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美味しいお酒や料理に目が無いアラサー。「お酒は自由に楽しむもの」という考えのもとで、色々なお酒の楽しみ方を発信していきたいと思います。

いつものカクテルを格上げ!「ビターズ」を使ったカクテルとその魅力

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ビターズとは

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http://www.independent.co.uk/

 

ビターズとは苦味酒のこと。

 

昔は胃薬や強壮剤として使用されていましたが、現在はカクテルの材料として使われることが多いお酒ですね。

 

原料はラムやウォッカなどのスピリッツとスパイスやハーブ類、柑橘類の皮など。

その名の通り、ビターなテイストと鮮烈な香りが特徴のお酒となっています。

 

ビターズが持つスパイスやハーブ由来の複雑な味や香りはカクテルに奥深さを与えてくれます

 

 

ビターズの使い方

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https://www.behindthebar.com/blog/cocktail-bitters-types-recipes-history-use/

 

お酒というよりは薬のような独特のテイストを持つビターズ。

 

正直、そのまま飲んでも苦いばかりであまり美味しいものとは言い難い味です。

ではビターズはどのように使えばいいのでしょうか?

 

その答えは「カクテルの隠し味として少量だけ加えること」です。

 

私のオススメはジントニックの風味付けに使うことです。

ジントニックにビターズ少しだけ加えることにより、味の輪郭が引き締まり香りに奥深さが出ます。

 

アルコールの当たりが強すぎると感じた時に加えれば口当たりもまろやかになりますね。

ジントニックの他にはマンハッタンやロブロイといったようなショートカクテルの材料としても使われています。

 

ビターズはクラシックなカクテルのレシピの材料としてよく登場するため、バーには欠かせないものとなっています。

 

こだわっているお店だと数十種類ものビターズを常備してあることもありますね。

そして、それらを使ったカクテルの味は非常に個性的です。

 

近年では様々な自家製のビターズを作るお店も増えています。

人とは違う自分だけのカクテルを作りたい、という方にはビターズはうってつけの材料だと言えますね。

 

 

ビターズの入れすぎには注意!

カクテルにほんの少し加えるだけで味に深みを持たせることのできるビターズ。

 

とても便利なお酒に感じるかもしれませんが、入れすぎには注意しましょう。

ビターズは苦味が強く、風味も鮮烈。

入れすぎるとカクテルの味のバランスを崩してしまいます。

 

カクテルのレシピにもよりますが、基本的に使う量は1〜3ダッシュに留めておくのがいいですね。

ほんの少量ですが、それだけでも十分に効果を感じることができます。

 

 

ビターズの種類

有名なのは、アンゴスチュラアロマチックビターズとオレンジビターズの2種類。

 

この2つのビターズはスタンダードなカクテルのレシピに組み込まれているため、大抵のバーには常備されています。

 

アンゴスチュラビターズ

 

市販のビターズの中ではもっとも有名な銘柄。

ただ単に「ビターズ」というとこちらを想像する方も多いでしょう。

 

材料はリンドウや様々なハーブ、スパイス類とラム。

魅惑的で奥深い香りが特徴的です。

 

身近なもので例えるなら…味はうがい薬に似ているようにも感じます。

それがカクテルに入ると、複雑な味を生み出してくれるのだから驚きですよね。

 

ちなみにアンゴスチュラとはミカン科の樹木のこと。

以前はその樹皮が原料として使われていましたが現在は使用されていません。

  

アンゴスチュラビターズが使われるカクテルはジントニック、オールドファッションド、マンハッタンなど。

その他にはミネラルウォーターにビターズを数滴加えたビターズウォーターという飲み方もオススメです。

 

そのスッキリとした味と柔らかな香りにはリラックス効果があります。

酔い覚ましにも効くと言われていますね。

 

オレンジビターズ

 

こちらはオレンジなどの柑橘類の風味が特徴のビターズです。

 

