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自宅でカクテルを作るときに役立つ情報ブログです。カクテルの作り方、おすすめのお酒を紹介していきます。

【簡単】カンパリのカクテルレシピ18種【おいしく作るコツあり】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回は、「カンパリ」を使ったカクテルレシピを紹介します。

 

 

お手軽レシピから本格レシピまで、いろいろ作ってみました。

やはり、カンパリは美味しいですね。

 

飲んでみて「これはおすすめできるな…」と思ったものを、シェアしたいと思います。

 

フレッシュフルーツを使ったカクテルのレシピまとめ【自宅で簡単】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回は、生のフルーツを使ったカクテルのレシピを紹介していきます。

 

 

素材そのものがとってもおいしいので、カクテルの味も格別。

 

旬の時期なども、合わせて解説します。

季節ごとにいろいろなレシピを楽しみましょう。

 

 

フレッシュフルーツを使ったカクテルのレシピ

今が旬のものから、または簡単に作れそうだと思うものから、選んでみてください。

 

イチゴのカクテル

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旬の時期:3月〜4月

店頭に並ぶ時期:12月〜5月

合わせるお酒:ジン、ラム、ウイスキーなど

 

イチゴを贅沢に使って作られるカクテルは、どれも絶品です。

 

ジン、ウォッカから、バーボンなどのブラウンスピリッツまで、様々な組み合わせを楽しむことができます。

 

私のお気に入りは、ジンを使ったストロベリーマティーニと、バーボンと合わせたいちごのオールドファッションド。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓ 

www.green-alaska.com

 

話題のいちごウイスキーの作り方はこちらから↓ 

www.green-alaska.com

 

さくらんぼ、アメリカンチェリーのカクテル

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旬の時期:6月

店頭に並ぶ時期:5月〜7月

合わせるお酒:ジン、ラム、ブランデーなど

 

さくらんぼを使うと、優しい甘さと酸味のカクテル。

アメリカンチェリーを使うと、濃厚な飲みごたえのあるカクテルが完成します。

 

6月頃にどちらも手に入りやすいので、作るならその時期ですね。

 

私のおすすめのカクテルはさくらんぼのマティーニと、アメリカンチェリーのフローズンダイキリ

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

www.green-alaska.com

 

ブルーベリーのカクテル

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旬の時期:6月〜9月(国産)

店頭に並ぶ時期:いつでも

合わせるお酒:ジン、シャンパンなど

 

ブルーベリーのカクテルは、豊かな果実味がたまらない。

 

国産のものは、初夏~が旬。

それ以外の時期は、輸入もので楽しむことができます。

 

おすすめカクテルは、ブルーベリーマティーニブルーベリーのフローズンカクテルです。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

www.green-alaska.com

 

ぶどうのカクテル

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旬の時期:7月〜10月

店頭に並ぶ時期:いつでも

合わせるお酒:ウォッカ、ブランデー、ワインなど

 

ぶどうのカクテルはみずみずしく、濃厚な甘みを楽しめます。

 

ぶどう原料のお酒であるブランデーやワインとの相性は、もちろん抜群。

一体感のある味となりますね。

 

私のオススメはマスカットのウォッカマティーニと、赤ぶどうのサイドカー。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

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桃のカクテル

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旬の時期:6月~9月

店頭に並ぶ時期:6月~9月

合わせるお酒:ジン、シャンパン、ウイスキーなど

 

桃のカクテルは、どれも上品な味わい。

果実自体がとっても美味しいので、カクテルの味も素晴らしいものとなります。

 

紹介するものの中で特にオススメのカクテルは、白桃のベリーニハニーミントジュレップです。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

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スイカのカクテル

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旬の時期:7月~8月

店頭に並ぶ時期:6月~9月

合わせるお酒:ウォッカ、ラム、テキーラなど

 

日本の夏の代表的味覚である、スイカのカクテル。

甘く優しい味わいと、清々しい香りを楽しめます。

 

ホワイトスピリッツなら意外となんにでも合いますし、リキュールと合わせても面白いです。

 

おすすめのカクテルはスイカのモヒートと、ウォーターメロンマルガリータ。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓ 

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梨のカクテル

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旬の時期:8月〜9月

店頭に並ぶ時期:7月〜9月

合わせるお酒:ジン、ラム、シャンパンなど

 

秋の代表的な果物である梨。

人気の果物なので、好きな方も多いですよね。

 

洋酒と合わせるのは難しい。なんて言われていますが、実際にカクテルにしてみると素晴らしい味わいのものばかり。

 

特にオススメなのが、梨のギムレット梨のフローズンカクテルです。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓ 

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柚子のカクテル

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旬の時期:10月〜12月

店頭に並ぶ時期:10月〜1月

合わせるお酒:ジン、ラム、リキュールなど

 

柚子の独特のフレーバーは、カクテルに個性を与えてくれます。

 

近年ではフレンチのトップシェフが創作料理に取り入れたことで、海外でも注目されている素材。

レモンやライム感覚で使ってみるとカクテルに面白い効果が現れます。

 

紹介する中でのオススメは、柚子庵というカクテル。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

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ミカンのカクテル

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旬の時期:10月~2月

店頭に並ぶ時期:9月~3月

合わせるお酒:ジン、ラムなど

 

日本の冬の風物詩、ミカン。

 

こたつに入りながらつまんでいたら、ついつい何個も食べちゃっていた…という経験がある方も多いはずです。

そんなミカンを使ってカクテルを作ると、優しくて穏やかな仕上がりとなります。

 

紹介するカクテルの中でもオススメなのが、ミカンのマティーニミカンと柿のカクテル。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

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金柑のカクテル

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旬の時期:1月〜3月

店頭に並ぶ時期:12月〜3月

合わせるお酒:ジン、ウォッカなど 

 

金柑のカクテルは、ビターで香り高い大人の味わい。

 

皮が美味しい果物なので、すりおろしたり、ブレンダーで砕いたりして丸ごと味わうのもオススメ。

冬の間だけに出回る果物なので、この時期を逃さずに作りたいところですね。

 

私のオススメのカクテルは、金柑のマティーニです。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

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オレンジのカクテル

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旬の時期:通年(ネーブルオレンジ:11月~3月、バレンシアオレンジ4月~10月) 

店頭に並ぶ時期:通年

合わせるお酒:ジン、ウォッカ、ラムなど

 

カクテル材料としては定番のオレンジ。 

 

市販のジュースを使う方がほとんどだと思いますが、フレッシュのオレンジを絞って作るともっと美味しい。

少し手間はかかりますが、ぜひ一度試していただきたいですね。

 

オススメのカクテルは、バレンシアフレグラントブリーズ(オリジナルレシピ)です。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

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メロンのカクテル

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旬の時期:5月~7月

店頭に並ぶ時期:通年

合わせるお酒:ジン、ラム、シャンパンなど

 

淡い甘さと、みずみずしい味わいのメロン。

こちらも贅沢にカクテルにしちゃいましょう。

 

お酒の中では、特にジンと高相性。

ヘンドリクスというきゅうりの香りのジンがあるのですが、そちらとの組み合わせが絶品です。

 

おすすめのカクテルはメロンのマティーニ。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

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キウイのカクテル 

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旬の時期:通年

店頭に並ぶ時期:通年

合わせるお酒:ラム、ウォッカ、テキーラなど

 

通年楽しめる、キウイのカクテル。

 

ラムと合わせればトロピカルに、ジンなんかと合わせれば驚くほど上品に。

安価なキウイでこの美味しさが出せるのは、最高すぎますね。

 

おすすめのカクテルは、キウイのラムカイピリーニャ、ゴールドキウイのマティーニ。

 

作り方はこちらの記事にてどうぞ↓  

www.green-alaska.com

 

 

