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カクテルやウイスキー、リキュールなどの洋酒の楽しみ方を紹介します

ネット通販でも手に入ります!しろくまのお酒Creme de Shirokumaのオススメの飲み方とカクテルレシピ

 

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http://ure.pia.co.jp/articles/-/39987

 

しろくまのお酒「Creme de Shirokuma」は鹿児島市発祥のかき氷「白くま」の風味が味わえるリキュールです

このお酒は氷白熊の本家、天文館むじゃきと本格芋焼酎を製造するさつま無双グループのコラボレーションで生まれました

 

白くまといえば鹿児島のご当地スイーツ。かき氷に練乳をかけ、果物や小豆餡をトッピングしたクリーミーでトロピカルな味が特徴的です

コンビニなどでアイスとして売られるようになって全国的にもファンが増えています

その白くまがお酒になった!という事で発売されてからというものの、SNSなどで女性や若者を中心に話題を呼んでいます

この話題のリキュールはどのような味を持っているのでしょうか?

 

 

しろくまのお酒の原料と味の解説

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http://44471.jp.net/column/shirokuma/

 

この白くまのお酒は材料に練乳、バニラクリームの他にベースのお酒として芋焼酎を使用しています

乳製品と芋焼酎?なんだかあまり聞かない組み合わせかと思うかもしれませんが、芋焼酎のふくよかな風味とバニラや練乳の甘さは不思議とマッチします

フルーツ類の味付けはされていないので、味としては練乳風味のお酒といった感じ

お好みのフルーツジュースで割ったり、果物をトッピングして自分好みの楽しみ方をして欲しい、という事なのだと思います

Creme de Shirokumaという名前が付いているのでカシスリキュールのようなトロッとした感じを想像してたのですが、サラッとしたヨーグルトドリンクのような粘度となっており口当たりも滑らかです

甘さもくどくなく程よくスッキリしている印象。カクテルのベースとして色々なものと合わせやすそうです

少し気になる点としては時折、脂肪分が固まってダマになっていること。パッケージの表記によると品質には問題ないとの事ですが気になる方は茶漉しなどを通してグラスに注ぐのがいいかと思います

 

 

 オススメの飲み方とカクテルのレシピ

やはり元となったかき氷の白くまと同様にフルーツとの相性は抜群です

度数が10度ほどと低めなので割って飲めば、お酒があまり強くないという方でも気軽に楽しむことができそうです

もちろんショートカクテルのベースとして使うのもアリ。スイーツ感覚で食後に飲むと堪らない味となります

シンプルなものから少し凝ったものまで、筆者オススメの飲み方をいくつか紹介したいと思います!

 

しろくまONアイス

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http://44471.jp.net/column/shirokuma/

 

公式でお勧めされている飲み方その1

グラスに氷を入れてしろくまのお酒を注いで飲む、いわゆるロックでの飲み方です

この飲み方ですと芋焼酎の風味がしっかりと感じられ、練乳の濃厚な甘さと芋のふくよかな香りの掛け合いを楽しむことができます

かき氷の白くまに倣って、カットしたフルーツをトッピングしても美味しい。グレナデンシロップを持っている方は少量加えてみるのもオススメです

 

ミルク割り

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http://washoku-style.jp/hibikore/1967

 

ミルクで割ると甘さ控えめな穏やかな味のカクテルとなります

甘さが抑えられた分、焼酎の風味が際立ち度数が低めながらもお酒を飲んでいる感が強く感じられる飲み方でもあります

なのでロックで飲んでみて甘すぎると感じたり、芋焼酎の風味を堪能したい、という方はこの飲み方がオススメです

各材料の割合は1:1ほどがベター。牛乳の割合をこれ以上増やしてしまうと甘さが感じられなくなり、違和感のある味になってしまうと私は感じました

 

カクテル・ド・むじゃき

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http://44471.jp.net/column/shirokuma/

 

公式でお勧めされている飲み方その2。個人的にも一押しの飲み方です

しろくまのお酒にフルーツジュースを合わせることで、本家の白くまの持ち味であるトロピカルな果物とこっくりと甘い練乳の組み合わせを堪能することができます!

その味わいはまさに「しろくまのお酒」

度数も低めとなりますし、やや癖のある焼酎の風味も抑えられるため、誰でも気軽に楽しむことのできる飲み方です

 

合わせるジュースの種類はお好みで。バナナやマンゴーなどの南国感のある果物とは特によく合います

筆者のオススメは果汁100%のミックスジュース割り。Doleのピーチフルーツミックスなんかで割るととても美味しかったです!

こちらのカクテルを作るときの材料の割合も1:1がオススメです

 

 

フルーツリキュール割り

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これまで紹介した飲み方はどれも度数控えめなものでしたので、最後に少し度数が高めの飲み方を一つ。しろくまのお酒とフルーツリキュールを合わせたカクテルをオススメします

フルーツ系のリキュールとしろくまのお酒を合わせると、フルーティーで濃厚な甘さの飲みごたえのあるカクテルとなります

合わせるお酒はメロンリキュールのミドリ、ピーチリキュールのピーチツリー、パッションフルーツリキュールのパッソアの3つが個人的なオススメ

作り方はロックグラスにしろくまのお酒40mlほどとお好みのリキュールを20mlほど注ぎステア

濃厚な風味が欲しいという方は生クリームなどを加えてシェイカーでミックスするのがオススメです

シェイクで作る時は材料が泡立つように意識して振ると、ふわっとした口当たりになって美味しいです。道具をお持ちの方はぜひ作ってみてください!

 

 

 

しろくまのお酒を購入するには? 

