NomiLOG

NomiLOG

カクテルやウイスキー、リキュールなどの洋酒の楽しみ方を紹介します

カスタード風味の卵のリキュール「アドヴォカート」を使ったカクテルのレシピ

アドヴォカートとは

f:id:makersmark3565:20171114223817j:plain

 

アドヴォカートは卵黄、砂糖、ブランデー、バニラなどを原料に作られるエッグリキュールです

アドヴォカートとはオランダ語で「弁護士」の意味。アドヴォカートを飲むと弁護士のように弁舌さわやかになることから名付けられたそうです

世界には様々な種類のリキュールがありますが、そのほとんどはフルーツやハーブを使ったもの。卵を原料としたリキュールというのはちょっと味が想像できない感じです

 

今回は友人との会話の中で「プリンの味がするカクテルを飲んでみたい」という話が出たのでその材料として購入してみました。実際にプリンを再現したカクテルのレシピも考えてみましたので後ほど紹介します。なかなか面白い味になったので気になった方はぜひ作ってみてください!

 

アドヴォカートの味

今回購入したのはボルスのアドヴォカートです

 

 

アドヴォカートの中でも比較的飲みやすいスタンダードな味とのことなのでこちらの銘柄にしてみました

存在こそ知ってはいたもののアドヴォカートを実際に飲んだことはなかったので、まずはそのままストレートで口にすることに

ボトルを傾けてグラスに注ごうとしてみたんですが、なかなか出てきません。調べてみたところアドヴォカートはペースト状になっているらしく、状態によっては分離して固まってしまうとのこと

まさに実際のカスタードクリームのような粘度です。ボトルを締めた状態で軽く振ってスプーンなどで取り出せば問題ないそうなので、手持ちのバースプーンでグラスに入れました。長くて細いスプーンがないと取り出すのが大変なので持っていない方は注意ですね

 

f:id:makersmark3565:20171114224625j:plain

 

さて、実際の味の方ですがストレートだとなかなか不思議な味がするといった感想でした

口当たりや甘み、そしてバニラがふわっと香るこの感じはまさにカスタードクリーム

ブランデーが入っていますので奥行きのある芳醇さがあり、ちょっとお高いスイーツのカスタードの味といった印象ですね

しかし当然お酒なのでアルコールが入っています

このボルスのアドヴォカートは度数が20度ほど。なのでもったりとしたクリームの食感と同時にウォッカを飲んだ時のような舌への刺激と口の中の火照りが感じられます

あまりいい表現じゃないかもしれないですが、カスタードクリームの香り付けのために入れるブランデーの分量を間違えちゃったような味がします(笑)

でも個人的には悪くない味だと思います。なんというか背徳感のある味というか…甘さもちょうどよく、なかなか後を引く味です

 

実際の飲みやすさを考えるとカクテルベースとして使うのが1番良さそうですね

分類としてはクリーム系リキュールなので乳製品とマッチする味だと思います

スタンダードにミルクで割るか、生クリームとシェイクしてショートカクテル仕立てにすると万人受けしそうですね

 

今回はボルスのアドヴォカートを飲んでみましたが、その他にも様々なメーカーから販売がなされているようです

ボルスの他に定番となっているのがワニンクスのアドヴォカート。私はまだこちらの銘柄は口にしたことは無いのでレビューは控えさせてもらいますが、共に紹介をしておこうかと思います

 

 

 

アドヴォカートを使ったカクテルのレシピ

アドヴォカートを使って色々なカクテルを作ってみました

調べてみると意外なことに乳製品だけではなく、炭酸飲料と合わせるレシピもあるみたいですね

正直、これは本当に美味しいのか?と思ってしまうレシピもあったのですがとりあえずは作ってみることに(笑)

その中から実際に飲んでみて美味しいと思ったものをいくつか紹介したいと思います

 

エッグノッグ

f:id:makersmark3565:20171114225136j:plain

 

【材料】
アドヴォカート 1/3
牛乳 2/3

【レシピ】
グラスに氷を詰めアドヴォカートと牛乳を注ぎよくステアする

 

アドヴォカートをお手軽に美味しく味わうならミルク割りで作るエッグノッグがオススメです

カスタードクリームの味のリキュールと牛乳なので当然材料同士の相性は抜群です

味はミルクセーキのようにほのかに甘くブランデーや卵のコクのある風味がしっかりと感じられます

口当たりも滑らかで食後のデザート代わりに飲むのにピッタリですね

レシピの分量ですと少々甘さが控えめの味になるので、お好みに応じて砂糖などを入れて調整してみて下さい

 