フレッシュフルーツと相性のいいお酒

フルーツカクテル作りにオススメの蒸留酒を、いくつか挙げていきたいと思います。

 

フルーツとの相性を考えて銘柄をチョイスすると、さらに美味しく作ることができます。

一歩上の味わいを目指す方は、参考にしてみてください。

 

ウォッカのオススメ「グレイグース」

 

このウォッカは「味わいのあるウォッカ」というコンセプトで作られています。

 

その味はフルーティで華やか。

フランス製だからか、そのイメージの通り上品な風味になっていますね。

 

このウォッカでフルーツカクテルを作ると、一体感のある華やかな仕上がりにすることができます。

一般的なウォッカを使ったものとは、味がガラリと変わるのできっと驚くはず。

 

フレッシュフルーツに力を入れているバーでもよく使われている銘柄なので、その実力はお墨付きです。

 

ジンのオススメ「タンカレー ドライジン」

 

このジンは、爽やかでスッキリとした味わいが特徴。

 

そのため、フルーツの繊細な香りをかき消すこともなく、その良さだけをリフトアップしてくれます。

 

こちらもフルーツの味と相性がいいと評判なので、色々なお店で使われているのを目にしますね。

定番のジンなので、フルーツカクテル以外にも幅広く使うことができます。

 

 

ホワイトラムのオススメ「アプルトン」

 

このラムは、フルーティで癖の少ない味わいなので、フルーツとよく調和してくれますね。

 

ホワイトラムといえばバカルディを使う方が大半なのですが、こちらの方が親しみやすい味わいなので私は好きですね。

 

非常に飲みやすいので、ラム独特の癖が苦手だ!という方にもピッタリの銘柄です。

 

  

フレッシュフルーツカクテルを作るのに必要な道具

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適した道具を使うと、カクテルの味を高めたり、スマートに作ることができます。 

 

もちろん、一般的な調理器具などで代用できるものもあります。

なので、まずは実際に作ってみて、必要だと思ったら買い揃えるのがおすすめですね。

 

参考までに、私が実際に使っているバーツールを紹介します。

 

ボストンシェイカー

 

フルーツカクテル作りに最適な、2ピースのシェーカーです。

 

なぜこれがいいのか?

理由は、次の3つです。

 

  • 3ピースのシェーカーだと果肉が詰まるから
  • 容量の多いフルーツカクテルをしっかり混ぜることができる
  • 空気が多く含まれ、味がまろやかになる

 

機能面でも、味の面でも向いているというわけですね。

 

3ピースのシェーカーでも工夫すればなんとかなりますが…

スマートに作れるので、私としてはこちらがおすすめですね。

 

参考:ボストンシェイカーの振り方の解説動画

www.youtube.com

 

ストレーナー

 

ボストンシェイカーと合わせて使うストレーナーです。

この道具をシェイカーにかぶせて、中の氷や果肉を止めながらカクテルを注ぎます。 

 

どのようなものを選んでもいいですが、サイズにだけは注意してください。

こちらのストレーナーですと、先ほど紹介したボストンシェイカーにぴったりのサイズとなります。 

 

バーズネスト

 

カクテルをグラスに注ぐ際に果肉などを濾すための道具です。

 

茶こしなどで代用してもいいのですが、あまり目の細かいものを使うと、カクテル成分が取り除かれすぎてしまいます。

カクテルに適度な食感を残し、フレッシュさを与えたいのならこちらの道具を使うのがオススメです。

 

取っ手がついているので取り回しも◯です。

 

ペストル

 

イチゴやキウイなどの柔らかいフルーツや、ハーブ類を潰す時に使います。

 

フルーツをグラスなどに入れ、マドルすることによって味や香りを引き出すことができます。

フレッシュミントのカクテル、「モヒート」を作るときによく使う道具ですね。

 

ペストルは先端が平らで滑りにくい構造になっています。

そのためフルーツを潰す際に果肉が滑って逃げてしまうこともありません。

 

麺棒などでも代用できますが、先端が丸くて滑ってしまいますからね。

スマートにカクテルを作りたい方は、こちらを使うことをオススメします!

 

スクイーザー

 

オレンジやレモンなどの柑橘類の果汁を絞るのに使います。

 

手で絞ってもいいのですが、それですと皮に圧力がかかり、苦味成分が出てしまうことがあります。

なのでこのような道具を使うことで、雑味のない上質な果汁だけを絞りとることができます。

 

果肉を削ぐように優しく絞るのが、使うときのコツです。

 

おろし器

 

メロンやイチゴなどの柔らかいフルーツを、おろして細かくするための道具です。

これは、普段から家庭で使っている方も多いかもしれませんね。

 

目の細かいものを使うと滑らかな食感が生まれます。

仕上がりにこだわる人はフルーツ専用のものを使ってみてください。

 

ハンドプレッサー

 

柔らかく水分が多いフルーツを絞ってジュースにするための道具です。

これを使うと、絞るのが難しいフルーツも余すところなくジュースにすることができます。

 

ぶどうやスイカのカクテルを作りたくなったら、使ってみてください。

 

ブレンダー

 

フルーツを砕きながら他材料とミックスする時や、フローズンカクテルを作るのに使います。

こちらは、家庭にあるミキサーでも代用できます。

 

ただ、フローズンカクテルを作るときには固い氷を一緒にミックスすることになるので、チタン刃の頑丈なものを使いたいですね。

 

 

フレッシュフルーツのカクテル作りを楽しもう

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フレッシュフルーツのカクテルは、やっぱり美味しいですね。

道具を揃えたりと少し手間ですが、できあがったカクテルの味は格別です。

 

  

たまには手間をかけて、特別な一杯を作るのもたのしいものです。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

 

 

【関連記事】

・フルーツ系リキュールのまとめ 

www.green-alaska.com

 

・おすすめのカクテルブック(フレッシュフルーツカクテルの専門書あり)  

www.green-alaska.com

 

フレッシュなぶどうを使った本格カクテルのレシピ8種を紹介します

生のぶどうを使ってカクテルを作ってみよう!

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こんにちは、scarletです。

今回は、フレッシュなぶどうを使ったカクテルのレシピを紹介したいと思います。

 

 

果実を、まるごと使って作る一杯。

その味は、まさに格別です。

 

これまで、色々なレシピを試してみて「自信を持っておすすめできるな」と思ったものをご紹介します。

 

 

ぶどうの旬はいつ?店頭に並ぶのは何月から?

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ぶどうの旬は7月〜10月です。

 

品種によってばらつきはありますが、夏から秋にかけて美味しくなる果物だと覚えておけばいいでしょう。

 

ぶどうの中でも特に美味しいマスカットや巨峰がよく出回るのは8月〜10月ですね。

 

今回紹介するカクテルを美味しく作るのなら、この時期がオススメです。

 

現在では輸入物のぶどうも出回っているので、スーパーなどではほぼ通年手に入れることができます。

 

 

ぶどうを使ったカクテルのレシピ

今回カクテル作りに使用するのは、白ぶどうと赤ぶどうの2種類。

 

シャインマスカットや巨峰などのブランドものを使うと、香り高くリッチな仕上がりになりますよ。

 

ちなみに今回のカクテル作りにはハンドプレッサーという道具を使いました。

 

 

このような道具を使うと、余すことなく果汁を絞りとることができます。

ぶどうの他ですとスイカなどを絞る際にも便利ですね。

 

マスカットのスプリッツァー

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【材料】

マスカット 7~8粒 (マスカットジュース 約30mlぶん)

白ワイン 30ml

炭酸水 適量

 

【作り方】

マスカットをハンドプレッサーで潰しジュースにする。

グラスにすべての材料を入れ、軽くステアする。

 

まず紹介するのは、マスカットを使ったスプリッツァーのアレンジレシピです。

 

スプリッツァーはスッキリと辛口の味が特徴のカクテル。

そこに生のマスカットが加わることにより、優しい甘さの優雅なカクテルとなりました。

 

白ワインはぶどう原料のお酒ですから、当然マスカットとの相性は抜群。

みずみずしさとふくよかさがうまく合わさっており、奥深い仕上がりとなっています。

 

作る際のコツとしては白ワインと炭酸水をよく冷やしておくこと。

氷を使わないカクテルなのであらかじめ材料を冷やしておくことで、美味しく作ることができます。 

 

マスカットのウォッカマティーニ

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【材料】

マスカット 7~8粒 (マスカットジュース 約30mlぶん)

ズブロッカ 30ml

レモンジュース 1tsp

シュガーシロップ 1tsp

 

【作り方】

マスカットをハンドプレッサーで潰しジュースにする。

シェイカーに材料をすべて入れシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

マスカットを使ったマティーニスタイルのショートカクテル。

 

突然ですけどこのカクテル、かなりオススメです!