このように大人がスイーツ感覚で楽しむことのできるしろくまのお酒ですが、実店舗での販売は2017年7月現在、基本的に鹿児島県内のお土産店などに限定されています

しろくまのお酒は大量生産ができないという事と熊本地震以降、九州の観光客が減少しているため少しでも新しい話題を提供できれば、という思いの元でこのような販売形式をとっているのだそうです

2017年に入ってからは一部の非公式のネットショップなどで販売がされるようになってきましたが、値段も少し割高ですし、やはり復興支援もかねて実際に九州に足を運んで購入したいところですね

私は今回、友人からのお土産としてしろくまのお酒を頂くことができたのですが、次回は自らの足で九州まで行って購入してみようかと思います!

 

 

 

プレミアムジン、クラフトジンのオススメ銘柄その2 - 個性的な香りが特徴の3銘柄を紹介

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https://news.infoseek.co.jp/article/goodspress_85708/

 

海外だけではなく国内でもじわじわと人気が高まりつつあるクラフトジン

近年では季の美 京都ドライジンクラフトジン岡山のように国内で製造される銘柄も増えてきました

前回の記事で主要な銘柄と個人的にオススメの銘柄を5つほど紹介しましたが、クラフトジンの中には、まだまだ個性的で素晴らしい味わいのものがいくつも存在しています

 

私もあれからバーで飲んだりボトルを購入して自宅で飲んだりして、素晴らしい味のジンをいくつも見つけることができました。そこで今回はその中から気に入ったものをいくつか紹介したいと思います!

 

今回は「香り」という要素に主軸を置いて3銘柄を選んでみました

どの銘柄も原材料や製法が独特で、ジンが持つ特徴である香草や果実の香りを十二分に楽しむことができるものとなっています

ぜひ普段飲んでいる銘柄と飲み比べて、クラフトジンの多様性や懐の深さを体験してほしいと思います!

 

前回のクラフトジン紹介記事はこちら。クラフトジンの定義や魅力についても解説しているので、まだ読んでいないという方はぜひ目を通していただきたいと思います!

 

プレミアムジン、クラフトジンのオススメ銘柄5選 - もっとジンを深く楽しみたいあなたへ - NomiLOG

 

 

爽やかな香りが特徴、ヘンドリックスジン

 

 

まずオススメするのはスコットランド製のプレミアムジン、ヘンドリックスジンです

製造するのはシングルモルトのスコッチであるグレンフィディックやバルヴェニーで有名なウィリアムグランツ&サン社

製造に使用しているボタニカルが特徴的で、ジュニパーベリーやレモンピールといった定番のものに加え、キュウリと薔薇の花びらのエキスが使用されています

そのためか飲んだときの印象としては爽やかで清々しさを感じるといった味と香り。見渡す限りの草原に寝転んで深呼吸をするような、心をスッキリとさせてくれる、そんな気分にさせてくれるジンです

尖った個性を感じる味とは言いがたいですが、雑味の無い澄んだ風味はこのジンが研鑽を重ねて作られたということを感じさせます

普段はスタンダードな銘柄のジンしか飲んでいないという方がこのジンを飲むとその完成度の高さに驚くことでしょう

 

飲み方としてはジントニックがオススメ。ヘンドリックスが持つ若草のような爽やかな香りはジントニックにすることで際立ち、爽快感溢れる味のカクテルとなります

どの銘柄のトニックウォーターがオススメなのか、他の飲み方の場合味はどうなのか?といった細かいレビューについては個別記事にまとめてありますので、こちらもぜひ目を通してみてください!

 

www.green-alaska.com

 

 

形容しがたい複雑な香りを持つ、モンキー47ドライジン

 

 

次に紹介するのはドイツ製のクラフトジン、モンキー47ドライジンです

化学薬品のようなビンのデザインに目を惹かれますが、味のほうも個性的な仕上がりとなっています

私は初めて口にした時に思わず、おおっと声を上げてしまいました

まろやかな口当たりの後にスパーシーで上品な甘さを感じ、その後に複雑な香りが一斉に押し寄せてきます

スタンダードなジンであれば、「柑橘の風味が~」だとか「ジュニパーのピリッとした香りが~」などと具体的に言うことができるのですが、このジンはあまりにも香りの情報量が多いためその風味を何かに例えるのが難しい、と感じてしまいました…

これは蒸留所のあるブラックフォレストの豊かな自然の中で育まれた47種ものボタニカルを香り付けに使っているためです

その香りを紐解いてこのジンの真価を味わうには、シングルモルトのウイスキーをじっくりと飲み進めるかのごとく、長い時間が必要であると感じました

 

飲み方としてはその香りを十二分に堪能できるストレート、またはロックがオススメ

こちらの銘柄も詳しい情報は個別記事にまとめてあるので、興味を引かれた方は読んでみてほしいと思います

 

www.green-alaska.com

 

 

フレッシュな葡萄が香る、ジーヴァイン フロレゾン

 

 

最後に紹介するのはフランス製のクラフトジン、ジーヴァインフロレゾンです

このジンは基礎となるスピリッツの原料に特徴があります

 

通常、ジンには穀物由来のスピリッツが使用されますが、このジンの原料となるのはなんとユニ・ブランという白ブドウ。フランスのコニャック地方原産の品種で白ワインの製造などに使われるものです

ジンの常識を覆す挑戦的な材料の選定だといえます

 

原料が特殊なので味や香りのほうも非常に個性的です

このジンを口にすると、まずグラスに顔を近づけたときの香り立ちに驚きます。ブドウを原料としているおかげかその香りはまさにマスカットのような瑞々しい香り

味のほうも均整がとれていて素晴らしく、口に含むとフルーティで澄んだ甘さと芳醇な香りが駆け巡ります
それでいてジュニパーが優しく香り、これがリキュールではなくジンだと確かに感じられる…まさにクラフトジンでしか味わえない他に類を見ない体験ができる一本です

 

味に癖が無くスムースな飲み口なのでカクテルベースとして使うのがオススメです

そのフルーティでリッチな味と香りはカクテルに個性を与えてくれます

もちろんストレートやロック、はたまた水割りなんかで飲むのも美味しい

度数も40度と他のジンと比べると低めなので、お酒があまり強くないという方や女性の方にも飲んでみてもらいたいところです

 

この銘柄についても個別記事で詳しく解説してありますのでこちらもあわせてどうぞ!

