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自宅でカクテルを作るときに役立つ情報ブログです。カクテルの作り方、おすすめのお酒を紹介していきます。

コーヒー+お酒でつくるカクテルのレシピ14種【自宅で簡単】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回は、コーヒーを使ったカクテルをご紹介します。

 

 

使うコーヒーは、市販のコーヒーなどでもOK。

もちろん自分で淹れれば、さらに本格的な味になります。

 

コーヒー好きの方は、楽しみが広がること間違いなし。

さっそく、見ていきましょう。

 

  

コーヒーを使ったお手軽カクテルのレシピ

まずは、お手軽に。

お手持ちのお酒をシンプルにコーヒーで割ってみましょう。

 

【材料】

お好みのお酒 10〜30ml

ホット or アイスコーヒー 120ml前後

 

【作り方】

カップにお好みのお酒を入れ、コーヒーを注ぐ。

(アイスの場合は、氷を入れたグラスに注いで混ぜる)

 

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たったこれだけでも、意外なほどにおいしいです。

 

ベースのお酒で、おすすめなのはこの辺り。

 

  • ブランデー
  • ウイスキー
  • ダークラム 
  • アマレット
  • コーヒーリキュール
  • オレンジ系リキュール
  • アニス系リキュール

 

この他にも、意外と合うお酒がたくさんあります。

遊び心をもって、ためしてみましょう。

 

 

コーヒーを使った本格カクテルのレシピ

少し手間をかけて、本格的なレシピにも挑戦してみましょう。

 

作れそうだと思ったものから、ぜひどうぞ。

 

カクテル道具の選び方などは、こちらを参考にどうぞ↓ 

www.green-alaska.com

  

カフェロワイヤル

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【材料】

ブランデー 1tsp

角砂糖 1個

ホットコーヒー 適量

 

【作り方】

スプーンに角砂糖を乗せて、ブランデーを振りかける。

ブランデーに火をつけ、砂糖がほどよく溶けたら、コーヒーの中に入れて混ぜる。

 

ナポレオンが愛飲したともいわれる、酒入りコーヒーの定番レシピ。

 

コーヒーにとともに香る、ほんのりとした華やかさ。

青くゆれる炎も幻想的で、ムードの出るカクテルですね。

 

カップに引っかけることのできる「カフェロワイヤルスプーン」を使って作ると、スマートです↓

 

アイリッシュコーヒー

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【材料】

アイリッシュウイスキー 30ml

ホットコーヒー 120ml

砂糖 5〜10g

生クリーム 15ml

 

【作り方】

耐熱グラスに、アイリッシュウイスキーと砂糖を入れて、ホットコーヒーを注ぐ。

よく混ぜて、軽くホイップした生クリームを浮かべる。

 

バーで、とても人気の高いレシピ。

特に、寒い冬の日にはオーダーが増えるカクテルですね。

 

飲み口は、ふんわりまろやか。
豊かな風味と、クリームのコクが見事に絡み合います。

 

POINT

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ベースを変えると、違うカクテルにもなります。

 

  • アイリッシュウイスキー…アイリッシュコーヒー
  • スコッチウイスキー…ゲーリックコーヒー
  • カルヴァドス…ノルマンディーコーヒー
  • ダークラム…カリビアンコーヒー

など。

 

味わいがけっこう変わるので、こちらも試してみてください。

 

今回、ベースに使った「ブッシュミルズ」についてはこちら↓ 

www.green-alaska.com

 

アイスアイリッシュコーヒー

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【材料】

アイリッシュウイスキー 30ml

アイスコーヒー 120ml

シュガーシロップ 2tsp

生クリーム 15ml

 

【作り方】

グラスに氷を入れて、ウイスキー、コーヒー、シロップを注ぎ、ステアする。

軽くホイップした生クリームを浮かべる。

 

冷やして作るアイリッシュコーヒー。

 

ホットとはひと味違う、キリッとした風味。

こちらは、暑い時期でもおいしく飲めますね。

 

POINT

今回は浅煎りの豆で作ってみましたが、個人的には全然アリでした。


フルーティなニュアンスが出るのが、いいですね。

 

カフェポンパドール

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【材料】

コアントロー 15ml

ホットコーヒー 120ml

砂糖 10g

生クリーム 15ml

オレンジピール

 

【作り方】

耐熱グラスに、コアントローと砂糖を入れて、ホットコーヒーを注ぐ。

よく混ぜて、軽くホイップした生クリームを浮かべる。

削ったオレンジピールを飾る。

 

コアントローと合わさることで、コーヒーのフルーティな風味が花開きます。

 

立ちのぼるオレンジの香りが、非常に心地よい一杯ですね。

 

コーヒーグロッグ

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【材料】

ダークラム 20ml

ホットコーヒー 150ml

グラニュー糖 10g

バター 10g

 

【作り方】

耐熱グラスに、ラムとグラニュー糖を入れて、ホットコーヒーを注ぐ。

軽く混ぜて、バターを浮かべる。

 

「ホットバタードラム」というカクテルの、コーヒーバージョン。

 

ラムの豊かな風味が香る、リラックス効果の高い一杯。

寒い日に飲めば、いっそう美味しく楽しめそうですね。

 

エスプレッソマティーニ

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【材料】

ウォッカ 50ml

エスプレッソ 45ml

シュガーシロップ 15ml

カルーア 5ml

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぎ、お好みでコーヒービーンズを飾る。

 

近年、人気が高まりつつあるカクテル。

 

日本だと知名度はイマイチですが、海外では非常にオーダーの多いレシピです。

※Drinks International調べの「The World’s Best-Selling Classic Cocktails 2020」では6位

 

ウォッカによって、コーヒーの風味がふくよかに感じられ、とても味わい深い一杯。

 

POINT

エスプレッソは、濃いめに淹れたコーヒーで代用可です。

 

今回ベースに使った「ケテルワン ウォッカ」はコーヒーとよく合います↓ 

www.green-alaska.com

  

ナポレオンフラッペ

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【材料】

アイスコーヒー 100ml

カカオリキュール 10ml

ホワイトペパーミントリキュール 10ml

クラッシュドアイス

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

クラッシュドアイスを詰めたグラスに注ぎ、お好みでミントを飾り、ストローを添える。

 

