NomiLOG

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カクテルやウイスキー、リキュールなどの洋酒の楽しみ方を紹介します

アイラの恵みを受けたクラフトジン「ザ・ボタニスト」の魅力と美味しい飲み方を紹介

ザ・ボタニストとは? 

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ザ・ボタニストはアイラ島で製造されるクラフトジンです。

 

アイラ島といえばウイスキーの一大生産地。

ボウモアやラフロイグといった銘柄で有名ですね。

 

ボタニストは、そんなウイスキーのメッカとも言えるアイラ島で唯一製造されているジンです。

はたして、このジンにはどのような魅力があるのか?

今回はボタニストの特徴と、オススメの飲み方について解説していきたいと思います。

 

 

ザ・ボタニストの特徴

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ボタニストで、まず目を惹くのはこのエンボス加工が施されたデザイン。

実はこれ、ボタニストの製造に使われているボタニカルをラテン語で表したものなんです。

 

そこに書かれているボタニカルの数は22種類。

これらはすべて、アイラ島で採取されるものとなっています。

それらにジンの伝統的な9つのボタニカルを加えることで、ボタニストの味わいが作り出されています。

 

【ザ・ボタニストの製造に使われるボタニカル】

 ・アイラ島で採取した22のボタニカル

ヨモギ、ヨーロッパダケカンバ、ヒース、カモミール、ヨーロッパアザミ、サンザシ、シモツケソウ、河原松葉、アイラ島産 野生のジュニパー、レモンバーム、ウォーターミント、スペアミント、アップルミント、ヤチヤナギ、藪人参、ニワトコ、ヨモギギク、ウッドセージ、野生のタイム、アカツメクサ、シロツメクサ、ハリエニシダ 

 

・伝統的な9つのボタニカル

アンジェリカの根、カシア、シナモン、コリアンダーシード、ジュニパーベリー、レモンピール、リコリスの根、オレンジピール、ニオイイリスの根 

 

このように、多種多様のハーブやスパイスが使用されています。

中にはヒースなど、アイラ島を象徴する植物も含まれていますね。

 

これらの素材を使って作られるボタニストは、まさにアイラ島の自然の恵みを存分に受けた、プレミアムなジンとなっています。

 

 

ザ・ボタニストはどんな味がするのか?

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ではボタニストは実際にどのような味となっているのか?

まずはストレートで飲んでみて、味を確かめてみることにします。

 

まず驚いたのは、飲んだ際の口当たり。

とても滑らかで、スゥッと口の中に浸透していくような心地よさがあります。

ヘンドリクスジンに近い感じですが、それよりもさらにスムースで自然な印象です。

 

味わいはサラッとした甘さと澄んだ風味が特徴的。

苦味はほとんど感じませんね。スパイシーさといった要素も薄め。

非常に上品で繊細なイメージの味です。

 

そしてやはり香りが素晴らしいですね。豊かで複雑な風味を感じます。

数多くの材料を使ってるにもかかわらず、ゴチャゴチャした感じは全くなく、全体的に調和感のある香りとなっています。

 

アタックからフィニッシュまで、ハーバルな香りに満たされる体験は、他のジンではなかなか味わえません。

ザ・ボタニスト(植物学者)の名に恥じない、完成された味わいです。

 

 

ザ・ボタニストの美味しい飲み方、カクテルレシピ

それではボタニストの特徴が分かったところで、このジンの楽しみ方を紹介したいと思います。

ボタニストは比較的癖のない味わいなので、スタンダードカクテルから創作カクテルまで、幅広く使うことができます。

 

スタンダードのカクテルに使えばクラフトジンらしい個性的な味に。

創作カクテルですと、フレッシュハーブとの組み合わせが良いですね

数多くのハーブの香りを持つボタニストは、ハーブとの相性が抜群です。

 

それでは、実際にレシピとともに紹介していきたいと思います!

 

ロック

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まずお試しいただきたいのはロックでの楽しみ方。

ジンをロックで飲むというのは、ほとんどの人にとって抵抗感があるかもしれません。

実際、スタンダードなジンでやってもあまり美味しく感じない飲み方です。

 

ですが、ボタニストは柔らかな口当たりと華やかな香りを持っているので、ロックでもスイスイと飲めてしまいます。

このような飲み方でも楽しめるのは、クラフトジンの特権ですね。

 

口当たりはなめらか。香りは鮮烈。

ボタニストの最大の特徴である香りを存分に楽しむ事ができる飲み方です。

ウイスキーを飲むように、チェイサーとともにじっくり楽しんでみてください。

 

ジントニック

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【材料】

ザ・ボタニスト 45ml

トニックウォーター Full up

フレッシュライム 1/4個

 

【作り方】

グラスに氷を詰めてボタニストを注ぎ、ライムを搾って果肉を落とす。よくステアし、トニックウォーターを静かに注ぐ。最後に軽くステアする。

 

ボタニストで作ったジントニックを一言で例えるなら、「癒しのジントニック」

その柔らかな口当たりとハーバルな香りは、思わずため息が漏れてしまうほど魅惑的です。

この、炭酸で弾けた香りが胸いっぱいに広がる体験はたまらないですね。

 

ジュニパーがガッツリと効いた男らしいジントニックも美味しいですが、私はやはりこっち系の繊細な味が好きですね。

間違いなく、今まで飲んだジントニックの中で上位に入る味わいです。

ヘンドリクス、タンカレー、ボンベイサファイアなどで作るジントニックが好きな方には自信を持ってオススメします!

 

合わせるトニックウォーターはフィーバーツリーをチョイスしたいところ。

プレミアムなジンには、やはりプレミアムなトニックが良く合います。

 

 

バジルギムレット

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【材料】

ザ・ボタニスト 40ml

フレッシュライムジュース 15ml

シュガーシロップ 10ml

バジルの葉 5枚程度

 

【作り方】

バジル、ライムジュース、シロップをシェイカーに入れ、潰しながら混ぜる。シェイカーにボタニストと氷を入れシェイクする。バーズネストなどで漉しながら、カクテルグラスに注ぐ。お好みでバジルの葉を飾る。

 

ボタニストとバジルのペアリングカクテルです。

ボタニストで作るスタンダードのギムレットも美味しかったのですが、こちらの方が面白い味になっていたので、レシピを紹介したいと思います。

 

スタンダードレシピのギムレットはシャープでドライな味が特徴的。

一方こちらはスイートバジルの甘い香りとボタニストの口当たりの良さで、柔らかなニュアンスとなっています。

 

このカクテルを他のジンで作ったこともあるのですが、ボタニストを使った方が調和感が出ますね。

これは、ハーバルな風味を持つボタニストだから出せる味わいなのだと私は思います。

 

ハーバルソルティドッグ

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【材料】

ザ・ボタニスト 30ml

グレープフルーツジュース 90ml

岩塩 ひとつまみ

フレッシュタイム 1本

フレッシュローズマリー 1/2本

フレッシュミントの葉 10枚程度

 

【作り方】

材料をパイントグラスに入れ、ティンに氷を詰める。ティンに材料を入れ、ストレーナーで押さえながらスローイングをする。5往復ほどして材料が冷えたところで、バーズネストなどを使い、漉しながら氷を入れたグラスに注ぐ。お好みで軽く火で炙ったローズマリーを飾る。

 

ジンを使ったクラシックなソルティドッグのアレンジレシピです。

私も最近知ったばかりのレシピなんですが、かなりオススメです。このカクテル。

 

さまざまなフレッシュハーブを使うことで、ボタニストの持つ香りを膨らませるようなイメージ。

スローイングの技法を使うことでアルコールの当たりが優しくなり、柔らかな印象の味となりました。

 

スタンダードのソルティドッグとは別物の、リッチな味わいですね。

この香りの華やかさはボタニストがあってこそ。

スタンダードのジンで作ったものと比べても、数段上の味を作ることができます。

 

スローイングのやり方については別記事を参照してみてください。

カクテルに空気を含ませることで、口当たりをまろやかにし、香りを変化させる技法です。

 

www.green-alaska.com

 

大葉のジンモヒート

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【材料】

ザ・ボタニスト 40ml

ミントリキュール 10ml

大葉 約3枚

炭酸水 50ml

 

【作り方】

大葉、ミントリキュール、少量の炭酸水をグラスに入れ、潰して混ぜる。クラッシュドアイスを詰めてボタニストを注ぎ、よくステアする。炭酸水を注ぎ、お好みで大葉の葉を飾る。 

 

ボタニストのボタニカルにも使われているミントと、日本固有のハーブである大葉のペアリングです。

 

このカクテルは、ボタニストが持つ清涼感を際立たせたような仕上がりとなっていますね。

優しい甘さと、爽やかな香りでなんとも涼しげな気分にさせてくれます。

 

主張の強い味を持つミントリキュールを使っていますが、ボタニストの風味もしっかりと感じることができますね。

このジンは繊細でありながら、意外と伸びのいい性質を持っているのかもしれません。

  

ちなみにこちらのカクテルは、ボタニストの公式ページに記載されていたカクテルを参考に作ったものです。

こちらのページには、他にも数多くの創作レシピが紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください!

 

www.thebotanist.jp

 

 

さいごに

繊細で華やかな風味を持つザ・ボタニスト。

癒しを求めるときや、特別な気分のときに楽しむにはうってつけのジンですね。

香り高く、軽めの味わいのジンが好きだという方はぜひ手にとってみてください!

 

お求めやすいミニボトルでの販売もされていますので、味を確かめたい方はまずこちらから。

私も今回はミニボトルを買いました。

が、おそらく近々700mlのボトルを買うことになると思います(笑)

 

 

このジンが気に入った方には、クラフトジンのまとめ記事をオススメしています。

味の傾向について詳しく書いてみましたので、この中からお気に入りの一本を見つけてみてください!

 

www.green-alaska.com

 

ジントニックの作り方にこだわりたい方には、こちらの記事を。

私なりに作り方のポイントをまとめてみました。少し長い記事ですが読んでみてください。

 

www.green-alaska.com

 

ザ・ボタニストと同じ地で作られるウイスキーについてはこちらの記事を。

その個性的な味わいには、多くの熱狂的なファンがいます。

 

www.green-alaska.com

 

独特な味わいがクセになる - ハーブリキュールの美味しい飲み方とカクテルレシピ、オススメ銘柄のまとめ

ハーブリキュール、薬草・香草系リキュールとは?

