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カクテルやウイスキー、リキュールなどの洋酒の楽しみ方を紹介します

いつものカクテルを少し格上げ!苦味酒「ビターズ」を使ったカクテルとその魅力について紹介

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ビターズとは

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http://www.independent.co.uk/

 

ビターズとは苦味酒のことです

昔は胃薬や強壮剤として使用されていましたが、現在はカクテルの材料として使われることが多いお酒です

原料はラムやウォッカなどのスピリッツとスパイスやハーブ類、柑橘類の皮など。その名の通りビターなテイストと鮮烈な香りが特徴のお酒となっています

ビターズが持つスパイスやハーブ由来の複雑な味や香りはカクテルに奥深さを与えてくれます

 

ちなみに最近流行中の同名の缶入りのチューハイとはまったくの別物。あちらはアルコール度数9%ほどのゴクゴク飲める爽やかな味ですが、今回紹介するビターズは一般的に度数45度前後のものが多いです。味の方もお酒というより薬に近いかもしれないですね

 

 

ビターズの使い方

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https://www.behindthebar.com/blog/cocktail-bitters-types-recipes-history-use/

 

前述の通り、お酒というよりは薬のような独特のテイストを持つビターズ。正直、単品で飲んでも苦いばかりであまり美味しいものとは言い難い味です

ではビターズはどのように使えばいいのでしょうか?

その答えは「カクテルの隠し味として少量だけ加えること」です

 

もっとも一般的なのはジントニックの風味付けに使うことです。ジントニックにビターズを1〜2ダッシュほど加えることにより、味の輪郭が引き締まり香りに奥深さが出ます。アルコールの当たりが強すぎると感じた時に加えれば口当たりも幾分かまろやかになります

ちなみに1ダッシュという単位はビターズボトルを一振りした時にグラスに落ちる分量のことを指します。だいたい1ダッシュが2〜3滴くらいになりますね

 

ジントニックの他にはマンハッタンやロブロイといったようなショートカクテルの材料としても使われています

このようにビターズはクラシックなカクテルのレシピの材料としてよく登場するためバーには欠かせないお酒となっています。こだわっているお店だと数十種類ものビターズを常備してあることもあり、それらを使ったカクテルの味は非常に個性的です

近年では様々な材料を使って自家製のビターズを作るお店も増えています。人とは違う自分だけのカクテルを作りたい、という方にはビターズはうってつけの材料だと言えますね

 

カクテルにほんの少し加えるだけで味に深みを持たせることのできるビターズ。とても便利なお酒に感じるかもしれませんが、調子に乗って入れすぎないように注意しましょう

強い苦味と鮮烈な風味のビターズは入れすぎるとカクテルの味のバランスを崩してしまいます

カクテルのレシピにもよりますが、基本的に使う量は1〜3ダッシュに留めておくようにしましょう

ほんの少量ですが、それだけでも十分に効果を感じることができます

 

 

ビターズの種類

様々な種類のビターズが市販されていますが、有名なのはアンゴスチュラアロマチックビターズとオレンジビターズの2種類でしょう

この2つのビターズはいくつかのカクテルのレシピに組み込まれているため、大抵のバーには常備されています

 

アンゴスチュラビターズ

 

市販のビターズの中ではもっとも有名な銘柄。ただ単に「ビターズ」というとこちらを想像する方も多いでしょう

リンドウや様々なハーブ、スパイス類をラムに漬け込んで作られており、なんともいえない奥深い香りが特徴的です

身近なもので例えるなら味はうがい薬に似ているようにも感じます。それがカクテルに入ると複雑な味を生み出してくれるのだから驚きですね

ちなみにアンゴスチュラとはミカン科の樹木のこと。以前はその樹木の樹皮が原料として使われていましたが現在は使用されていません

  

主にアンゴスチュラビターズが使われるカクテルはジントニック、オールドファッションド、マンハッタンなど

カクテルの他にはグラスに注いだミネラルウォーターにビターズを数滴加えたビターズウォーターという飲み方もオススメです。そのスッキリとした味と柔らかな香りにはリラックス効果があり、酔い覚ましにも効くと言われています

 

オレンジビターズ

 