ほんのりチョコミント味のコーヒーカクテル。

 

清涼感があって、蒸し暑い日にはピッタリの味わいですね。

 

パイパー

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【材料】

テキーラ 60ml

カカオリキュール 15ml

レモンジュース 15ml

アイスコーヒー 120ml

クラッシュドアイス


【作り方】

グラスにクラッシュドアイスを詰めて、材料を注ぎステアする。

お好みでレモンスライスを飾り、ストローを添える。

 

フルーティさと、ほろ苦さのかけあわせが楽しい一杯。

 

コーヒーは、テキーラともよくマッチしてくれますね。

 

今回ベースに使った、「オルメカアルトス」についてはこちら↓ 

www.green-alaska.com  

カフェジントニック

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【材料】

ジン 35ml

トニックウォーター 75ml

アイスコーヒー 25ml

 

【作り方】

氷を入れたグラスにジンを注ぎ、ステアする。

トニックウォーターで満たし、軽くステアする。

アイスコーヒーを静かにフロートする。

 

謎な組み合わせに思えますが、意外や意外、おいしいです。

 

コーヒーが持つ、フルーティさが前面に出てきますね。

コーヒー+トニックの組み合わせは、海外で流行中なので、日本でも増えてきそうな予感です。

 

定番のトニックウォーターについてはこちら↓ 

www.green-alaska.com

  

ダービーブレイク

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【材料】

バーボン 30ml

アイスコーヒー 40ml

トニックウォーター 適量

 

【作り方】

氷を入れたグラスにバーボン、アイスコーヒーを注ぎ、ステアする。

トニックウォーターで満たし、軽くステアする。

お好みで、オレンジピールを飾る。

 

Twitterでお見かけしたレシピ。

 

こちらも少し意外な組み合わせですが、個人的にはけっこう好きな味でした。

苦味と爽やかさの同居が、面白いですね。

 

カフェアレキサンダーフラッペ

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 【材料】

ブランデー 15ml

カカオリキュール 15ml

アイスコーヒー 100ml

生クリーム 15ml

ナツメグパウダー

 

【作り方】

シェーカーに材料を注ぎ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぎ、ナツメグをふりかける。

 

ブランデーカクテル、「アレキサンダー」のアレンジ。

 

ブランデーの奥深い風味と、コーヒーのコクを楽しめます。

食後に飲みたくなる、上品なデザートカクテルですね。

 

このレシピにおすすめの、「レミーマルタンVSOP」についてはこちら↓ 

www.green-alaska.com

 

ウエストキラー

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【材料】

ブランデー 30ml

グランマニエ 15ml

アイスコーヒー 30ml

 

【作り方】

材料をシェーカーに入れ、氷を詰めてシェークする。

カクテルグラスに注ぎ、マラスキーノチェリーを飾る。

 

パレスホテル大宮オリジナルカクテル。

 

華やかさ、フルーティさ、ほろ苦さが三位一体となったバランスのいい味わい。

アルコールもしっかり効いて、飲みごたえ充分ですね。

 

カフェキルシュ

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【材料】

ブランデー 20ml

キルシュ 20ml

アイスコーヒー 20ml

 

【作り方】

材料を氷を入れたミキシングに注ぎ、ステアする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

チェリーのリキュール、「キルシュ」と合わせたレシピ。

 

澄みわたる味わいと、余韻のほろ苦さ。

香りが上品にまとまっていて、いいですね。

 

 

カクテルに使うコーヒーの選び方は?

基本的に、酸味が少なめの深煎りのコーヒーが合わせやすいと思いました。

  

 

なぜかというと、深煎りのコーヒーには、お酒に負けない力強い味わいがあるから

 

私も今回は、苦味の効いたコーヒーを使いましたね。

 

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※深煎りの豆と浅煎りの豆

 

インスタントコーヒーで作るなら、定番の「ネスカフェゴールドブレンド」なんかがおすすめです↓

(私も、昔はよくこれを使ってました)

 

もちろん、浅煎りの豆のカクテルを考えてみるのも面白いと思います。

私が試した中だと、ハーブリキュールとの組み合わせはなかなか良きでした。

 

 

コーヒーとお酒のペアリングを楽しもう 

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こうしてみると、いろいろな組み合わせを楽しむことができますね。

 

ここまで読んだあなたは、きっとコーヒー好きなはず。

そんな方なら、普段の一杯がより楽しくなること間違いなしです。

 

まずはシンプルなレシピから、ぜひお試しください。

 

 

【関連記事】

・水出しコーヒーの淹れ方 

www.green-alaska.com

 

・コーヒーとよく合うバーボン「ウッドフォードリザーブ」のレビュー 

www.green-alaska.com

 

・最高においしいカルーアミルクの作り方 

www.green-alaska.com

 

フレッシュなキウイを使ったカクテルレシピ7種【自宅で簡単】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回は、生のキウイを使って作るカクテルのレシピを紹介します。

 

 

ツイートにも書きましたが、通年楽しめるのが魅力。

 

おうちにある道具で作れるものも、たくさんあるので、ぜひどうぞ。

 

  

フレッシュキウイを使ったカクテルのレシピ

お手軽に作れるものから、順に紹介します。

 

キウイのラムトニック

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【材料】

ホワイトラム 30ml

キウイ1/2個

ライムジュース 1tsp

トニックウォーター 適量

 

【作り方】

グラスに皮をむいたキウイを入れて、マドルする。

ラム、ライムジュース、氷を入れてステアする。

トニックウォーターで満たして、軽く再ステアする。

 

キウイと相性のいいラムとの組み合わせ。

 

シンプルながら、みずみずしい味わいで絶品。

フルーツカクテルの良さが、一瞬で分かると思います。

 

おすすめのトニックウォーターについてはこちら↓ 

www.green-alaska.com

  

キウイの柚子トニック

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【材料】

柚子インフュージョンウォッカ 45ml

(ウォッカに柚子の皮を5日間漬け込んだもの)

キウイ 1個

レモンジュース 1tsp

シュガーシロップ 1tsp

 