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ハーブ系リキュールは、原材料に色々なハーブやスパイスを使用して作られるリキュールです。

銘柄によって使う材料や味もさまざま。

独特な風味のものも多いのですが、一度クセになったら抜け出せない魔力があります。

 

日本ではまだまだ愛飲する人が少ない印象ですが、好きな人は強烈に惹かれる傾向がありますね。
常連のお客さん1人のためにマイナーなハーブリキュールを揃えている、というバーも見たことがあります。

 

今回はそんなハーブリキュールのオススメ銘柄と楽しみ方について解説していきたいと思います。

バーで飲むのも自宅で飲むのも、どちらもおすすめです。

気になったものからトライしてみてください!

  

カンパリ

 

日本で有名なハーブリキュールといえばこれですね。

鮮やかな赤色が特徴のリキュール、カンパリです。

居酒屋から本格的なバーまで、さまざまな場所で愛されている、まさにハーブリキュールの代表格だと言えます。

 

ハーブ由来の独特の苦味を持っているため、苦手な方も多いのですが、慣れてくるとこの苦味がクセになってきます。

まずはカンパリオレンジやカンパリウーロンから。

じっくりとこのリキュールの香りと苦味を味わってみてください。

 

カンパリで作るカクテルの中でおすすめなのは「カンパリソーダ」

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【材料】

カンパリ 1/2

炭酸水 1/2

(お好みで)フレッシュオレンジジュース 10ml

 

【作り方】

グラスに氷を詰めて、材料を注ぎ軽くステアする。

 

シンプルにソーダだけで割ってもいいのですが、味を高めたい方はフレッシュオレンジジュースを加えてみてください。

 

カンパリについての詳しい解説や、その他のカクテルレシピは別記事にまとめてあります。

 

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アペロール

 

カンパリによく似たリキュール。

生産国はイタリア、鮮やかなレッド、オレンジの風味などさまざまな共通点があります。

 

カンパリとの違いはその味にあります。

こちらは苦味は少し控えめ、そしてオレンジの風味がさらに際立っています。

 

ザックリ言うと「飲みやすいカンパリ」と言ったところ。

その特徴からイタリアでは、若い方を中心に人気となっているそうです。

 

アペロールで作るカクテルの中でおすすめなのは「アペロールスプリッツ」

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【材料】

アペロール 20ml

白ワイン 30ml

炭酸水 30ml

オレンジスライス 1枚

 

【作り方】

グラスに氷を詰め、材料を注ぎ軽くステアする。お好みでオレンジスライスを飾る。

 

イタリアのアペリティーボ(食前酒)の定番となっている飲み方です。

イタリアに倣って仲間ととも気軽にワイワイと楽しむのがおすすめです。

 

こちらも詳しい解説や、その他のカクテルレシピについては別記事にまとめてあります。

 

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スーズ

 

鮮やかなイエローが特徴のリキュール。

その見た目から「黄色いカンパリ」と呼ばれることもあるそうです。

 

主な原材料はゲンチアナという植物の根。

味にはほろ苦さがあり、バニラやオレンジ、漢方薬のような香りを感じます。

甘めでかなり飲みやすい味なので、ハーブリキュールの入門用としてもおすすめですね。

 

さまざまな材料との組み合わせを楽しむことができますが、中でも柚子との相性が抜群です。

 

スーズで作るカクテルの中でおすすめなのは「柚子庵」

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http://www.quon.info/cocktail/yuzuan/より引用

 

【材料】

スーズ 50ml

フレッシュ柚子ジュース 10ml

シャンパン 適量

抹茶砂糖

 

【作り方】

フルート型のシャンパングラスを抹茶砂糖でスノースタイルにする。スーズと柚子ジュースをシェイクしてグラスに注ぎ、シャンパンで満たす。

 

スーズと柚子の相性の良さを実感できるレシピです。

お互いの味を引き立て合う、完成度の高い仕上がりは必見。

作るのが大変だという方は、市販の柚子ドリンク割りやシャンパン割りから試してみてください。

 

スーズで作るその他のカクテルを知りたい方は別記事にて。

お手軽に作れるカクテルも多数紹介しています。

 

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シャルトリューズ

 

フランスで作られる薬草リキュール。

130種類もの材料を使って作られる、複雑な味を持つリキュールです。

 

リキュールの女王とも称され、そのレシピは門外不出。

材料の細かい配合は3人の修道士だけに受け継がれるという、徹底した秘密主義っぷり。

なんとも怪しげでミステリアスなお酒ですね。

だがそこに惹かれます。

 

シャルトリューズには大きく分けて2種類のラインナップがあります。

香草の風味溢れる味わいのヴェールと、蜂蜜を加えて飲みやすい味に仕上げたジョーヌ。

まずは甘く飲みやすい味のジョーヌからお試しください。

 

シャルトリューズで作るカクテルの中でおすすめなのは「アラスカ」

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【材料】

シャルトリューズ ジョーヌ 15ml

ジン 45ml

 

【作り方】

材料をシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。

 

シャルトリューズの味がシャープになり、清涼感溢れる味わいとなったカクテル。

同じレシピで、シャルトリューズヴェールを使って作ると「グリーンアラスカ」というカクテルになります。

 

その他のカクテルレシピと、詳しい解説は別記事を参照してみてください!

 

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イエーガーマイスター

 

「ドイツの養命酒」とも呼ばれている薬草リキュールです。

今まで紹介したリキュールと比べると、かなり薬感のある味を持っています。

実際に本国ドイツでは、薬酒として嗜んでいる方もいるそうです。

 

イエーガーマイスターは苦味と甘味が際立った重厚な味わい持っています。

身近なものに例えるなら、うがい薬のような風味。

お酒のレビューとしてこれはどうかと思いますが、まぁなんだか体に良さそうな味がします(笑)

 

近年ではクラブシーンで、ダンスミュージックのお供として飲まれることも多いですね。

いわゆるパリピ酒ってやつです。

刺激的なイエーガーの味わいで心も体も沸き立ちそうですね!

 

イエーガーマイスターで作るカクテルの中でおすすめなのは「イエーガーボム」

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【材料】

レッドブル 250ml

イエーガーマイスター 30〜45ml

 

【作り方】

タンブラーなどにレッドブルを注ぎ、イエーガーマイスターを入れたショットグラスを沈める。

 

イエーガーマイスターにエナジードリンクを合わせた、なんとも刺激的なカクテルです。

ここまでくると、一種の度胸試しや気つけ薬のようなものですね(笑)

ネタっぽいカクテルですが、味はかなりイケますよ!

 

ガリアーノ

 

思わず目を惹く、背丈の高いボトルが目印のリキュール、ガリアーノ。

バーテンダーの方々から「収納に困る」と大評判のボトルですね。

 

味の方は澄んだ甘さを持っており、香りはアニスやバニラの風味がよく感じられます。

太陽をイメージさせるような陽気な味、というイメージを私は持っていますね。

生産国はイタリアなのですが、そのイメージにはぴったりのリキュールです。

 

ガリアーノで作るカクテルの中でおすすめなのは「ゴールデンドリーム」

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【材料】

ガリアーノ 15ml

ホワイトキュラソー 15ml

オレンジジュース 15ml

生クリーム 15ml

 

【作り方】

材料をシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。

 

ガリアーノのやや癖のある味も、生クリームと合わせることで飲みやすい味に。

オレンジ系の材料との相性もいいので、調和感の取れた滑らかな仕上がりとなります。

  

ウーゾ

 

ギリシャ原産のハーブリキュールです。

ぶどうやレーズンを蒸留した原酒に、アニスの風味を付けて作られます。

カクテル好きの方でもなかなか目にしないお酒、いわゆるマイナーなお酒なんですが、このウーゾは面白い特徴を持っています。

 

まずウーゾを水で割ると透明な液色が、白く濁ったような色へと変化します。

これは同じハーブリキュールであるリカールなどでも見られる変化ですね。

そして面白いのがもう1つ。ウーゾを冷凍させると…その液体の中にダイヤモンドダストのような細かい氷片が舞い上がります。

 

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どちらもウーゾに含まれる天然成分が作用して起こる変化なのだそうです。

初めてバーで見せていただいたときには驚きましたね。

 

ウーゾの飲み方の中でおすすめなのは「冷凍してストレート」

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ウーゾは見た目だけはなく味も素晴らしいリキュールです。

その味にはやはり少し癖がありますが、キンキンに冷やすことでかなり飲みやすくなります。

アブサンやペルノーに近い味ですが、それよりも親しみやすく、フルーティな感じですね。

 

オパールネラ

 

オパールネラはサンブーカという種類のお酒の一種です。

エルダーフラワーやリコリス、アニスなどを原料に作られ、エルダーベリーの色素によって黒色に着色されています。

黒色というのはリキュールの色としてはとても珍しく、その色を生かしたさまざまなカクテルのレシピが存在しています。

 

味のほうはアニスのフレーバーが際立っていますね。

ですが、同じアニスの風味を持つガリアーノと比べると深いコクがあり、少々重めの口当たりとなっています。

 

オパールネラで作るカクテルの中でおすすめなのは「ブラックマンデー」

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【材料】

ダークラム 30ml

オパールネラ 15ml

チェリーブランデー 5ml

レモンジュース 15ml

 

【作り方】

 材料をシェイクして、カクテルグラスに注ぐ。

 

オパールネラの複雑な風味にラムのふくよかさが加わったカクテルです。

余韻はレモンの風味でスッキリ。

とてもバランスのいい味のカクテルですね。

 

アブサン

 

ハーブリキュールを語る上でこのアブサンは外せません。

主な原料はニガヨモギ。

強烈なハーブの香りと苦味、高い度数でかなり人を選ぶ味となっています。

 

しかし個性的であるがゆえに、一度受け入れてしまうと離れがたい危うい魅力があります。

画家であるヴィンセント・ヴァン・ゴッホも、その魅力に取り憑かれた1人であることがよく知られていますね。

 

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アブサンを飲んだゴッホが見たとされる緑色の亡霊。アブサン - Wikipediaより引用