フルーツマティーニはどれも素晴らしい味ですが、このレシピは格別でした。

 

みずみずしいマスカットのフレーバーの余韻に香る青々しいズブロッカの香り…

調和感があり、上品な味わいです。

 

たまたまズブロッカを使ってみたのですが、マスカットとよく合いました。

 

甘さも優しく、華やかな印象。

この上品さとフレッシュ感はやはり生のフルーツにしか出せませんね。

 

ちなみに参考にしたレシピでは、ウォッカの銘柄はシロックウォッカを指定していました。

 

 

こちらはぶどうを原料としたウォッカですね。

ほのかにフルーティさがあるので、フルーツとよく合うウォッカです。

 

ちなみにこのカクテルに使ったズブロッカについては、別記事で詳しく解説しています。

このウォッカが気になった方はぜひ見てみてください!

 

www.green-alaska.com

 

マスカットのソルティドッグ

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【材料】

ウォッカ 30ml

ライチリキュール 5ml

グレープフルーツジュース 45ml

シュガーシロップ 5ml

マスカット 4〜5粒

塩 ごく少量

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

ウォッカのカクテル、「ソルティードッグ」のアレンジレシピです。

 

マスカットのフレッシュジュースで上品さを。

ライチリキュールで、マスカット特有のムスク香を際立たせています。

 

味にも香りにも深みが出たソルティードッグ、という印象ですね。

フルーツが複雑な風味を生み出しています。

 

塩の効果で輪郭はクッキリとシャープに。

スノースタイルにしてしまうと塩っぱさだけが浮いてしまうので、一緒にシェイクするのが正解ですね。

 

こちらのレシピで使用するウォッカはスタンダードで癖がない銘柄がオススメです。

 

別記事でウォッカの主要銘柄について解説してあります。

どれを使えばいいか分からない方は、こちらから選んでみてはいかがでしょうか?

 

www.green-alaska.com

 

ぶどうのモヒート

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 【材料】

赤ぶどう 5粒

白ぶどう 5粒

ホワイトラム 45ml

ミントの葉 10枚程度

シュガーシロップ 1~2tsp

炭酸水 30ml

クラッシュドアイス

 

【作り方】

ぶどうを半分に切り、種がある場合は取り除く。

グラスにぶどう、ラム、シュガーシロップ、ミントを入れペストルでマドルする。

クラッシュドアイスを詰め、炭酸水を入れて軽くステアする。

 

2種類のぶどうを使ったモヒートのアレンジレシピ。

 

モヒートは味のバランスが比較的取りやすいので、アレンジも楽しいカクテルです。

このように、色々なフルーツを加えることにより味の変化を楽しむことができます。

 

ぶどうを加えたモヒートは、みずみずしいフレーバーが特徴的。

 

ミントの香りでぶどうの繊細さが無くならないか心配でしたが、どちらもしっかりと味わいを感じることができますね。

 

飲みながらラムに漬かったぶどうを食べるというのもまた一興。

カクテルと一緒に口にすることで味わいの変化を楽しむことができますよ。

 

今回はスッキリとした味わいにしたかったのでアプルトンのホワイトラムを使って作ってみました。

 

 

ぶどうのサイドカー

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【材料】

赤ぶどう 7~8粒 (ぶどうジュース 30ml分)

  ※巨峰を使う場合は5粒ほど

ブランデー 30ml

レモンジュース 1tsp

シュガーシロップ 1/2tsp

 

【作り方】

赤ぶどうをハンドプレッサーで潰しジュースにする。

材料をすべてシェイカーに入れシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

お好みでぶどうの飾りを添える。

 

最後に紹介をするのは、赤ぶどうを使ったサイドカーのレシピ。

 

スタンダードのレシピで使うのはブランデー、コアントロー、それとレモンジュース。

一方、こちらはコアントローの代わりに赤ぶどうを絞ったジュースを使います。

 

サイドカーは少し古めかしい、無骨なカクテル。

ですが、これはそんなイメージを吹き飛ばすような味ですね。

 

香りはフレッシュ、味わいはフルーティ。

ずいぶんと都会的でこなれた印象になりました。

 

今回紹介したカクテルの中では、特にお気に入りの一杯です。

ぜひ材料を揃えて作ってみてください!

 

ぶどうとアマレットのカクテル

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【材料】

アマレット 20ml

グレープジュース 60ml

 

【作り方】

氷を詰めたグラスに材料を入れ、ステアする。

 

アマレットと合わせたシンプルなカクテル。

 

少し意外な組み合わせ。

ですが、驚くほど違和感がなくまとまっています。

 

まるで上等な菓子のようなデザートカクテル。

手軽に作れるレシピですが、なかなか侮れないですね。

 

アルコール感も控えめなので、お酒を飲み慣れていない方にオススメしたい一杯です。

 

このカクテルに使った「アマレット」については、こちらの解説記事をどうぞ。

バーでも人気の、杏仁豆腐風味のリキュールです。

 

www.green-alaska.com

 

キャタピラー

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【材料】

バーボン 40ml

グレープジュース 20ml

アロマチックビターズ 1dash

 

【作り方】

氷を詰めたシェーカーに材料を入れ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

 

お次はバーボンとの組み合わせ。

 

甘さは適度で、心地よい味わい。

でも、飲んだときに心に響くのは味よりも香りですね。

 

円熟感のある深い香り。

そこにブドウのフレッシュ感が、新しい風を呼び込んでいます。

 

バーボンとフレッシュフルーツ。

意外と相性がいいんですよね。

 

その辺りのお話は、メーカーズマークの記事でも少し触れています。

バーボンとフルーツの組み合わせの例もあるので、見てみてください。

 

www.green-alaska.com

 

パープルマスク

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【材料】

ウォッカ 30ml

ホワイトカカオリキュール 15ml

グレープジュース 15ml

 

【作り方】

氷を詰めたシェーカーに材料を入れ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

 

カカオリキュールとの組み合わせ。

こちらもデザート感たっぷりのレシピです。

 

市販のチョコでブランデーが入ったものがありますよね?

あちらに近い風味になっています。

 

上品で高級感のある味わい。

そこそこアルコールがあるはずなのに、口当たりがいいのでスイッと飲めちゃいますね。

 

今回は、澄んだ味わいのフィンランディア ウォッカで仕上げてみました。

このウォッカについては、銘柄紹介の記事で詳しくお話ししています。

 

www.green-alaska.com

 

 

フレッシュなぶどうのカクテルを楽しもう!

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ぶどうのカクテルを作るのは今回が初めてだったのですが、どれも素晴らしい味わいでした!