 

www.green-alaska.com

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回紹介した銘柄はどれも原材料や製法に特徴があるものばかり。クラフトジンの多様性や懐の深さを感じることができたのではないかと思います

近年のブームの影響もあり、新たな銘柄も次々と生まれて盛り上がりを見せているクラフトジン

みなさんも気になる銘柄を見つけたら、ためしに飲んでみてその個性溢れる味わいに触れて欲しいと思います

私もまた美味しいジンと出会ったときはレビューして紹介していきたいと思います!

ウイスキーやバーボンに合う燻製の食材とレシピ - 作った燻製に相性のいいお酒の銘柄も解説します

燻製を作ったらウイスキーやバーボンと合わせよう!

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https://wsk.illwax.net/what-is-the-best-snack-for-whisky/

 

前回の記事では基本的な燻製の方法と必要な道具について解説しました

 

最短10分でできる!お酒に合うおつまみ「燻製」の作り方と必要な道具 - NomiLOG

 

前回説明した通り、燻製にはウイスキーやバーボンがよく合います

なので今回は基本的な燻製の方法から一歩踏み込んで、食材別の燻製の方法と使用するチップ、そして相性のいいお酒の銘柄について解説したいと思います

燻製方法はすべて前回の記事で解説した熱燻。調理時間は10分〜です。ぜひトライしてみてください!

 

 

燻製ミックスナッツ

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 燻製時間:10分

 使用するチップ:リンゴ

 合わせるお酒:バランタイン 17年

 

レシピ

1.鍋底にアルミホイルを敷き、その上にリンゴのチップを1握りほど入れ強火で加熱する

2.煙が出たら中火に落とし、アルミホイルで作った皿の上にミックスナッツを平らに入れ蓋をする

3.10分後に火を落とし蓋を取り、1時間ほど風にさらして風味を落ち着かせたら完成

 

定番かつもっとも簡単にできるミックスナッツの燻製

風乾も味付けの工程もいらないため、初心者がまず始めるにはうってつけの食材です

適度な油分を含むナッツが熱燻でローストされることにより旨味が凝縮され、お酒にぴったりのおつまみになります

 

色々なお酒に合う一品ですが自分が合わせるとしたらバランタイン17年を選びます

17年熟成のまろやかな風味と燻されて香ばしさを増したナッツの風味がとてもよく合います

チップは好みによって、リンゴ、ホワイトオーク、さくらなど色々変えてみましょう。それぞれ違った味になって面白いですよ! 

 

 

 

燻製チーズ

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 燻製時間:10分

 使用するチップ:ヒッコリー

 合わせるお酒:メイカーズマーク

 

レシピ

1.チーズを風通しの良いところで1時間風乾する

2.鍋底にアルミホイルを敷き、その上にヒッコリーのチップを1握りほど入れ強火で加熱する

3.煙が出たら弱火に落とし、網の上にチーズを並べ蓋をする
4.10分後に火を落とし蓋を取り、1時間ほど風にさらして風味を落ち着かせたら完成

 

こちらも定番中の定番。スモークチーズです

ヒッコリーのチップでスモークされたチーズはとろりと滑らかな味わいとなります

 

この燻製を作るにあたって注意点が一つ。チーズが溶けてしまわない様に気を付けることです

チーズは熱が加わると徐々に柔らかく溶けてしまいますので、気が付いたら網からチップの上に落ちていたなんてことも

そのため煙が出てきたら弱火に落としてから蓋をするというのが重要です。多少溶けて形が崩れても問題がないよう、網の上にチーズを並べる時も間隔を広めにとるのがいいでしょう

溶けにくいチーズを選ぶのも重要です

筆者のオススメは雪印の6Pチーズ。色々試した中でこれが1番熱に強く溶けづらいと感じました

 

合わせたいお酒はバーボンのメイカーズマーク。甘く滑らかな口当たりにまろやかなチーズの味がよく合います

バーボンやウイスキーの他にはワインにも良く合う一品。市販品とは一味違う深みのある味です

 

 

 

燻製ベーコン

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 燻製時間:10分

 使用するチップ:さくら、乾燥ローズマリー

 合わせるお酒:ブッカーズ

 

レシピ

1.市販のブロックベーコンを風通しの良いところで1時間風乾する

2.鍋底にアルミホイルを敷き、その上にさくらのチップ1握りと乾燥ローズマリーを少量入れ、アルミホイルで覆いをかぶせ、強火で加熱する

3.煙が出たら中火に落として網の上にベーコンを置き、蓋をする
4.10分後に火を落とし蓋を取り、1時間ほど風にさらして風味を落ち着かせたら完成

 

肉系の燻製がやりたいという方はこれ!市販品の厚切りベーコンを使ったスモークベーコンです

ベーコンの力強い味わいに香りの強いさくらのチップがよく合います

このレシピの肝は乾燥ローズマリー。チップに混ぜることによって燻煙にその風味が乗り、爽やかで香り高いベーコンの燻製に仕上げることができます

 