 

アブサンは19世紀末にパリで大流行したのですが、その成分が幻覚、興奮作用を引き起こす上に、強い中毒性があるとして飲酒が禁止されました。

その後、成分の調整などによって今は合法的に飲むことができるようになっています。

 

アブサンは健康への影響はないものとして認められているのですが、そんな事情があると飲むのに少し背徳感を感じちゃいますね。

 

アブサンの飲み方でおすすめなのは「アブサンカクテル」

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【材料】

アブサン 30mlほど

角砂糖 1個

水 適量

 

【作り方】

1. グラスに氷を入れ(お好みで)角砂糖を乗せたアブサンスプーンを置く。

2. 角砂糖に垂らすようにアブサンを注ぎ、火を付ける。

3. しばらくおいた後、水を垂らして火を消す。

4.グラス内のアブサンとスプーンに残った砂糖を混ぜる。

 

アブサンの代表的な飲み方がこちら。

青い炎が幻想的な、なんともムーディーなカクテルです。

鮮烈なアブサンの味も、加水することでずいぶん飲みやすくなります。

口当たりは非常にオイリー。口に含むと複雑なハーブの香りで満たされます。

 

今回は手持ちの道具を使いましたが、本来はアブサンスプーンという道具を使って作られます。

より雰囲気を出したいならば専用の道具を使いたいところですね。

 

 

 

多種多様の味を持つハーブリキュール。お気に入りの一本を見つけよう

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一度ハマると抗いがたい中毒性があるハーブリキュール。

さまざまな種類のボトルがあるので、自分に合った一本を見つけてみてはいかがでしょうか?

 

いきなりボトルを一本買って口に合わなかったら大変ですから、最初はバーなどで試し飲みをすることをおすすめします。

気に入ったものがあったら、バーテンダーさんにぜひそれを伝えてみてください。

きっと「それならこの銘柄も…」と次なるおすすめの銘柄を紹介してくれるはずですよ!

 

ハーブリキュール「カンパリ」の魅力と美味しく楽しむためのカクテルレシピ

カンパリとは?

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カンパリはイタリアで製造されるハーブリキュールです。

その鮮やかな色味、特徴的な味、そしてどこでも気軽に飲めるという手軽さで人気のお酒です。

飲み方、楽しみ方もさまざま。

カクテルのカンパリウーロンなんかは、サバサバ系女子に人気!なんてよく言われていますよね。

 

今回は、この私たちにとって身近なカンパリにスポットを当てて、その魅力と美味しい飲み方について解説したいと思います。

 

 

カンパリってそもそも何のお酒?どんな味がするのか?

 

私たちにとっては身近なお酒であるカンパリ。

ですが、「そもそもカンパリって何のお酒なの?」と思っている人も少なくないかもしれません。

飲んでみても何の味なのかは、なかなか分かりづらいですからね。

 

カンパリはハーブを原料としたリキュールです。

キャラウェイ、カルダモン、コリアンダーなどに加え、ビターオレンジピールを主原料として作られます。

製法は明かされていませんが、使っている原料は60種類以上であると言われています。

これは飲んでみても原料が分かりづらいわけです。

非常に複雑で深みのある風味となっていますからね。

 

味の方は香草由来の苦味と香り、そして甘味が際立っています。

ザックリ言うと、ほろ苦い大人の味といった感じですね。

RPGだったらMPが回復しそうな味です(笑)

 

「苦いだけのお酒なんて本当においしいの?」

と思った方もいるかもしれないですが、カンパリの魅力は、まさにその苦味にあります。

 

カンパリの魅力…それはクセになる「苦味」

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カンパリは苦いお酒です。

初めて飲んだ時はその独特な味に思わず拒否反応が出てしまった、という人もいるかもしれません。

香草由来の苦味というのは、日常ではなかなか味わうことのない味なので無理もありません。

 

しかしカンパリの魅力もまた、その苦味にこそあります。

 

初めはただ苦いだけに感じるカンパリの味。

しかしよくよく味わってみると、その奥に豊かなハーブの風味がある事に気づきます。

その香りが恋しくなってきて、ついつい手が伸びてしまう。

そうしているうちに、不思議とカンパリの苦味がクセになってくるのです。

 

飲み慣れるころには、その香りと苦味、甘味のバランスの良さにすっかりと魅せられていることでしょう。

カンパリはリキュールの中では比較的安価な方なのですが、この値段でこの味を作り出しているのは、本当にすばらしいことだと思います。

 

苦味という味の魅力というのは、子供のうちはなかなか分かりません。

ブラックコーヒーや秋刀魚の腹わたなどを好んで口にする子供はほとんどいないことでしょう。

苦味は、年齢を積んでさまざまな味覚を経験したからこそ魅力的に感じる、まさに大人の特権とも言える味なのです。

 

 

カンパリの飲み方、カクテルのレシピ

苦味が魅力のリキュール、カンパリ。

その味を楽しむには、やはりカクテルにするのがいちばんです。

独特の苦味もカクテルにすることで、ずいぶんと親しみやすい味となります。

もちろんカンパリの強い個性はカクテルにしても健在。

その豊かな香りと上質な苦味をしっかりと楽しむことができます。

 

今回は定番となっている飲み方から、少し珍しいカクテルのレシピまで、さまざまな楽しみ方を紹介したいと思います!

 

カンパリソーダ

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【材料】

カンパリ 1/2

炭酸水 1/2

 

【作り方】 

グラスに氷を詰めて材料を注ぎ、軽くステアする。

 

まずは定番中の定番。

シンプルなソーダ割りのカクテルです。

 

カンパリとソーダだけのカクテルなので、その風味を存分に味わうにはもってこいの飲み方です。

初めてカンパリを飲むという方は、まずこちらの飲み方からお試しください。

 

と、これだけではつまらないので小技を1つ。このレシピにフレッシュのオレンジジュースを10mlほど加えてみてください。

味の輪郭が立って、美味しくなります。

数年前にとあるバーテンダーの方から教えてもらった方法です。

ぜひお試しを!

 

カンパリウーロン

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【材料】

カンパリ 1/3

烏龍茶 2/3

 

【作り方】 

グラスに氷を詰めて材料を注ぎ、軽くステアする。

 

こちらも定番、ウーロン茶割りです。

居酒屋などで人気の飲み方ですね。

スッキリとした苦味とほのかな甘味、ウーロン茶の渋みの組み合わせがたまりません。

 

ハーブ系カクテルの中では珍しく食事にも合う味なので、コッテリとした味の中華や肉料理と合わせてみてはいかがでしょうか?

 

カンパリオレンジ

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【材料】

カンパリ 1/3

オレンジジュース 2/3

 

【作り方】 

グラスに氷を詰めて材料を注ぎ、軽くステアする。

 

甘みが欲しい方にはこちら。

オレンジジュース割りのカクテルです。

 

カンパリは原料にビターオレンジの皮を使っているため、オレンジなどの柑橘類との相性が抜群です。

オレンジジュースで割ると、程よい甘みが加わり、奥深い味のカクテルになります。

 

画像のカンパリオレンジは市販のオレンジジュースではなく、フレッシュオレンジを絞って作ったものです。

生のフルーツを使うと、このようなシンプルなカクテルでも特別でリッチな味わいとなります。

 

カンパリの7UP割り

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【材料】

カンパリ 1/3

7UP 2/3

 

【作り方】 

グラスに氷を詰めて材料を注ぎ、軽くステアする。

 

スタンダードカクテルではないのですが、個人的にオススメしたい飲み方。

私がカクテル初心者のころに色々試してみて発見した飲み方です(笑)

 

カンパリに甘味が強い7UPを合わせることで、独特の苦味が和らぎ、かなり飲みやすい味となります。

かなりカジュアルなカクテルだと思いますが、意外とバカにできない美味しさがありますよ。

私をカンパリ好きにしてくれた飲み方でもあるので、ぜひ試してみてください!

 

 

スプモーニ

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【材料】

カンパリ 30ml

グレープフルーツジュース 45ml

トニックウォーター 適量

 

【作り方】 

グラスに氷を詰めてカンパリとグレープフルーツジュースを注ぐ。トニックウォーターで満たして軽くステアする。

 

バーで飲むカンパリのロングカクテルの定番。

リキュール+グレープフルーツジュース+トニックウォーターのレシピはカクテルの黄金比とも言われています。

そのレシピの代表格がこのスプモーニ。

誰が作っても、多少分量を間違っても美味しいレシピとして有名です。

 

味はフルーティでスッキリ。

フレッシュジュースを飲んでいるような、とても爽やかで親しみやすい味ですね。

食前酒として、またはバーでの一杯目として最適なカクテルです。

 

ネグローニ

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【材料】

カンパリ 30ml

ジン 30ml

スイートベルモット 30ml

 

【作り方】

オールドファッションドグラスに氷を入れ、材料を注ぎステアする。お好みでスライスオレンジやオレンジピールを飾る。

 

カンパリを使った本格カクテルといえば、こちらですね。

日本のバーではオーダーがあまり多くないそうなのですが、アメリカなどの海外ではとても人気のあるカクテルです。

 

味の方は、カンパリの良さを膨らませたようなイメージですね。

ジンの風味で味にエッジが効き、よく香りは複雑に。

スイートベルモットで甘さとほろ苦さが強調。

オレンジのみずみずしさでフレッシュ感も出ています。

 

バーでコイツをゆっくり嗜んでいるときの幸せったらありません。

アルコール度数は高めですが、氷が入ったロックスタイルなのでじっくり楽しむことができるというのも嬉しいところですね。

レシピ自体はシンプルなので材料を揃えて自宅で楽しむというのもオススメですよ。

 

スイカのスプリッツ

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【材料】

ジン 20ml

カンパリ 20ml

スイカジュース 40ml

炭酸水 約40ml

 

【作り方】

スイカの種を取り、ハンドプレッサーで潰してジュースにする。氷を入れたグラスに材料を注ぎ、軽くステアする。

 

少し珍しいフレッシュのスイカを使ったカクテルです。

カクテルの世界では「同じ色を持つ材料同士は相性がいい」という言い伝えがあります。

スイカとカンパリはどちらも鮮やかな赤色を持つ材料。

合わせてみると、言い伝え通りにうまくマッチしてくれました(笑)