【作り方】

シェーカーにキウイを入れ、マドルする。

ウォッカ、レモンジュース、シロップを加え、氷を入れてシェークする。

氷を入れたグラスに注ぎ、トニックウォーターで満たす。

 

先ほどのレシピより、少し本格的なレシピ

 

キウイの酸味に、柚子のさわやかさがよく合います。

こわだり派の人は、こちらもぜひどうぞ。

 

POINT

果肉が入るシェークのレシピの場合は、「ボストンシェーカー」を使うのがおすすめです。

 

通常のシェーカーですと、注ぎ口に果肉が詰まってしまうときがあります。

 

ボストンシェーカーの使い方、選び方はこちらの記事にて↓ 

www.green-alaska.com

  

キウイのラムカイピリーニャ

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【材料】

ホワイトラム 45ml

シュガーシロップ 2tsp

キウイ 1/2個

クラッシュドアイス

 

【作り方】

グラスにキウイとシロップを入れて、マドルする。

クラッシュドアイスとラムを加えて、よくステアする。

お好みでミントやキウイのスライスを飾る。

 

スタンダードレシピ「カイピリーニャ」のライムを、キウイに置き換えたレシピです。

 

甘酸っぱくトロピカル。

いやーこれは、夏の味ですね。

 

個人的には、かなり好みの味でした。

今回のレシピの中では、イチオシです。

 

POINT

ラムの他には、ウォッカ、カシャッサなどをベースにしてもOKです。

 

ゴールドキウイのパローマ

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【材料】

テキーラ 30ml

グレープフルーツジュース 15ml

ゴールドキウイ 1/2個

トニックウォーター 適量

 

【作り方】

グラスにキウイを入れて、マドルする。

テキーラ、グレープフルーツジュース、氷1個を加え、ステアする。

トニックウォーターで満たす。

 

「Whisk-e」公式YouTubeチャンネルからのレシピです。

 

「パローマ」はメキシコで人気のカクテル。

そこに、キウイが入ると一気にトロピカルになりますね。

 

今回のテキーラ「オルメカアルトス」についてはこちら↓ 

www.green-alaska.com

 

ゴールドキウイのマティーニ

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【材料】

ジン 45ml

ゴールドキウイ 1個

レモンジュース 1tsp

シュガーシロップ 1/2tsp

 

【作り方】

キウイをすりおろして、他材料とともにシェークする。

カクテルグラスに注ぎ、キウイのスライスを飾る。

 

キウイを使った、シンプルなフルーツマティーニ。

 

みずみずしく、トロピカルな風味がたまりません。

ジンの他に、ウォッカやラムベースにしても面白いと思います。

 

ベースはフルーツの風味が活きる「タンカレージン」がおすすめです↓

 

キウイギムレット

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【材料】

ローズマリーインフュージョンジン 30ml

(ジンにローズマリーを3日間漬け込んだもの)

キウイ 1個

ライムジュース 2tsp

シュガーシロップ 2tsp

 

【作り方】

シェーカーにキウイを入れて、マドルする。

他材料と氷を入れて、シェークする。

カクテルグラスに注ぎ、カットしたキウイを飾る。

 

「ギムレット」のアレンジレシピです。


ローズマリーとキウイ、実はよく合います。
ハーバルさが加わって、心地よい風味に仕上がりますね。

 

キウイのテキーラギムレット

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【材料】

テキーラ 45ml

キウイ 1個

ライムジュース 1tsp

シュガーシロップ 1tsp

 

【作り方】

シェーカーにキウイを入れて、マドルする。

他材料と氷を入れて、シェークする。

カクテルグラスに注ぐ。

 

テキーラベースも、かなりおすすめですね。

 

サッパリとして青々しい味わい。

ひとクセありますが、それもまた良きです。

 

 

キウイの加工方法

カクテルに使うためには、キウイをピュレ状に加工する必要があります。

 

おすすめのやり方は、次の3つです。

 

POINT

【キウイの加工方法3つ】

  • ペストルでマドルする(潰す)

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→クリアな味わいに

→つぶし加減で、果肉感を残すことができる

 

  • おろし器ですりおろす

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→ほどよい果肉感

→どのレシピにも使いやすい

 

  • ブレンダーを使う

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→トロッとした食感に

→他材料と、完全に一体化する

 

器具については、フレッシュフルーツの記事にて解説してあります↓ 

www.green-alaska.com

  

どれが正解、とかはないと思います。

仕上がりのイメージを考えて、できるものから選んでみてください。

 

 

キウイの旬は?

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旬のキウイを使うと、カクテルの味をさらに高めることができます。

 

ということで、キウイの旬はこちら。

 

【グリーンキウイ】4月下旬〜12月

【ゴールドキウイ】4月下旬〜9月

【国産のキウイ】12月〜4月

 

あまりイメージがないかもですが、このようにきっちり旬があります。

 

とはいえキウイは、通年手に入るというのも魅力のひとつ。

使いたいときに手にするのが、ベストなのかもしれませんね。

 

 

キウイのカクテルを自宅で楽しもう

簡単なものから、本格レシピまで幅広く紹介しました。

 

きっと、あなたの自宅でも作れそうなものもあったと思います。

みずみずしい味わいのカクテルを、ぜひ楽しんでみてください。

 

 

おすすめのフルーツカクテルブックはこちら↓(フルーツ41種類、カクテル80種のレシピが載っています。)

 

【関連記事】

・おすすめのカクテルブックまとめ 

www.green-alaska.com

 

・フレッシュメロンのカクテルレシピ 

www.green-alaska.com

 

・フルーツ系リキュールのおすすめまとめ  

www.green-alaska.com

 

ジョニーウォーカー黒(ブラックラベル)のレビュー【家飲みにも最適】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回は「ジョニーウォーカーブラック」のレビューを書いていきます。

 

 

この記事を読むと、

  • ジョニーウォーカーの魅力
  • 味わいを活かした飲み方
  • ハイボールを作るときのポイント
  • 少し意外な楽しみ方

を、学ぶことができます。

 

より深く楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

  

ジョニーウォーカーブラックラベルはどんなウイスキー?

