生のぶどうを使ってカクテルを作ってみよう!
こんにちは、scarletです。
今回は、フレッシュなぶどうを使ったカクテルのレシピを紹介したいと思います。
スーパーに色々なぶどうが並ぶようになりましたね😌
— SCARLET@自宅でカクテル (@alaska_nomilog) 2020年8月20日
この時期におすすめなのが、ぶどうを絞ってつくるフレッシュカクテル
ブランデーや、ウォッカとシンプルに合わせてみてください
巨峰やシャインマスカットを使えば、まさに感動レベルのおいしさに👍 pic.twitter.com/mtCjqYF5Pu
果実を、まるごと使って作る一杯。
その味は、まさに格別です。
これまで、色々なレシピを試してみて「自信を持っておすすめできるな」と思ったものをご紹介します。
ぶどうの旬はいつ?店頭に並ぶのは何月から?
ぶどうの旬は7月〜10月です。
品種によってばらつきはありますが、夏から秋にかけて美味しくなる果物だと覚えておけばいいでしょう。
ぶどうの中でも特に美味しいマスカットや巨峰がよく出回るのは8月〜10月ですね。
今回紹介するカクテルを美味しく作るのなら、この時期がオススメです。
現在では輸入物のぶどうも出回っているので、スーパーなどではほぼ通年手に入れることができます。
ぶどうを使ったカクテルのレシピ
今回カクテル作りに使用するのは、白ぶどうと赤ぶどうの2種類。
シャインマスカットや巨峰などのブランドものを使うと、香り高くリッチな仕上がりになりますよ。
ちなみに今回のカクテル作りにはハンドプレッサーという道具を使いました。
このような道具を使うと、余すことなく果汁を絞りとることができます。
ぶどうの他ですとスイカなどを絞る際にも便利ですね。
マスカットのスプリッツァー
【材料】
マスカット 7~8粒 (マスカットジュース 約30mlぶん)
白ワイン 30ml
炭酸水 適量
【作り方】
マスカットをハンドプレッサーで潰しジュースにする。
グラスにすべての材料を入れ、軽くステアする。
まず紹介するのは、マスカットを使ったスプリッツァーのアレンジレシピです。
スプリッツァーはスッキリと辛口の味が特徴のカクテル。
そこに生のマスカットが加わることにより、優しい甘さの優雅なカクテルとなりました。
白ワインはぶどう原料のお酒ですから、当然マスカットとの相性は抜群。
みずみずしさとふくよかさがうまく合わさっており、奥深い仕上がりとなっています。
作る際のコツとしては白ワインと炭酸水をよく冷やしておくこと。
氷を使わないカクテルなのであらかじめ材料を冷やしておくことで、美味しく作ることができます。
マスカットのウォッカマティーニ
【材料】
マスカット 7~8粒 (マスカットジュース 約30mlぶん)
ズブロッカ 30ml
レモンジュース 1tsp
シュガーシロップ 1tsp
【作り方】
マスカットをハンドプレッサーで潰しジュースにする。
シェイカーに材料をすべて入れシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
マスカットを使ったマティーニスタイルのショートカクテル。
突然ですけどこのカクテル、かなりオススメです!
フルーツマティーニはどれも素晴らしい味ですが、このレシピは格別でした。
みずみずしいマスカットのフレーバーの余韻に香る青々しいズブロッカの香り…
調和感があり、上品な味わいです。
たまたまズブロッカを使ってみたのですが、マスカットとよく合いました。
甘さも優しく、華やかな印象。
この上品さとフレッシュ感はやはり生のフルーツにしか出せませんね。
ちなみに参考にしたレシピでは、ウォッカの銘柄はシロックウォッカを指定していました。
こちらはぶどうを原料としたウォッカですね。
ほのかにフルーティさがあるので、フルーツとよく合うウォッカです。
ちなみにこのカクテルに使ったズブロッカについては、別記事で詳しく解説しています。
このウォッカが気になった方はぜひ見てみてください!
マスカットのソルティドッグ
【材料】
ウォッカ 30ml
ライチリキュール 5ml
グレープフルーツジュース 45ml
シュガーシロップ 5ml
マスカット 4〜5粒
塩 ごく少量
【作り方】
材料をシェイカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
ウォッカのカクテル、「ソルティードッグ」のアレンジレシピです。
マスカットのフレッシュジュースで上品さを。
ライチリキュールで、マスカット特有のムスク香を際立たせています。
味にも香りにも深みが出たソルティードッグ、という印象ですね。
フルーツが複雑な風味を生み出しています。
塩の効果で輪郭はクッキリとシャープに。
スノースタイルにしてしまうと塩っぱさだけが浮いてしまうので、一緒にシェイクするのが正解ですね。
こちらのレシピで使用するウォッカはスタンダードで癖がない銘柄がオススメです。
別記事でウォッカの主要銘柄について解説してあります。
どれを使えばいいか分からない方は、こちらから選んでみてはいかがでしょうか?