ちなみにベーコンのような油の強い食材は加熱すると食材から出た油が滴り落ちてしまいます

そういう場合はチップの上に落ちると焦げ臭い風味が付いてしまいますのでアルミホイルで覆いをかぶせましょう

空気の通り道は残すようにふわっと上に乗せるイメージです

 

合わせるお酒は評価の高いクラフトバーボンのブッカーズ。この銘柄は度数の高い荒々しい風味が特徴ですが、それが香りの強いベーコンの燻製とよくマッチします

 

 

 

燻製牡蠣のオイル漬け

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 燻製時間:30分

 使用するチップ:ホワイトオーク

 合わせるお酒:ボウモア 12年

 

レシピ

1.牡蠣を水でよく洗い、フライパンに並べて中火で加熱する。水分が出て身が締まってきたらオイスターソースで味付けをする(牡蠣10粒に対して大さじ1ほど)

2.キッチンペーパーなどで牡蠣の水分をふき取り、風通しの良いところで1時間風乾する

3.鍋底にアルミホイルを敷き、その上にホワイトオークののチップ2~3握り分ほどを入れ、強火で加熱する

4.煙が出たら中火に落として網の上に牡蠣を並べ蓋をする
5.30分後に火を落とし蓋を取り、1時間ほど風にさらして荒熱をとる

6.ガラス製のビンに牡蠣と薄切りのニンニク、輪切りの乾燥唐辛子を入れ、オリーブオイルを牡蠣が浸かる分量まで注ぐ

7.一日ほど冷蔵庫に入れて保管して完成

 

最後に紹介するのは少し大作といったレシピ。牡蠣の燻製オイル漬けです

燻製した牡蠣をオイルに漬け込むことによって牡蠣がとろりとジューシーな仕上がりになり薫香も程よく落ち着きます

漬け込んだオイルにも燻製と牡蠣の風味が移り、濃厚な味わいとなります。そのため油の味が決め手となる料理にして味わうのがオススメです

 

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このように漬け込んだオイルごと牡蠣を加えてチャーハンやペペロンチーノなどを作ると絶品となります

もちろんそのまま食べたり、シンプルに軽くソテーをしていただいても十分な美味しさです

 

合わせるお酒は潮の香りに共通点があるボウモアです。牡蠣とボウモアの組み合わせは有名ですが、薫香がそこに加わることによってえもいわれぬ味わいとなります

手間はかかりますが筆者一押しのレシピです。ボウモアが好きな方はぜひ一度お試しを!

 

 

 

さいごに

今回は燻製とウイスキーやバーボンとの組み合わせについて紹介しましたが、燻製はそれら意外のお酒にも良く合います

ぜひ読者のみなさんも色々な組み合わせを試してみて、自分だけの至高のマリアージュを作り出してほしいと思います!

 

 

 

最短10分でできる!お酒に合うおつまみ「燻製」の作り方と必要な道具

酒飲みの諸君、燻製を作ろう

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こんにちは、あらすかです。今回は燻製の作り方について解説しようかと思います

このサイトでは普段お酒の紹介をしているのになんでいきなり燻製?と思ったかもしれないですが、燻製はお酒との相性が抜群です

特にウイスキーやバーボンなど、スモーキーフレーバーを持つものとの組み合わせは至高。私は最近すっかりこの魅力に取り憑かれてしまったので、ぜひみなさまにも紹介したいと思った次第です

 

実際に燻製をやってみて分かったことが3点

意外と短時間で作れる、お金もかからない、レパートリーが広い

これらの印象は自家製燻製を始める前とは間逆のものでした

どうしても燻製というと手間がかかる、敷居が高いというイメージがあったので…

レパートリーの広さには本当に驚きました。定番のミックスナッツやチーズの燻製、ベーコンの燻製から、餃子、チョコレート、ししゃもの燻製など

調べてみると数多くのレシピが出てきてどれも試したくなるものばかり。飽きずに色々なものを作ることができそうだな、と思ったことが自分が燻製の道具を揃えるキッカケとなりました

 

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そしてなにより燻製は日々の生活を豊かにしてくれます

晩酌のお供に燻製のおつまみがあるというのはなかなか素敵なことです

もちろんお酒との組み合わせだけでなく、普段の食事に燻製料理を取り入れるというのもとても楽しい。香ばしい薫香は白いご飯にもよく合います。酒飲みの諸君、とタイトルで名を打ってしまいましたがもちろん下戸の人にもオススメしたいところです

 

 

燻製に必要な道具

 

燻製の魅力が分かったところで調理に必要な道具と実際の手順について解説したいと思います

今回は燻製初心者の方でもお手軽に行うことができる熱燻という燻製の方法を紹介します

燻製といえば高さ1mほどの箱のような器具を使って野外で行うものを想像する人が多いと思いますが、それはあくまで燻製の手法の一つ。熱燻は自宅のキッチンなどで気軽に行うことができます

この方法ですと初期投資にかかる費用は2000円ほど、調理時間も10分〜とかなりお手軽

まさに燻製に興味があってちょっと試しにやってみたい、という方にうってつけの方法だと言えます

それでは熱燻を行うために必要な道具からみていきましょう

 

 

鍋または深めのフライパン

 

まず必要なのは中華なべのような底が丸くなっていて深さがある鍋やフライパン

底にスモークチップを入れてそこから数センチ離したところに網を設置するためにこのような形のものが望ましいです

食材は直接鍋やフライパンに乗せるわけでは無いので鍋自体の性能は特に関係ありません

ただ空焚きをして煙を発生させるので熱に強い素材のものがベターです

中華なべは形も素材も燻製に最適となります。安価なもので特に問題ありません

 

IHでも燻製はできるのでクッキングヒーターをお使いの方はIH対応の鍋を。ただIHですと色々不便な点も出てきます。理由は後述

 

焼き網

 

