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カクテルやウイスキー、リキュールなどの洋酒の楽しみ方を紹介します

力強いスモーキーな味わいが特徴 - タリスカーのオススメの飲み方について解説

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https://talisker-online.jp/life_with_talisker/isleofskye_trip02/

 

タリスカーはスコットランド、スカイ島で製造されるシングルモルトウイスキーです

スカイ島は1700k㎡ほどの小さな島ですがスコットランドの中では2番目に大きな島です。豊かな自然を有しており、島の情景はまさにダイナミックの一言。ダンヴェガン城のような歴史的建造物や古代のモニュメントも存在しており、文化遺産としての側面でも興味をそそられるロケーションです

 

そのような環境下で作られるタリスカーですが、味の方もインパクトの強いものとなっています

潮の香り、スパイシーな味、強いスモーク香などが特徴で数あるウイスキーの中でも個性的な味わいを持っています。ボウモアやラフロイグなどに代表されるアイラモルトに近い味わいとも言えますが、個人的には少しニュアンスが違うようにも感じます。アイラモルトよりも攻撃的でストレートな、いい意味でわかりやすい味わいといったところでしょうか

塩気や強いスモーク香に隠れて、熟成に使用したバーボン樽とシェリー樽由来と思われる甘さもかすかに感じます。第一印象は攻撃的の一言ですが飲み進めていくうちに華やかで繊細な側面に気づくことができるというのも面白いところです

 

 

飲み方別の味の解説

例のごとくさまざまな飲み方でタリスカーを飲んでみました

今回レビューするのはタリスカー10年。さまざまなバリエーションが展開されているタリスカーの中でもっともスタンダードな銘柄です

 

やはりどの飲み方でもスモーキーな香りが全面に出て、やや癖の強い味わいだと感じます。ただその分、その荒々しい風味に虜になった方はこのウイスキーから離れられなくなる、そんな魅力を持つモルトだと思います

スモーキーなウイスキー、特にアイラのウイスキーが好きな方は試す価値のある銘柄です

それでは私個人が印象に残った飲み方についていくつか紹介していきたいと思います

 

ストレート

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https://whiskyreviews.net/2016/02/09/talisker-10-year-old/

 

グラスに注ぐと、タリスカーの特徴であるスモーク香がふわりと漂います

口当たりはサラッとしていて比較的スムース。しかし刺激的なスパイシーさがあります

味の方は甘みよりも塩気、苦味を強く感じる印象。男性的で力強い味わいといったところです

香りの方はやはりスモーキーさが際立っており、樽香やモルトの香りはやや控えめ。シンプルでメリハリが効いた分かりやすい香りだと感じました

ストレートで飲むとアルコールの当たりも強めなので万人に勧めることのできる味わいとは言えませんが、ガツンと力強い味わいが好みの方にはうってつけだと言えます

じっくりとタリスカーの潮の香りとスパイシーな味わいに浸りたい方はストレートで飲むことをオススメします

 

水割り

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https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13118284/

 

水割りにしてもタリスカーの強い個性は健在です

この飲み方ですと後味に特色が出てきます。ストレートで飲んだ時にも感じられたスパイシーな風味が口の中に鮮やかに残り、なんとも爽やかな気分にさせてくれます

これは他のウイスキーの水割りでは中々体験できないタリスカーの個性と言えます

 

加水されたことで香りも拡がりスモーキーさも際立ちます

ただ味のほうは甘めの風味がよく出てくるようになります。それにつられてスモーク香の奥に潜んでいたカラメルのような香りも全面に出てきて、ストレートで飲んだときとはずいぶん印象が変わってきます

刺激的だが上品な甘さもある、なんとも忘れがたい味わいの水割りだといえるでしょう

 

ハイボール

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https://talisker-online.jp/life_with_talisker/tag/%E9%A3%B2%E3%81%BF%E6%96%B9/

 

色々な飲み方を試してみて1番印象に残ったのがハイボール。タリスカーのハイボールにはファンが多いと聞いていましたが納得の味わいでした

ソーダで割ることによりドライさが強調。炭酸の反発により香りにも複雑さが増しています

なによりスモーキーさと苦味、甘み、酸味のバランスの調和が素晴らしい。タリスカーのウリである男性的ともいえるパワフルな味わいを十二分に堪能することができます

このタリスカーのハイボールを飲んで思い浮かべるのは荒波の中を航海する船のような緊迫感溢れる光景でしょう

それほどまでに刺激的、爆発的な味わいを持っていると私は思っています

 

作る際はタリスカー1に対して炭酸水3ほどの割合にするのがベターです。濃い目で作ることによって刺激的な味わいに拍車がかかりますが、それがまた堪らない

もちろんこれは私個人のオススメの割合というだけなので、1:4や1:5の割合で作っても問題ありません。強い個性は炭酸水を少し増やした程度では無くならず美味しく頂くことができます

少し変化球的な作り方としては黒コショウをトッピングするというのもオススメです。タリスカーの持つ、スパイシーな香りを引き立て味わいにもアクセントが生まれます。

挽き立ての香りのいいものを仕上げに振りかけてみましょう

 

バランタインやジョニーウォーカーのハイボールに近い味わいを持っていますが、より個性的なパンチの効いた味わいだと感じます

タリスカーを飲むのならこの飲み方で決まりだ、と自信を持って勧めることができる完成度の高さがあります

刺激的な味わいのハイボールは、ほのかな甘みのあるナッツ類とも良く合います。おつまみが欲しい気分の時はぜひ試してみてください。筆者イチオシです!

 

 

さいごに

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http://colorflair.exblog.jp/13314020/

 

刺激的な味わいを持つタリスカーの魅力について解説してみました

タリスカーのバリエーションとしては前述の通り10年熟成のものが基本となりますが、より刺激的な味わいを求める方にはタリスカーストームという銘柄もオススメです。こちらはタリスカーの個性である潮の風味やスパイシーさを際立たせた銘柄。まさにその味わいは嵐のごとく。私が初めて飲んだのはバーでのことでしたが、思わずその刺激的さに笑ってしまうような忘れがたい味です

 

ウイスキーと言えばどこか知的なイメージが先行しがちですが、タリスカーはそれとは少し異なるワイルドなイメージ。たまには気取らず、本能的に、このモルトを味わってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

最新鋭のカクテル技術、ミクソロジーカクテル、モレキュラーカクテルについて解説

ミクソロジーカクテル、モレキュラーカクテルとは

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現代に入り目覚ましい進化を遂げる飲食業界。それはバーのようなアルコールの世界も例外ではありません

カクテル界では数年前からミクソロジーカクテル、モレキュラーカクテルと言われるものが流行しています

 

ミクソロジーカクテルとは最新鋭の調理技術を取り入れ、フレッシュな果物やハーブ、スパイスなどの材料を使い作られるカクテルの事。従来のリキュールやフレーバーシロップを使ったカクテルとは一線を画しており、使われる材料も独自性があります

 

モレキュラーカクテルとは分子ガストロノミー(分子美食学)の技法をカクテルに応用して作られるカクテルの総称です。ざっくりと言うと科学的な手法を使って作られるカクテル。液体窒素で材料を凍らせたり、アルギン酸ナトリウムで材料を球状に固めたりと、まさに科学実験のような調理法が取られています

モレキュラーカクテルもミクソロジーカクテルの中にカテゴライズされますが、こちらは科学的なアプローチが強いものの事を指します

 

ミクソロジーの手法を使って作られたカクテルの魅力はなんといってもその独自性にあります。これは味や香り、食感に至るまで従来のカクテルでは味わうことのできないものです。思わず釘付けになってしまうような作り方のものも多いのでエンターテイメント性も高いと言えます

 

今回はそんな最新のカクテル技法と、それを使って作られるカクテルの味の特徴について解説したいと思います

自宅で再現するのは困難だと言えるものも多いので、ミクソロジーカクテルを提供しているバーを探して、ぜひその味を確かめてみてください!