 

各種スピリッツとの相性も抜群。

これは創作意欲がかきたてられますね。

 

やはりフレッシュフルーツを使ったカクテルは格別。

みなさんも材料を揃えて、自宅で作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

この他のフルーツを使ったカクテルのレシピのまとめはこちらの記事から↓ 

www.green-alaska.com

 

フルーツカクテルのレシピを、本で学ぶのもおすすめです。

私がよく使っているカクテルブックはこちら↓(フルーツ41種類、カクテル80種のレシピが載っています。)

 

「メーカーズマーク」の味わいレビュー【おいしい飲み方もご紹介】

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回はアメリカ、ケンタッキー州で製造されるバーボン「メーカーズマーク」について書いていきます。

 

 

シンプルな飲み方から、カクテルまでさまざまな飲み方を楽しめるバーボン。

私は大好きなので、ウイスキー系でいちばん量を飲んでますね。

 

それでは、このバーボンの魅了から、どうぞ。

 

 

 

バーボンを敬遠していた方にこそメーカーズマークを飲んでもらいたい

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「バーボンって無骨で荒いイメージがあるけど、ふくよかで飲みやすいやつもあるよ」

 

この記事で、私が1番伝えたいことがこちら↑です。

 

「バーボンは辛口すぎてちょっと…」なんて方には、ぜひメーカーズマークを試していただきたい。

なぜなら、昔の自分がまさにバーボン嫌いで、それを解消してくれたのがメーカーズマークだったからです。

 

なぜそうなったのか?ということで、メーカーズマークの特徴から見ていきましょう。

 

 

メーカーズマークの特徴

 

メーカーズマークの製法には、さまざまなこだわりが見られます。

順に見ていきましょう。

 

そもそもバーボンはどんなお酒?という方はこちら↓

www.green-alaska.com

 

味にまろやかさを生む冬小麦

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一般的に、バーボンを作るときには、トウモロコシ、ライ麦などが使われます。

 

一方、メーカーズマークが主な原料としているのは小麦。

それも柔らかく、ふくよかな風味が特徴の冬小麦です。

 

冬小麦のウイスキーは、口当たりのいい、まろやかな風味となります。

 

一本一本手作業で仕上げる赤い封蝋

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メーカーズマークのチャームポイントである、ボトルキャップの封蝋。

この封蝋は、なんと現在も手作業によって一本一本つけられているのだそうです。

 

なので、蒸溜所の人なら「これは◯◯さんの封蝋」と分かってしまうこともあるんだとか(笑)

 

POINT

もちろん味には関係のない部分なのですが、このような細部へのこだわりというのは、他の工程にも反映されるもの。

 

このバーボンが大事に、こだわりぬいて作られている証明でもあると、私は思います。

 

ロックやソーダ割りだけにとどまらない、多彩な飲み方

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バーボンの飲み方の定番はロック、またはソーダ割り。

 

なのですが、このメーカーズマークは実はカクテルベースとしても優秀。

バーで、スタンダードレシピにもよく使われていますね。

 

多彩な飲み方で楽しめるのも、ひとつのいいところです。

 

POINT

個人的には、フレッシュフルーツとの組み合わせが好きですね。

ストロベリー、パイナップルなど意外にも相性のいい組み合わせがたくさんあります。

 

無骨な味わいが、ずいぶんとこなれて華やかになるので良きです。

 

 

メーカーズマークのテイスティングレビュー

では、メーカーズマークはどのような味になっているのか?

常温ストレートで飲んでみましょう。

 

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まず香り。

穀物のふくよかさとバニラ香をよく感じます。

甘く濃厚で丸みを感じるような香りです。

 

味わいは、穀物のコクとバニラの香りが見事にマッチ。

口当たりは非常にまろやかですね。

バーボンとしては、かなり飲みやすい方だと思います。

 

POINT

この、丸みがある豊かな風味がメーカーズマークの特徴ですね。

とにかく飲みやすく、親しみが持てます。

 

ある意味「らしくない」バーボンであるとも言えますが…

そんなの、どうでも良いと思わせてくれる、すばらしい味わいです。

 

 

メーカーズマークのおいしい飲み方、カクテルレシピ

スタンダードな飲み方から、フレッシュフルーツを使ったレシピまで。

色々、紹介していきます。

 

バーボンソーダ

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【材料】

メーカーズマーク 1/3

炭酸水 2/3

 

【作り方】

グラスに氷を詰めてメーカーズマークを注ぎステアする。

炭酸水で満たし、軽く再ステアする。

 

まず試していただきたいのは、ソーダ割り。

 

上等なビールをイメージさせる香ばしさ、ふくよかさ。

シンプルですが、プレミアムな味わいとなります。

 

POINT

ひと手間加えたい方は、オレンジピールがよく合うのでおすすめです。

 

オン・ザ・ロック

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【材料】
メーカーズマーク 30~45ml(ワンショット)

 

【作り方】
ロックグラスに氷を詰めてメーカーズマークを注ぎ、軽くステアする。

 

バーボンといえばオン・ザ・ロック。

このメーカーズマークも、例外ではありません。

 

穀物由来のふくよかさ、香ばしさ、樽の香味…

甘い香りに満たされるような、この感覚はたまらないですね。

  

ミントジュレップ

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【材料】

メーカーズマーク 60ml

シュガーシロップ 1tsp

ミントの葉 ひとつかみ

炭酸水 少量

クラッシュドアイス

 

【作り方】

メーカーズマークとクラッシュドアイス以外の材料をグラスに入れ、ミントの葉を軽くつぶす。

クラッシュドアイスをグラスに詰め、メーカーズマークを注ぎ、よくステアしてミントの枝を飾る。

 

メーカーズマークの持つ濃厚なフレーバーに、ミントの爽やかさがベストマッチ。

 

メーカーズマークは、ややどっしりした味わい。

そこにミントの清涼さが加わることにより、素晴らしい化学反応が起きます。

 

油っけのある料理に、レモンを効かせるといったイメージに近いかもしれませんね。

 

漫画作品の再現レシピとなりますが、ちょっと変わったミントジュレップもどうぞ↓

www.green-alaska.com

 

ニューヨーク

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【材料】

メーカーズマーク 45ml

ライムジュース 15ml

グレナデンシロップ 1/2 tsp

シュガーシロップ 1tsp

オレンジピール

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れて、シェイクする。

カクテルグラスに注ぎ、オレンジピールをする。

 

ニューヨークはライウイスキー、またはバーボンを使って作るカクテル。

 

甘そうに見えますが、味わいはライムで引き締まります。

メーカーズマークのふくよかさと、フルーティさの調和が楽しい一杯です。

 

メーカーズマーク スマッシュミュール

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【材料】

メーカーズマーク 30ml

シュガーシロップ 10ml

ジンジャーエール 90ml

イチゴ 2粒

バジルの葉 5枚

生姜果汁 2ml

 

【作り方】

シェイカーにメーカーズマーク、シロップ、イチゴ、バジルを入れペストルで潰す。

氷を入れてシェイクし、氷を詰めたグラスに茶こしを使い入れる。

生姜果汁とジンジャーエールを注ぎ軽くステアし、イチゴとバジルを飾る。

 

「スマッシュ」という少し珍しいスタイルのカクテルです。

 

イチゴとバジルをメーカーズマークとともに潰すことによって、爽やかさを出しています。

フレッシュ感に溢れた刺激的な味ですね。

 

フレッシュストロベリーのカクテルレシピまとめはこちら↓

www.green-alaska.com

 

イチゴのオールドファッションド

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【材料】

バーボン 45ml

イチゴ 3粒

シュガーシロップ 5ml

ビターズ 1ダッシュ

 

【作り方】

グラスに材料を入れイチゴをペストルで潰す。氷を入れて軽くステアする。

 

Twitterで、ニッカウヰスキーの公式アカウントが紹介したことで話題となったカクテルです。

 

 