寒い時期はホットミルクを使って作るのもいいですね

その際はブランデーやカルーアなどを少量加えると味に奥行きが出るのでオススメです

ホットカクテルにすると卵の香り立ちが良くなってまた違った味わいとなります

 

ディスカバリー

f:id:makersmark3565:20171114225249j:plain

 

【材料】

アドヴォカート 1/4

ジンジャーエール 3/4

 

【レシピ】

グラスに氷を詰めアドヴォカートと少量のジンジャーエールを注ぎよくステアする

その後ジンジャーエールの全量を注ぎ軽くステアする

 

アドヴォカートとジンジャーエール?

ちょっと一瞬どうかと思ってしまう組み合わせですが意外に美味しいカクテルです

アドヴォカートの甘くクリーミーな味わいにジンジャーエールのコクのあるフレーバーが不思議と違和感なくマッチしています

今回はウィルキンソンの辛口ジンジャーエールを使ってみましたが思ったより辛さが抑えられ優しい印象の味わいになりました

この組み合わせの妙はまさに”ディスカバリー”(発見)ですね

 

今回はカクテルがしっかり混ざる、かつ炭酸をなるべく飛ばさない方法をレシピに記載しましたが、このカクテルは好みによって最後のステアの回数を調整するのがいいと思います

炭酸をあえて飛ばした作り方をすると口当たりが優しくなり、クリーミーな味わいとよくマッチします

ぜひ何度か作ってみて自分好みの味を見つけてみてください!

 

アドヴォカートプディング

f:id:makersmark3565:20171114225713j:plain

 

【材料】
アドヴォカート 30ml
生クリーム 30ml

バニラエッセンス 1dash

カラメルソース 1tsp

チェリーブランデー 1tsp

【レシピ】

アドヴォカート、生クリーム、バニラエッセンスをシェイカーに入れ、よくシェイクする

カクテルグラスにカラメルソースとチェリーブランデーを混ぜたものを入れ、その上からシェイクしたカクテルを注ぐ

 

冒頭で書いたプリン味のカクテルを作ってみました

イメージはホイップクリームとさくらんぼが乗ったプリンア・ラ・モード

グラスの底にカラメルソースを入れることによって本物のプリンに近い見た目を再現してみました(シャンパングラスを使いたかったのですが、持っていないので今回はスティンガーグラスに注ぎました)

 

味は完全にプリンですね。生クリームに空気を含ませるイメージでシェイクをしてみたのですが、そのためなのか口当たりがふんわりと滑らかになっています

後半にカラメルの香ばしさとチェリーの甘さがやってくるのも本物のプリンを食べている感があってなかなか面白いですね

大事に取っておいたさくらんぼを最後にパクッと食べるあの感覚です(笑)

アルコール感も適度にあるので飲みごたえもあり大人のスイーツといった印象です

デザート感覚で飲むことができますが、もちろんしっかりと酔ってしまうので飲み過ぎには注意しましょう

 

ちなみにオマケとしてこんなのも作ってみました

 

f:id:makersmark3565:20171114225830j:plain

 

抹茶プリンのカクテルです

上記のレシピに粉末抹茶を1tsp入れてシェイクすれば完成します

こちらも手前味噌ですがかなり美味しかったです!ただのプリン味よりもこっちの方が好みかも…

みなさんも材料を揃えてぜひ作ってみてください!オススメです!

 

 

さいごに 

f:id:makersmark3565:20171114230310j:plain

 

アドヴォカートは卵という珍しい原料を使ったリキュールなので、てっきり色物枠なのかと思っていたのですが侮っていましたね…

甘いものが好きな方には特にオススメのリキュールです。リカーショップなどで見かけたらぜひ手に取ってみてください

 

最後に注意点を一点だけ。アドヴォカートは卵を原料としているため足が早いリキュールです

開栓後は必ず冷蔵保存をして2〜3ヶ月を目安に飲み切ってください

飲み切れないという方はホームパーティなどで振舞ってみるのはいかがでしょうか。一風変わったカクテルの味に驚きの声が上がるはずです!