 

まずは、基本情報をざっくりと。

 

【分類】ブレンデッドスコッチウイスキー

【原料】モルト、グレーン

【製造国】イギリス

【アルコール度数】40%

【内容量】700ml

【価格】約2400円(amazon参考)

 

ブレンデッドのスコッチウイスキーですね。

 

スコッチウイスキーとは? - Wikipedia

ブレンデッドウイスキーとは? - Suntory

 

ジョニーウォーカーには、レッド、ゴールドのようにバリエーションがありますが…

その中でもブラックはフラグシップモデル(看板商品)という位置づけ。

 

つまり、これを飲めばジョニーウォーカーの魅力がよく分かるというわけですね。

値段も安く、自宅用としてもちょうどいい感じです。

 

 

ジョニーウォーカーの特徴、魅力

次の3つです。

 

  • 驚くほどバランスのいい味わい
  • 世界でいちばん売れているスコッチ
  • ブランドコンセプトがカッコいい

 

一見すると、「ありふれているウイスキー」

でも、深く付き合ってみると、意外とニクいやつ。

私は、そんなイメージがありますね。

 

順番に、みていきましょう。

 

バランスのいい味わい。その秘密は?

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40〜50種類のウイスキーをブレンドすることで、絶妙なバランスを作り出しています。

 

【ジョニーウォーカーブラックのキーモルト】

  • カーデュ

ライトな味わい、スムースな飲み心地が特徴。

  • ラガヴーリン

力強い味わい、スモーキーフレーバーが特徴。

  • タリスカー

潮の香り、黒胡椒のようなスパイシーさが特徴。

※この他、40種以上の原酒をブレンドして作られる

 

多くの原酒をブレンドして、おいしいウイスキーを作り出す…。

素人目に見ても、大変な作業ですよね。

 

それが実現できているのは、ブレンダーの高い技術があってこそと言えるでしょう。

 

POINT

なぜ、こんなに多くの原酒を使っているのか?

それは、品質の安定のためなんだそうです。

 

一つの原酒の味が大きく変わったとしても、ブレンドの加減によってバランスをキープできる…というわけです。

 

世界でいちばん売れているスコッチウイスキー

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【スコッチの世界売上ランキング】

  1. ジョニーウォーカー 1830万ケース
  2. バランタイン 690万ケース
  3. グランツ 450万ケース
  4. シーバスリーガル 420万ケース
  5. J&B 340万ケース

 

※2017年の売り上げデータ(1ケース=9リットル)

参照:スピリッツビジネス

 

圧倒的ですね。

2位のバランタインとは、2.5倍ほどの差がひらいています。 

 

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drinks international 「世界のトップバーが選ぶスコッチの販売ランキング」では1位。「スコッチのトレンドランキング」では3位。

 

もちろん、「売れている=美味しい」とは必ずしもいえません。

が、多くの人が手にとるからにはそれなりの理由があるというのも事実です。

 

ジョニーウォーカーの場合は、値段と味わいのバランスが優れていることが理由だと、私は思います。

 

ジョニーウォーカーが掲げる信念

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ジョニーウォーカーはブランドコンセプトが、またカッコいい。

"Keep walking" という精神です。

 

「常に進化し、立ち止まらない」

 

それを体現しているのが、ラベルに描かれている紳士。

「ストライディングマン」です。

 

POINT

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【ストライディングマン】

大股で闊歩する伊達男。

創業者である「ジョン・ウォーカー」をモチーフにしたキャラクターです。

 

いつの時代も堂々と歩き続ける…。

こういうのって、カッコいいですよね。

 

ちなみに、右向きなのは「未来の方向は右側である」という考えからなんだそうです。

 

※ジョニーウォーカーの歴史については、ウイスキーレクチャラーの資格を持つ "yaffee" さんのブログにきれいにまとめてあります。

知識を深めたいかたは、こちらもぜひどうぞ↓

 

 

ジョニーウォーカーブラックラベルのテイスティングレビュー

常温ストレートで味わってみます。

 

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いやー、思わずうんうんと頷いてしまいます。(笑)

シンプルに、味わいの完成度が高いんですよね。

 

さらりとしていながら、芯のある味わい。

複雑で、メロウな甘さ。

ほどよいスモーキーさは、力強い印象も与えてくれます。

 

まさに、ドレスアップをした紳士のイメージ。

「名は体を表す」とはこのことでしょう。

 

 

ジョニーウォーカーブラックラベルを色々な飲み方で飲んで評価

 

ストレート ◯

ロック ◎

ハイボール ◎

水割り ◯

トワイスアップ ◯

※筆者の主観による評価です

 

冷やしたり加水したりしても、味わいのバランスが崩れにくいのがいいですね。

 

ひとつずつ感想をどうぞ。

(ストレートについては先ほど書いたので割愛)

 

ロック

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ジョニーウォーカーといえば、やっぱりこれですね。

 

氷で冷えても、香りや味わいがしっかりキープされているのがすばらしい。

初めて飲むなら、まっさきに試してほしい飲み方です。

 

ハイボール

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これぞ、スコッチハイボール!な味わい。

 

甘い香り、ほどよいピート。

飲みごたえもあり、バランス良しです。

 

おいしいハイボールを作るためのセオリーについては、こちら↓  

www.green-alaska.com

  

水割り

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とてもスムースな口当たり。

風味は、フルーティな印象が強くなります。

 

ジョニーウォーカーで水割りはあまり聞かないですが、いいですね。

 

さすがに、食事に合わせるのはちょっと難しいですが…

塩気の効いたナッツなんかにはベストマッチです。

 

トワイスアップ

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こちらもあまりジョニーウォーカーでやるイメージはないですが、なかなか良いです。

 

甘さが、一気に花開きます。

ほろ苦さとのかけあわせが心地よいですね。

 

 

ジョニーウォーカーブラックラベルで作るカクテルのレシピ

ジョニーウォーカーブラックは、実はカクテルベースとしても優秀。

飲むときの選択肢に加えると、より深く楽しむことができますね。

 

Twitterに、私が作ったときのレポートを書いていたので、こちらを参考にどうぞ。

 

※シェークせずにグラスの中で混ぜ合わせてもOK

 

※シェークせずにグラスの中で混ぜ合わせてもOK

 


カクテルだと、ウイスキー特有のクセも和らぎます。

 

「ウイスキーの味に少し抵抗がある…」

という方は、親しみやすいカクテルから触れてみるのも、賢い選択肢かもしれませんね。

 

カクテル道具の選び方についてはこちら↓ 

www.green-alaska.com

 

 

ジョニーウォーカーブラックラベルのまとめ

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最後にざっくりとまとめます。

 

【まとめ】

  • ブレンデッドのスコッチウイスキー
  • スコッチ売上世界一(ブランド合算)
  • バランスの取れた、芯のある味わい
  • ストーリーがカッコいい
  • ロックとハイボールで飲むと特においしい
  • カクテルベースとしても優秀

 

改めて深掘りしてみると、とても魅力的であるということが分かったと思います。

 

ウイスキーを飲んでいくなら、いずれは口にするであろう銘酒。

せっかくなら、この機会に味わってみてはいかがでしょうか?