 

スイカの味でカンパリがずいぶん柔らかな印象になっていますね。

これは夏が恋しくなる味です。

ふとスイカが食べたくなって季節はずれの5月に作って飲んだのですが、旬のスイカならもっと美味しくなるのでしょうね。

暑くなった頃にまたこのカクテルを作るのが楽しみで仕方ありません。

 

カンパリのグラニータ

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【材料】

水 150ml

レモン、オレンジの皮 各1片

グラニュー糖 30g

カンパリ 25ml

ミントの葉

 

【作り方】

1. 水、レモンとオレンジの皮、グラニュー糖を鍋に入れ火にかける。

2. 砂糖が溶けたら火を止めて冷まし、レモンとオレンジの皮を取りのぞきカンパリを加える。

3. 容器に入れ冷凍庫で凍らせる。

4. 一時間ごとに取り出してフォークなどで混ぜる。これを3~4回繰り返す。

5. グラスに盛り付けてミントの葉を飾る。

 

最後にカクテルではないのですが、お気に入りのレシピを紹介します。

カンパリを使ったドルチェ(イタリアンのデザート)です。

このようにカンパリを使ったデザートはイタリアンでは定番となっています。

グラニータはコース料理の合間に口直しのために食べたり、スタンダードに食後のデザートとして食べられていますね。

 

カンパリのグラニータは、かき氷のような食感とほのかな苦味でとても爽快感のある味となっています。

夏の暑い日には特に嬉しい味。

甘いものが食べたいけどバニラアイスじゃちょっと重たいかな?なんて気分のときにはぴったりですね。

 

作り方も混ぜて凍らせるだけ。

そして一度作ってしまえば保存が効くので、かなりお手軽です。

まとめて作って、今年の夏のデザートの定番としてみてはいかがでしょうか?

 

 

カンパリが気に入った!という方にオススメのハーブリキュール

カンパリを好きになった方にオススメしたいリキュールの銘柄が2つあります。

カンパリと同じイタリア製のリキュール、「アペロール」とフランス製のリキュール、「スーズ」です。

どちらもカンパリと比べたら、日本での知名度は今ひとつなのですが、それぞれ素晴らしい味を持っています。

 

 

まずアペロールの方から紹介します。

このリキュールはカンパリとの共通点が非常に多いリキュールです。

生産国はイタリア、原料はオレンジとハーブ、鮮やかな赤色、食前酒として浸透している、などなど。

 

大きな違いはその味にあります。

アペロールはカンパリと比べると、苦味が少し控えめ、甘味が強めです。

そして香りにはオレンジのフレッシュさを強く感じます。

一言で言うならば「甘くて飲みやすいカンパリ」

その特徴から本国イタリアでは、若者を中心に人気となっているそうです。

詳しい特徴と、飲み方については別記事で解説してありますので、気になった方はこちらも読んでみてください!

 

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次にスーズの方を見てみましょう。

こちらは真っ赤なカンパリと対照的な鮮やかなイエローが特徴的。

その特徴から「黄色いカンパリ」と呼ばれることもあるそうですね。

 

味の方は、ほろ苦くコクのある甘味が特徴。

バニラやオレンジ、蜂蜜のような風味があるためかなり飲みやすい味となっています。

カンパリとは少しベクトルが違う味ですが、ほろ苦さや甘さのニュアンスはカンパリに通ずるところがあります。

上品な味のハーブリキュールが飲みたい、という方にはぴったりの味なので、こちらもオススメです。

こちらも詳しい解説は別記事にまとめてあるので、目を通してみてください!

 

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独特の風味で敬遠されがちなハーブリキュールですが、一度楽しみ方が分かったらこっちのもの。

これを機会に色々なハーブリキュールに手を出してみるというのも、面白いかもしれませんね。

 

その他のハーブリキュールについては別記事でまとめてあります。

色々な味のものがありますので、あなたのお気に入りの一本を探してみてください!

 

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さいごに

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カンパリの魅力と楽しみ方を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

カンパリの味が好きな方も、少し苦手だと感じていた方も、今一度このリキュールと向き合うキッカケになってくれれば嬉しいですね。

バーや自宅で、ぜひこのクセになる苦味を味わってみてください!

 

 

フレッシュフルーツを使ったカクテルのレシピと、作るのに必要な道具のまとめ。旬の果物をカクテルで楽しもう!

生のフルーツを使ったリッチなカクテルを作ってみよう!

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さまざまな味わいを楽しむことができるカクテル。

最近はネットによるレシピやノウハウの普及により、自宅で作って楽しむという方も増えてきましたね。

一人で楽しむのもよし、友人や家族に振る舞うのもよし。

ゆったりとした時間の中、何にも縛られず楽しむことができるというのは、なかなかいいものです。

 

そんな自宅カクテラー(?)に私がオススメしたいのは、フレッシュフルーツを使ったカクテルです。

生のフルーツを使ったカクテルはリッチでみずみずしい味わい。

素材そのものがとっても美味しいので、出来上がるカクテルも素晴らしい味となります。

 

今回はそんなフレッシュフルーツを使ったカクテルのレシピを多数紹介したいと思います!

旬の時期なども合わせて解説するので、美味しい季節に作ってみてください!

 

 

イチゴのカクテル

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旬の時期:3月〜4月

店頭に並ぶ時期:12月〜5月

合わせるお酒:ジン、ラム、ウイスキーなど

 

春に美味しい果物、いちご。

このフルーツを贅沢に使って作られるカクテルはどれも絶品です。

各種スピリッツとの相性も抜群。

ジン、ウォッカなどの癖のない味のものから、バーボンなどのブラウンスピリッツまで、様々な組み合わせを楽しむことができます。

 

私のお気に入りは、ジンを使ったストロベリーマティーニと、バーボンと合わせたいちごのオールドファッションド。

作り方はこちらの記事にまとめてありますので、見てみてください!

 

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話題のいちごウイスキーの作り方はこちらから。

作る際にオススメのウイスキーの銘柄についても解説しています。

 

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ぶどうのカクテル

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旬の時期:7月〜10月

店頭に並ぶ時期:いつでも

合わせるお酒:ウォッカ、ブランデー、ワインなど

 

ぶどうは初夏〜秋にかけて美味しくなる果物です。

この時期のぶどうはみずみずしく、甘みも濃厚。

そんな季節のぶどうをカクテルにすると、優雅で上品な一杯となります。

ぶどう原料のお酒であるブランデーやワインと合わせると、簡単に一体感のある味を作り出せるのも魅力的ですね。

 

私のオススメはマスカットのウォッカマティーニと、赤ぶどうのサイドカー。

ぜひ旬のマスカットや巨峰を使って作ってみてください!

 

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柚子のカクテル

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旬の時期:10月〜12月

店頭に並ぶ時期:10月〜1月

合わせるお酒:ジン、ラム、リキュールなど

 

日本古来から親しまれている果物である柚子。

その独特のフレーバーと優しい酸味はカクテルに個性を与えてくれます。

近年ではフレンチのトップシェフが創作料理に取り入れたことで、海外でも注目されている素材です。

レモンやライム感覚で使ってみるとカクテルに面白い効果が現れます。

 

紹介する中でのオススメは、柚子庵というカクテル。

こちらはフランス製のハーブリキュール、「スーズ」とフレッシュ柚子ジュースを合わせたカクテルです。

遠く離れた地にある、この2つの材料は驚くほど違和感なくマッチします。

日本とフランスを代表する素材同士の組み合わせの妙を、ぜひ体感してみてください。

 

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金柑のカクテル

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旬の時期:1月〜3月

店頭に並ぶ時期:12月〜3月

合わせるお酒:ジン、ウォッカなど 

 

ほのかな苦味と上質な甘みを持つ金柑。

このフルーツを使うと、ビターで香り高い大人の味わいのカクテルが完成します。

皮の部分が美味しい果物なので、すりおろしたり、ブレンダーで砕いたりして丸ごと味わうのがオススメです。

冬の間だけに出回る果物なので、この時期を逃さずに作りたいところですね。

 

私のオススメのカクテルは金柑のマティーニです。

ジンと金柑は味の核となる部分に共通点があるので、ミックスすることでお互いの味を引き立て、高めてくれます。

皮の苦味と食感を楽しみながら飲んでみてください。

 

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フレッシュフルーツカクテルを作るのに必要な道具

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フレッシュフルーツカクテルを作る際には、いくつかの道具が必要となります。 

一般的な調理器具などで代用できるものもありますが、やはり専用のものですと使いやすさが違いますし、カクテルの味も高まります。

 

ここからはフルーツカクテル作りに必要な道具と、私が実際に使っているカクテル道具の紹介をしていきたいと思います。

なるべく安価で使いやすいものを選んでみましたので、よろしければ参考にしてみてください!

 

ボストンシェイカー

 

普通のシェイカーを使ってフルーツのカクテルを作ると、注ぎ口に果肉が詰まってしまうことがあります。

「グラスに注ごうとしたけど、カクテルが出てこない!」なんて経験をした人もいるのではないでしょうか?

 

このボストンシェイカーは、ストレーナーを使ってカクテルを注ぐので、フルーツの果肉が詰まってしまう心配はありません。

細かい果肉もしっかりと出てくるので、カクテルに食感を持たせることもできます。

 

カクテルに気泡を含ませやすい構造になっているので、仕上がりがまろやかになるのも特徴です。

味の面でも、使い勝手の面でも優秀な、フルーツカクテル作りにはうってつけのシェイカーだと言えるでしょう。

 

通常のシェイカーとは振り方が変わってくるので、最初は戸惑うかもしれませんが、うまく振れるように練習をしてみてください。

参考としてプロのバーテンダーが、ボストンシェイカーの振り方を解説している動画を紹介しておきます。

 

www.youtube.com

 

ストレーナー

 

ボストンシェイカーと合わせて使うストレーナーです。

この道具をシェイカーにかぶせて、中の氷や果肉を止めながらカクテルを注ぎます。 

 

どのようなものを選んでもいいですが、サイズにだけは注意してください。

こちらのストレーナーですと、先ほど紹介したボストンシェイカーにぴったりのサイズとなります。 

 

バーズネスト

 

カクテルをグラスに注ぐ際に果肉などを濾すための道具です。

茶こしなどで代用してもいいのですが、あまり目の細かいものを使うと、カクテル成分が取り除かれすぎてしまいます。

カクテルに適度な食感を残し、フレッシュさを与えたいのならこちらの道具を使うのがオススメです。

取っ手がついているので取り回しも◯です。

 

ペストル

 

イチゴやキウイなどの柔らかいフルーツや、ハーブ類を潰す時に使います。

フルーツをグラスなどに入れ、マドルすることによって味や香りを引き出すことができます。

フレッシュミントのカクテル、「モヒート」を作るときによく使う道具ですね。

 

ペストルは先端が平らで滑りにくい構造になっています。

そのためフルーツを潰す際に果肉が滑って逃げてしまうこともありません。

麺棒などでも代用できますが、先端が丸くて滑ってしまいますからね。

スマートにカクテルを作りたい方は、こちらを使うことをオススメします!