メーカーズマークのふくよかさにイチゴの甘酸っぱさ。

とても華やかでフレッシュな味となっていますね。

 

やっぱりメーカーズマークとベリー系のフルーツは相性がとてもいいですね。

 

POINT

使うイチゴは高級なものでなくてもOK。

むしろ、酸味のはっきりしたものが合うと思います。

 

 

メーカーズマークのラインナップ

メーカーズマークには、いくつかのバリエーションがあります。

それぞれの特徴について、解説したいと思います。

 

メーカーズマーク

 

まず、基本となるのがこちらのボトル。

今回紹介した飲み方、カクテルもすべてこのボトルを使ったものとなっています。

 

まだメーカーズマークを飲んだことがないという方。

普段飲みとして一本欲しいという方は、こちらを選ぶのがいいでしょう。 

 

プレミアムバーボンとはいうものの、お求めやすい価格なのもポイントです。

 

メーカーズマーク46

 

メーカーズマークのプレミアム版といった位置付けの銘柄です。

 

メーカーズマークの原酒に、「インナーステイブ」というフレンチオークの側板を沈めることにより、新たな味を生み出しています。

 

味わいはより濃く、深みが増した感じですね。

少し特別な日に口にするバーボンとして、手にしてみてはいかがでしょうか?

 

メーカーズマークミントジュレップ

 

こちらは、メーカーズマークにミントの風味と甘みを加えた銘柄です。

 

ソーダで割れば、ミントジュレップ風カクテルの完成。

生のミントを使わなくてもできてしまうので、かなりお手軽ですね。

 

さすがに、フレッシュ感は少し物足りませんが、カジュアルにミントジュレップを楽しみたいという方にはぴったりの一本です。

 

 

メーカーズマークからバーボンにトライしてみては?

最後に、ざっくりとまとめます。

 

【メーカーズマークの特徴まとめ】

  • メインの原料は冬小麦
  • 味わいはふくよかで、どっしりと甘い
  • 飲み方はロックからカクテルまで多彩
  • 飲みやすいので、バーボンに苦手意識のある方にもおすすめ

 

バーボンを飲んでいくのなら、いずれは飲むことになる一本でしょう。

 

慣れていない方でもおいしく飲めるので、どうせなら早いうちに飲んじゃうのがと思います。

 

ぜひ、このふくよかな風味を堪能してみてください。

 

【関連記事】

・スーパープレミアムバーボン、「ウッドフォードリザーブ」のレビュー

www.green-alaska.com

 

・バーボンベースカクテルの代表レシピと、ベースにおすすめの銘柄

www.green-alaska.com

 

 ・シーバスリーガル ミズナラエディションのレビュー

www.green-alaska.com

 

メロンリキュール「ミドリ(MIDORI)」の味と特徴、カクテルのレシピ

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

ミドリ(MIDORI)というメロンリキュールの楽しみ方を、紹介していきます。

 

 

スーパーなんかでも買えちゃう、定番銘柄ですね。

でも実はこれバーテンダー御用達の、世界的に人気の高いリキュールだったりします。

 

ということで、ミドリの魅力→カクテルのレシピといった順番で書いていきたいと思います。

 

 

 

ミドリはどんな味わいなのか?

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生のメロンというよりは、メロンソーダのような味わいですね。

 

香りはおだやかでスッキリ、みずみずしい印象。

リキュールなので甘めの味わいですが、そこまでくどくない感じです。

 

ひとことで言うならば、ノスタルジー。

懐かしい気持ちになる方も多いのではないか、と思います。

 

 

ミドリの魅力は「使い勝手の良さ」

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個人的に思う、ミドリの良さは次の通り。

 

POINT
  • しっかりと主張するメロンの香り
  • ノスタルジーな味わい
  • 色が鮮やかで美しい
  • カクテルへの使い勝手のよさ

 

カクテルにした時に味のバランスが取りやすいのが、ポイントです。

 

メロンリキュールを使う際は、とりあえずベンチマークとしてミドリを選んでみるのがおすすめですね。

 

 

ミドリのお手軽な飲み方

まずは、ミドリを気軽に楽しむ方法から。

こちらです。

 

  • パイナップルジュース割り
  • オレンジジュース割り
  • 牛乳割り
  • ソーダ割り
  • トニックウォーター割り

 

【作り方】

ミドリ 30〜45ml

割り材 30〜90ml

 

グラスに氷を入れてミドリと割り材を注ぎ、軽く混ぜる。

 

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ミドリをお好みの割り材で割った、簡単カクテルです。

シンプルですが、これでも充分に楽しむことができます。

 

まずはこんな感じに、気軽にミドリの良さに触れてみましょう。

 

 

ミドリを使ったカクテルのレシピ

本格的なレシピも見てみましょう。

おすすめを紹介したいと思います。

 

メロンボール

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【材料】

ミドリ 60ml

ウォッカ 30ml

オレンジジュース 60ml

 

【作り方】

グラスに氷を詰め、材料を入れステアする。

 

メロンリキュールを使った、カクテルの定番。

メロンのリッチな風味と、オレンジの甘酸っぱさが絶妙な味となっています。

 

人気のレシピなだけあって、すごく美味しいですね。

カクテルらしいふくよかさと、飲みやすさが同居している一杯です。

 

メロンフィズ

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【材料】

ミドリ 45ml

レモンジュース 20ml

炭酸水 Full up

 

【作り方】

シェイカーにミドリとレモンジュースを入れシェイク。

氷を詰めたグラスに注ぎ、炭酸水で満たす。

 

メロンリキュールを使ったフィズスタイルのカクテル。

 

レモンが入るので、さっぱり味です。

甘いカクテルは苦手という方や、爽快感を求める方にオススメですね。

 

炭酸水は、90mlほどがいいと思います。

お好みで調整をどうぞ。

 

セックスオンザビーチ

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【材料】

ウォッカ 15ml

ミドリ 20ml

フランボワーズリキュール 10ml

パイナップルジュース 80ml

 

【作り方】

グラスに氷を詰め、材料を注ぎステアする。

または材料をシェイカーでシェイクし、氷を詰めたグラスに注ぐ。

 

アメリカで特に人気が高いレシピ。

 

フルーツの風味が豊かな、トロピカルな味わいです。

米国のムードを体現したかのような陽気さがありますね。

 

ネーミングが刺激的なので、バーではちょっと頼みづらいですが、自分で作れば安心(笑)

 

ミドリスプモーニ

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【材料】

ミドリ 30ml

グレープフルーツジュース 60ml

トニックウォーター 60ml

 

【作り方】

グラスに氷を詰め、ミドリとグレープフルーツジュースを注ぎステアする。

トニックウォーターを注ぎ、軽く再ステアする。

 

カンパリで作る「スプモーニ」のベースを、ミドリに代えたカクテルです。

 

味の方は爽やかな甘さでスッキリと飲みやすく、後味もフレッシュ。

度数も低めなので、その日一杯目のカクテルにピッタリですね。

 

おすすめのトニックウォーターについてはこちら↓

www.green-alaska.com

 

グリーンピース

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【材料】

ミドリ 30ml

ブルーキュラソー 20ml

パイナップルジュース 15ml

レモンジュース 1tsp

生クリーム 15ml

 

【作り方】

シェーカーに氷を詰めて材料を注ぎ、シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

 

クリームソーダ、メロン味のカルピス。

そんな感じの、ノスタルジーな味わいのカクテルです。


アルコールもほぼ感じず、スイーツ感覚でいけます。

甘口大好きな方に、ぜひどうぞ。

 

メロンツリー

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【材料】

ミドリ 45ml

ホワイトラム 15ml

サザンカンフォート 30ml

ライムジュース 15ml

レモネード 30ml

 

【作り方】

グラスに氷を詰めて材料を注ぎ、ステアする。

 

