バーでは定番のクランベリージュースのカクテル。どんなものが作れる?
ほのかな酸味と華やかな香りが特徴的なクランベリージュース。
今回は、そんなクランベリージュースを使ったオススメのカクテルレシピを紹介します。
簡単に作れる定番レシピから、創作レシピまで。
私が実際に作ってみて美味しかったものを、紹介していきたいと思います!
私の好みで選んだので、結構偏ったチョイスになってしまいましたがご勘弁を(笑)
でも、どれも美味しかったのでオススメですよ!
シーブリーズ
【材料】
ウォッカ 30ml
クランベリージュース 60ml
グレープフルーツジュース 60ml
【作り方】
材料をシェーカーでシェイクし、氷を入れたグラスに注ぐ。
または、氷を入れたグラスに材料を注ぎステアして作る。
まずは、ロングカクテルの定番から。
フルーティで甘さ控えめの味わいが特徴のカクテル、シーブリーズです。
その名の通り、海に吹くそよ風のような爽やかな風味。
ウォッカさえあれば簡単に作れるので、家飲みにも最適ですね。
バーだと「まず一杯目に軽く飲もうか」という方がオーダーすることが多いです。
コスモポリタン
【材料】
ウォッカ 30ml
コアントロー 10ml
クランベリージュース 10ml
ライムジュース 10ml
【作り方】
材料をシェーカーでシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
「国際人」の名を持つカクテル。
こちらはショートカクテルの定番ですね。
海外のドラマ、「セックス・アンド・ザ・シティ」で主人公のキャリーが愛飲していたカクテルとしても有名です。
確かにフルーティで飲みやすく、女性の方が好むような味わいとなっています。
定番なだけあって、めっちゃ美味しいですね。
自宅で作る場合には、ウォッカにこだわるのが面白いですね。
私は今回、ズブロッカクリアという銘柄を使いましたが、お好みで色々試してみてください!
スカーレットオハラ
【材料】
サザンカンフォート 30ml
クランベリージュース 20ml
ライムジュース 10ml
【作り方】
材料をシェーカーでシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
「コスモポリタンは美味しいけど、ちょっとアルコールが強いかな…」
と感じた方にオススメなのが、このスカーレットオハラ。
こちらはサザンカンフォートというお酒を使います。
リキュールベースなので度数は下がり、多層的で華やかな味わいとなりますね。
ちなみにスカーレットオハラとは、その昔一世を風靡した女優の名前です。
女優がモチーフですから、こちらも女性の方にぜひ飲んでいただきたいですね。
セックスオンザビーチ
【材料】
ウォッカ 30ml
クランベリージュース 30ml
パイナップルジュース 20ml
ピーチリキュール 10ml
クラッシュドアイス
【作り方】
材料をシェーカーでシェイクし、クラッシュドアイスを入れたグラスに注ぐ。
お好みでオレンジスライス、マラスキーノチェリーを飾る。
刺激的な名前が目を惹く、甘口のトロピカルカクテルです。
さまざまなレシピが存在するカクテルなのですが、これはその中の1つ。
フルーティでかなり飲みやすい仕上がりとなっています。
甘口のロングカクテルが好きだという方、その中でもまだあまりお酒に慣れていない若い方にオススメのレシピです。
ピンクバイソン
【材料】
ズブロッカ 45ml
クランベリージュース 30ml
炭酸水 30ml
【作り方】
氷を入れたグラスにズブロッカとクランベリージュースを注ぎ、ステアする。
炭酸水を注いで、軽く再ステアする。
お好みでカットライムを添える。
桜餅の香りがすると言われるウォッカ、「ズブロッカ」との組み合わせです。
味わいはスッキリとしていながら、香りが華やかな仕上がり。
この2つの材料は相性がいいですね〜。
ズブロッカの柔らかな風味にクランベリーが見事に調和しています。
ズブロッカについては、別記事にて特徴を解説しています。
ポーランド製なんですが、和の雰囲気があるのが面白いですね。
アイランドブリーズ
【材料】
ライトラム 45ml
パイナップルジュース 120ml
クランベリージュース 30ml
アロマチックビターズ 2dash
【作り方】
氷を入れたグラスに材料を注ぎ、ステアする。
お好みでカットライムを添える。
お次はラムとの組み合わせ。
フルーティで陽気、どこかアクティブなイメージの味わいです。
余韻にはビターズがピリッと効いて奥深い風味となっています。
ビターズがなかったら、ちょっとくどい感じになりそうですが、これは上手くバランスが取ってありますね。
私は甘党なので、かなーりお気に入りの味でした!
ちなみに今回、ラムはフルーティなアプルトンを使って作りました。
使う銘柄で結構変わりますので、こちらも色々と試してみてください!
ジャマイカンサンライズ
【材料】
ウォッカ 30ml
ピーチリキュール 30ml
オレンジジュース 60ml
クランベリージュース 30ml
【作り方】
氷を入れたグラスにウォッカ、ピーチリキュール、オレンジジュースを注ぎ、ステアする。
最後にクランベリージュースを注ぐ。
日の出をモチーフにしたレシピ。
オレンジと赤のグラデーションが美しいカクテルです。
味わいは材料の通り、甘口でフルーティ。
親しみの持てる味わいですね〜。
本来はクランベリージュースをフロートさせるのですが、私が作ったときには沈んでしまいました(笑)
うまく浮かせたい方は、先に注いだ方の比重が重くなるようにシュガーシロップなどで調整してみてください!