 

スクイーザー

 

オレンジやレモンなどの柑橘類の果汁を絞るのに使います。

カットしたものを手で絞ってもいいのですが、それですと皮に圧力がかかり、苦味成分が出てしまうことがあります。

なのでこのような道具を使うことで、雑味のない上質な果汁だけを絞りとることができます。

果肉を削ぐように優しく回すのが、使うときのコツです。

 

おろし器

 

メロンやイチゴなどの柔らかいフルーツを、おろして細かくするための道具です。

これは普段から家庭で使っている方も多いかもしれませんね。

目の細かいものを使うと滑らかな食感が生まれるので、仕上がりにこだわる人はフルーツ専用のものを使ってみてください。

 

ハンドプレッサー

 

柔らかく水分が多いフルーツを絞ってジュースにするための道具です。

これを使うと、絞るのが難しいフルーツも余すところなくジュースにすることができます。

ぶどうやスイカのカクテルを作りたくなったら、使ってみてください。

 

ブレンダー

 

フルーツを砕きながら他材料とミックスする時や、フローズンカクテルを作るのに使います。

こちらは家庭にあるミキサーで十分代用できます。

ただ、フローズンカクテルを作るときには固い氷を一緒にミックスすることになるので、チタン刃の頑丈なものを使いたいですね。

 

 

さいごに

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フレッシュフルーツのカクテルはやっぱり美味しいですね。

少し凝ったカクテルを作るときは、道具を揃えたりと手間がかかってしまいますが、できあがったカクテルの味は格別です。

外でこういうのを飲もうとするとなかなか大変なんですよね。店探しからのスタートになってしまいますので。

 

お手軽なものですと、潰して混ぜるだけのカクテルもあります。

まずは特別な道具がいらない簡単なものから。

ぜひご自宅で作ってみてください!

 

フレッシュなぶどうを使ったカクテルのレシピ5種を紹介します

生のぶどうを使ってカクテルを作ってみよう!

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みずみずしく、上品な甘さが特徴の果物であるぶどう。

そのまま食べてももちろん美味しいのですが、ジンやウォッカをなどのお酒とミックスしてカクテルとして楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

今回はフレッシュなぶどうを使ったカクテルのレシピをいくつか紹介したいと思います。

果実をまるごと使うので、とてもリッチな味わいとなりますよ。ぜひご自宅で作ってみてください。

 

 

ぶどうの旬はいつ?店頭に並ぶのは何月から?

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ぶどうの旬は7月〜10月です。

品種によってばらつきはありますが、夏から秋にかけて美味しくなる果物だと覚えておけばいいでしょう。

 

ぶどうの中でも特に美味しいマスカットや巨峰がよく出回るのは8月〜10月ですね。

今回紹介するカクテルを美味しく作るのならこの時期がオススメです。

 

現在では輸入物のぶどうが出回っているので、品種にこだわらなければスーパーなどでほぼ通年手に入れることができます。

旬の時期が待てない!という方は今すぐスーパーに買いに行きましょう(笑)

 

 

ぶどうを使ったカクテルのレシピ

それではぶどうを使ったカクテルレシピを紹介していきたいと思います。

今回カクテル作りに使用するのは、白ぶどうと赤ぶどうの2種類です。

使うぶどうの品種はお好みで大丈夫ですが、赤ぶどうの方は巨峰を使うと、香り高くリッチな仕上がりになりますよ。

旬の時期を狙ってぜひ作ってみてください!

 

ちなみに今回のカクテル作りにはハンドプレッサーという道具を使いました。

 

 

このような道具を使うと、余すことなく果汁を絞りとることができます。

ぶどうの他ですとスイカなどを絞る際にも便利ですね。

 

マスカットのスプリッツァー

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【材料】

マスカット 7~8粒 (マスカットジュース 約30mlぶん)

白ワイン 30ml

炭酸水 適量

 

【作り方】

マスカットをハンドプレッサーで潰しジュースにする。グラスにすべての材料を入れ、軽くステアする。

 

まず紹介するのは、マスカットを使ったスプリッツァーのアレンジレシピです。

通常のスプリッツァーはスッキリと辛口の味が特徴的。

そこに生のマスカットが加わることにより、優しい甘さの優雅なカクテルとなりました。

白ワインはぶどう原料のお酒ですから、当然マスカットとの相性は抜群。

みずみずしいフレーバーに白ワインのふくよかさがうまく合わさっており、奥深い仕上がりとなっています。

 

作る際のコツとしては白ワインと炭酸水をよく冷やしておくこと。

氷を使わないカクテルなのであらかじめ材料を冷やしておくことで、美味しく作ることができます。 

 

マスカットのウォッカマティーニ

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【材料】

マスカット 7~8粒 (マスカットジュース 約30mlぶん)

ズブロッカ 30ml

レモンジュース 1tsp

シュガーシロップ 1tsp

 

【作り方】

マスカットをハンドプレッサーで潰しジュースにする。シェイカーに材料をすべて入れシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

マスカットを使ったマティーニスタイルのショートカクテル。

突然ですけどこのカクテル、かなりオススメです!

フレッシュフルーツを使ったマティーニはどれも素晴らしい味ですが、このレシピは格別でした。

みずみずしいマスカットのフレーバーの余韻に香る青々しいズブロッカの香り…非常に調和感があり、上品な味わいです。

たまたま手元にあったからという理由でズブロッカを使ってみたのですが、マスカットの風味ととてもよく合っていました。

甘さも優しく、華やかな印象。

この上品さとフレッシュ感はやはり生のフルーツにしか出せませんね。

 

ちなみに参考にしたレシピでは、ウォッカの銘柄はシロックウォッカを指定していました。

 

 

こちらはぶどうを原料としたウォッカですね。

ストレートで一度だけ飲んだことがあるのですが、非常に上品な味で白ワインのようなぶどうの香りが特徴的でした。

このウォッカを使えば、一体感のある味に仕上げることができそうですね。

手に入れる機会があったら次はこちらの銘柄で作ってみたいです。 

 

このカクテルに使ったズブロッカについては別記事で詳しく解説しています。

このウォッカが気になった方はぜひ見てみてください!

 

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マスカットのソルティドッグ

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【材料】

ウォッカ 30ml

ライチリキュール 5ml

グレープフルーツジュース 45ml

シュガーシロップ 5ml

マスカット 4〜5粒

塩 ごく少量

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

 

ウォッカとグレープフルーツジュースで作るカクテル、「ソルティードッグ」のアレンジレシピです。

マスカットのフレッシュジュースで上品さを出し、ライチリキュールを少量加えることでマスカット特有のムスク香を際立たせています。

 

味にも香りにも深みが出たソルティードッグ、という印象ですね。

フルーツの風味が幾重にも重なって、複雑なフレーバーを生み出しています。

ごく少量加えた塩の効果で輪郭はクッキリとシャープに。

スノースタイルにしてしまうと塩っぱさだけが浮いてしまうので、一緒にシェイクするのが正解ですね。

よく考えられたレシピだと思います。

 

こちらのレシピで使用するウォッカはスタンダードで癖がない銘柄がオススメです。

別記事でウォッカの主要銘柄について解説してあります。

どれを使えばいいか分からない方は、こちらから選んでみてはいかがでしょうか?

 

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ぶどうのモヒート

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 【材料】

赤ぶどう 5粒

白ぶどう 5粒

ホワイトラム 45ml

ミントの葉 10枚程度

シュガーシロップ 1~2tsp

炭酸水 30ml

クラッシュドアイス

 

【作り方】

ぶどうを半分に切り、種がある場合は取り除く。グラスにぶどう、ラム、シュガーシロップ、ミントを入れペストルでマドルする。クラッシュドアイスを詰め、炭酸水を入れて軽くステアする。

 

2種類のぶどうを使ったモヒートのアレンジレシピ。

モヒートは味のバランスが比較的取りやすいので、アレンジも楽しいカクテルです。

ライムの代わりに色々なフルーツを加えることにより味の変化を楽しむことができます。

 

ぶどうを加えたモヒートは、みずみずしい清涼感溢れるフレーバーが特徴的。

ミントの香りでぶどうの繊細さが無くならないか心配でしたが、どちらもしっかりと味わいを感じることができますね。

 

飲みながらラムに漬かったぶどうを食べるというのもまた一興。

カクテルと一緒に口にすることで味わいの変化を楽しむことができますよ。

今回はスッキリとした味わいにしたかったのでアプルトンのホワイトラムを使って作ってみました。

 

 

赤ぶどうのサイドカー

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【材料】

赤ぶどう 7~8粒 (ぶどうジュース 30ml分)

  ※巨峰を使う場合は5粒ほど

ブランデー 30ml

レモンジュース 1tsp

シュガーシロップ 1/2tsp

 

【作り方】

赤ぶどうをハンドプレッサーで潰しジュースにする。材料をすべてシェイカーに入れシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。お好みでぶどうの飾りを添える。

 

最後に紹介をするのは、赤ぶどうを使ったサイドカーのレシピ。

スタンダードのレシピで使うのはブランデー、コアントロー、それとレモンジュース。

一方、こちらはコアントローの代わりに赤ぶどうを絞ったジュースを使います。

 

私は、サイドカーというカクテルは少し古めかしい無骨なカクテルだと思っているのですが、これはそんなイメージを吹き飛ばすような味ですね。

香りはフレッシュ。味わいはフルーティ。ずいぶんと都会的でこなれた印象です。

ぶどうの優しい甘さがブランデーの熟成香と混じり合うことで、思わずウットリとしてしまう味わいとなっています。

 

厚みがありながらも、飲みやすい仕上がりとなっているので万人にオススメできるカクテルですね。

今回紹介したカクテルの中では特にお気に入りの一杯です。

ぜひ材料を揃えて作ってみてください!