ちょっと手の込んだ、ロングカクテルのレシピも。


駄菓子屋で売っている、メロン味のガムの味がします(笑)

これは個人的に、面白さNo.1です。

 

美味しいけど、アルコールはやや強めですね。

レモネード120mlくらいでもいいと思います。

 

アルカディア

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【材料】

ウォッカ 20ml

ミドリ 10ml

コーヒーリキュール 10ml

生クリーム 20ml

卵黄 1個分

 

【作り方】

シェーカーに材料を入れて、ハンドブレンダーなどでよく混ぜる。

氷を詰めてシェークし、カクテルグラスに注ぐ。

削ったチョコレートとミントを飾る。

 

「サンルーカルバー」新橋清氏創作のレシピ。

ミドリ主体ではないのですが、こういう使い方もあるよ、という例として紹介します。

 

上品でコクのある一杯。

ミドリが入ることでほんのりとフルーティさが出て、奥深い風味となっています。

  

 

ミドリを使ったカクテルを楽しもう

ミドリで作るカクテルは、フルーティで飲みやすいものばかり。

 

なので、最近お酒を飲み始めたという若い方なんかには、まさにうってつけ。

自信をもってオススメできますね。

 

手軽に買えちゃうリキュールなので、ぜひ楽しんでみてください。

 

 

【関連記事】

・生のメロンを使ったカクテルレシピ  

www.green-alaska.com

 

・カクテル作りに使う道具のおすすめ 

www.green-alaska.com

 

・おすすめのカクテルブックまとめ 

www.green-alaska.com

 

【自宅で作れる】フレッシュなイチゴを使ったカクテルのレシピ10種

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こんにちは、scarlet@alaska_nomilog)です。

今回は、生のイチゴを使ったカクテルを紹介したいと思います。

 

 

イチゴは、フレッシュフルーツカクテルでは定番の素材。

レシピのバリエーションも多くあります。

 

おうちにある道具で簡単に作れるものもあるので、トライしてみてください。

 

 

イチゴを使ったカクテルのレシピ

お手軽レシピから、本格レシピまで。

色々なカクテルをご紹介していきます。

 

※イチゴの加工方法については後ほど説明します。

ストロベリーフィズ

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【材料】

  • ジン 30ml
  • シュガーシロップ 1〜2tsp
  • レモンジュース 1tsp
  • イチゴ 3個
  • 炭酸水 適量

 

【作り方】

  1. グラスにイチゴを入れて、ペストルでつぶす。
  2. 氷と炭酸水以外の材料を入れて、ステアする。
  3. 炭酸水で満たし、軽くステアする。

 

ご家庭にある道具で、簡単に作れるレシピです。

 

フレッシュなイチゴの風味を、さわやかに楽しむことができるレシピ。

シンプルですが、フルーツカクテルの良さを感じることができます。

 

POINT

ベースをウォッカ、ラム、ウイスキー、ブランデーなどに変えても、おいしく作れます。

 

ストロベリーマティーニ

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【材料】

  • ジン 45ml
  • レモンジュース 1tsp
  • イチゴ 3粒

 

【作り方】

  1. ボストンシェーカーにイチゴを入れ、ペストルで潰す。
  2. その後、材料と氷を入れてシェイク。
  3. カクテルグラスに注ぐ。

 

イチゴとジンを合わせたシンプルなショートカクテルです。

 

ジンと合わせるマティーニスタイルのレシピは、今やカクテルの定番。

イチゴの他ですとキウイなどで作っても美味しいです。

 

味の方は、とてもフレッシュでフルーティ。

やはり生のフルーツを使ったカクテルは格別だ!と思わせてくれる一杯ですね。

 

イチゴのウイスキーサワー

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【材料】

  • ウイスキー 45ml
  • レモンジュース 10ml
  • シュガーシロップ 1/2tsp
  • イチゴ 3個

 

【作り方】

  1. 材料をブレンダーにかけて、ミックスする。
  2. 氷を詰めたシェーカーに注いで、シェークする。
  3. シェーカーの中の氷とともにグラスに注ぐ。

 

ウイスキーサワーは、世界的に人気の高いレシピ。

無骨なイメージのカクテルですが、イチゴが入ることで、親しみのある味わいとなりますね。

 

イチゴのマルガリータ

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【材料】

  • テキーラ 30ml
  • ホワイトキュラソー 15ml
  • フレッシュライムジュース 15ml
  • ピンクペッパー(砕いたもの) 適量

 

【作り方】

  • グラスのリムをライムでなぞり、ピンクペッパーを付けてスノースタイルにする。
  • 他材料を氷を詰めたシェーカーに入れてシェークし、カクテルグラスに注ぐ。

 

「まどろみバーメイド」という漫画作品に出てきたレシピです。

分量は載っていなかったので、スタンダードレシピ+イチゴ3個といった感じにしてみました。

 

スッキリさわやかな味わい。

リムに付けたピンクペッパーが、うまく風味を引き締めてくれていますね。

 

ストロベリーモヒート

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【材料】

  • イチゴ 3~4粒
  • ホワイトラム 45ml
  • ミントの葉 約20枚
  • シュガーシロップ 5ml
  • クラッシュドアイス

 

【作り方】

  1. グラスにイチゴ、ミント、シュガーシロップを入れペストルで潰す。
  2. クラッシュドアイスを詰め、ラムを注ぎよくステアする。

 

モヒートのライムを、イチゴに置き換えたレシピです。

 

イチゴはライムより酸味が少ないので、仕上がりは優しい味となります。

ラムの一癖ある風味も、イチゴのフレッシュさでふくよかな印象に。

 

今回使ったラムはこちら↓

 

国産のヘリオスラムです。

クセが強めのやつですが、イチゴと合わせるとふくよかな風味になり、とても美味しいですよ。

 

フローズンストロベリーダイキリ

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【材料】

  • ホワイトラム 30ml
  • ライムジュース 10ml
  • ホワイトキュラソー 5ml
  • シュガーシロップ 5ml
  • イチゴ 2~3粒
  • クラッシュドアイス 1カップ

 

【作り方】

  1. 材料をミキサーでブレンドしグラスに入れる。
  2. お好みでイチゴをトッピングする。

 

イチゴを使ったフローズンカクテルです。

材料をブレンダーに入れ、ミックスして作ります。

 

ひんやりとした口当たりに果肉感のあるイチゴの味。

しっかりとラムの風味も効いています。

 

まさに大人のかき氷、酒飲みのフラッペ。

これは美味しいですね。ハマりそうです…!

 

フローズンカクテルのまとめ記事もありますので、よろしければどうぞ↓

www.green-alaska.com

 

メーカーズマーク スマッシュミュール

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【材料】
  • メーカーズマーク 30ml
  • シュガーシロップ 10ml
  • ジンジャーエール 90ml
  • イチゴ 2粒
  • バジルの葉 5枚
  • 生姜果汁 2ml

 

【作り方】

  1. シェイカーにメーカーズマーク、シロップ、イチゴ、バジルを入れペストルで潰す。
  2. 氷を入れてシェイクし、氷を詰めたグラスに茶こしを使い入れる。
  3. 生姜果汁とジンジャーエールを注ぎ軽くステアし、イチゴとバジルを飾る。

 

「スマッシュ」という少し珍しいスタイルのカクテルです。

 

この技法のカクテルは、果物やハーブなどをペストルなどで潰して作られます。

歴史の古いレシピなんですが、近年再流行していますね。

 

甘く爽やかで刺激的な味わい。

突き抜けるようなフレッシュさが心地良いです。

 

ベースに使った「メーカーズマーク」の解説記事はこちら↓

www.green-alaska.com

 

ストロベリーハイボール

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【材料】

  • イチゴの漬け込みウイスキー 1/3
  • 炭酸水 2/3

 