こちらはオレンジなどの柑橘類の風味が特徴のビターズです

柑橘類の皮やスパイスをスピリッツに浸漬して作られており、アンゴスチュラビターズと比較すると苦味成分は抑え目。その分鮮烈なオレンジの風味が際立っています

アンゴスチュラビターズよりはカクテルレシピに登場する機会は少ないですが、工夫次第でさまざまなカクテルの味に変化をつけることができます

オレンジビターズが使われるカクテルはアベイ、アドニス、バンブーなど。スプモーニやマティーニの隠し味として使っても面白い効果が現れます

 

 

ビターズを使ったカクテル 

ビターズは様々なカクテルの隠し味として使われています。クラシックなカクテルのレシピに組み込まれていることも多いですが、近年では既存のカクテルのニュアンスを変化させる手段として模索がされています

定番の使い方から、ちょっと変わった使い方までいくつか紹介してみようかと思いますので、みなさまも遊び心を持って色々なカクテルに加えてみてはいかがでしょうか?

 

ジントニック

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https://www.31dover.com/blog/spotlight-on-bitter-union/

 

アンゴスチュラビターズの定番の使い方、ジントニックに加えるアレンジ方法です

前述の通り、ジントニックにビターズを加えることによって味の変化を楽しむことができます

加えるタイミングはジンをステアする前というのが一般的。ビターズの色によってピンク色になったジントニックは見た目にも鮮やかです

 

マティーニ

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http://drinks.seriouseats.com/2014/04/best-celery-bitters-why-you-need-them-savory-cocktail-ideas.html

 

マティーニのアレンジにもビターズが活躍してくれます

ビターズ、特にオレンジビターズを加えることにより香りが多層的になり、フレッシュでエッジの効いた味わいを作り出すことができます

フルーティなニュアンスも出てくるのでベルモット独特の熟成香が苦手、という方でも抵抗無く飲めそうな味になると思います

 

カシスソーダ

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http://iwamoto-hiroyoshi.com/cocktail/130612/

 

カシスソーダにビターズ?少し変わった組み合わせに思えるかもしれませんが、昔のレシピではアンゴスチュラビターズが加えられていたそうです

カシスソーダを作る際、現代のレシピではレモンジュースなどを加えて爽やかさを出していますが、それに代わってビターズを加えることにより重厚な味に変化します

カシスソーダというと女性が好むイメージがありますが、ビターズ入りのものは飲みごたえがあるので男性にもぜひ勧めたいところです

 

アラスカ

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http://www.theboozepig.com/2015/01/classic-cocktail-alaska.html

 

ジンにシャルトリューズジョーヌをミックスしたカクテルのアラスカ

カシスソーダと同じくアラスカも昔のレシピではビターズを加えて作られていたという話があります

こちらに使うのはオレンジビターズ。確かにその昔のレシピに従って3ダッシュほど加えてみると、シャープな印象のアラスカの味に華やかさが加わります

なかなか素晴らしい味になっていると思うのですが、スタンダードなレシピではなぜ省かれてしまったのでしょうか…不思議なものです

 

ファイン&ダンディ

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http://www.thedrinkkings.com/fine-dandy-recipe/

 

ジンとコアントロー、レモンジュース、アンゴスチュラビターズで作られるカクテルです

レシピだけ見るとホワイトレディにアンゴスチュラビターズを加えたカクテル、といったところ。ただ味わいの方はホワイトレディのキリッとしたシャープな味わいとは違い、重厚さが出てきて飲みごたえがあるカクテルとなっています

ホワイトレディが女性的なカクテルならファイン&ダンディは男性的なお酒、といったところでしょうか

あまりメジャーではないのですが、ビターズの効果が前面に出る美味しいカクテルです。ぜひバーで、または自宅で材料を揃えて作ってみてください

ちなみに筆者は自宅で作る際はビターズをおもいきって5〜6ダッシュほど加えます。これがまたスパイシーになって美味しいんです

  

 

さいごに

ビターズを一本手元に持っておくとカクテル作りの幅が広がることが分かっていただけたかと思います

複雑で奥深い香りと味を持つビターズ。自宅でカクテルをよく作る、特にジントニックが好きだという方は手始めにアンゴスチュラビターズから揃えてみたらいかがでしょうか?