 

 

リキッドナイトロジェン

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https://bar-zolddich.com/archives/933

 

リキッドナイトロジェンとは液体窒素のことです

その名の通り液体窒素を使いカクテル材料を氷結させてフローズンカクテルを作る技法のことを指します

大きなボウルにカクテルの材料を入れ、その上から液体窒素を注ぎ、材料を氷結させる方法が一般的です。撹拌するうちに液体窒素が気化し冷やされた材料が残るので、それを食べるカクテルとして提供します

 

この技法を使う利点としてはカクテルが水っぽくならないところ

通常のフローズンカクテルはクラッシュドアイスを砕いたものとカクテル材料をブレンダーなどでミックスして作られるため、どうしても材料の濃度が薄くなってしまいます

一方、リキッドナイトロジェンの技法を使うと、氷などを使わなくても材料を冷やすことができるため濃度が保たれます。これによりアルコール感のある濃い味わいのフローズンカクテルを作ることができるというわけです

 

この技術を使って作られる代表的なカクテルはフローズンモヒート。ラム、細かく刻んだミントの葉、ライムジュース、シュガーシロップをボウルに入れ、液体窒素を加えて撹拌すれば完成です

材料は通常のモヒートとほぼ同じですが、仕上がりは全くの別物。口溶けが滑らかな上質なジェラートのようなカクテルとなります。通常のモヒートよりもミントとライムの香りが強く感じられ、ラムのアルコール感も強めです

初めて口にした時の衝撃はなかなかのものでした…これが次世代のカクテルなのか、と驚愕した覚えがあります

 

エスプーマ

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http://www.schoentrinken.at/gin-tonic-mit-lime-espuma/

 

エスプーマとは特殊な器具で材料を泡状にする技法です

スペインのレストラン「エル・ブリ」のシェフ、フェラン・アドリア氏が料理に使用した事で話題を集め、画期的な手法として世界中に広まっています

泡のソースを使用した料理をテレビやネットなどのメディアで目にしたことのある方もいるのではないでしょうか?

そのエスプーマが近年では料理だけではなくカクテルにも応用されるようになりました

 

エスプーマを使う利点は泡となった材料の吸着性にあります

泡状になった材料は舌に触れる表面積が大きくなりますが、中に空気を含んでいるため質量は当然少なくなります

そのため塩気や甘みなどの材料の味が含まれている成分以上に強く知覚されます

つまり砂糖やシロップの量を抑えた薄めの味つけでも味が濃いように感じるのです

後味にも重い感じが残らずスッキリとした余韻になります

その作用のおかげで、塩気や甘み以外の要素、材料の持つ風味や旨みなどがハッキリと感じられるようになります

普段は味付けの影に隠れていた繊細な風味もエスプーマなら感じることができ、なおかつ泡の吸着性のおかげで満足感のある甘みや塩気を感じることができます

 

塩のエスプーマなどが分かりやすい例でしょうか。以前、塩のエスプーマを液面に乗せたショートスタイルのブラッディーメアリーを飲んだことがあるのですがなかなか面白い味となっていました

口に含むと塩のエスプーマの味が一気に攻めてきて強い塩気を感じるのですが、その味は一瞬で消え後から口に入ったトマトジュースの風味がとてもフルーティに感じられました

塩のエスプーマの味で舌がリセットされてトマトの甘みが強調された、というわけです。これが普通の塩で味付けされたものなら、強すぎる塩気で味のバランスは崩れていたことでしょう

しかもエスプーマなら飲み切るまで泡状になった塩が液面に浮いてくれるので、最後までこの塩気と甘みのコントラストを楽しむことができます。計算され尽くした完成度の高いカクテルと言えますね

 

スローイング

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https://www.broadsheet.com.au/sydney/food-and-drink/200-years-lagavulin-scotch--syd

 

スローイングとはステア、シェイクに次ぐ新たな材料のミックスの方法です

やり方としてはまず大口のマグを2つ用意し両手に1つずつ持ちます。そして一方にミックスする材料をすべて入れ、顔の位置ほどの高さから腰の位置ほどに持ったもう片方のマグに落とし入れます。この高い位置から低い位置にあるマグに材料を移し入れる、という作業を5〜6回繰り返して完成です

ただ材料を行ったり来たりさせているだけに見えるかもしれませんが、高い位置から液体を落とすことによって揮発成分が飛び、材料に空気が混ざります。これによりカクテルがまろやかな味になり香りも立ちます

これのような作用をエアレーション効果といいます

 

ワインに詳しい人なんかはこの技法の効果をよく知っているのではないでしょうか?

ワイン、特に赤ワインはグラスに注ぐサーブの技術によって味が変質すると言われています

乱暴にサーブをしたワインは渋みや雑味を強く感じることもあり、高いワインでも台無しになってしまいます。そのためサーブの技術はワインのプロ、ソムリエの必修科目の1つとなっています

 

この技法を使って作られる代表的なカクテルはブルーブレイザー。ウイスキーに熱湯と砂糖を加えてスローイングをしたカクテルです

面白いのは混ぜた材料に火を付けてスローイングがされるところです。その名の通り青い炎がマグを往復する様子は高いパフォーマンス効果があります

 

インフュージョン

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インフュージョンとは果物やハーブ、スパイスなどをウォッカなどに漬け込み、オリジナルのリキュールを作る技法です

いわゆる漬け込み酒。日本古来の果実酒、梅酒もインフュージョンの一種です

今までに紹介した技法に比べてやや親しみのある印象ですが、その可能性は無限大。漬け込む材料次第で様々な味の自家製リキュールを作り出すことができます

材料を漬け込むことによって、浸透圧により果物やハーブの成分がお酒に溶け出します。生の果物を使えば、市販のリキュールでは味わえないフレッシュ感も生まれます

漬け込む材料を工夫すれば独自のリキュールを作り出すことができ、それを使って作られたカクテルはまさに世界に1つだけのオリジナルカクテルとなります

昨今はカクテルにも技術だけではなくオリジナリティも求められる時代です。自家製のリキュールを使ったカクテルを作ることは、この時代に適応するために最適な方法だと言えるでしょう

 

インフュージョンで作られたリキュールには様々な種類がありますが、個人的にお気に入りなのは、ジンにハーブやスパイスを漬け込んだもの。ジュニパーベリーを漬け込んでジンの風味を強化したり、ホールのカルダモンを漬けて香りにエキゾチックさを加えたりと面白いものがたくさんあります

そしてそれらを使って作られたジントニックは個性的で刺激的な味わいです。他の技法に比べて家庭でも簡単に行うことが出来るのでみなさまも一度試してみてはいかがでしょうか?