鍋の内側にセットするので、鍋の直径よりも少し小さいものを揃えましょう

底の形状が丸くなっている鍋を使っていれば、鍋の淵に引っかかって、ちょうど底から浮いたような状態になります。この状態が熱燻をするのにベストな状態です 

鍋に合うものが無かったり鍋底が平らなものを使いたい場合には、ボルトとナットを使って即席の足を網に付けるという方法もあります

 

鍋に合った焼き網を選ぶのがめんどくさい!という方は素直に燻製用のスモーカーを買うのがいいかと思います

網が二段になっていて一度に大量の食材を燻せたり、気密性に優れていて煙漏れに悩まされずにすんだりとやはり取り回しは抜群です

ガス火専用のものですと鍋と網がセットで値段が5000円ほど

IH対応のものだとそれより高価になってしまうのが難点ですが、性能は折り紙つきです

 

 

 

アルミホイル

 鍋の底に敷いてその上にチップを乗せたり、ナッツのような細かい食材を扱う時に受け皿として使ったりします

これは常備してある家庭が多いとは思いますが念のために記載

 

スモークチップ

 

燻製の要、煙を出すためのチップです。これを鍋底に置いて、コンロなどで加熱することにより煙を発生させます

スモークチップは食材に合わせて相性のいいものを選ぶのが基本なので、まずは燻製する食材を決めて、それからチップを揃えるのがいいでしょう

 

ちなみにメジャーな食材に合うスモークチップは以下の通りです

 

・ナッツ類 - リンゴ、さくら、ホワイトオークのチップ

・チーズ - ヒッコリー、クルミのチップ

・ベーコンなどの肉類 - さくらのチップ

・魚介類 - ナラ、ホワイトオークのチップ

 

かなりザックリですが概ねこのような感じ。具体的な食材との相性についてはまた改めて別の記事で解説したいと思います

どれがマッチしていると感じるかはもちろん好みにもよると思いますので自分でも色々試してみるのをオススメします!

 

何を燻製するか決めてないけど先に道具を揃えてみたい!という方はとりあえずさくらのチップを買うことをオススメします

さくらのチップは相性のいい食材が多く、香りが強めなため燻製らしい風味を存分に味わうことができるためです

 

 

基本的な手順

次に基本的な熱燻の手順について解説したいと思います

もちろん細かい工程は食材ごとに違うものになるので、おおむねこのくらいの作業量があるという目安程度に見てもらいたいと思います!

 

1.食材を乾燥させる

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燻製に水分は大敵です

食材の表面が湿っていると出来上がりの味が酸っぱくなったり煙の風味が付きすぎたりしてしまうので、食材を風通しのいいところに1時間ほど置いて乾燥させます

もちろんミックスナッツのような最初から乾燥しているようなものはこの工程を省いてもOK

味付けが必要な食材は乾燥の前に行います

 

2.燻製器の底にチップを入れ火にかける

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燻製器の底にアルミホイルを敷いて、その上にチップをセットします

だいたい燻製時間10分につき軽く一握りくらいの量を乗せ、網もセットをしたら強火にかけて煙が出てくるのを待ちます

 

3.煙が出てきたら火を弱め蓋をする

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煙が出たら火を中火〜弱火に落とし、食材を並べ蓋をします

なるべく食材同士がくっつかないよう平らに並べると風味がよく付きます

 

4.10〜30分ほどそのまま待てば完成

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あとは出来上がりまで待つだけ。食材によって10〜30分ほど燻します

水分が多い食材の場合は時々、蓋を開けて食材と蓋に付いた水分をキッチンペーパーなどで拭き取ってください

出来上がった後は1時間ほど風に当てて置くと、燻製の風味が程よく落ち着いて食べやすい味となります

 

ちなみにIHの調理器具を使う場合は、加熱中に空焚き防止機能が働いて火が消えてしまう場合もあります

前述のIHが燻製に向かないと言った理由がこれです

その場合はヒーターを二口使う、IH台の温度を濡れタオルなどで下げる、など工夫をする必要があります

どうしても手間が増えてしまうので、IH対応の燻製器を買うか、素直に卓上コンロなどを使うのがいいかと思います

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?燻製が意外と短時間で簡単にできることが分かったと思います

今回紹介した方法の他にも温燻や冷燻といったやり方もあるので興味が湧いた方はぜひ調べてみていただきたいと思います

 

次回の記事では食材ごとの具体的な燻製の方法とウイスキーやバーボンとの組み合わせについて紹介していきたいと思います

 

ウイスキーやバーボンに合う燻製の食材とレシピ - 作った燻製に相性のいいお酒の銘柄も解説します - NomiLOG

 

 

 

フレッシュなぶどうが香るクラフトジン、ジーヴァイン フロレゾンのオススメの飲み方とその特徴について解説

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http://www.northern-lights.biz/menu.html

 

ジーヴァイン フロレゾンはフランス産のクラフトジンです

ジンの製造国としては珍しいフランス。フランス産のリキュールやスピリッツはどこか上品さが漂う味と香りだと感じることが多いですが、このジーヴァインも例に漏れずといったところ。フレッシュでフローラルな風味が特徴のジンとなっています

 

さてこのジーヴァイン。季の美の時と同じく原材料に特色があります

通常ジンの原料となるのは穀物由来のスピリッツですが、このジーヴァインの原料はユニ・ブランというコニャック地方原産のぶどう

この品種は果実味や柑橘系の風味が特徴的で白ワインなどの原料としてよく使われています

そのためユニ・ブランを蒸留して作られるジーヴァインはジンでありながら白ワインのような芳醇な香りを持っています

 