 

 

今回、記事を紹介させていただいたyaffeeさんのブログはこちら↓

 

 

【関連記事】

・ウイスキーベースのスタンダードカクテルレシピ  

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・「シーバスリーガル ミズナラエディション」のレビュー 

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・カクテル初心者におすすめの「ビルド」のレシピ 

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「ブッシュミルズ」のレビューと美味しい飲み方【気軽さが魅力】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

「ブッシュミルズ」というウイスキーを買ってみました。

 

 

今回は、このブッシュミルズのレビューとおいしかった飲み方を書いていきます。

 

定番の飲み方から、人気のカクテルまで。

さまざまな楽しみ方ができるウイスキーでした。

 

軽やかな味わいが好きな方なんかは、ぜひどうぞ。

 

 

ブッシュミルズは気軽に楽しめるのがなによりの魅力

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私が考える、ブッシュミルズの1番の魅力は「気軽さ」です。

 

軽やかで、メロウな味わい。

身がまえることなく、自然体で楽しめるのがいいところだと思いました。

 

ただ、これだとアイリッシュウイスキー全般にもいえる特徴ですよね。

 

というわけで、ここからはブッシュミルズだけがもつ特色について、掘り下げていきます。

 

 

ブッシュミルズの特徴

 

まずは、特徴をざっくりと。

 

【分類】ウイスキー

【原材料】大麦麦芽、グレーン

【製造国】アイルランド

【アルコール度数】40%

【価格】約1800円(amazon参考)

 

アイルランドのウイスキー。

いわゆる「アイリッシュウイスキー」です。

 

「ブッシュミルズ蒸留所」は、1608年創業ともいわれ、アイリッシュウイスキー最古の蒸留所のひとつとなります。

 

以下、公式のテイスティングノートです。

 

【香り】
軽やかで、フルーティーかつスパイシー。バニラの香りの後にクリームブリュレのような香りが続く。


【味わい】
穏やかな温かみがあり、口いっぱいに味わいが広がっていく。ほのかなハチミツの甘さも感じる。


【余韻】
すっきりとしたクリスプな後味。かすかなスパイスのニュアンスも。

ブッシュミルズブランドサイトより引用

 

アイリッシュウイスキーらしい、軽やかでスムーズな味わい。

 

まだウイスキーを飲み慣れていない方にも、うってつけの銘柄といえそうですね。

 

 

ブッシュミルズのテイスティングレビュー

 常温ストレートで飲んでみましょう。

 

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非常にまろやかでスムース。

これは、肩肘はらずに楽しめる感じですね。

 

風味としては、はちみつ、ほんのりバニラ、そしてフルーティ。

淡く穏やかな味わいです。

 

余韻にはひかえめなスパイシーさと、ほろ苦さも。

まるで日常に溶け込むような、ナチュラルなテイストですね。

 

POINT

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アイリッシュのもうひとつの定番といえば「ジェムソン」

ブッシュミルズは、こちらと比べると…

 

  • 焼き菓子のような、甘い香りがある
  • やや、フルーティ
  • ジェムソンのようなウッディさはない

 

どちらも軽めのウイスキーですが、細かいニュアンスには差がありますね。

 

 

ブッシュミルズを色々な飲み方で飲んでみました

ウイスキーの定番の飲み方を試してみました。

私の感想は、こちら。

 

ストレート ◯

ロック △

ハイボール ◎

水割り ◎

トワイスアップ △

※筆者の主観による評価です

 

ロックから、順番にレビューをします。

(ストレートの感想は、先ほど書いたので省略)

 

ロック

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私としては、ちょっと軽すぎるかな?という印象。

 

このあたりは、正直好みです。

が、香りはやっぱり閉じた感じになってしまってますね。

 

ハイボール

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モルティーさとフルーティさのバランスがよいです。

個人的には、かなりオススメ。

 

甘さも、不思議と増したような感じになります。

 

おいしいハイボールを作るためのセオリーについては、こちら↓ 

www.green-alaska.com

  

水割り

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非常にスムースな口当たり。

すっきりした甘さで、楽しむことができます。

 

ちなみに今回の割合は1:2。

個人的には、ちょっと濃いめがいいと思います。

 

トワイスアップ

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スパイシーな要素を強く感じます。

 

悪くはないと思いますが、ちょっと奥行きが足りない感じも…?

 

POINT

というわけで、個人的にはハイボールと水割りがイチオシです。

 

人によって好みが出ると思うので、みなさんもいろいろ試してみてください。

 

 

ブッシュミルズで作るアイリッシュコーヒー

アイリッシュウイスキーといえば、人気の飲み方は「アイリッシュコーヒー」ですね。

 

ということで、ブッシュミルズで作ってみました。

 

【材料】

アイリッシュウイスキー 30ml

ホットコーヒー 120ml

コーヒーシュガー 10g

生クリーム 15ml

 

【作り方】

グラスに生クリーム以外の材料を入れて混ぜ、コーヒーシュガーを溶かす。

軽くホイップした生クリームをフロートする。

 

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モルトのコクと、リッチな甘さを感じる一杯となりました。

ブッシュミルズベース、かなり感触がよいですね。

 

ちなみに、氷で冷やして作っても美味でした。

 

 

こちらも、ぜひ試していただきたいレシピですね。

 