【作り方】

  1. グラスにイチゴの漬け込みウイスキーを注ぎステアする。
  2. 炭酸水を静かに注ぎ、軽く再ステアする。

 

イチゴの漬け込みウイスキーを使ったハイボールです。

 

twitterで紹介され、瞬く間に話題となったレシピ。

実際に作ると分かるんですが、話題性だけはなく味の方もすばらしいです。

 

フレッシュでフルーティー、香りも華やか。

ウイスキーが、ここまで親しみのある味になったのには驚きましたね。

 

イチゴウイスキーの作り方については、こちらで解説してます↓

www.green-alaska.com

 

イチゴのオールドファッションド

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【材料】

  • バーボン(お好みのウイスキーでも可) 45ml
  • イチゴ 3粒
  • シュガーシロップ 5ml
  • ビターズ 1ダッシュ

 

【作り方】

  1. グラスに材料を入れイチゴをペストルで潰す。
  2. 氷を入れて軽くステアする。

 

「オールドファッションド」をイチゴでアレンジしたレシピ。

 

Twitterのニッカウイスキー公式アカウントで紹介されていたカクテルですね。

 

 

元レシピはこちらですね。

 

バーボンとイチゴがこんなに合うなんて…と気付かされたレシピ。

お手軽に作れますが、本格的な味わいでかなりおすすめですよ!

 

合わせるバーボンは、メーカーズマーク、またはウッドフォードリザーブがおすすめ↓

 

ライウイスキーなどで作ってもおいしいです。

まずは、お手持ちのウイスキーでどうぞ。

 

フレイズリシェス

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 【材料】

  • ストロベリーリキュール 20ml
  • イチゴ 3粒
  • グレナデンシロップ 2tsp
  • シャンパン ブリュット(スパークリングワイン) full up

 

【作り方】

  1. クレームドフレーズ、イチゴ、グレナデンシロップをミキサーにかける。
  2. グラスに注ぎ、シャンパンで満たす。

 

フランス語で「贅沢なイチゴ」という意味のカクテル。

バーテンダーの重鎮、上田和男氏考案のカクテルです。

 

フレッシュ感があり、甘さもスッキリ。

飲んだときに果肉感もあって楽しい感じですね。

 

 

イチゴの旬はいつ?

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カクテルをより美味しく作るためには、旬のイチゴを使うことが大事です。

 

POINT

【イチゴの旬】3月〜4月

【スーパーで買える時期】12月〜5月

 

旬のイチゴはとても甘く、香りも豊か。

なにより、安く買えるというのが嬉しいですね。

 

ただ、最近ではハウス栽培のイチゴもずいぶん美味しくなったので、冬の時期に作るのももちろんアリですね。

 

 

カクテルに使うイチゴの加工方法は?

イチゴをカクテルに使うためには、ピュレ状に加工する必要があります。

 

いくつか方法があります。

次の通りです。

 

POINT

【イチゴの加工方法3つ】

  • ペストルでつぶす

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→澄んだ味わいになる

→果肉を取り除きたい場合は、茶こしなどで濾す

 

  • おろし器ですりおろす

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→果肉とお酒が一体化して、トロッとした口当たりになる

→色々楽なので、迷ったらとりあえずこれ

 

  • ブレンダーにかける

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→空気が含まれて、ふわっとした口当たりに

→刃の回転によって、熱に弱い栄養成分が失われる可能性がある

 

それぞれに使う道具は、フルーツカクテルの記事にまとめてあります↓
www.green-alaska.com

 

手持ちの道具と相談して、好きな方法をチョイスしてみてください。

 

ちなみに今回は、カクテルの仕上がりのイメージを考えて加工方法を選んでみました。

 

イチゴのマティーニは澄んだ味わいにしたいから、ペストルでつぶす。

イチゴのウイスキーサワーはふわっとさせたいから、ブレンダーで…といった具合です。

 

 

さいごに

どのレシピも、リッチでみずみずしい味わい。

やはり、フレッシュフルーツを使ったカクテルは格別ですね。

 

フルーツの加工は少し手間だと感じるかもしれませんが、それに見合った味わいです。

みなさんもぜひ、作ってみてください。

 

 

この他のフルーツを使ったカクテルのレシピのまとめはこちらの記事から↓ 

www.green-alaska.com

 

フルーツカクテルのレシピを、本で学ぶのもおすすめです。

私がよく使っているカクテルブックはこちら↓(フルーツ41種類、カクテル80種のレシピが載っています。)

 

日本酒を使ったカクテルのレシピの紹介。風味が苦手だという方にもオススメです!

何かで割るのは邪道とされる日本酒。カクテルにしても本当に大丈夫?

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今回は日本酒を使ったカクテルのレシピを紹介したいと思います。

日本酒をカクテルに?日本酒は繊細なお酒だから何かで割るのは厳禁だと聞いたことがあるけど…

 

こんなことを思った方もいるかもしれないですね。

ですが実は日本酒カクテルはカクテル界では割とメジャーな存在なんです。

有名なレシピもたくさんあり、最近では個性的なオリジナルカクテルを作る手段として日本酒という材料を積極的に取り入れているバーテンダーも珍しくありません。

 

「日本酒はそのまま飲むのがもっとも美味である」

そんな先入観を捨てて、実際に作って飲んでみると良さがよく分かります。

まだ半信半疑のあなた。百聞は一見にしかず。ぜひ手元にある日本酒でカクテル作りにトライしてみてください!

 

 

日本酒を使ったカクテルのレシピ

日本酒を使ったカクテルは優しい甘さとふくよかなコクが特徴的。

その柔らかな風味は個性的で華があります。

 

今回はそんな日本酒カクテルの中から私が作ってみて美味しいと思ったレシピをいくつか紹介したいと思います。

 

サムライロック

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【材料】

日本酒 45ml

ライムジュース 5ml

レモンジュース 5ml

 

【作り方】 

グラスに氷を詰め、材料をすべて入れて軽くステアする。

 

まずはお手軽で簡単な飲み方から。

このサムライロックは日本酒に柑橘を加えたシンプルなカクテルです。

 

日本酒に酸味を加えることでそのキャラクターがガラリと変わります。

やや癖のある香りはとてもフレッシュに。

飲み口はやわらかな印象からシャープな印象に。

 

少し材料を足すだけでこうも味わいが変わるのか、と驚くことでしょう。

日本酒独特の癖がほぼ感じられなくなるので、風味が苦手という方にはぜひ試していただきたいカクテルです。

 

ライムジュースとレモンジュースを両方揃えるのは大変!という方はどちらか片方だけでもかまいません。

でも、できたら生の果実を絞って使っていただきたいですね。

よりみずみずしい仕上がりとなります。

 

日本酒サワー

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【材料】

日本酒 2/3

炭酸水 1/3

スライスレモン 1枚

 

【作り方】 

グラスに氷を詰め、レモンと日本酒を入れ軽くステア。炭酸水を注ぎ軽く再ステアする。

 

次に紹介するのはお手軽な飲み方その2。

炭酸水で日本酒を割ったカクテルです。

 

日本酒に炭酸が入ることで飲み口はスッキリとドライな印象に。

それでいて香りの方は華やか。

アルコール度数も下がるので誰にでも好まれるカジュアルなカクテルとなりました。

 

とても美味しい飲み方なのですが、作る際には材料の分量に注意。

あまり炭酸水の割合を増やしてしまうと甘みが足りず、ぼやけた味になってしまいます。

 

個人的には日本酒2に対して炭酸水1の割合がベストですね。

どうしてもうまくいかない場合はシュガーシロップなどを入れてバランスを取ってみてください。

 

日本酒ブロッサム

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【材料】

日本酒 20ml

キミア 20ml

オレンジジュース 150ml

グレナデンシロップ 小さじ1

 

【作り方】 

グラスに氷を詰め、日本酒、キミア、オレンジジュースを注ぎよくステアする。最後にグレナデンシロップを沈める。

 

ネットで見かけたレシピです。

非常にいいレシピだと思ったので、こちらでも紹介させていただこうかと思います。

 

このカクテルはテキーラベースのカクテル「テキーラサンライズ」によく似ていますね。

見た目や使っている材料にも共通点があります。

 

味の方もシルバーのテキーラで作られたものにかなり近いです。

ですが日本酒を使っているためか、どこか柔らかな印象を受けますね。

 

キミアとグレナデンの風味でボリューム感も十分。

飲んだ後にこれが日本酒のカクテルだと聞いたら驚く人もいるでしょうね。

それほどまでに違和感なく日本酒と他の材料がマッチしています。

 

このカクテルに使った金柑リキュールの「キミア」については別記事で詳しく解説しています。

活用法を知りたい方はご覧になってみてください!