 

惚れ込むか嫌いになるか - スモーキーモルトの傑作「ラフロイグ」の魅力

f:id:makersmark3565:20171030225833j:plain

https://whiskywaffle.com/2014/10/07/laphroaig-10/

 

ラフロイグはスコットランド、アイラ島で製造されるウイスキーです

アイラ島で作られるウイスキーとしてはメジャーな銘柄。ボウモアと並んで癖のある味のウイスキーとして広く知られています

数あるウイスキーの中でも特に強いスモーキーフレーバーとピート香を持っている銘柄で、その独特な香りは正露丸のようだと例えられる事もあります

ウイスキーは飲み慣れているけどラフロイグはちょっと苦手、という方も多くかなり人を選ぶ銘柄だと言えますね

 

そのような独特な風味を持つラフロイグに付けられたキャッチコピーがこちら

”You either love it or hate it”

惚れ込むか嫌いになるか、どちらか

 

ラフロイグを口にした事がある人なら思わず頷いてしまうフレーズですね

このウイスキーを飲んで「なるほど、こんなものか」というような淡白な感想は出てきません。その味が好みだったにしろ、好みではなかったにしろ、私たちに忘れがたい強烈な印象を残してくれます

 

そして個性が強いぶん、一度その味を受け入れてしまった人はラフロイグの熱狂的なファンとなることが多いですね

かの英国のチャールズ皇太子もこの味に惚れ込み、王室御用達のウイスキーとして任命。新製品がリリースされるたびにいち早く試飲をし、ラフロイグの買い付けのために蒸溜所に本人が訪れることすらあるそうです

この事はラフロイグが豊かな香味を持つ高品質なウイスキーであるという事の裏付けとしてよく知られているエピソードですね

 

私も最初にラフロイグを口にした時は、煙たさと薬品臭ばかりが鼻について「なんだか不思議な味」という感想しか出てこなかったのですが、今ではその魅力にすっかり取り憑かれてしまいました

ラフロイグが好きになったことで他のアイラモルトにも興味が湧いてきて、次々とボトルを買い漁ったことをよく覚えています

一度はまり込むと二度と抜け出せない…気が付いたら首まで浸かってしまいスモーキーフレーバーとヨード香の虜になってしまう…

まさに深い沼のような危うい魅力を持つ銘柄だと思います

 

 

ラフロイグの製法と味の特徴

f:id:makersmark3565:20171030233502j:plain

 

ラフロイグはアイラ島の自然の恵みと伝統の製法によって独自のフレーバーを生み出しています

まず製造に使う仕込み水はピート層を浸透してきたもの

そして麦芽乾燥に使うピート(泥炭)はアイラの湿原にあるラフロイグ専用の採掘場のものを使用しています

採掘場は海に近い位置にあるので水分量が多く、海草やコケ類が豊富に含まれています。このアイラ島固有のピートがラフロイグのフレーバーの決め手となっています

麦芽の製造は主にポートエレンに委託をしているのですが、15%ほどはラフロイグの蒸留所でフロアモルティングの技法によって作られています

ピート成分が含んだ仕込み水をたっぷり含んだ大麦をフロアの床に平らに広げ、数時間おきに職人が手作業で撹拌を繰り返して発芽を促します

以前にボウモアの記事でも説明をしましたが、古典的で手間のかかる製造方法です。しかしそれがラフロイグの味に個性を与え、奥深い風味を生み出しているのだと私は思います

 

海の香りのアイラモルト「ボウモア」の魅力 - NomiLOG

 

発芽した大麦はピートを焚き付けて乾燥と香り付けがされます

焚きつけをはじめた段階では大麦がまだ湿った状態であるため、燻煙が水分によく溶け込み麦芽が強いスモーキーフレーバーを纏います

そして焚きつけの工程の後半では入り江から吹き込む潮風を取り込むことによって、甘さ、スモーキーさ、潮のフレーバーが含まれたラフロイグ独自の麦芽となります

 

f:id:makersmark3565:20171030230434j:plain

https://www.whisky.com/whisky-database/distilleries/details/laphroaig.html

 

製麦が終わった麦芽は糖化、発酵の工程を経ていよいよ蒸留へと入ります

蒸留器はアイラの中ではもっとも小型のものとなっており、この形状がラフロイグの重厚な風味の元となっていると言われています

 

蒸留後は主にバーボンの1stフィルの樽に詰められて熟成の工程へ

バーボン樽を使用することによってラフロイグはバニラを連想させるような甘い風味と滑らかさを獲得します。単にスモーキーなだけでは無く、奥深い香味や優しさを感じるフレーバーはこうして作られている、というわけですね

 

f:id:makersmark3565:20171030233655j:plain

 

さて、それではラフロイグは実際にどんな味がするのか?