 

 

さいごに

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ぶどうのカクテルを作るのは今回が初めてだったのですが、どれも素晴らしい味わいでした!

各種スピリッツとの相性も抜群だったので、これは創作意欲がかきたてられますね。

今度はジンやリキュールと合わせるレシピにも挑戦してみたいです。

 

やはりフレッシュフルーツを使ったカクテルは格別です。

提供しているバーを探すのもいいですが、みなさんもたまには材料を揃えて自宅で作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

この他のフルーツを使ったカクテルのレシピのまとめと、作るのに必要な道具についてはこちらから。

旬の果物を使ったカクテルを楽しんでみてください!

 

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穀物の風味豊かなバーボン「メーカーズマーク」の味と飲み方、カクテルレシピの解説

メーカーズマークとは?

 

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みなさんは「バーボン」というとどのようなものをイメージするでしょうか?

 

・ハードボイルドな男らしい辛口のお酒

・アルコールが強くパンチの効いた味

・癖が強く上級者向けのお酒

 

世間のイメージはこんなところでしょうか?

このような印象からバーボンはお酒が好きだという方でも敬遠されることがあるそうですね。

たしかにこれらのイメージは間違ってはいないとは思いますが、お酒は造り手の意匠によってガラリと味が変わる飲み物。

「私には合わない」と決めつけるのは色々な銘柄を飲んでみてからにしてはいかがでしょうか?

 

今回紹介するお酒はそんな、ブラウンスピリッツに苦手意識のある方にも飲んでいただきたい銘柄。

アメリカ、ケンタッキー州で製造されるバーボン「メーカーズマーク」です。

 

この銘柄が優れているのは、シンプルな飲み方からカクテルまでさまざまな飲み方を楽しめるというところ。

まずはこのバーボンの特徴から順に解説していきたいと思います。

 

 

メーカーズマークの特徴、味について

 

メーカーズマークはジムビームやIWハーパーといった定番の銘柄よりは少しだけ「お高い」バーボンです。

にもかかわらず高い人気を誇る銘柄で、数多くの愛飲者がいます。(私もその中の一人です)

はたしてこのバーボンはどのような特徴があり、どのような点が魅力的なのか?

まずは原材料や製造方法から他のバーボンとの違いをみていきたいと思います。

 

そもそもバーボンはどんなお酒?ウイスキーと何が違うの?という方は、別記事で解説をしてますのでこちらをご覧ください。

 

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味にまろやかさを生む冬小麦

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一般的に、バーボンを製造する際はトウモロコシの他にライ麦などが使用されます。

ですがこのメーカーズマークが主な原料としているのは小麦。

それも柔らかく、ふくよかな風味が特徴の冬小麦です。

この冬小麦を原料として作られるウイスキーは口当たりのいい、まろやかな風味となります。

 

この穀物の選定や配合は蒸溜所の創業者6代目ビル・サミュエルズ・シニア氏によるもの。

それまではなかなかウイスキー事業が軌道に乗らなかったそうなのですが、ビルの手によってメーカーズマークは「世界品質のプレミアムバーボン」という評価を受けるほどまでに名声が高まりました。

 

一本一本手作業で仕上げる赤い封蝋

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メーカーズマークの大きな特徴であるボトルキャップの封蝋。

驚くべきことに、この封蝋は現在も手作業によって一本一本仕上げられているのだそうです。

もちろん手作業ですから、ボトルごとに封蝋の形が微妙に変わっています。

なので蒸溜所で働く人がボトルを見れば「これは◯◯さんの封蝋」と分かってしまうこともあるんだとか。

 

このような少し古めかしいと感じてしまうものをあえて現代まで残しているというのには、生産者の強いこだわりを感じますね。

もちろん味には直接関係のない部分なのですが、このような細部へのこだわりというのは、他の工程にも反映されるものです。

このバーボンが大事に、こだわりぬいて作られている証明でもあると私は思います。

 

ロックやソーダ割りだけにとどまらない、多彩な飲み方

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バーボンの飲み方でメジャーと言えるのはロック、またはソーダ割りでの飲み方。

もちろんメーカーズマークを飲む際にも外せない飲み方なのですが、このバーボンの楽しみ方はそれだけにとどまることがありません。

このバーボンは伸びのいいボディ感のある味わいを持っています。

なのでカクテルにしても存分にその良さを楽しむことができる銘柄なのです。

 

特にオレンジなどの柑橘類や、ベリー系などのフレッシュフルーツとの組み合わせの良さは特筆に値します。

私は中でもフレッシュストロベリーとの組み合わせが1番好きですね。

イチゴと合わせると、無骨で男性的なイメージのあるバーボンの味がずいぶんとこなれて華やかになります。

これは女性の方なんかが特に喜びそうな味ですね。

 

オールドファッションドなどのスタンダードカクテルに組み込むもよし。

創作カクテルに活用するのもよし。

メーカーズマークはさまざまなシチュエーション、楽しみ方に適応する優秀なバーボンだと言えるでしょう。

 

では実際の味はどのようなものになっているのか?

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特徴が分かったところで、メーカーズマークがどのような味になっているのか解説したいと思います。

 

まず香り。穀物のふくよかで香ばしい香りとバニラ香が際立っています。

ウッディな印象は他のバーボンと比べると少し控えめ。

甘く濃厚で丸みを感じるような香りです。

 

そして口に含んでみると、穀物のコクのある風味とバニラの香りが優しく広がっていきます。

口当たりは非常にまろやか。ストレートで飲んでもアルコールのアタックはほとんど気になりません。

しかし、ただまろやかなだけではなくバーボンらしいホワイトオークの若々しい風味もしっかりと感じることができます。

この丸みがある豊かな風味がメーカーズマークの味の特徴ですね。

 

メーカーズマークはバーボン特有の鋭いアタックがないため、ある意味「らしくない」バーボンであるとも言えます。

だけどもそんな細かい定義なんてどうでもいい。

そんなことより素直にこのふくよかな風味を楽しんでいたい…

そんな気分にさせてくれる唯一無二の味わいです。

 

バーボンを敬遠していた方にこそ飲んでもらいたいバーボン

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メーカーズマークはこのような特徴を持っているので、バーボン好きの方だけではなくバーボンを飲んだことがないという方や、少し苦手だと思っている方にも飲んでみてもらいたいですね。

ジムビームなどのスタンダードな銘柄を飲んで、「辛口すぎる!」と敬遠してしまってた方なんかには特にオススメします。

メーカーズマーク蒸溜所6代目のビル氏も、バーボンを多くの人に親しんでもらいたいという思いから、この独自の穀物の配合を生み出したのだそうです。

このバーボンのファンの一人としても、その願いが叶ってくれればとても嬉しいですね。

 

 

メーカーズマークの飲み方、オススメのカクテルレシピ

少々前置きが長くなってしまいましたが、メーカーズマークを使ったカクテルレシピの紹介に移りたいと思います。

先ほど解説した通り、メーカーズマークはさまざまな飲み方を楽しむことができるバーボンです。

なので今回は、スタンダードな飲み方からフレッシュフルーツを使ったプレミアムなレシピまで、色々なものを紹介してみたいと思います。

材料を揃えて自宅で作るのもよし。スタンダードなものはバーでオーダーすることもできますよ。

 

バーボンソーダ

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【材料】

メーカーズマーク 1/3

炭酸水 2/3

 

【作り方】

グラスに氷を詰めてメーカーズマークを注ぎステアする。炭酸水で満たし、軽く再ステアする。

 

まずメーカーズマークを飲む際に試していただきたいのは、ソーダ割りでの飲み方です。

定番にして至高。シンプルですがプレミアムな味わいとなります。

 

ソーダで割ることによりアルコール度数が下がり、飲みやすくなるとともに爽快感が生まれます。

それでいて魅惑的なバニラ香は薄まるどころか、いっそう広がりをみせるような装いに。

バーボンをソーダで割ると、普通はドライさやウッディな香りばかりが強調されてしまうものなのですが、メーカーズマークで作られたバーボンソーダは柔らかく、香り高い仕上がりとなります。

口当たりは非常にまろやか。渋みが喉に引っかかるような感じはまったく感じません。

香りも味も甘い印象があるので飲みやすく、あまりバーボンに慣れていない方でも美味しくいただける味わいであると言えるでしょう。

 

ソーダは炭酸が強めで泡立ちが細かいものがよくマッチします。

定番のウィルキンソンなんかがオススメですね。

注いだ際にふわっとした泡ができる様子は上質なビールを彷彿とさせます。

 

 

オン・ザ・ロック

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【材料】
メーカーズマーク 30~45ml(ワンショット)

 

【作り方】
ロックグラスに氷を詰めてメーカーズマークを注ぎ、軽くステアする。

 

バーボンといえばオン・ザ・ロック。

それはこのメーカーズマークも例外ではありません。

 

穀物由来のふくよかさ、香ばしさ、樽の香味…

メーカーズマークの風味を存分に味わいたいのならば、やはりそのままに近い状態で飲むのがベターです。

通常のバーボンほど口当たりがキツくないので、普段ロックで飲まない人でも意外とすんなり飲めてしまう味。

甘い香りに満たされるような、この濃厚な味わいはたまらないですね。これこそがオン・ザ・ロックの魅力です。

 

バーボンをロックで飲む際は、早めに飲み切るのがいいという話を聞いたことがあります。

ですがメーカーズマークに関してはゆっくり嗜むのもアリなんじゃないか?と私は思っています。

ボディ感のある伸びのいい味わいは、多少氷が溶けても物足りなさを感じさせません。

スコッチウィスキーを飲むようにじっくりと嗜んでみてはいかがでしょうか?