 

筆者もこれまでにインフュージョンで色々な自家製リキュールを作っています。作り方などを記事にしてまとめてあるので、興味が湧いたら目を通してみて下さい

 

 【バラの漬け込み酒】自家製ローズリキュールの作り方と美味しい飲み方を紹介 - NomiLOG

 【自家製カルーア】ラムとウォッカでコーヒー酒を作ってみました - NomiLOG

twitterで話題沸騰!いちごの漬込みウイスキー - NomiLOG

 

スフェリフィケーション

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http://www.molecularrecipes.com/molecular-mixology-class/

 

スフェリフィケーションとはカクテル材料にアルギン酸ナトリウムを溶かし込み、それを乳酸カルシウムを入れた水に落とし込むことによって、材料を球状に変化させる技法です

落とし込んだカクテル材料の表面には薄い膜がはり、さながらイクラのような出で立ちに。その見た目からスフェリフィケーションで作られたカクテルはキャビアカクテルと呼ばれたりもします

乳酸カルシウムに材料を漬け込む時間によって食感も変化します。短い時間だとゼリーに近い食感に、数分漬け込むと膜が厚くなりプチプチとした食感に変化します

漬け込んだ材料には苦味成分が付着しているので茶漉しなどで漉した後、容器に入れた水で表面を洗ってから提供されます

完成したカクテルはまさに食べるカクテルといったところ。小気味よい弾力があり、噛み締めると閉じ込められていた材料の香りや味が一斉に口の中に広がり、なんともいえない楽しさを感じます

 

ちなみにスフェリフィケーションは材料を選ばずに行えるというわけではありません。材料のアルコール濃度や粘度などによってはうまく膜がはらず失敗してしまうことがあります。自分で作る場合は試行錯誤を繰り返してちょうどいい材料の割合を探っていく必要があるでしょう

 

スモーク

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https://www.pinterest.jp/onealdwych/the-lobby-bar/

 

文字通り燻煙を使ってカクテルに燻香を付ける手法です

ハンディタイプのスモークマシンを使って大きめで口の狭いデキャンタなどに煙を充填、その後にカクテル材料を投入し数分おく、または軽く撹拌をして材料に燻香を付けます

その他にもグラスに注いだカクテルの上からケースを被せその中に煙を充填させる方法や、シェイカーに材料と燻煙を入れそのままシェイクする方法などがあります

煙の発生源としてはスモークチップを使います。チップには桜、リンゴ、ホワイトオークなど様々な種類があり、使うチップによって香りが異なるのが面白い所です

 

この技法を使って作られたカクテルは通常味わうことのない、燻香が効いたものになります。香りだけではなく味にもスモーク感を感じるのが面白い所。他にもウイスキーをスモークすることでアルコールの角を取るという効果もあります

スモークと相性のいい材料は限られてきますが、生クリームなどの乳製品とは相性抜群です。フルーツ系だとリンゴなどが良く合います。カンパリを使ったカクテル、ネグローニをスモークで作って提供しているバーも見たことがあります

 

ちなみに短時間のスモークで作る燻製は料理の分野だと「瞬間燻製」と呼ばれており、人気を博していますね。燻香が付いた料理は近年流行中なので、同じ手法を取り入れたカクテルは話題性も抜群です

 

 

さいごに

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いかがでしたでしょうか?最新鋭のカクテル技術はどれも斬新な手法で作られる独自性の高いものであることが分かったと思います

最近では日本でもバーテンダー協会などを通して技術の流布がされており、ミクソロジーカクテルを取り入れるお店も増えてきました

興味がある方はぜひ取り扱っているバーを探してみてください!

 

【バラの漬け込み酒】自家製ローズリキュールの作り方と美味しい飲み方を紹介

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こんにちはあらすかです

最近インフュージョン(漬け込み)によるホームメイドリキュール作りにハマっています

本当に凄いんですよこれ。作り方も簡単、好きな材料でお酒を作れる、自分だけの味が出せる、余ってしまったスピリッツが消費できる、といいことづくめです!

今回は最近作った自家製リキュールの中からバラのリキュールの作り方を紹介しようかと思います

 

みなさんはバラの花の香りを嗅いだことがありますでしょうか?

これがまたスッキリと若々しい香りでなんともいえない爽やかな気分にさせてくれるんです

バラのリキュール作りに使用するのはそのバラの花びら。華やかな香りがお酒に溶け込んでとても美味しいリキュールが出来上がります

味も素晴らしいのですが、それ以外にも嬉しい効果が。バラには美肌効果や冷え症改善、ホルモンバランスの改善など女性の悩みに効果をもたらす成分が含まれています。美味しいだけではなく健康効果も期待できるという優れものなのです

見た目もバラの花の色が溶け出してとても綺麗なものになります。ぜひ材料を揃えて作ってみてください!

 

材料

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 バラの花びら(ドライタイプ)  約3g

 ウォッカ 約200ml

 氷砂糖 約80g

 レモン  1/2個

 シナモンスティック  1本

 

今回はこのような材料と分量で作ってみました

漬け込む材料に特に決まりはないので、この他にも自分好みのハーブやスパイスを加えてみるのがいいかと思います

それでは各材料について解説していきます

 

バラの花びら(ドライタイプ)

まずはメインとなる材料のバラの花びら。今回は手軽に手に入るドライタイプのものを使用しました

ドライフラワーはハーブの専門店、輸入食品店などで購入することができます

もちろんフレッシュなバラが手に入る方はそちらを使用してもOKです

ただ食用ではない花には農薬が添加されている場合があるので、自宅の庭などで育てたものを使うのが無難でしょう

生のものを使う場合はドライタイプの分量の2倍ほどの量を使用してください

 

 

ウォッカ

ホワイトリカーなどでも構わないのですが、今回はウォッカを使ってみました

使った銘柄はストリチナヤ。このあたりは癖の無い味わいのものならなんでもいいと思います

本当はグレイグースを使おうかと思ったんですけど、高いんですよねアレ…今回はお財布事情により断念しました

グレイグースは華やかな香りを持つウォッカなのでバラの香りとよく合います。高い完成度を目指す方はぜひ使ってみてください

 

 

氷砂糖

甘みを付けるため、そして浸透圧により漬け込む素材のエキスを抽出するために氷砂糖を加えます

氷砂糖はゆっくりと溶け出すため、材料の成分が漬け込むお酒に泌みだしやすいとのことです

興味がある方は原理を調べてみてください

ただ今回はメインの材料が成分が解け出しやすいドライタイプの花びらなので、グラニュー糖などで代用しても構わないと思います

参考までに分量を記載しましたが、この辺りは味を見ながらお好みで。最終的に材料を取り出した後に追加しても構わないので、最初はザックリの分量で作っちゃいましょう

 

レモン

フレッシュな酸味を加え、鮮やかな色を出すために入れました

使うのは皮を剥いた果肉の部分です

苦味を出したいのならば皮を漬け込むのもアリだと思いますが、今回はスッキリとした味に仕上げたかったので見送り

皮も漬ける場合は表面の黄色い部分をなるべく薄く剥いて加えてみてください。内側の白い部分まで使ってしまうと渋みや雑味が出てくるので注意です

 

シナモンスティック

スパイスはバラの香りによく合うシナモンを選びました

このようにスパイスを加えることで香りに奥深さが生まれます

シナモンにはリラックス効果や血流改善の効果もあるので、バラの成分との相乗効果が期待できそうです

 

 

 

作り方

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1.瓶を煮沸消毒してよく乾かす

2.レモンの皮をカットし果肉の部分を取り出す。皮も漬け込む場合はピーラーなどで表面の黄色い部分のみを薄く削ぐ

3.材料を瓶に入れウォッカを注ぎ冷暗所で保存する

4.約1週間後に漬け込んだ材料を茶漉しなどで濾して取り出し完成

 

簡単に説明すると瓶に材料を入れてウォッカに漬けるだけ。簡単ですね

材料を漬け込みっぱなしにしていると渋みや雑味が出てくるので、バラの色素が抜ける1週間を目安に取り出します

バラの色が白っぽくなってきたら程よく成分が抽出された証拠です

今回はバラの渋みを抑えたかったので4日ほどで取り出してみました。ドライタイプの花びらを使ったためか、短期間でもしっかりと色と香りをお酒に移すことができました

最後に味見をして甘みが物足りないと感じたら、グラニュー糖などを少しずつ足してみてください

 

 

味の感想

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漬け込んで待つ事約1週間。綺麗なピンク色のリキュールが完成しました