 

ブッシュミルズで作るウイスキーカクテル

アイリッシュコーヒー以外のカクテルも、色々作ってみました。 

 

ブッシュミルズを楽しむ際の、参考にしてみてください。

 

 

どれも、自然なテイストに仕上がりました。

 

副材料を引き立て、上手く調和してくれますね。

あっさりとしたウイスキーなので、カクテルベースとしても優秀みたいです。

 

 

ブッシュミルズのまとめ

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最後に、ざっくりとまとめます。

 

【ブッシュミルズのまとめ】

  • 歴史ある蒸留所のウイスキー
  • 軽やかでメロウな味わい
  • 飲み方はハイボールがおすすめ
  • アイリッシュコーヒーにも◯
  • カクテルベースにも◯
  • 気軽に楽しめるのが、なによりの魅力

 

普段飲みのウイスキーとして、とても優秀な銘柄だと思いました。

 

特に、軽やかで飲みやすいウイスキーをお探しの方には、まさにうってつけの一本ですね。

 

ぜひ、多彩な飲み方で楽しんでみてください。

 

 

ちなみに今回紹介したのは、ブッシュミルズのスタンダードモデル。

この他に、長期熟成のモデルなんかもあるので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

【関連記事】

・バーボンベースのカクテル紹介 

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・「ウッドフォードリザーブ」のレビュー 

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・おすすめのカクテル道具 

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リキュール「サンジェルマン」のレビュー【カクテルレシピ13種】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

「サンジェルマン」というお酒を手に入れました。

 

 

エルダーフラワーのリキュールですね。

今回は、こちらのレビューを書いていきます。

 

ちょっと珍しいお酒で、飲み方にも迷うところ。

ですが、おいしい飲み方を知れば、とても満足度の高いリキュールだと感じると思います。

 

家飲みに華やかなアクセントを加えたい方は、ぜひどうぞ。

 

  

 

サンジェルマン リキュールの特徴

 

まずは特徴について、ざっくりと。

 

【分類】リキュール

【原材料】エルダーフラワー、オードヴィー、グレーンスピリッツ

【製造国】フランス

【アルコール度数】20%

【価格】約4000円(amazon参考)

 

エルダーフラワー(セイヨウニワトコ)のリキュールです。

 

エルダーフラワーは、マスカットのような香りがある植物。

ヨーロッパでは、ハーブティーやシロップの材料として使われたりしますね。

 

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セイヨウニワトコ - Wikipedia

 

以下、公式のテイスティングノートです。

 

・香り
フローラルで、ほのかなフレッシュマスカットのさわやかで甘い香り


・味わい
トロピカルフルーツ、グレープフルーツ、洋ナシの甘さが広がるフレッシュな味わい

バカルディジャパン サンジェルマンブランドサイトより

 

 

サンジェルマン リキュールのこだわりの製法 

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サンジェルマンブランドサイトより

 

職人が手摘みでエルダーフラワーを収穫

フレッシュな状態でお湯に漬け込み、風味を抽出

オードヴィー(フルーツ由来のスピリッツ)とグレーンスピリッツをブレンド

糖分を加え、合成着色料、保存料不使用で仕上げる

 

エルダーフラワーは、手摘みですばやく丁寧に収穫されます。

これにより、花粉もフレーバー作りに活かすことができるのだそうです。

 

自然で高品質なものを作り上げよう、という意匠が感じられる製法ですね。

 

 

サンジェルマン リキュールのテイスティングレビュー

常温ストレートで飲んでみます。

 

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うーん、華やかフルーティ。

もうちょっと独特な感じかと思ったら、親しみのもてる味わいですね。

 

まず、気づくのはエルダーフラワー特有のマスカット香の豊かさ。

グラスに口を近づけたときから、はっきりと主張してきます。

 

味わいは甘さがやや強め、酸味もそこそこありますね。

 

POINT

花系、というよりフルーツリキュールのようだと感じるかもしれません。

 

親しみをもてる味わいながら、新しくもある。

それが、サンジェルマンの魅力ですね。

 

 

サンジェルマン リキュールのお手軽な飲み方

気軽に飲むのなら、割り材で割るのがおすすめです。

 

いろいろ試してみて、私がおいしいと思ったものはこちら。

 

  • トニック割り
  • ソーダ割り
  • 紅茶割り
  • スパークリングワイン割り

 

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サンジェルマンに甘みがしっかりあるので、割り材は甘さのないものがおすすめです。

 

というか、ソーダ割りがめちゃくちゃ美味しいですね…。

レモンピールなんかしちゃえば、それはもう特別感のある一杯になっちゃいます。

 

POINT

割るときは、サンジェルマン30mlに対して、割り材90〜120mlの比率がおすすめです。

 

もちろん、お好みで調整可です。

 

作るときに注意が1つ。

サンジェルマンは糖度が高めで、やや混ざりづらいです。

 

なので、割るときは、

  • 割り材を氷に当てないように注ぐ
  • ステアをややしっかりめに行う

のがいいでしょう。

 

上手に作りたい方は、ジントニックの記事も参考にどうぞ↓ 

www.green-alaska.com

 

 

サンジェルマン リキュールを使ったカクテルのレシピ

本格的なカクテルも、いろいろ作ってみました。

 

Twitterに感想を書いていたので、そちらをどうぞ。

 


カクテルの材料としては、かなり使いやすいですね。

 

特にジンや白ワイン、レモンとの相性は抜群。

「サンジェルマンカクテル」は、ぜひ作っていただきたい一杯です。

 

POINT

ミックスする材料によって、前面に出る風味が変わってくるのも面白いですね。

 

マスカット、柑橘、フラワー、パイナップルなど…。

いい意味で、想像していた味を裏切ってくれることもあります。

 

 

サンジェルマン リキュールのまとめ

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最後に、ざっくりとまとめて終わります。

 

【サンジェルマンのまとめ】

  • エルダーフラワーのリキュール
  • 手摘み収穫、無添加のピュアなお酒
  • 華やかで、マスカットに似た香り
  • 甘さははっきり、フルーティ
  • シンプルな飲み方でも、かなりの美味しさ
  • 副材料との馴染みもよし
  • 価格はやや高めだが、満足度も高め