  

ミントジュレップ

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【材料】

メーカーズマーク 60ml

砂糖 小さじ1~2

ミントの葉 一掴み程度

水 30ml

クラッシュドアイス

 

【作り方】

メーカーズマークとクラッシュドアイス以外の材料をグラスに入れ、ミントの葉を潰しながらよく混ぜる。クラッシュドアイスをグラスに詰め、メーカーズマークを注ぎ、よくステアしてミントの葉を飾る

 

スタンダードな飲み方の中で私が1番オススメしたいのが、このミントジュレップ。

バーボンで作るミントジュレップといえば、ケンタッキーダービーで有名なワイルドターキーを想像する方が多いと思いますが、こちらも負けてはいません。

 

メーカーズマークの持つ穀物の香ばしさ、濃厚なフレーバーにミントの爽やかさがベストマッチ。

メーカーズマークの濃厚な味わいは人によっては甘すぎると感じてしまうことがあるかもしれませんが、そこにミントの清涼さが加わることにより素晴らしい化学反応が起きます。

重厚な飲み口を清々しい香りが洗い流すような感覚…

これは、油の強い料理にレモンを効かせると美味しく感じるといったものに近いですね。

 

クラッシュドアイスでキリッと冷えたジュレップは夏に飲みたくなる味です。

ミントのカクテルといえばモヒートが流行していますが、こちらのカクテルもとても美味しいのでおすすめですよ。

 

ミントジュレップは甘み付けに使う砂糖を別の材料に変えたりとアレンジも楽しいカクテルです。

蜂蜜を使ったジュレップのレシピを別記事で紹介しているので、こちらもぜひご覧になってください。

漫画作品の再現レシピとなりますが、素晴らしい味わいでしたので作品に関心が無い方にもオススメですよ。

 

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ニューヨーク

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【材料】

メーカーズマーク 45ml

ライムジュース 15ml

グレナデンシロップ 1/2 tsp

シュガーシロップ 1tsp

オレンジピール

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイクする。カクテルグラスに注ぎオレンジピールをする。

 

マンハッタンのビルの間を沈む夕日をイメージしたと言われるカクテル。

夕焼けのような鮮やかな赤色が印象的ですね。

味の方は甘酸っぱく、輪郭がくっきりとしている感じです。

丸みのある風味のメーカーズマークが酸味によってシャープになったような印象を受けます。

 

ニューヨークはライウイスキー、またはバーボンを使って作るカクテル。

ライウイスキーを使うと香ばしくスパイシーな印象になりますが、メーカーズマークだと甘い香りが際立ちます。

なので甘口のショートカクテルが好みの方は、メーカーズマークを使って作るのがオススメですね。

度数はそれなりにあるのですが、かなり飲みやすく、女性の方も好む味になっていると私は思います。

 

キミアスウィズル

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【材料】

キミア 40ml

メーカーズマーク 20ml

フレッシュローズマリー 1本

フレッシュレモン 1/6個分

蜂蜜 小さじ1

トニックウォーター Full up

 

【作り方】

グラスにすべての材料(トニックウォーターは少量)を入れマドルする。クラッシュアイスを詰めてよくステアし、その後トニックウォーターで満たす。

 

金柑のリキュール「キミア」とメーカーズマークを合わせたレシピ。

キミアの深みのある味にメーカーズマークが加わることによりボリューム感が増し、とても飲みごたえのある味となっています。

レモンとローズマリーの清々しさであと味もスッキリ。

メーカーズマークがハーブやフルーツと相性がいいということを実感させてくれるレシピですね。

 

詳しい話はキミアの記事を参考にしてみてください。

キミアはメーカーズマークと相性がいいリキュールなので、ぜひ一緒に使ってみてはいかがでしょうか?

 

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メーカーズマーク スマッシュミュール

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【材料】

メーカーズマーク 30ml

シュガーシロップ 10ml

ジンジャーエール 90ml

イチゴ 2粒

バジルの葉 5枚

生姜果汁 2ml

 

【作り方】

シェイカーにメーカーズマーク、シロップ、イチゴ、バジルを入れペストルで潰す。氷を入れてシェイクし、氷を詰めたグラスに茶こしを使い入れる。生姜果汁とジンジャーエールを注ぎ軽くステアし、イチゴとバジルを飾る。

 

「スマッシュ」という少し珍しいスタイルのカクテルです。

イチゴとバジルをメーカーズマークとともに潰すことによって、爽やかな風味がカクテルに溶け込んでいます。

フレッシュ感に溢れた刺激的な味ですね。

 

かなり甘口のカクテルなんですが、生姜とハーブの風味でうまく味のバランスが取れています。

爽やかながらも重厚。カジュアルな風味のカクテルだと最初は感じるかもしれないですが、じっくりと味わってみると奥深さを感じることができるでしょう。

 

このカクテルについては、フレッシュストロベリーを使ったレシピの記事で詳しく紹介しています。

その他にも多数のレシピを載せていますので、イチゴのカクテルに興味が湧いた方は見てみてください!

 

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イチゴのオールドファッションド

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【材料】

バーボン 45ml

イチゴ 3粒

シュガーシロップ 5ml

ビターズ 1ダッシュ

 

【作り方】

グラスに材料を入れイチゴをペストルで潰す。氷を入れて軽くステアする。

 

Twitterでニッカウヰスキーの公式アカウントが紹介したことで話題となったカクテルです。

 

 

元のレシピはこちらですね。

参考にしておいてなんですが、ニッカ製品じゃなくてメーカーズマークで作ってしまいました。(ニッカウヰスキーさん、ごめんなさい!)

 

メーカーズマークのふくよかさにイチゴの甘酸っぱい風味が加わることにより、とても華やかでフレッシュな味となっています。

やっぱりメーカーズマークとベリー系のフルーツは相性がとてもいいですね。

イチゴを潰してステアしただけのシンプルなカクテルなんですが、飲むと声を上げてしまいそうなほど美味しいです。

これはイチゴの美味しい時期にぜひ作っていただきたいですね。

 

色々なイチゴを使って作ってみましたが、合わせる品種は甘さの強いものよりも酸味が際立っているものがいいかもしれないですね。

ノーブランドの安価なもので十分だと思います。

甘さはシュガーシロップの分量で調節してみてください。

 

 

メーカーズマークのラインナップ

現在、販売されているメーカーズマークは3種類。

基本となる銘柄の「メーカーズマーク」

それに加えて「メーカーズマーク46」「メーカーズマークミントジュレップ」というラインナップがあります。

それぞれの銘柄の特徴、味の違いなどについて解説したいと思います。

 

メーカーズマーク

 

まず基本の銘柄となるのがこちらのボトル。

メーカーズマークの消費の9割以上を担っている主力商品です。

 

重厚でふくよかなフレーバーが特徴となっており、ロック、ソーダ割り、カクテルなど様々な飲み方で楽しむことができます。

今回紹介した飲み方、カクテルもすべてこのボトルを使ったものとなっています。

まだメーカーズマークを飲んだことがないという方や、普段飲みとして一本欲しいという方はこちらの銘柄を選ぶのがいいでしょう。 

 

メーカーズマーク46

 

メーカーズマークのプレミアム版といった位置付けの銘柄です。

メーカーズマークの原酒を熟成する樽に、「インナーステイブ」というフレンチオークの側板を沈めることにより、新たな味を生み出しています。

 

メーカーズマークの熟成樽はホワイトオークなので、2つのオークの香味が混じり合い、複雑な味わいに。

香りの方はより甘く、深みが増した感じですね。とてもリッチな印象です。

口当たりもさらにまろやかになっているので、ロックだけではなくストレートでも楽しむことができます。

少し特別な日に口にするバーボンとして手にしてみてはいかがでしょうか?

 

メーカーズマークミントジュレップ

 

こちらはメーカーズマークにミントの風味と甘みを加えた銘柄です。

なので分類としてはバーボンではなくリキュールとなりますね。

使い方はバーボンソーダを作るようにソーダで割るだけ。これで爽やかな風味のミントジュレップの完成です。

生のミントを使わなくてもできてしまうので、かなりお手軽ですね。

 

味の方は、さすが蒸留所謹製なだけあって本格的な仕上がりとなっています。

生のミントで作られたミントジュレップと比べると、さすがに少しフレッシュ感が物足りないですが、ソーダで割るだけのお手軽さがあるのはいいですね。

カジュアルにミントジュレップを楽しみたいという方にはぴったりの一本です。

 

 

さいごに

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いかがでしたでしょうか?

メーカーズマークは親しみのある味わいを持ち、多彩な飲み方を楽しむことができる優れたバーボンであることが分かったと思います。

 

実は私がバーボンに興味を持つキッカケになったのもこの銘柄なんですよね。

以前はバーボンが苦手だったのですが、メーカーズマークを飲んだことによりその良さに気づくことができました。

ハマった当時は色々なバーボンを貪るように飲み漁っていたのをよく覚えています(笑)

 

やはり1つお気に入りの銘柄ができると、お酒の世界がパアッと明るく広がりますね。

この「何かをキッカケに1つのジャンルに深くハマる」という体験はなかなか楽しいものです。

あなたにとっても、メーカーズマークがバーボンの世界を広げるキッカケとなってくれれば嬉しいですね。

 

他のバーボンにも興味が湧いた!という方には、主要銘柄の解説記事をオススメしています。

こちらもぜひ読んでみてください!

 

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メロンリキュール「ミドリ(MIDORI)」の味と特徴、カクテルのレシピを紹介します

ミドリとは?

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ミドリはメロンリキュールの銘柄の1つです。

製造国は日本、製造元は大手酒造メーカーのサントリーです。

 

スーパーの洋酒コーナーでもしばしば見かけるこのリキュール。実はバーの世界ではプロのバーテンダー御用達の定番の一本となっているんです。

メロンを使ったリキュールは他にもあるのですが、ミドリの消費シェアは圧倒的。

日本だけにとどまらず、世界中のバーで愛用される銘柄となっています。

 

ではなぜミドリはこのような人気を獲得することができたのでしょうか?

今回はミドリの特徴とその魅力について解説していきたいと思います。

 

 

ミドリの特徴と味。他のメロンリキュールとはどこが違うのか?