見た目が本当に綺麗ですね。着色料無しでこれほど鮮やかな色が出せるとは驚きです

 

味の方も素晴らしいです。バラの優雅で爽やかさな香りが鼻腔をくすぐり、穏やかな気分にさせてくれます

味には若干ながら渋みを感じるもののレモンの酸味と砂糖の甘さがあるため、特に気になる程でもなく、それもまた味の特色として生かされているように感じます

ストレートでも美味しいですが、ロックにして飲むとスイカに似た香りが出てきて面白いです

ナイトキャップに飲めば清々しい安らかな気分で眠りにつくことができそうですね

今回は上記の材料で作りましたが、これにオレンジフラワーなどのドライフラワーやスターアニスを加えて作っても美味しいです。特にガリアーノやオパールネラのようなアニス系のリキュールが好きな人はスターアニスを入れて作るのをオススメします

 

 

ローズリキュールを使ったカクテル

ストレートやロック、水割りなどでも美味しくいただけるローズリキュールですが、カクテルにするとより深く楽しむことができます

カクテルにもオリジナリティを求められる時代。自家製のシロップやビターズ、リキュールを使用したバーも増えてきています

自家製のリキュールを使う事によってカクテルに独自性を持たせることができます。やはり自分だけの味を作り出すことができる、というのはなかなか楽しいものです

ぜひみなさんもご自宅で作ってみてください!

 

ローズトニック

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レシピ

  自家製ローズリキュール 1/4

  トニックウォーター 3/4

 

グラスに氷を詰めてローズリキュールを注ぎステア。その後にトニックウォーターを注ぎ軽く再ステアする

 

リキュールのカクテルの定番、トニック割りです

ローズリキュールの甘く華やかな香りにトニックの苦味と酸味が加わる事により、飲みやすくバランスの良い味わいとなります

トニックを注いだ時の色合いも綺麗で見た目にも鮮やかなカクテルです

 

 

ジャックローズ

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https://gochiso-saga.com/sphone/syunya_sagameshi/saganaji/detail.php?id=1682

 

レシピ

 カルバドス 30ml

 自家製ローズリキュール 10ml

 グレナデンシロップ 10ml

 ライムジュース 10ml

 

材料をすべてシェイカーに入れシェイクしカクテルグラスに注ぐ

 

本来バラの成分が入らないジャックローズにカクテルの名前に倣ってローズリキュールを加えたレシピです

ほのかなリンゴの香り、グレナデンの甘み、ライムの酸味にバラの香りが加わり華やかさが生まれています。飲みごたえがあるのに余韻はスッキリ。なんともいえない複雑な味わいを持つカクテルです

 

バラと柚子レモンのカクテル

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レシピ

  自家製ローズリキュール 1/4

  柚子レモンジュース 3/4

 

グラスに氷を詰めてローズリキュールと柚子レモンジュースを注ぎステアする

 

ローズリキュールの飲み方を色々試している時に柚子レモンのジュースがコンビニで売られているのを発見して、試しに組み合わせてみたら相性抜群でした

甘酸っぱい柚子とレモンの味わいと香りがバラとよくマッチします。手軽に割り材が手に入りますし作るのも簡単。それでこの味が出せるのは素晴らしいです!

バラのリキュールの他に、ハーブリキュールのスーズなんかともよく合う柚子レモンジュース。かなり優秀な割り材なのかもしれません!

 

 

さいごに

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材料を揃えれば簡単に作れるバラのリキュール。その味は売り物のリキュールと比べても遜色なく、素晴らしい味わいです

作り方さえ分かってしまえばバラの他にもラベンダーやエルダーフラワーなど色々なドライハーブでリキュールを作ることができます

ぜひ漬け込み用のビンを揃えてトライしてみてください

一度漬け込み酒にハマってしまうと、いろいろなものを漬け込みたくなってくるはずですよ!

 

ジントニックをより美味しく作るためには - 味を高めるための工夫やアレンジの方法の解説

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http://openers.jp/article/1331799

 

カクテルの王道、ジントニック

グラスにジンとライムジュースを入れトニックウォーターを注ぐだけ、というシンプルなレシピですが、作り手の技量や知識などが問われるカクテルでもあります

チェーンの居酒屋で提供される、単なるメニューのバリエーションの1つとして存在するだけのジントニックとオーセンティックバーで飲む、バーテンダーこだわりの一杯とでは雲泥の差があることは、このブログの読者の皆様ならよくご存知かと思います

 

以前の記事では基本的な作り方を解説しましたが、今回はそこから一歩踏み込んでより完成度の高いジントニックを作る方法、個性を出すためのアレンジ方法について解説しようかと思います

基本的な作り方についてはこちらの記事で。このまま読み進める前に一度目を通しておいてもらいたいと思います

 

手順一つで味が大きく変わる - 美味しいジントニックの作り方 - NomiLOG

 

 

ジンとトニックウォーターの選定

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http://www.cafebar-bonobono.jp/hitorigoto046.html

 

まずジントニックの味の核となる部分、ジンとトニックウォーターの選定から考えていきましょう

ジンもトニックウォーターもさまざまな銘柄が存在しているのでどれを使うのがいいのか迷ってしまうかと思いますが、大事なのは完成系の味を想像して、そのイメージに合った銘柄を選ぶことでしょう 

 

 男らしいドライな味に仕上げたいのか

 飲みやすく柔らかな口当たりにしたいのか

 それとも他には無い個性を出したいのか

 

完成系を思い浮かべれば自ずと使うべきジンやトニックウォーターの銘柄が見えてくるはずです

 

ただいきなり銘柄を選べと言われても、さまざまなジンやトニックウォーターを飲み比べている人でないとなかなか難しいところ

そこでまず私の独断と偏見でジンやトニックウォーターの銘柄を味の傾向ごとにカテゴライズしてみました

プロのバーテンダーでもない一介の酒飲みの意見なので恐縮ですが、参考にしていただけたら幸いです

 

味の傾向ごとのジンの分類

各系統ごとに3銘柄ほど私個人のオススメの銘柄を選んでみました

中にはクラフトジンと呼ばれる少々高価なものもありますが、お高い分味の方は折り紙つき。興味が湧いたらぜひ試していただきたいと思います

 

【ジンらしいドライな味】

・タンカレーNo.10

・No.3 ロンドンドライジン

・ブードルズ

 

 

【飲みやすくスムース、マイルドな味】

・ゴードン ロンドンドライジン

・ビクトリアンバット ジン

・ヘンドリックス ジン

 

 

【個性的な香りや味を持つ】

・ボンベイサファイア

・季の美 京都ドライジン

・ジーヴァイン フロレゾン

 

 

それぞれの銘柄の細かい味の特徴については、ジンの銘柄についての紹介記事の方にまとめてあるのでそちらを参考にしてみてください!