柑橘類の皮やスパイスをスピリッツに浸漬して作られており、アンゴスチュラビターズと比較すると苦さはひかえめ。

その分鮮烈なオレンジの風味が際立っています。

 

スタンダードレシピに登場する機会は少ないですが、工夫次第でさまざまなカクテルに変化をつけることができます。

 

オレンジビターズが使われるカクテルはアベイ、アドニス、バンブーなど。

スプモーニやマティーニの隠し味として使っても面白い効果が現れますね。

 

 

ビターズを使ったカクテルアレンジの提案

ビターズは様々なカクテルの隠し味として使われています。

 

クラシックなカクテルのレシピに組み込まれていることも多いですが、近年では既存のカクテルのニュアンスを変化させる手段として模索がされています。

 

その例をいくつか紹介しますね。

 

ジントニック

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https://www.31dover.com/blog/spotlight-on-bitter-union/

 

アンゴスチュラビターズの定番の使い方、ジントニックに加えるアレンジ方法です。

 

ジントニックにビターズを加えることによって、味の変化を楽しむことができます。

加えるタイミングはジンと一緒にというのが一般的でしょうか。

 

ビターズの色によってピンク色になったジントニックは見た目にも鮮やかです。

 

マティーニ

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http://drinks.seriouseats.com/2014/04/best-celery-bitters-why-you-need-them-savory-cocktail-ideas.html

 

マティーニのアレンジにもビターズが活躍してくれます。

 

特にオレンジビターズを加えることにより、香りが多層的になります。

フレッシュでエッジの効いた味わいを作り出すことができますね。

 

フルーティなニュアンスも出てくるのでベルモット独特の香りが苦手、という方にもいいですね。

 

カシスソーダ

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http://iwamoto-hiroyoshi.com/cocktail/130612/

 

カシスソーダにビターズ?

少し変わった組み合わせに思えるかもしれませんが、昔のレシピではアンゴスチュラビターズが加えられていたそうですよ。

 

カシスソーダを作る際、レモンジュースなどを加えて爽やかさを出す手法があります。

それに代わってビターズを加えると…飲みごたえのある重厚な味に変化します。

 

カシスソーダというと女性が好むイメージがありますが、ビターズ入りのものは男性にもぜひ勧めたいところですね。

 

アラスカ

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http://www.theboozepig.com/2015/01/classic-cocktail-alaska.html

 

ジンにシャルトリューズジョーヌをミックスしたカクテルのアラスカ。

カシスソーダと同じく、アラスカも昔のレシピではビターズを加えて作られていたという話があります。

 

こちらに使うのはオレンジビターズ。

確かに2ダッシュほど加えてみると、シャープな印象のアラスカの味に華やかさが加わりますね。

 

なかなか素晴らしい味になっていると思うのですが、スタンダードなレシピではなぜ省かれてしまったのでしょうか…?

不思議なものです。

 

ファイン&ダンディ

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http://www.thedrinkkings.com/fine-dandy-recipe/

 

ジンとコアントロー、レモンジュース、アンゴスチュラビターズで作られるカクテルです。

 

レシピだけ見るとホワイトレディにアンゴスチュラビターズを加えたカクテル、といったところ。

ただ味わいの方はホワイトレディとは違い、重厚さが出てきて飲みごたえがあるカクテルとなっています。

 

ホワイトレディが女性的なカクテルならファイン&ダンディは男性的なお酒といったところでしょうか。

 

あまりメジャーではないのですが、ビターズの効果が前面に出る美味しいカクテルです。

ぜひバーで、または自宅で材料を揃えて作ってみてください。

 

ちなみに筆者が作る際はビターズをおもいきって5〜6ダッシュほど加えます。

これがまたスパイシーになって美味しいんです…!

  

 

さいごに

ビターズを一本手元に持っておくとカクテル作りの幅が広がることが分かったと思います。

 

複雑で奥深い香りと味を持つビターズ。

自宅でカクテルをよく作る、特にジントニックが好きだという方は手始めにアンゴスチュラビターズから揃えてみたらいかがでしょうか?