メロンリキュールはミドリの他にもさまざまな銘柄が販売されています。

オランダ製のボルス、そしてミドリと同じサントリー製のヘルメスなんかが有名ですね。

 

このような銘柄とミドリはどこが違うのか?

同じサントリー社のヘルメスを例にとって比較をしてみたいと思います。

 

 

まずヘルメスのメロンリキュールの特徴から。

この銘柄はメロンのエキス分が45%のリキュールとなっています。

爽やかさを感じる強い香りと甘くレトロさを感じる味が特徴的。

香り豊かな仕上がりとなっていますが、少し青々しいクセのようなものも感じます。

この野性味とも言える香りは人によって好みが分かれるかもしれないですね。

カクテルを作る際は香りのバランスをうまくとってあげる必要がありそうです。

 

 

次にミドリの特徴を見てみましょう。

ミドリに含まれるメロンエキス分は21%。

ヘルメスに比べると少しひかえめな分量となっていますね。

香りはおだやかでスッキリ、みずみずしくフレッシュな印象ですね。

味の方も甘みが適度で嫌みのない感じです。

生のメロンに近い風味とは言い難いですが、こちらの方がフレッシュメロンに近い上品なニュアンスがあると私は思います。

クセのような風味も特に感じず、バランスが取れた味わいであると言えます。

 

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このように比較して分かるとおり、ミドリの良さはリキュール単体としての完成度の高さと使い勝手の良さにあります。

カクテルにした時に味のバランスが取りやすく、上品な仕上がりにすることができる。

世界中のバーで愛用されているのは、このような特徴があるからでしょう。

 

他のメロンリキュールも悪くないのですが、ミドリと比べると完成度は一歩及ばずといったところ。

なのでメロンリキュールを使う際はとりあえずミドリを選んでみて、ベンチマークとするのがいいですね。

もちろんプロだけではなく、家でメロンリキュールを楽しみたいという方にもミドリはオススメです。

カクテルにする際も、分量を大きく間違わないかぎり美味しく仕上がってくれることでしょう。

 

 

ミドリを使ったカクテルのレシピ

ミドリの良さが分かったところで、その特徴を生かして作るカクテルのレシピを紹介していきたいと思います。

ミドリはクセもなく、それほど主張が強い味ではないので、さまざまな材料との組み合わせを楽しむことができます。

このミキサビリティの高さもミドリの魅力の1つですね。

それではお手軽なものから本格的なものまで、いくつかオススメのレシピを紹介したいと思います。

 

パイナップルジュース割り

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【材料】

ミドリ 1/2

パイナップルジュース 1/2

 

【作り方】

グラスに氷を詰め、材料を入れステアする。

 

まずはお手軽簡単なものから。

パイナップルジュースで割っただけのシンプルなカクテルです。

ミドリの優しい香りと甘さがパイナップルの陽気な風味で、ぐっと広がっているような味ですね。

他のフルーツのフレーバーと合わさることにより、仕上がりはトロピカルでご機嫌な味となっています。

 

テイストとしてはかなりの甘口なので、甘いカクテルが好きな方にオススメです。

ジュースのような感覚でどんどん飲んでしまいがちなので、泥酔には注意です!

 

メロンミルク

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【材料】

ミドリ 1/2

牛乳 1/2

 

【作り方】

グラスに氷を詰め、材料を入れステアする。

 

お手軽カクテルその2。こちらもシンプルな牛乳割りです。

これはメロンリキュールのフルーティさが際立つカクテルですね。

ミドリはそれなりに甘さのあるリキュールなので、牛乳のコクがある味ともよく合います。

 

食後にデザート感覚で飲むのがピッタリのカクテル。

作る際はしっかり甘さを感じる分量になるように注意してください。

 

メロンボール

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【材料】

ミドリ 60ml

ウォッカ 30ml

オレンジジュース 60ml

 

【作り方】

グラスに氷を詰め、材料を入れステアする。

 

オレンジジュースと合わせたレシピです。

メロンリキュールを使ったカクテルの代表とも言えるカクテル。

メロンのリッチな風味と、オレンジの甘酸っぱさが絶妙に絡み合った味となっています。

 

やっぱり定番なだけあってすごく美味しいですね。このカクテル。

フルーティで飲みやすいながらもカクテルらしい豊かな風味を感じます。

ウォッカが入ることによってボディ感が生まれ、お酒らしい飲みごたえも十分。

お好みでスライスオレンジを飾ると味にフレッシュ感が出て、見た目もよくなるのでオススメです。

 

メロンフィズ

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【材料】

ミドリ 45ml

レモンジュース 20ml

炭酸水 Full up

 

【作り方】

シェイカーにミドリとレモンジュースを入れシェイク。氷を詰めたグラスに注ぎ、炭酸水で満たす。

 

メロンリキュールを使ったフィズスタイルのカクテル。

レモンの酸味が効いたさっぱり味で、メロンリキュールの優しい風味をシンプルに楽しむことができます。

甘さも控えめなので食事に合わせても違和感のない味となっています。

甘いカクテルは苦手という方や、爽快感を求める方にオススメです。

 

ちなみに作る際はシェイクして出てきた分量と同じ量ほどの炭酸水で割るようにしてください。

あまり濃くしすぎても酸味が強すぎますし、薄くしすぎると甘さが物足りません。

記載のレシピで作るとすると、炭酸水の分量は90mlほどになるでしょうか。

ご自宅で作る際は、グラスに合わせて量を調整してみてくださいね。

 

セックスオンザビーチ

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【材料】

ウォッカ 15ml

ミドリ 20ml

フランボワーズリキュール 10ml

パイナップルジュース 80ml

 

【作り方】

グラスに氷を詰め、材料を注ぎステアする。

または材料をシェイカーでシェイクし、氷を詰めたグラスに注ぐ。

 

ウォッカと色々なフルーツのリキュールを組み合わせたカクテルです。

このカクテルはアメリカの大学生がスプリングブレイク(春休み)にフロリダなどの暖かい地域に集まるときの定番のカクテルとなっているそうですね。

 

刺激的なネーミングに気を取られがちですが、このカクテルの真価はその味にあります。

さまざまなフルーツの風味が渾然一体となり、トロピカルで複雑な風味。その甘酸っぱい味は私たちを陽気な気分にさせてくれます。

とろりとした口当たりにはミルキーなニュアンスも感じますね。

 

バーで頼むとなると少し周りの目が気になるかもしれないですが、ぜひ一度は飲んでいただきたいですね。

米国のムードを体現したかのようなアクティブで陽気な味は必見です!

 

ミドリスプモーニ

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【材料】

ミドリ 30ml

グレープフルーツジュース 60ml

トニックウォーター 60ml

 

【作り方】

グラスに氷を詰め、ミドリとグレープフルーツジュースを注ぎステアする。その後トニックウォーターを注ぎ、軽く再ステアする。

 

本来はカンパリで作るスプモーニのベースをミドリに代えたアレンジカクテルです。

スプモーニは鮮やかなオレンジ色のカクテルなのですが、こちらはミドリを使っているので、仕上がりは黄緑色となります。

 

味の方は爽やかな甘さでスッキリと飲みやすく、後味もフレッシュ。

度数も低めなので、その日一杯目のカクテルにピッタリです。

リキュール+グレープフルーツジュース+トニックウォーターの組み合わせは、黄金比とも言える相性のいいペアリングなのですが、このカクテルも例にもれずといったところ。

バランス感に優れた安定の味わいです。

誰が作っても美味しくなるので、カクテル初心者の方にもぜひ作ってもらいたいカクテル。

 

タンカレーフォレスト

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【材料】

ジン(タンカレー) 20ml

ミドリ 10ml

グレープフルーツジュース 25ml

レモンジュース 5ml

アンゴスチュラビターズ 1ダッシュ

ミントの葉

 

【作り方】

材料をシェイカーに入れてシェイク。カクテルグラスに注ぎミントの葉を飾る。

 

1993年に行われたタンカレージンのカクテルコンペ優勝作品です。

考案者は犬飼正氏。

 

タンカレーの爽やかさにフルーツのフレッシュさが合わさり、ビターズのほろ苦さで深みのある味となっています。

甘み、苦味、酸味のバランスがうまく取られており香りも豊かでとても美味しいカクテルですね。

 

なによりこのカクテル、本当に森を連想させる味となっているのが面白いです。

ジンとメロンリキュールの組み合わせは若々しい葉を纏った木々を、ビターズのほろ苦さは枯葉が積もる土を連想させます。

さまざまな樹木がうっそうと生い茂る深い森といったイメージの味ですね。

 

飲んで情景が浮かぶカクテルというのはやはり素晴らしいですね。

味覚や嗅覚だけではなく、他の感覚を刺激されるというのはなかなか忘れがたい体験です。

タンカレージンを持っているという方にはぜひ作っていただきたい絶品カクテル。筆者イチオシです!

 

エメラルドスプリッツァー

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【材料】

ミスティア 45ml

白ワイン 45ml

ミドリ 5ml

炭酸水 45ml

 

【作り方】

よく冷やした材料をフルート型のシャンパングラスに注ぎ軽くステアする。

または氷を詰めたグラスに材料を注ぎ軽くステアする。

 

マスカットのリキュールと白ワインにミドリを合わせたカクテルです。

ぶどうのみずみずしい風味にメロンの優しい甘さが加わることにより、爽やかさと上品さを兼ね備えた味に仕上がっています。

 

あまり有名なカクテルではないのですが、私が個人的に気に入っているので紹介させてもらいました。

初めて飲んだのはとあるバーでのことでしたね。

そちらのシグネイチャーカクテル(その店を代表するウリのカクテル)となっていたので、頼んでみたところかなり好みの味でした。

それ以来、自宅でもよく作るカクテルとなっています。

 

本来のレシピは氷を入れないと思うのですが、氷を入れて作ってもキリッと冷えて美味しいです。

このカクテルを初めて飲んだバーでも氷を入れて提供していましたね。

ミドリとミスティアの甘さがあるので、それでも十分な満足感があります。

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

ミドリで作るカクテルはフルーティでスッキリした味のものが多く、男性から女性までどなたでも美味しくいただくことができます。

ぜひバーや自宅でこの味を楽しんでみてください!