ぶどうのモヒート
【材料】
赤ぶどう 5粒
白ぶどう 5粒
ホワイトラム 45ml
ミントの葉 10枚程度
シュガーシロップ 1~2tsp
炭酸水 30ml
クラッシュドアイス
【作り方】
ぶどうを半分に切り、種がある場合は取り除く。
グラスにぶどう、ラム、シュガーシロップ、ミントを入れペストルでマドルする。
クラッシュドアイスを詰め、炭酸水を入れて軽くステアする。
2種類のぶどうを使ったモヒートのアレンジレシピ。
モヒートは味のバランスが比較的取りやすいので、アレンジも楽しいカクテルです。
このように、色々なフルーツを加えることにより味の変化を楽しむことができます。
ぶどうを加えたモヒートは、みずみずしいフレーバーが特徴的。
ミントの香りでぶどうの繊細さが無くならないか心配でしたが、どちらもしっかりと味わいを感じることができますね。
飲みながらラムに漬かったぶどうを食べるというのもまた一興。
カクテルと一緒に口にすることで味わいの変化を楽しむことができますよ。
今回はスッキリとした味わいにしたかったのでアプルトンのホワイトラムを使って作ってみました。
ぶどうのサイドカー
【材料】
赤ぶどう 7~8粒 (ぶどうジュース 30ml分)
※巨峰を使う場合は5粒ほど
ブランデー 30ml
レモンジュース 1tsp
シュガーシロップ 1/2tsp
【作り方】
赤ぶどうをハンドプレッサーで潰しジュースにする。
材料をすべてシェイカーに入れシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
お好みでぶどうの飾りを添える。
最後に紹介をするのは、赤ぶどうを使ったサイドカーのレシピ。
スタンダードのレシピで使うのはブランデー、コアントロー、それとレモンジュース。
一方、こちらはコアントローの代わりに赤ぶどうを絞ったジュースを使います。
サイドカーは少し古めかしい、無骨なカクテル。
ですが、これはそんなイメージを吹き飛ばすような味ですね。
香りはフレッシュ、味わいはフルーティ。
ずいぶんと都会的でこなれた印象になりました。
今回紹介したカクテルの中では、特にお気に入りの一杯です。
ぜひ材料を揃えて作ってみてください!
ぶどうとアマレットのカクテル
【材料】
アマレット 20ml
グレープジュース 60ml
【作り方】
氷を詰めたグラスに材料を入れ、ステアする。
アマレットと合わせたシンプルなカクテル。
少し意外な組み合わせ。
ですが、驚くほど違和感がなくまとまっています。
まるで上等な菓子のようなデザートカクテル。
手軽に作れるレシピですが、なかなか侮れないですね。
アルコール感も控えめなので、お酒を飲み慣れていない方にオススメしたい一杯です。
このカクテルに使った「アマレット」については、こちらの解説記事をどうぞ。
バーでも人気の、杏仁豆腐風味のリキュールです。
キャタピラー
【材料】
バーボン 40ml
グレープジュース 20ml
アロマチックビターズ 1dash
【作り方】
氷を詰めたシェーカーに材料を入れ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。
お次はバーボンとの組み合わせ。
甘さは適度で、心地よい味わい。
でも、飲んだときに心に響くのは味よりも香りですね。
円熟感のある深い香り。
そこにブドウのフレッシュ感が、新しい風を呼び込んでいます。
バーボンとフレッシュフルーツ。
意外と相性がいいんですよね。
その辺りのお話は、メーカーズマークの記事でも少し触れています。
バーボンとフルーツの組み合わせの例もあるので、見てみてください。
パープルマスク
【材料】
ウォッカ 30ml
ホワイトカカオリキュール 15ml
グレープジュース 15ml
【作り方】
氷を詰めたシェーカーに材料を入れ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。
カカオリキュールとの組み合わせ。
こちらもデザート感たっぷりのレシピです。
市販のチョコでブランデーが入ったものがありますよね?
あちらに近い風味になっています。
上品で高級感のある味わい。
そこそこアルコールがあるはずなのに、口当たりがいいのでスイッと飲めちゃいますね。
今回は、澄んだ味わいのフィンランディア ウォッカで仕上げてみました。
このウォッカについては、銘柄紹介の記事で詳しくお話ししています。
フレッシュなぶどうのカクテルを楽しもう!
ぶどうのカクテルを作るのは今回が初めてだったのですが、どれも素晴らしい味わいでした!
各種スピリッツとの相性も抜群。
これは創作意欲がかきたてられますね。
やはりフレッシュフルーツを使ったカクテルは格別。
みなさんも材料を揃えて、自宅で作ってみてはいかがでしょうか?
この他のフルーツを使ったカクテルのレシピのまとめはこちらの記事から↓
フルーツカクテルのレシピを、本で学ぶのもおすすめです。
私がよく使っているカクテルブックはこちら↓(フルーツ41種類、カクテル80種のレシピが載っています。)