 

単調になりがちな自宅飲みに、ほどよいアクセントを加えてくれるリキュール。

すこし珍しいフレーバーに興味があるなら、試す価値アリですね。

 

値段だけはややネックになりますが、私としては相応の価値があると思います。

 

ぜひ、手にとってみてください。

 

 

 

【関連記事】

・ニオイスミレのリキュール「パルフェタムール」のカクテルレシピ 

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・「ボンベイサファイア」ジンのレビュー 

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・「六 Roku」ジンのレビュー

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「奏 kanade」桜リキュールのレビュー【+カクテルレシピ10種】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

「奏 kanade」桜リキュールを買ったので、レビューしたいと思います。

 

 

いつものように、色々な飲み方で良さを探ってみました。

 

私の感想としては、

「桜リキュールの新定番となりうる実力アリ」

といった感じですね。

 

特徴と魅力について、紹介していきます。

 

  

 

奏 kanade 桜リキュールの特徴

 

まずは、特徴をざっくりとどうぞ。

 

【分類】リキュール

【製造国】日本

【メーカー】サントリー

【原材料】桜の花、桜の葉

【アルコール度数】22%

【価格】約2200円(amazon参考)

 

サントリーが販売する、「ジャパニーズクラフトリキュール」のラインナップのひとつ。

 

「桜」は、2020年1月から発売の新フレーバーですね。

 

以下、公式の紹介文です。

 

奥ゆかしく香り、華やかに広がる。
桜の風味を活かした、うららかな味わい。

 

ふんわりと開いた桜の花をひとつひとつ摘み取り、スピリッツに漬け込んで繊細な香味を抽出しました。

同じように漬け込んだ桜葉の原料酒と組み合わせ、匠の技で丁寧にブレンドしています。

サントリー 奏 kanade ブランドサイトより

 

 

奏 kanade 桜リキュールのテイスティングレビュー

常温ストレートで、味わいをたしかめてみます。

 

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うん、とても華やかですね。

これは美味しい…。

 

桜と聞いてイメージする味わいが、みごとに再現されていますね。

花だけではなく、葉の風味もよく感じることができます。

 

私の感覚だと、ほのかな塩気もあるように感じます。

まるで、桜餅みたいな味わいですね。

 

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同じくサントリー製の「ジャポネ桜」と、味わいを比較してみました。

 

POINT

【ジャポネ桜との差】

  • 甘み、色はほぼ同じ
  • 奏 kanadeの方がフローラルな印象
  • 奏 kanadeの方がアルコールの角が丸い

 

奏 kanadeの方は香り立ちもよく、自然な味わいだと、私は思いました。

 

同メーカーの後発品ということで、「キッチリ改良してきたな…」という感じですね。

 

 

奏 kanade 桜リキュールのお手軽な飲み方

私が試した中で、おいしいと思ったのはこちら。

 

  • ソーダ割り
  • トニック割り
  • ミルク割り
  • グレープフルーツジュース割り
  • アップルジュース割り
  • オレンジジュース割り

 

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意外と、何にでもマッチしちゃう感じですね。

どの飲み方も、華やかさがあっておいしいです。

 

ちなみに、私のおすすめはミルク割り。

デザート感がたまらないです…。

 

POINT

割るときには、奏30mlに対して割り材60〜90mlくらいの比率が、私のおすすめです。

 

もちろん、お好みで調整可です。

 

 

奏 kanade 桜リキュールで作る本格カクテル

本格的なレシピも、色々作ってみました。

 

感想をTwitterに投稿していたので、そちらをどうぞ。

 


カクテル向けに作られただけあって、自然な仕上がりになってくれます。

 

同じくサントリーのジン、「六 Roku」とは特になじみがいいですね。

レシピのバリエーションも増えるので、余裕があればぜひどうぞ。

 

「六 Roku」のレビュー記事はこちら↓ 

www.green-alaska.com

 

カクテルのレシピはこちらも参考にどうぞ↓ 

www.green-alaska.com

 

 

奏 kanade 桜リキュールのまとめ

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最後に、ざっくりとまとめて終わります。

 

【奏 kanade 桜リキュールのまとめ】

  • 桜の花と葉の、はなやかな風味
  • 甘みも適度で、カクテルに使いやすい
  • お手軽で、おいしい飲み方も多数
  • ほかの桜リキュールと比べると、ややフローラル

 

桜リキュールの新定番ともなりうるクオリティ。

これから桜リキュールを買おうと考えている人なら、かなり無難な選択肢になると思います。

 

季節感を演出するにも、もってこい。

価格もお手頃ですし、試してみてはいかがでしょうか?

 

 

ちなみに奏には、「桜」の他に「白桃」「柚子」「抹茶」のバリエーションがあります。

 

当サイト(NomiLOG)のレビューはこちらの記事からどうぞ↓ 

www.green-alaska.com

 

 

【関連記事】

・奏 白桃リキュールのレビュー 

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・ウォッカ9銘柄の味わい比較 

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・桜餅のような香りのウォッカ「ズブロッカ」のレビュー

www.green-alaska.com

 

国産ジン「六 Roku」のレビュー【ハイクオリティな和のジン】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

 

自宅でカクテルを作っています。

ジンは大好きで、いろいろな銘柄を飲んでいます。

 

今回は、ジャパニーズジン「六 Roku」のレビューです。

 

 

「ハイクオリティーなジャパニーズジンが欲しい!」

という方は、要チェックな銘柄ですね。

 

色々な飲み方で良さを探ってみたので、ぜひ参考にどうぞ。

 

 

「六 Roku」はどのようなジン?

 

まずは「六 Roku」について、ざっくりと見ていきましょう。

 

【種別】ドライジン

【製造国】日本

【メーカー】サントリー

【アルコール度数】47%

【容量】700ml

【価格】約4000円(メーカー希望小売価格)

 

サントリースピリッツ(株)と、ビームサントリー社が共同開発したクラフトジンですね。

→サントリー公式ブランドサイトはこちら

 

世界的なクラフトジンブームに答える形で、リリースされ、国内外から高い評価を得ています。

 

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※2020年 drinks internationalによるトップバーのジンランキング。

「六 Roku」は「ジン売り上げランキング」で9位、「ジンのトレンドランキング」で4位にランクイン。

 

それでは「六 Roku」には、どのような魅力があるのか?