 

ジントニックにオススメのジン、トニックウォーターの銘柄 - NomiLOG

プレミアムジン、クラフトジンのオススメ銘柄5選 - もっとジンを深く楽しみたいあなたへ - NomiLOG

プレミアムジン、クラフトジンのオススメ銘柄その2 - 個性的な香りが特徴の3銘柄を紹介 - NomiLOG

 

トニックウォーターの選定

個人的な意見となってしまいますが、トニックウォーターはウィルキンソン、シュウェップス、フィーバーツリーの3銘柄から選ぶのが好ましいです

その他の銘柄は雑味が多かったり、炭酸のキレがイマイチだったり、はたまた価格が高すぎたりと少しネックとなる部分が多いように感じます

ではその3つの中からどのトニックウォーターを選ぶのか、ということになりますがこれも銘柄ごとの味の特徴を考えてチョイスするのがいいかと思います

 

 柔らかくスッキリと優しい味にしたいときはウィルキンソン

 酸味や苦味の効いたキレのある味にしたいときはシュウェップス

 どっしりとした飲みごたえのある味にしたいときはフィーバーツリー

 

それぞれのトニックウォーターに味の特徴があるのでどれが優れているということはありません。ジントニックの完成形を思い浮かべながらそれに合うものを選びましょう

 

 

ジンとトニックウォーターの相性も重要です。こればかりは実際に組み合わせてみてマッチするものを見つけるしかないので、みなさんも試行錯誤を重ねてみてもらいたいと思います

参考までに筆者オススメの組み合わせをいくつか挙げてみます。

 

・タンカレーNo.10×シュウェップス

爽やかなキレのある味わいと香り

・ビクトリアンバット×フィーバーツリー×アンゴスチュラビターズ

重厚で奥深い、伝統的な味わい

・ヘンドリックス×ウィルキンソン

透明感のあるスッキリとした味わい

 

 

作る際に気を付ける事

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http://www.webmagazine-ago.jp/

 

自分が作りたいジントニックのビジョンが見えてきて、使用するジンとトニックウォーターが決まったらさっそく作ってみましょう

ジントニックの基本的な作り方は以下の通りです

 

 1.グラスに氷を詰めてジンを30ml~45mlほど注ぐ

 2.ライムジュースを加え、よくステアする

 3.トニックウォーターを注ぎ軽くステアする

 

とてもシンプルなレシピですね

ですが前述の通りジントニックは作り方も重要。注ぎ方1つ、混ぜ方1つで味の印象も変わってきます

なのでここからは、より美味しく仕上げるための作り方について解説していこうかと思います。基本の作り方については以前の記事で説明してありますので今回は細かい部分を中心に説明していきます

 

手順一つで味が大きく変わる - 美味しいジントニックの作り方 - NomiLOG

 

作り手によってさまざまな考え方が反映されるカクテルでもありますのでこれが正解!といえる作り方はありません。みなさまも色々な作り方を参考にして試行錯誤をしてみてもらいたいと思います

 

ジンは冷蔵か、それとも冷凍するのか

ジントニックに使うジンは銘柄も重要ですが、その状態も重要なポイントです

よく冷やしたものを使うのは当然として冷蔵するのか、冷凍するのか。使うジンの状態によって仕上がりの味や香りも変わってきます

冷蔵のジンを使うとトニックウォーターとの温度差があまり無いため混ざりやすくなります。なので個人的な意見としてはあまりカクテルを作りなれていない方はこちらの方法がオススメです

冷凍のジンを使うと最初からジンがよく冷えているため氷が溶け出しづらくなり、水っぽい味わいになることを避けることができます。しかしジンとトニックウォーターは混ざりづらく、炭酸のキレを残したまま仕上げるのにはステアの技術が必要となります

どちらも一長一短。こればかりは自分の好みの味となる方を探っていくしかありません

参考までに、筆者は基本的に冷凍のジンを使ってジントニックを作っています。ただ、香りに特色があるジンの場合は冷凍によってやや香りが閉じてしまうような気がするので冷蔵で作るときもあります

素人ながら結構な数のジントニックを作っている自負はあるのですが、最高の一杯を!と言われるとやはりこの辺りの判断は迷うことがありますね…

 

グラスのアイシング

グラスが冷えていないと氷が早く溶けてしまい、水っぽいジントニックになってしまいます

なのでグラスに氷を詰めた後にアイシングというグラスを冷やす工程を挟みます

やり方としてはグラスに氷を詰めバースプーンでそのままグラスが曇るくらいまでステア。氷が溶け出して出た水を捨てて解けた分の氷をグラスに足せば完了です

グラスを冷やすだけなら冷蔵庫や冷凍庫に入れればいいのでは?と思うかもしれませんが、家庭で作ることを考えるとこれはNG。他に冷蔵庫に入れてあるものの匂いがグラスに移ってしまうためです

 

ライムの搾り方

ライムの搾り方も人によってさまざまな方法がとられます

ライムジュースだけを加えるのか、それともグラスの中に果肉を落とすのか、カットの仕方はどうするのか…

色々な方法があって迷うところですが、まずはスタンダードに1/4のくし切りのライムを氷の間に入れるという方法で作ってみてそれから色々やり方を変えるのがいいでしょう

雑味が気になるならライムジュースのみに、香りが弱いと感じるなら液面に近い位置にライムを落としたり、仕上げにライムピールをすると効果的です

 

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http://iwamoto-hiroyoshi.com/laboratory/160520/

 

ライムの搾り方にも気を配ります

ライムジュースのみを使う場合はスクイーザーを使うことになると思いますが、多くの果汁を搾り取ろうと力を入れて絞ってしまっては苦味や雑味が出てくるだけです。優しく果肉のみを削ぐような感覚でスクイーズしましょう

グラスにライムを落とす場合もあまり力を入れすぎないように気をつけて絞ります。バースプーンのフォーク部分を果肉に押し当てるようにして絞ると皮に付加がかからず、雑味を抑えることができます

絞った後は皮の表面にライムの油分が染み出ているので、清潔なタオルなどで軽くふき取りましょう

 

ステアの仕方

ジントニックを作るときにもっとも技術による差が出る工程です

まず、ジンを注いだ後のステア。バースプーンを使って抵抗がかからないように滑らかに氷を回しましょう。グラスが曇る程度にステアすれば程よく冷やされた状態となっています

次にトニックウォーターを注いだ後のステア。これは人によって色々な意見があるとは思いますが、個人的には縦に一回のステアがベストだと感じます

それだけですと完全にジンとトニックが混ざりきらないわけなんですが、その状態で仕上げるとグラスの底に行くにしたがってジンが濃くなっているので、飲んでいくうちに多少氷が溶け出してもジンの味の骨格が崩れなくなります。味のグラデーションを楽しむ、という側面もあるので私が特に気に入っている作り方です

その他の方法ですとステア1~2回かステア無しが一般的でしょうか。高いステアの技術を持って4~5回ステアする、という方法をとっているバーがあるという話も聞いたことがあります

この辺りはジントニックが美味しいバーに赴き、バーテンダーの作り方を見て参考にしてみるのもいいでしょう

(あまりガン見をしてしまうのも失礼なのでほどほどに…!)

 

最後にジントニックの具体的な作り方が分かる動画を1つ紹介します

慎重にステアをしている様子や氷を避けてトニックウォーターを注いでいる様子がはっきりと分かるので、作る際の参考になるのではないでしょうか?

