンも多く見られるようになりました。

 

なので、ジンを選ぶ際には

・バーで評判となっているジン

・古くから定番として愛されているジン

・信頼できる人がオススメしているジン

など、口コミで評判となっているものを選ぶと失敗が少ないですね。

 

今回、紹介した銘柄たちはどれも自信を持ってオススメできるものばかりです。

この中から、あなたにピッタリのジンが見つかれば私も嬉しいですね。

 

 

お好みのジンを手にしたら、まずはジントニックから、なんていかがでしょうか?

美味しく作るためのポイントついては、こちらの記事で解説しています。

 

www.green-alaska.com

 

ジントニック以外のジンベースカクテルのレシピはこちらから。

 

www.green-alaska.com

 

ジン以外の蒸留酒についてもおすすめを紹介しています。

よろしければ、参考にしてみてください。

 

www.green-alaska.com

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