ということで、特徴を見てみましょう。

 

 

「六 Roku」の特徴、ボタニカル

ジンの特徴を決定づけるのは、なんといってもボタニカル。

「六 Roku」の場合は、このようになっています。

 

【和素材のボタニカル6種】

桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子

 

【伝統的なボタニカル8種】

ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、アンジェリカシード、カルダモンシード、シナモン、ビターオレンジピール、レモンピール

 

和素材を使っていることが特徴ですね。

それでいて、基本のボタニカルもしっかりおさえています。

 

「六 Roku」というネーミングは、この6種の和素材から付けられたのだそうですよ。

 

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ちなみに、ボトルデザインも六角形。

こだわりが見られますね。

 

POINT

【六 Rokuの製造方法】

ボタニカルを4つのタイプに分け、それぞれ違う蒸留機で蒸留

できあがった原酒を、ブレンダーが独自の感性でブレンド

 

ジャパニーズクラフトジンの先駆けである、「季の美」でも採用されていた手法ですね。

 

サントリーは、ウイスキー作りにも長い歴史を持つメーカー。

その高いブレンド技術を活かして、作られているジンであると予想できます。

 

「季の美」についてはこちら↓ 

www.green-alaska.com

 

 

「六 Roku」のテイスティングレビュー

常温ストレートで味わってみましょう。

 

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やわらかで華やか、ジュニパーもしっかり。

いやー、これは美味いですよ…!

 

口にするとシトラスからジュニパー、桜。

そして余韻には、山椒のスパイシーさを感じます。

 

バランス感が絶妙で、質の高いジンだと実感できますね。

 

POINT

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手持ちのジンの中で、近い味わいかも?と思ったものと比べてみました。

 

【ボタニストとの比較】

  • Rokuの方がスパイシー
  • 風味のベクトルは違う

 

【翠との比較】

  • 香りは少し似ているが、Rokuの方が華やか
  • Rokuの方がジュニパーが効いている
  • Rokuの方が「濃い」

 

どちらとも似てはいないですね。

和素材の風味が独特なので、似ているジンってあまり無いと思います。

 

個性を持ちながらも、ジンらしい味わいになっているのがすばらしいですね。

 

 

「六 Roku」で色々なジントニックを作ってみました

トニックやライムなど、条件を変えて色々なレシピで作ってみました。

 

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うん。どれも、かなりの美味しさです。

ちなみに私は、試した中だとこんなレシピが1番好きでした。

 

【材料】

六 Roku 40ml

トニックウォーター(フィーバーツリー) 90ml

炭酸水 約30ml

 

【作り方】

グラスに氷を入れてRokuを注ぎ、ステアする。

トニックウォーター、炭酸水の順に注ぎ、軽くステアする。

 

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このレシピだと、「六 Roku」の良さのひとつである、桜のフレーバーがよく感じられるのがいいですね。

 

炭酸水が入ることで、フィーバーツリーの苦味も抑えられ、バランスが良くなったと思います。

 

「フィーバーツリー」についてはこちら↓ 

www.green-alaska.com

 

 

「六 Roku」のお手軽な飲み方

その他、お手軽な飲み方だと、この辺りが美味しいと思いました。

 

  • ソーダ割り
  • お湯割り
  • 水割り
  • オン・ザ・ロック

 

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ソーダ割りはサントリー公式でも、おすすめされていますね。

生姜、大葉、レモンなどのトッピングもおすすめとのことです。

 

食事ともよく合うので、どんな料理に合わせてみようかな?と考えるのがなかなか楽しいです。

 

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※木の芽(山椒の葉)を加えたソーダ割りと、木の芽のジェノベーゼパスタのペアリング

 

この辺りは、日本のジンならではの楽しみ方だと思います。

 

POINT

水割り、お湯割りはRokuと1:2で割るのがおすすめです。

 

もちろん、お好みで調整可です。

 

自宅でジンソーダを楽しむときは、こちらも参考にどうぞ↓  

www.green-alaska.com

 

 

「六 Roku」で色々なカクテルを作ってみました

スタンダードレシピから、独自レシピまで色々やってみました。

 

Twitterの方に、レシピと感想を書いていたので、そちらをどうぞ。

 

 

 

汎用的にいろいろ使えますね。

どれも、柔らかで上品に仕上がっていい感じです。


和素材とのペアリングは、特にすばらしい。

「さくらさくら」は、リキュールも揃えて作る価値ありだと、私は思います。

 

この他のジンカクテルレシピは、こちら↓ 

www.green-alaska.com

 

  

「六 Roku」は伝統的な味わいと豊かな個性をあわせ持つジン

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最後に「六 Roku」の特徴をざっくりまとめて、終わりにします。

 

【「六 Roku」についてのまとめ】

  • 和素材を使った高品質なジン
  • ジュニパーもしっかり効いた正統派
  • 味わいのバランス感が絶妙
  • カクテルベースとして使いやすい

 

個人的には、かなり満足度の高いジンでしたね。

 

クラフトジンに興味があるなら、いずれは手にすることになるジンだと思います。

 

家飲みのクオリティをググッと引き上げたい方は、ぜひ手に取ってみてください。

 

 

ちなみにサントリーでは、この他にも「和」をコンセプトとしたお酒を作っています。

 

  • 奏 Kanade リキュール
  • 翠 Sui ジン
  • 白 Haku ウォッカ  

 

当サイト(NomiLOG)で、そちらのレビュー記事も書いています。

合わせてどうぞ。

 

・奏 Kanade リキュール 

www.green-alaska.com

  
・翠 Sui ジン 

www.green-alaska.com

 
・白 Haku ウォッカ  

www.green-alaska.com

  

 

【関連記事】

・山椒の効いたジャパニーズジン、「ニッカカフェジン」のレビュー 

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・柑橘の風味豊かなジン「桜尾ジンオリジナル」のレビュー 

www.green-alaska.com

 

・「No.3 ロンドンドライジン」のレビュー 

www.green-alaska.com