 

www.youtube.com

 

 

アレンジ

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http://blog.livedoor.jp/barbananabird/archives/65180781.html

 

これまでに説明した項目を参考にすればバーで飲む味に近い、本格的な味のジントニックが完成することかとは思います

ただそれだけではよくあるジントニックの1つに過ぎない味になってしまう…と感じる方もおられるかと思いますので、ここからは個性を出すためのアレンジ方法を紹介します

今回は自宅でジントニックを作ることを想定して、酒屋やスーパーで材料が手に入る方法をメインに紹介しようかと思います

ジントニックは世界中で愛されているカクテルなだけあって、色々なアレンジ方法が考えられています。果物やハーブとも相性のいい味わいを持っているのでライム以外の材料を加えても案外味のバランスが取れたりもします

もちろんアレンジし過ぎるとジントニックという枠から外れるので注意しましょう

 

アンゴスチュラビターズを加える

まずは定番。ジントニックにビターズを数滴加えるアレンジ方法です

そもそもビターズとは何なのか?ご存知ない方も多いとは思うので、少し解説をします

ビターズとは苦味酒の事で、アルコールにスパイスや柑橘類のゼスト(皮)を漬け込んで作られます

単品で味わっても美味しいものとは言い難いですが、その鮮烈な香りと味はカクテルに奥深さを与えてくれます

ジントニックに使用する場合はジンを注いでステアする前に2、3滴ほど加えるのがベター。ほんの少量で驚くほど味が変わるので入れすぎに注意です

 

 

トニックウォーターと炭酸水で割る

こちらも定番。トニックウォーターの分量を少し減らして炭酸水を加える事によって甘さを抑えてスッキリとした味に仕上がります

炭酸水とトニックウォーターを使用して作ったジントニックはジンソニックとも呼ばれ、よりドライな味を求める方に人気があります

 

ただジンソニックを作る際は炭酸水の分量に注意が必要です。ややもすると単に薄いだけのジントニックになってしまいます

筆者のオススメはジン、トニックウォーター、炭酸水の割合を1:2:1ほどで作ること

ジンを少し強めにすることでボタニカルの香りはしっかりと感じられ、なおかつ飲みやすいドライな味となります

タンカレーとウィルキンソントニックの組み合わせで作ると美味しいですね。夏に飲むと特に美味しく感じる味です

使用する炭酸水はウィルキンソンのものがオススメです。強炭酸で味も安定しているので爽快感がアップします

 

 

ライムを別の物に置き換える

ジントニックの味の3大要素、酸味の部分を構成するライム

このライムを別の果物に置き換えることで普段飲むジントニックとは違うニュアンスを出す事ができます

例えばレモン。ライムよりもやや酸味が強くシャープな香りはジントニックの輪郭を引き締めてくれます

和の風味を感じる柚子なんかを使ってみると、心がリラックスするような穏やかな味となります

柑橘系に限らずハーブ類を使ってみるというのもいいでしょう。ジントニックにはローズマリーやバジルなんかがよく合います。生のハーブを加える事によってジンが持つ香草の香りにフレッシュな香りが加わってとても美味しいですよ

遊び心を持って色々なハーブや果物を合わせてみると意外な発見があるかもしれません

 

スパイスを加える

少し意外かもしれないですが、ジントニックにスパイスを加えることで香りに深みを出すという方法があります

ジンはボタニカルとして様々なスパイス類を使用しているため、違和感なく香りが溶け込んでくれるのです

筆者のオススメは黒胡椒とカルダモン

カルダモンはカレーなどに使われるスパイスでエキゾチックな香りがジントニックに奥深さを与えてくれます

タンカレーNo.10のジンにホールのカルダモンを漬け込んだものをジントニックのベースとして使っているバーなども見たことあります。スパイシーな香りでタンカレーの爽やかさが強調されておりとても美味しかった覚えがあります

家庭で試す場合は出来上がったジントニックにパウダータイプのカルダモンを2~3振り加えるのがいいでしょう。味に一体感を出したいのならジンを注いだ後に一緒に加えてステアするのがベターです

黒胡椒はどの家庭にも常備してあるかとは思いますが、すでに挽いてある粉状になったものをお持ちの方が多いはず。ぜひペッパーミルを使って挽きたてのものを使ってみてください。やはり香り立ちが違います

 

 

 

さいごに

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ジントニックは人によって作り方もさまざま。試行錯誤するうちに、少しでも味を高めようと他の材料を加えてみたりレモンピールをしてみたりと手数を増やしてしまいがちです

しかしやはり大事なのは基本。色々アレンジの方法も紹介しましたが、作り方に迷ったら一度、ジンのトニック割りという原点に立ち返ってみるのがいいでしょう

基本を振り返り、自分の求めている味のイメージが掴めたら、お好みのジンを手に取りさっそく作ってみましょう

きっとあなたにも美味しいジントニックを作ることができるはずです!

 

海の香りのアイラモルト「ボウモア」の魅力

アイラモルトの女王とも言われるボウモア、その味の特徴

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http://mind-the-gap-london.blogspot.jp/2016/03/blog-post_13.html

 

ボウモアはアイラ島最古の蒸留所で作られるシングルモルトウイスキーです

蒸留所はアイラ島の中心、ロッホインダール湾を望む浅瀬に建造されています

 

アイラ島のウイスキーといえば個性的なフレーバーが特徴。このボウモアも例外ではなく個性豊かな味となっています

ボウモアの特徴はなんといってもそのスモーキーフレーバーと潮の香りです

これはアイラ島で取れる海草を含んだ泥炭(ピート)によって香り付けがされていることと、ウイスキーが製造されている環境に起因しています

一般的なウイスキーと比べてかなりスモーキーな部類に入りますが、アイラモルトの中ではまだ少々穏やかな方

ウイスキーにどれだけ煙たい風味が付いているのかを「PPM」という単位で表すのですが、このボウモアは27PPMほど。アイラモルトの代表格の一つであるラフロイグは50PPM、アードベッグは60PPMほどとなっています

 

どうしてもアイラモルトの特徴を解説するとなると、このようにスモーキーさだとかピーティーさにフォーカスしてしまいがちですが、もちろんそれ以外の要素にも魅力があります

このボウモアの場合はスモーキーさの奥に隠れた、花のような香り、チョコレートのようなコク、蜂蜜のような甘い香りと味が特色となっています

それらの香りを柔らかな潮の香りが包み込み、「アイラモルトの女王」とも評される非常に高いバランスの味わいが生み出されているのです

 

 

伝統的な製法と細やかな管理体制によって製造されるボウモア

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http://n-log.jp/barnagata/237411.html

 

1779年創業の蒸留所では現在もフロア式モルティングにより原料の麦芽が作られています

フロア式モルティングとは、ウイスキー作りの大麦を発芽させる工程を広いフロアの床面で行う方法です

潮風の吹きぬけるフロアに広げられた大麦は4時間毎に撹拌が繰り返され、24時間体制で麦芽の状態が管理されます

撹拌の作業はすべて手作業。手間とコストがかかる上に重労働です

 

その工程の後にピートを焚いた煙で麦芽の乾燥と香り付けがされます。そして薫香を纏った麦芽から麦汁を採取し発酵がなされ、その後に蒸留

蒸留された原酒はホワイトオークのバーボン樽とスパニッシュオークのシェリー樽に入れられ、熟成の工程へと入ります

ボウモアの蒸留所は海抜ゼロメートルに位置しているため、樽が眠る貯蔵庫には波しぶきが打ち寄せます

こうした工程を経てボウモアはアイラモルト特有のスモーキーな香りと潮の香りを纏うというわけなのです

 

 

ボウモアのラインナップ

それでは次に代表的なボウモアの銘柄について解説したいと思います

近年ではスモールバッチエディションなどのバリエーションも多く販売されていますが、まずは基本の12年を味わい、それから好みに応じて手を広げていっていただきたいと思います

 

ボウモア12年

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http://kin-shu.com/?p=416

 

アイラモルトに慣れていない人が飲むとピーティーでスモーキーなその風味に辟易してしまうこともありますが、慣れてくるとボウモアが持つ豊かな香りの素晴らしさに気づくことができます

口に含むと薫香とヨード香の後にレモン、ハーブ、蜂蜜とさまざまな香りが押し寄せてきます。味にはかすかな塩気を感じ、アイラモルト特有のほろ苦さと甘さが渾然一体となりどこか上品さを感じます

そしてさまざまな香りや味がボウモア最大の特徴である潮の香りによって優しく包まれています。このモルトを飲んだときに思い浮かぶ光景はボウモア(大いなる岩礁)の名の通り、荒々しい波が打ちつけられる岩礁でしょう

 