もちろんジンですので香りつけのボタニカルもふんだんに使用されています

ジュニパーベリーにくわえて生姜、カルダモン、シナモン、コリアンダーなど計8種類

それにユニ・ブランの花から抽出したエキスを加えることにより繊細な香りを生み出すことに成功しています

 

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http://www.thebowbar-sapporo.com/PaulGiraud.html

 

製造方法もなかなか特徴的です。ジーヴァインは以下のような工程を経てボトル詰めされます

 

1.ユニ・ブランの花のエキスを醗酵させ蒸留する

2.ユニ・ブランの果実を発酵させ蒸留した後にボタニカルに漬け込む

3.漬け込んだスピリッツを再蒸留する

4.花のエキスを蒸留したものに果実を蒸留したものを混ぜて再蒸留して完成

 

ジンとしては異例の計4回の蒸留。このように複雑な工程を経て手間暇をかけて作られたジンは純度の高い澄み切った味となります

まさにクラフトジンの名を冠するのに相応しいこだわりの製法と原料だといえます

 

味の方はやはりぶどう原料というだけあって甘みがありフルーティ

花畑の中に立ったようなフローラルな香りも特徴的です

口当たりも非常に滑らか。穏やかな日常に華を添えるような、そんな気品のある味わいのジンです

 

 

オススメの飲み方と味の解説

 

ジーヴァインは口当たりも軽く、香りも特徴的です。そのため個性を感じるカクテルを作りたいときに最適なジンだといえます

色々な飲み方を試したのですが、スタンダードな飲み方であれば違和感を感じることは特にありませんでした。今回は自分が好みだと感じた飲み方を紹介しますが、これをごらんの読者の方はそれぞれ好きな飲み方でこのジンを楽しんでもらいたいと思います!

 

ストレート

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https://www.pictastar.com/view/1426970582151693675

 

まず驚いたのはグラスに顔を近付けた時の香り。ぶどう由来だと思われる華やかな香りが鼻腔をくすぐります

一瞬、今から飲もうとしているものがジンだということを忘れてしまうようなフルーティさ。思わずその香りにうっとりとしてしまいます

口に含むとマスカットを食べたときのようなスッキリとした甘みと芳醇な香りが駆け巡ります。白ワインのようでもあり、白ぶどうのリキュールのようでもある…

しかし確かに感じるジュニパーの香りとキリッとした味わいはジンそのもの。なんだこれは

 

初めて飲んだのはバーのカウンターでのことでしたが、思わず「えっ…なにこれ!」と声を出してしまいバーテンダーさんがニヤニヤとした表情でこっちを見ていたのをよく覚えています

思わず声を上げてしまうような個性的な味と香り。クラフトジンの醍醐味といえる体験です

 

常温で飲むのもオススメですがやはりここは冷凍して飲みたいところ。冷凍するとさすがに香りは少し閉じ気味になってしまいますが、今度は甘さが際立つようになります

トロリとした舌触りから口の中で甘さと芳醇な香りが一斉に広がる、という体験は他のジンではなかなか味わうことができません!

 

ジントニック

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https://funabashi.mypl.net/shop/00000344829/news?d=881248

 

ジントニックにしてもそのフルーティな味を十分に堪能することができます

トニックで薄められたとしてもその新鮮な香りは衰えを知らず。まるで生のマスカットを頬張ったような瑞々しさを感じ、トニックのほのかな苦味と炭酸の刺激ともよくマッチします

フルーティな炭酸のカクテルならリキュールのソーダ割りとかで十分じゃないのか?と思うかもしれませんが、やはり味わいの純度や奥深さが段違いです

女性の方でも抵抗なく飲めそうなフローラルで爽やかな味。甘くスッキリとした味わいを求める人にはうってつけのカクテルになることでしょう

 

トニックウォーターはシュウェップス、ウィルキンソン、フィーバーツリー、どれでも美味しく頂くことができました

少し炭酸水を足してジンソニックにすると爽やかさが強調されてベターです

 

 

マティーニ

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http://g.chaoo.jp/shop/roncana/

 

ぶどうの風味にもっと浸りたい!という方はマティーニをオススメします

ドライベルモットはフレーバードワイン、ジーヴァインはぶどう原料のジン。この二つが合わないはずがありません

ジーヴァインは若々しいぶどうの風味、という感じですがそこに熟成感のあるドライベルモットの味が加わることによってとても奥深くそれでいて柔らかな、女性的な印象のカクテルとなります

度数は高いが柔らかな飲み口、新鮮な香りがあるが熟成感も感じる…相反する要素が複雑に絡み合った奥深い味わいだといえるでしょう

 

 

総評

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ジーヴァインの瑞々しいフルーティーな香りはまさにクラフトジンらしい個性に満ちたものだといえます

ジン好きの方だけでなく普段リキュールやワインなどをよく飲んでいるという人にも飲ませて感想を聞いてみたくなる一本。興味が湧いたらバーや酒屋でこの銘柄を探してみてはいかがでしょうか?

 

ちなみにジーヴァインにはフロレゾンの他にノエゾンという銘柄も存在しています。こちらはフロレゾンに比べてややドライな味となっているとのこと

筆者はまだ飲んだことがないのでレビューは控えさせてもらいますが、ジーヴァインのバリエーションの一つとしてここで紹介しておきます

ドライな味が好みだという方はそちらの銘柄から手を出してみるのもいいかと思います。私も手にする機会があったらフロレゾンと飲み比べてレビューするつもりです!