 

www.green-alaska.com

 

 

日本酒カイピリーニャ

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【材料】

日本酒 45ml

ライム 1/2個

砂糖 小さじ2

 

【作り方】 

ライムをぶつ切りにしグラスに入れ砂糖を加える。ペストルなどで優しく潰し、クラッシュドアイスを詰めて日本酒を注ぐ。最後によくステアする。

 

ブラジル発祥のカクテル「カイピリーニャ」のアレンジカクテルです。

本来使われるのは、カシャーサというさとうきびから作られるお酒。

それを日本酒に置き換えることで度数も下がり、飲みやすいカクテルとなっています。

 

シンプルなカクテルなので、これを飲むと日本酒とライムの相性の良さがよく分かりますね。

日本酒のクセはどこへやら、爽やかでフルーティな風味だけが強調されます。

日本酒をフレッシュな風味と共に楽しみたい、という方にはうってつけのカクテルです。

 

実はこれ、本国ブラジルでも親しまれている飲み方なんだとか。

ブラジル人は非常に創造的な人種であるという話を聞いたことがあるのですが、まさか日本酒を使ったカクテルを作って飲んでいるなんて、少し驚いてしまいますね。

 

 ファンタスティックレマン

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【材料】

日本酒 50ml

コアントロー 30ml

キルシュワッサー 10ml

レモンジュース 10ml

トニックウォーター Full up

ブルーキュラソー 小さじ1

 

【作り方】 

 日本酒、ホワイトキュラソー、キルシュワッサー、レモンジュースをシェイカーに入れシェイクする。氷を詰めたグラスに注ぎ、トニックウォーターで満たす。最後にブルーキュラソーを沈める。

 

ハードシェイクで有名なバーテンダー上田和男氏のオリジナルカクテルです。

モチーフはスイス、ジュネーブのレマン湖。

青のグラデーションがとてもキレイな見た目も鮮やかなカクテルです。

 

味のほうは複雑かつフルーティ。

さまざまなフルーツの風味が渾然一体となりとても飲みごたえのあるカクテルとなっています。

味わいの主役となっているのはコアントローとレモンジュースなのですが、それを日本酒の柔らかな芳香が包み込んでいるイメージの味です。

キルシュの風味も余韻を豊かにしてくれています。

 

アルコール度数もそれなりにあるのでロングカクテルにしては少し強め。

ですがとても飲みやすく感じるため、スイスイと口に運んでしまいます。

 

インスピレーション

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【材料】

日本酒 30ml

桜リキュール 20ml

パイナップルジュース 10ml

 

【作り方】 

材料をシェイカーに入れシェイクしてカクテルグラスに注ぐ

 

和の趣のある桜リキュールと日本酒を合わせたカクテルです。

 

日本酒と桜リキュールの柔らかさをパインの風味がキリッと引き締めてくれています。

それだからでしょうか。

このカクテルを飲むと、なんだかぼやけた頭がシャキッとするような感覚があります。

 

まさに神の啓示のごときひらめきが浮かびそうな味。

インスピレーション」というカクテル名にも思わず頷いてしまいます。

 

米のお酒と桜リキュールの組み合わせなので、桜餅にも似た風味がありますね。

春に飲むと情緒を感じるカクテルです。

 

このカクテルに使った桜のリキュールが気になった方にはこちらの記事を。

こちらも和の素材のお酒なので、きっと気に入ってもらえることかと思います。

 

www.green-alaska.com

 

 

日本酒カクテルにオススメの銘柄

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日本酒は、製造方法や材料によってさまざまな味のものが存在します。

すっきりと辛口なもの、白ワインのようなフルーティさを持つもの、米の風味がしっかりとしたもの、熟成感のある味のもの…などなど。

 

私は実を言うと日本酒にはあまり詳しくないので、カクテルにする際にどのようなものを使えばいいのかずいぶんと悩みました。

 

そんな中、日本酒カクテルに適していると思えるものを見つけました。「満寿泉」という銘柄です。

今回紹介したカクテルは「満寿泉 貴醸酒」と「満寿泉 純米吟醸」という2種類の銘柄を使って作ったものとなります。

参考までに、この2つの銘柄の特徴について解説したいと思います。

 

満寿泉 純米吟醸

 

富山県で製造される日本酒「満寿泉」の純米吟醸。

純米吟醸酒とは、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させて作られた日本酒のことです。

アルコール添加はされておらず、米と麹、水のみを原料としています。

 

このような製法で作られた日本酒は香りが豊かでフルーティな仕上がりになるのだそうです。

この日本酒をカクテルに使うとその果実のような香りが他材料と違和感なく溶け込んでくれます。

 

甘さも優しく、一体感がある上品な仕上がりに。

この口当たりの柔らかさ、まろやかさはこの銘柄の風味があってこそですね。

思わずうっとりとしてしまうような心地よい風味です。

 

さっぱりした日本酒カクテルを作りたいときには、こちらの銘柄を使うのがいいかと思います。

今回紹介したカクテルの中では、日本酒カイピリーニャ、ファンタスティックレマン、インスピレーションの3つに使用しています。

 

満寿泉 貴醸酒

 

こちらは同じ原酒を使って作られた満寿泉の貴醸酒となります。

貴醸酒というのは、醸造の際に使う仕込み水の代わりに酒を使った日本酒です。

つまり複数回の醸造によって酒の味わいが濃くなった日本酒、ということになります。

 

酒蔵の店主と話した時に「貴腐ワインが好きだ」と伝えたところ、こちらを勧めていただきました。

店主の話では貴醸酒と貴腐ワインは味わいに共通点が多いのだそうです。

 

この銘柄はフルーティな香りと甘く濃厚な味が特徴。

割り負けしない強い味を持っているので今回のように日本酒カクテルにするには最適であると私は思います。

 

もちろんそのまま飲んでもとっても美味しかったです。

とろりと甘いお酒なので食事と一緒に楽しむには微妙ですが、デザートワインのように食後に飲むとよかったですね。

 

こちらはカクテルを甘みのある濃厚な風味に仕上げたいときに使うのがオススメ。

ソーダで割るようなカクテルのときに使うのもいいですね。

甘みや香りがしっかりと残ってくれます。

こちらの銘柄はサムライロック、日本酒サワー、日本酒ブロッサムの3つに使用しました。

 

 

さいごに

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いかがでしたでしょうか?

さまざまな味わいを楽しむことができる日本酒カクテル。

その良さが少しでも伝われば嬉しいですね。

 

先入観にとらわれず色々な飲み方を試すことで、時には素晴らしい味わいと出会うことができる…これはカクテルのいいところだと私は思っています。

みなさんもたまには普段とは違う切り口からお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか?

きっと新たな発見、素晴らしい出会いがあるはずです。