12年の熟成期間を経たボウモアは味や香りにフレッシュさも感じることができます

とはいえアルコールの当たりも特にキツいという事はなく、スモーキーさもアイラモルトの中では中位。まさに入門用としてアイラモルトの全体像を知るには最適な一本だと言えます

興味が湧いたらぜひストレート、またはトワイスアップで飲んでみていただきたいです。少し加水をすると香りが開き、甘さも際立ちます

 

 

ボウモア18年

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https://shop.dornoch.jp/products/detail.php?product_id=29

 

こちらは18年熟成のモデル。長い熟成期間によってより色濃く、香り高くなった至高の一本です

レモンのようなフレッシュさを感じる香りは少し抑えられた印象を感じますが、それと引き換えにチョコレートや蜂蜜のような濃厚な香りを強く感じます。もちろんボウモア特有の潮の香りも健在です

味の方はほろ苦さとかすかな塩気に加え、シェリー樽の甘みが際立っています。このあたりは長期熟成により樽の持つ香りや味わいが色濃く出ているものかと思われます

そしてやはり口当たりが非常にマイルドになっているのが素晴らしいです。口に含んだウイスキーがふんわりと優しく浸透していく心地よさは、このような長期熟成のものでしか味わえません。香りが凝縮されたことにより余韻も長く感じます

 

飲み方としてはやはり香りや味わいを存分に楽しむことができるストレートがオススメです

一人で、じっくりと、このモルトが作られた環境や背景に思いを馳せながらグラスを傾ける…そんな嗜み方がよく似合うウイスキーです

 

もちろん長期熟成のモデルだけあって値段もそれなりに張ってしまうのですが、一本手元にあると日常に幸せが寄り添うような気分にさせてくれることでしょう

なにかいいことがあった日なんかに自分へのご褒美として手にとってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

さいごに

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ボウモアの特徴とその魅力について分かっていただけたかと思います

最後に余談として小話を一つ。

 

自分語りのようになってしまって申し訳ないのですが、私は幼少の頃によく海釣りをしていました。休みになると朝から海に出かけ、暗くなるまでひたすら釣りに没頭していた覚えがあります

そのような思い出があるので、私にとってボウモアの潮の香りとほろ苦い味わいは幼少時代への郷愁を覚えるものだと感じます

数あるモルトの中でボウモアは特にお気に入りなのですが、こうした経験が影響しているのかもしれません

 

もし私と同じように海への思い入れがあるという方はぜひこのボトルを手にとってもらいたいと思います

久しく潮の香りを嗅いでいない、という方は特にグッと来るものがあるのではないでしょうか 

 

フランス製のハーブリキュール、スーズのオススメの飲み方とカクテルのレシピ

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https://lovegreen.net/homegarden/p60405/

 

スーズはフランス製のハーブリキュールです

原料はゲンチアナという植物の根。あまり聞き覚えのないものかもしれないですが、一般的には生薬や漢方薬、胃腸薬の材料として使われています

そのゲンチアナを材料として使っているスーズは食欲増進の効果があり、製造国のフランスでは食前酒としてよく飲まれています

 

味としては薬草由来の独特な香りとほろ苦さが特徴的、といったところ。個人的には栄養ドリンクに近い味わいを感じます

ただ製造過程でバニラやオレンジなどで味が整えられているため苦味と甘味のバランスがよく、ハーブリキュールにありがちな薬のようなケミカルな感じはしません

飲み口も非常にマイルド。同じ薬草酒で例えるならカンパリやアペロールのような甘く飲みやすい味となっています

 

ちなみにこのスーズ、鮮やかな黄色の液色が特徴。巷では黄色いカンパリとも呼ばれています

残念ながら日本での知名度はカンパリと比べると今ひとつといったところですが、個人的に好きなリキュールなのでカンパリのように広く流通してくれることを願うばかりです!

 

 

オススメの飲み方とカクテルのレシピ

スーズは甘くほろ苦い味わいが特徴。ワインや柑橘系の果物と好相性です

鮮やかな黄色でカクテルにしたときの見た目も非常にキレイ。薬草による健康効果も期待できるので女性の方にも勧めたくなりますね

それでは今回もロングカクテルからショートカクテルまでオススメの飲み方をいくつか紹介しようかと思います!

 

スーズトニック

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http://iwamoto-hiroyoshi.com/cocktail/141217/

 

レシピ

    ・スーズ  1/4

    ・トニックウォーター  3/4

 

グラスに氷を詰め、スーズを注ぎステアする

その後トニックウォーターを注ぎ軽くステアする

 

まずはスタンダードなトニック割りを紹介。家飲みでもバーでも気軽に飲むことのできる一杯です

トニックで割ることにより苦味と甘み、酸味のバランスが取れた味に。炭酸の刺激でスーズの持つ食欲増進の効果もいっそう高まります

ジントニックのようにライムやレモンを絞るのもオススメです

 

水割り  ソーダ割り

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https://www.garow.me/media/1494904618135366077_4670966725

 

レシピ
    ・スーズ  1/3
    ・水or炭酸水  2/3

 

グラスに氷を詰め、スーズを注ぎステアする
その後水または炭酸水を注ぎ軽くステアする

 

スーズの持つ甘露な味とふくよかなゲンチアナの香りを堪能したい方はシンプルに水割りやソーダ割りにするのがベターです

個人的なポイントとしては少し濃い目の割合で作ること。このくらいの割合ですと香りや甘さのバランスも良く、適度な飲みごたえもあります

水割りの方はゆったりと落ち着いて楽しむイメージ、ソーダ割の方は暑い日に乾いた喉を潤すようなイメージ。飲むときのシチュエーションによって割り材を選んでみるのも面白いと思います

 

エチュード

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http://www.quon.info/cocktail/etude/

 

レシピ

    ・スーズ  1/4

   ・ シャンパン  3/4

 

フルート型のシャンパングラスにスーズを注いだ後シャンパンを静かに注ぐ

 

スーズと相性のいいシャンパンを合わせたカクテル。シンプルなレシピですが奥深いゴージャスな味わいです

スーズとシャンパン、どちらも食欲増進の効果を持つお酒なのでアペリティフとして最適なカクテルといえます(ただ度数がそこそこあるので結構飲みごたえはあります)

もちろん自宅などで作る場合はスパークリングワインを使ってもOK

細やかな泡立ちと鮮やかなビタミンカラーで見た目の良さもピカイチ。ホームパーティなどで食前酒として振舞えば場も盛り上がることでしょう!

 

スーズギムレット

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http://www.quon.info/cocktail/suze-gimlet/

 

レシピ

    ・スーズ  45ml

    ・ライムジュース  15ml

 

材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ

 

ジンで作るショートカクテルのギムレットのベースをスーズに変えたカクテル

元となったギムレットはドライでシャープな味が特徴的ですが、こちらは度数の低いスーズを使用しているのでかなり飲みやすい印象です

味の方はライムの酸味がスーズの甘さを引き締めてくれるので、スーズをそのまま飲む場合と比べると輪郭がシャープになります。シェイクによって加水がされるので飲み口は非常にスムース。するっと気持ちよく喉を通っていくような感覚を味わうことができます

個人的にはバーに入ってとりあえずロングカクテルを一杯飲んだ、じゃあ次はどうしようか?という時に頼みたくなるカクテルですね

 

柚子庵

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http://www.quon.info/cocktail/yuzuan/

 

レシピ

    ・スーズ  50ml

    ・フレッシュ柚子ジュース  10ml

    ・シャンパン  full up

    ・抹茶砂糖 (スノースタイル)

 

シャンパングラスの縁を湿らせ、皿に平らにならした抹茶砂糖に押し付けてスノースタイルにする

スーズと柚子ジュースをシェイクし、シャンパングラスに注ぐ

その後にシャンパンを注ぎグラスを満たす

 