 

 

 

若草のような爽やかな香りのプレミアムジン、ヘンドリクスジンのオススメの飲み方と味の特徴を解説

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https://gqjapan.jp/life/food-restaurant/20161128/hendricks-one-night-party#pages/2

 

ヘンドリックスジンはスコットランド製のプレミアムジンです

このジンは海辺の近くにあるガーバンという小さな村で職人の手によって手作り少量生産で製造されています

 

製造するのはグレンフィディック蒸留所やバルヴェニー蒸留所を所有するウィリアムグランツ&サン社

グレンフィディックとバルヴェニーはどちらも評価の高いシングルモルトスコッチですがウイスキーメーカーがジンの製造も手がけるというのは私たちのようなただの酒飲みには少しピンと来ないといったところ。ではこのヘンドリックスジンはどのような製法が取られ、どのような味に仕上がっているのでしょうか?

 

 

ヘンドリックスジンの製法と味わいの特徴

 

 

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http://media.kawa-colle.jp/_ct/17014861

 

ヘンドリックスジンは他のジンとは違う独特な製法が取られています

香り付けに使うボタニカルは11種類。ジュニパーベリー、レモンピール、カモミールなど

それに加えて薔薇の花びらとキュウリのエキスによって風味付けがなされています

キュウリを風味付けに使う、というのは我々日本人には少し違和感を覚えるところですが、ヨーロッパなどでは香水に使われたりと清涼感を演出するエッセンスの一つとしてメジャーな食材でもあります

 

キュウリの瑞々しい香りはジンに瑞々しいフレッシュな香りを与えてくれます

ヘンドリックスジンはその香りを生かした爽やかで清々しい風味が特徴的。口当たりも非常にスムースで万人受けする飲みやすい味だと言えます

飲んだときの余韻は長めでそれでいてスッキリと華やかな印象です。そのため、薔薇の花びら由来のフローラルな香りに最後までゆったりと浸ることができます

雑味や嫌な苦味などは感じず、このジンが丁寧に研鑽を重ねて作られたということが感じられる味わいです

 

 

飲み方別の味の解説

今回も色々な嗜み方の中からオススメの飲み方をピックアップしてみようかと思います

バーでヘンドリックスを飲む機会が何度かあったので、今回は自分の主観だけではなくプロのバーテンダーの方にオススメしていただいた飲み方も紹介したいと思います

 

ジントニック

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https://gqjapan.jp/life/food-restaurant/20161128/hendricks-one-night-party#pages/2

 

ジンを嗜む際に外せない飲み方の一つであるジントニック

どのジンで作ってもその個性が現れて美味しくいただける飲み方ですが、このヘンドリックスの飲み方としてはベストであると私は思いました

ジントニックにすると際立った個性こそ無いものの、口当たりがスムースで若草のような清涼感のある香りを存分に味わうことができます

この銘柄のウリであるキュウリのフレーバーはハッキリと感じられるまでには至らないですが、この清涼感を演出するのに一役買っているのだろう、ということが伺えます

味はクラフトジンのような個性的なもので作られたジントニックと比べるとスタンダードな部類だといえますが、酸味、苦味のバランスが良く甘みもすっきりとしていて非常に純度の高い爽やかな味です

癖が無い味わいといえるので、誰が飲んでも美味しく感じられる味だと思います。特にタンカレーやビーフィーターのようなスタンダードなジンで作られたジントニックをよく飲んでいるという方はこのジンの完成度の高さをより深く実感できることかと思います

 

繊細な香りを持つジンなので、自宅などでジントニックを作る際にはトニックウォーターの選択に迷うことかと思いますが、個人的にはこの爽やかさを邪魔しないようウィルキンソンのトニックウォーターを選択するのがベストだと思います

 

 

このヘンドリックスのジントニック、癖の無い味わいを持っているのでアレンジするのもなかなか楽しいです

オススメは仕上げにバジルなどのハーブを加えること。ヘンドリックスの爽やかな風味は生のハーブや果物と非常に相性がいいです

変り種ですとキュウリのスライスを加えるという方法も。こちらは馴染みのバーテンダーの方に勧めていただいた飲み方なんですが、キュウリの瑞々しさとジントニックの味が意外にもマッチしていました

他のジンでもこの飲み方を試してみたのですが、ヘンドリックスで作ったものほどの味わいの一体感は得られませんでした。やはりヘンドリックス自体がキュウリのフレーバーを持っているということが大きいのかと思います

 

ストレート

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http://www.jeepisland.com/blog/?p=206

 

バランスの取れた味わいをもつヘンドリックスはストレートで飲むのもオススメです

清涼感の溢れる香り、40度以上のアルコール度数があるとはとても思えないスムースな口当たり、長く華やかな余韻…このボトルはジンをストレートで飲むことの素晴らしさを教えてくれます

常温でも違和感なく飲めますが、冷凍庫でキンキンに冷やして飲むと清涼感がいっそう強調されてこれがまた美味しい

夏の暑い日におもむろに冷凍庫からこのジンを取り出し、ショットグラスに注いで一気に口に放り込んだりしたらもう堪らないことでしょう

 

アルコールの当たりのキツさも感じず比較的飲みやすい味ではありますが、度数が高いお酒に抵抗があるという方には氷を入れたロック、または少しだけ加水するという選択肢も

氷や水によって加水がされると繊細な味の奥に隠れていた甘みが際立つようになります

 

 

総評

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http://www.jeepisland.com/blog/?p=206

 

クラフトジンのような個性の強い味わいとは言い難いですが、純度の高いバランスの取れた味わいが特徴的。飲むと清々しい気分にされてくれる澄んだ風味を持つ素晴らしいジンです
スタンダードな銘柄を一通り飲んだという方のステップアップにも最適な一本だといえます

前述の通りオススメの飲み方はジントニックかストレート、またはロック

特にジントニックにしたときの雑味の無い味わいがとても素晴らしく、飲み飽きない味と言えるので、日常的にジントニックを飲むという方にもぜひオススメしたい銘柄です!