ラブポーション
【材料】
ウォッカ 30ml
ピーチリキュール 30ml
アマレット 30ml
オレンジジュース 30ml
クランベリージュース 30ml
【作り方】
材料をシェーカーでシェイクし、氷を入れたグラスに注ぐ。
ラブポーション=恋の秘薬。
その名の通り、甘々な女子力の高いカクテルです。
味わいは濃厚で甘口。
少しレトロ感のある風味だなー、なんて私は感じました。
名前のイメージがあるので、どこか妖艶な印象も受けますね(笑)
アマレットとクランベリージュース、意外と合いますね。
杏の核を使ったリキュールなのですが、こんな飲み方があるのは新発見です。
ちなみに、アマレットのその他の飲み方については別記事にて紹介しています!
シトラスカ
【材料】
ボンベイサファイア 60ml
クランベリージュース 60ml
オレンジ 1/2個
ブラウンシュガー 2tsp
クラッシュドアイス
【作り方】
ボストンシェーカーにスライスしたオレンジとブラウンシュガーを入れて、ペストルでマドルする。
ボンベイサファイア、クランベリージュース、クラッシュドアイスを入れて軽くシェイクする。
そのまますべてグラスに注ぎ、ストローを添える。
東京「ピークバー」横川文美氏の創作レシピ。
少し作るのに手間はかかりますが、個人的にかなりオススメのカクテルです。
オレンジを皮ごとマドルして作る豪快なレシピ。
皮から香り成分がよく出ているため、アロマチックでたまらない風味となっていますね。
なによりジンを60mlも使っているのに、アルコールの角をまったく感じないのが面白いですね。
とても飲みやすい味ですが、ある意味危険ですねコレ…(笑)
ちなみにボンベイサファイアについては、ジンの銘柄紹介記事で詳しく解説しています。
サンドダンス
【材料】
ブレンデッドウイスキー 45ml
チェリーブランデー 15ml
クランベリージュース 60ml
【作り方】
グラスに氷を入れて材料を注ぎ、ステアする。
ウイスキーと組み合わせる少し珍しいレシピです。
今回は、手元にあったウイスキーの中からシーバスリーガルミズナラを選んでみました。
味わいは甘口でコクがあります。
樽の香味もよく立っていますね。
ほんのりとした渋みも心地よく、大人の味わいといったイメージです。
このカクテルに使ったシーバスリーガルミズナラについてはこちらの記事をどうぞ。
水割りで飲むことが多かったのですが、カクテルにも良さそうですねコレ。
アブスマイスター
【材料】
アブサン 25ml
イエーガーマイスター 25ml
クランベリージュース 65ml
グレープジュース 65ml
【作り方】
グラスに氷を入れて材料を注ぎ、ステアする。
いかにも強烈そうな印象のカクテル。
ですが、実際に飲んでみると口当たりがよくスイスイいけちゃいます。
甘口でフルーティなので、かなり飲みやすいですね。
ハーブリキュールのカクテルは尖った味になりがちですが、これは材料同士が見事に調和しています!
アブサンとイエーガーマイスターについては、ハーブリキュールのまとめ記事で詳しく解説してあります。
味わいに慣れてくると、深くハマる。
そんな中毒性のあるお酒ですよ!
カクテル作りに使うクランベリージュースはデルモンテが定番です
カクテル作りに使うクランベリージュース。
色々な銘柄があるのですが、バーで定番となっているのはデルモンテのクランベリージュースです。
澄んだ味わいと適度な甘さ。
とにかく使い勝手がいいというのがデルモンテの良さですね。
果汁成分は20%。
少し物足りない感じもしますが、味のフレッシュ感は十分。
クランベリーの渋みを感じさせない、スッキリとした飲み心地に仕上げてあります。
そう、実は生のクランベリーって渋くてあまり美味しくないんですよね。
ジュース以外ですとジャムなどにして食べるのが一般的ですし、加工して食べるのに適した果物なんです。
なので、クランベリージュースに関してはデルモンテのようにうまく味の調整がされたものを選ぶことをオススメします。
ちなみに、こんなクランベリージュースを使って…
ためしにコスモポリタンを作ってみました。
使ったのは果汁50%のクランベリージュースです。
こちらだと、ちょっと渋みのある仕上がりになりますね。
正直、自分の味覚だとデルモンテで作ったものの方が美味しく感じます。
ただ、私はどちらかというと甘党なのでその好みによるところもあるかもしれませんね。
なので、定番とは違う味わいを作ってみたい…という方は色々なクランベリージュースをためしてみてください!
華やかな風味のクランベリージュース。カクテルで美味しく楽しみましょう!
クランベリージュースを使ったカクテルを色々と紹介してみました。
こうして見てみると、ウォッカと組み合わせたレシピが多いですね。
使うウォッカによって色々な味わいを楽しむことができるので、愛好家の方にはぜひ飲んでいただきたいところです。
グラスで混ぜるだけのレシピも多いので、手軽に家飲みで楽しむこともできますね。
みなさんも、ぜひ作って味わってみてください!
クランベリーの味わいが好きな方には、フルーツリキュールやフレッシュフルーツを使ったカクテルの記事をオススメしています。
こちらもよろしければどうぞ!
「カクテルの作り方を詳しく知りたい!」
「いろいろなレシピを知りたい!」
という方はカクテルブックを一冊持っておくのがおすすめですよ。
私が活用しているカクテルブック一覧はこちら。
初心者~上級者向けまでいろいろ使っています!