渋谷のオーセンティックバー「石の華」の石垣忍氏考案のオリジナルカクテルです

フランス製のスーズに日本固有の食材を調和させた独創的なレシピ。自宅で作るには少々ハードルが高いですがスーズの良さが味わえるカクテルなのでここで紹介することにしました

 

まずスーズと柚子の相性が素晴らしいです。カクテル界では「同じ色の材料同士は相性がいい」という言い伝えがあるのですがスーズと柚子の場合も例に漏れずといったところ

フレッシュな柚子の香りにシャンパンの芳醇な香りが調和し、リムに付けた抹茶の渋みが適度なアクセントを演出してくれる…非常に完成度の高いカクテルだと思います

興味が湧いた方はぜひとも石の華でオーダーをするか、自宅で再現をしてみてください

あなたにとって忘れられない一杯となること請け合いです

私自身は自宅でレシピを見て再現したみただけなので、まだ考案者直作のものは味わっていないのですが、機会があれば実際にお店に足を運んで飲みに行きたい、と思わせる味でしたね

私は都内在住ではないのでなかなか実際のお店で飲むのは難しいのですが、いつかは口にしたい憧れのカクテルです!

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

前述の通り日本ではまだメジャーとは言えないボトルなのですが、私自身もとても好きなリキュールなので興味を持つ方が増えたら嬉しいですね

親しみの持てる味で飲みやすく、見た目も鮮やかなスーズ。酒屋などで目にした際にはぜひ手に取ってみてもらいたいと思います!

 

 

 

ネット通販でも手に入ります!しろくまのお酒Creme de Shirokumaのオススメの飲み方とカクテルレシピ

 

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http://ure.pia.co.jp/articles/-/39987

 

しろくまのお酒「Creme de Shirokuma」は鹿児島市発祥のかき氷「白くま」の風味が味わえるリキュールです

このお酒は氷白熊の本家、天文館むじゃきと本格芋焼酎を製造するさつま無双グループのコラボレーションで生まれました

 

白くまといえば鹿児島のご当地スイーツ。かき氷に練乳をかけ、果物や小豆餡をトッピングしたクリーミーでトロピカルな味が特徴的です

コンビニなどでアイスとして売られるようになって全国的にもファンが増えています

その白くまがお酒になった!という事で発売されてからというものの、SNSなどで女性や若者を中心に話題を呼んでいます

この話題のリキュールはどのような味を持っているのでしょうか?

 

 

しろくまのお酒の原料と味の解説

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http://44471.jp.net/column/shirokuma/

 

この白くまのお酒は材料に練乳、バニラクリームの他にベースのお酒として芋焼酎を使用しています

乳製品と芋焼酎?なんだかあまり聞かない組み合わせかと思うかもしれませんが、芋焼酎のふくよかな風味とバニラや練乳の甘さは不思議とマッチします

フルーツ類の味付けはされていないので、味としては練乳風味のお酒といった感じ

お好みのフルーツジュースで割ったり、果物をトッピングして自分好みの楽しみ方をして欲しい、という事なのだと思います

Creme de Shirokumaという名前が付いているのでカシスリキュールのようなトロッとした感じを想像してたのですが、サラッとしたヨーグルトドリンクのような粘度となっており口当たりも滑らかです

甘さもくどくなく程よくスッキリしている印象。カクテルのベースとして色々なものと合わせやすそうです

少し気になる点としては時折、脂肪分が固まってダマになっていること。パッケージの表記によると品質には問題ないとの事ですが気になる方は茶漉しなどを通してグラスに注ぐのがいいかと思います

 

 

 オススメの飲み方とカクテルのレシピ

やはり元となったかき氷の白くまと同様にフルーツとの相性は抜群です

度数が10度ほどと低めなので割って飲めば、お酒があまり強くないという方でも気軽に楽しむことができそうです

もちろんショートカクテルのベースとして使うのもアリ。スイーツ感覚で食後に飲むと堪らない味となります

シンプルなものから少し凝ったものまで、筆者オススメの飲み方をいくつか紹介したいと思います!

 

しろくまONアイス

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http://44471.jp.net/column/shirokuma/

 

公式でお勧めされている飲み方その1

グラスに氷を入れてしろくまのお酒を注いで飲む、いわゆるロックでの飲み方です

この飲み方ですと芋焼酎の風味がしっかりと感じられ、練乳の濃厚な甘さと芋のふくよかな香りの掛け合いを楽しむことができます

かき氷の白くまに倣って、カットしたフルーツをトッピングしても美味しい。グレナデンシロップを持っている方は少量加えてみるのもオススメです

 

ミルク割り

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http://washoku-style.jp/hibikore/1967

 

ミルクで割ると甘さ控えめな穏やかな味のカクテルとなります

甘さが抑えられた分、焼酎の風味が際立ち度数が低めながらもお酒を飲んでいる感が強く感じられる飲み方でもあります

なのでロックで飲んでみて甘すぎると感じたり、芋焼酎の風味を堪能したい、という方はこの飲み方がオススメです

各材料の割合は1:1ほどがベター。牛乳の割合をこれ以上増やしてしまうと甘さが感じられなくなり、違和感のある味になってしまうと私は感じました

 

カクテル・ド・むじゃき

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http://44471.jp.net/column/shirokuma/

 

公式でお勧めされている飲み方その2。個人的にも一押しの飲み方です

しろくまのお酒にフルーツジュースを合わせることで、本家の白くまの持ち味であるトロピカルな果物とこっくりと甘い練乳の組み合わせを堪能することができます!

その味わいはまさに「しろくまのお酒」

度数も低めとなりますし、やや癖のある焼酎の風味も抑えられるため、誰でも気軽に楽しむことのできる飲み方です

 

合わせるジュースの種類はお好みで。バナナやマンゴーなどの南国感のある果物とは特によく合います

筆者のオススメは果汁100%のミックスジュース割り。Doleのピーチフルーツミックスなんかで割るととても美味しかったです!

こちらのカクテルを作るときの材料の割合も1:1がオススメです

 

 

フルーツリキュール割り

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これまで紹介した飲み方はどれも度数控えめなものでしたので、最後に少し度数が高めの飲み方を一つ。しろくまのお酒とフルーツリキュールを合わせたカクテルをオススメします

フルーツ系のリキュールとしろくまのお酒を合わせると、フルーティーで濃厚な甘さの飲みごたえのあるカクテルとなります

合わせるお酒はメロンリキュールのミドリ、ピーチリキュールのピーチツリー、パッションフルーツリキュールのパッソアの3つが個人的なオススメ

作り方はロックグラスにしろくまのお酒40mlほどとお好みのリキュールを20mlほど注ぎステア

濃厚な風味が欲しいという方は生クリームなどを加えてシェイカーでミックスするのがオススメです

シェイクで作る時は材料が泡立つように意識して振ると、ふわっとした口当たりになって美味しいです。道具をお持ちの方はぜひ作ってみてください!

 

 

 

しろくまのお酒を購入するには? 

このように大人がスイーツ感覚で楽しむことのできるしろくまのお酒ですが、実店舗での販売は2017年7月現在、基本的に鹿児島県内のお土産店などに限定されています

しろくまのお酒は大量生産ができないという事と熊本地震以降、九州の観光客が減少しているため少しでも新しい話題を提供できれば、という思いの元でこのような販売形式をとっているのだそうです

2017年に入ってからは一部の非公式のネットショップなどで販売がされるようになってきましたが、値段も少し割高ですし、やはり復興支援もかねて実際に九州に足を運んで購入したいところですね

私は今回、友人からのお土産としてしろくまのお酒を頂くことができたのですが、次回は自らの足で九州まで行って購入してみようかと思います!