 

この記事を投稿したのは7月の上旬をなりますが、これから気温も上がり蒸し暑い日が続くことかと思います

そんな日に暑気払いとしてこの清涼感溢れるジンを飲むのも悪くないのではないかと思います

 

 

 

複雑な香りが特徴のクラフトジン、モンキー47ドライジンのオススメの飲み方と味の特徴を解説

 

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http://bar-tram-trench.blogspot.jp/2013/05/47-at2013-tokyo-international-bar-show.html

 

モンキー47はドイツ製のクラフトジンです

まず目に付くのはその見た目。化学薬品のようなクラシックなデザインの瓶に、名前の通り猿が描かれたラベル

このチャーミングな猿のラベルが採用されたのは、このジンのレシピを作った人物が第二次世界大戦後にベルリンの復興のために動物園のスポンサーになったことがキッカケだそうです

 

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http://www.amazfacts.com/2015/09/20-beautiful-places-around-world-to-add.html

 

蒸留所はドイツ、シュバルツヴァルトのブラックフォレスト。その地の豊かな自然の中で育まれた47種類のボタニカルをジンの香り付けに使用しており、芳醇で複雑な香りが特徴となっています

ボタニカルとして使用されているのは、ジュニパーベリー、クランベリー、エルダーフラワー、スプルスなど

すべて手摘みで採取されており、それを使用しての蒸留の後に「欧州でもっともまろやかな水」と評されるブラックフォレストの天然湧き水とブレンドされます

ドイツの自然の恵みを生かして作られた地域色の強いジンだと言えますね

  

季の美のレビュー記事でも触れたように、このように製造地固有のボタニカルをふんだんに使ってその地域の特色や文化をジンの味や香りで表現する、というような製法がとられているジンが多数存在しているところがクラフトジンの魅力の1つだといえます

 

和のスピリッツを取り入れた和製クラフトジン、季の美のオススメの飲み方と味の特徴を解説 - NomiLOG

 

ジンが製造される土地の、豊かな自然に思いを馳せながらグラスを傾けることで、より深くクラフトジンを楽しむことができるのです

 

 

飲み方別の味の解説

モンキー47を色々な飲み方で飲んでみました

飲むときの温度や割り材を変えると顕在化する香りや味が変化することもあり、とても面白い銘柄だと感じました

様々な飲み方の中から特に印象に残ったものを選んで紹介します

 

ストレート

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http://catman.bar-nemanja.com/2015/03/monkey-47-distillers-cut-2012.html

 

大げさかもしれませんが口に含んだ瞬間おおっとなってしまいました

スパイシーさのあとに上品な甘さ、それに柑橘の風味が続きます

特筆すべきはその口当たり。口の中にジワっと浸透するような今までに感じたことの無い優しい口当たりです

なるほど、確かにこれは明確な個性を感じるクラフトジンらしい味わいだ、と思いました

 

香りにも明確な特徴があります

47種ものボタニカルを使っているだけあって香りが複雑、それでいて見事に調和しています。情報量が多いとはいえ、やかましい感じはせず穏やかさを感じるといった印象です

余韻には少しケミカルな香りが鼻をつくか

 

なんとかこの香りを何かに例えて表現しようかと思ったのですが私には少々荷が重く感じました…

普段ウイスキーなどの細やかなテイスティングノートを書いている人でもなんと例えて表現しようかと一瞬迷うんじゃないのか?というほどの香りの奥深さです

このジンを深く知るためには幾度となく飲み続ける必要がある、と感じさせられました 

 

ジントニック

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https://imgrum.me/media/BTwaTfogvfx

 

ストレートで飲んだときと同じく甘さが際立つかと思いきや、酸味、その後にほのかな甘みと共に苦味、渋みを強く感じる印象でした

ほろ苦い大人のジントニックといった感じです(お酒自体が大人の飲み物なのですがこの表現が一番しっくりきてしまいました…)

もちろんこの銘柄の特徴でもある豊かで複雑な香りは顕在

トニックの風味との相乗効果で柑橘系の風味がやや強く出ているように感じます

 

レビューするにあたり色々なトニックウォーターで割って飲んでみましたが、モンキージンと相性がいいと感じたのはウィルキンソンとフィーバーツリーの二つ

ウィルキンソンはモンキージンの香りを邪魔せず存分に味わうことができ、フィーバーツリーはその力強い味わいで飲みごたえのあるジントニックに仕上げてくれます

ジンの複雑な香りを引き立てるか、それともあえて異なる強い風味をぶつけるか、この辺りは好みによると思います

シュウェップスを使用したジントニックは私には少し苦味が強すぎるように思えました。この辺りも好みによると思いますので読者の方も色々な銘柄を試していっていただきたいです

 

 

 

総評

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http://bar-tram-trench.blogspot.jp/2013/05/47-at2013-tokyo-international-bar-show.html

 

まさにクラフトジン、といった個性的な味わい。ジンが好きな方に一度は手に取ってもらいたい銘柄です

特にファーストインプレッションはとても衝撃的です。この複雑な香りを持つジンを飲んだ体験は忘れがたいものになるでしょう

 

私もこのジンに対する理解がまだまだ浅いと感じるので、シングルモルトのウイスキーを嗜むような感覚で、これからじっくりと飲み進めていきたいと思います

ボトルが空になるころには奥に潜んでいる香りを知覚することができるようになっているのか、そして最終的にどんな印象が残るのか…今から楽しみで仕方ありません

手作り少量生産ということで少々値が張ってしまいますが、個人的にはその価値に見合った味わいを持つクラフトジンだと思います

みなさまも手元に置いてその複雑な香りを紐解いていく事を楽しんでみてはいかがでしょうか?