やはり最大の特徴はピーティーでスモーキーな香りとなっています

同じくアイラの名酒であるボウモアのフェノール値は20~25ppmとなっていますが、ラフロイグは40~45ppm。シンプルに考えるとボウモアの2倍煙たい、という事になります

スモーキーなウイスキーに慣れていない人にとってはまさに強烈な風味です

 

しかしラフロイグには単に煙たいだけではなく、フルーティーさ、コクのある甘さや香り、後味に感じるドライな渋みなどの魅惑的な要素があります

甘み、酸味、渋み、香りのバランスもよく非常に高品質なモルトだと思います

 

一見、ただの癖の強いウイスキーに見えますが、よくよく味わってみるとその完成度の高さに気づく…分かってしまった人だけがこの甘美な幸せに浸ることができる…

そのようなある意味排他的とも言える魅力が世界中の人々の心を惹き付け、離さないのでしょう

  

 

ラフロイグのラインナップとオススメの飲み方の紹介

ラフロイグは熟成に使用する樽の違いや、熟成年数の長さによって様々な銘柄があります

今回はその中から、もっともスタンダードな銘柄の「ラフロイグ10年」と長期熟成の「ラフロイグ18年」の味のレビューとオススメの飲み方を紹介したいと思います

 

ラフロイグ10年

 

ラフロイグの基本の銘柄となるのがこのラフロイグ10年

グラスに注ぐと強烈な薬品臭とピート香が鼻をつきます

口に含むと、その味は苦くてアルコールが強く、これは薬なんだか酒なのかよく分からない…と、これは私がウイスキー飲み始めの頃にラフロイグを飲んで感じた印象です

このように以前の自分のようなアイラモルトに慣れていない人がこのウイスキーを口にしても、受ける印象は正直あまりポジティブなものではないでしょう

 

しかし数多くのウイスキーを飲み、その味わいに慣れ、ある程度経験値が溜まったと言える状態でこのモルトと向き合うと今までの印象が一変します

鼻をつくスモーキーさとヨード香は唯一無二の個性に、強いアルコール分は香りを弾けさせる最高のエッセンスに、重い口当たりはコクのある飲みごたえに…

そして煙たさの奥に甘いバニラのテイストやフルーティでとても魅惑的な香りが潜んでいることに気づくはずです

そうか、このウイスキーが最初は美味しくないと感じたのは、自分自身が未熟であったからだ…

ラフロイグの魅力に気づいた方は皆、そのような自責の念に駆られることでしょう笑

 

以前にラフロイグを飲んでみたけど口に合わなかった、という方も気が向いた時にこのモルトをぜひもう一度口にしてもらいたいと思います

味覚は経験によって成熟していきます。その過程でこのモルトの魅力に気づいていただければ、私のようなラフロイグのファンとしてこれほど嬉しいことはありません

楽しむためには少々敷居が高く感じるかもしれませんが、それを乗り越えた先にあるのは魅惑的で奥深い世界。ぜひトライしてみてもらいたいと思います

 

このラフロイグ10年は比較的重めの味わいと言えますが、その奥に若々しさを感じる華やかな香りも感じることができます

ラフロイグのエントリーモデルながら非常に満足感の高い完成された一本。まずはこの銘柄でアイラの雄大な自然の恵みと向き合ってみてはいかがでしょうか?

 

オススメの飲み方はやはりストレートでしょう

水割りやハイボールなどで薄めてしまうとアルコールの度数は下がるものの、スモーキーさだけが際立ってしまうため、個人的にはストレートやロックより飲みづらく感じます

じっくりと、味わいを探るようににストレートで嗜むことで、このモルトの魅力に気付くことができるはずです

 

ラフロイグ18年

 

10年に比べるとスモーキーフレーバーやヨード香よりも甘さやフルーティさが際立つようになります

ただフルーティとは言っても、ドライフルーツのような熟成感のある旨味が凝縮された味といった感じです

口に含むとほろ苦さと共にやわらかな甘さを感じ、潮と煙の香りに満たされます

その中にフルーティで濃厚なフレーバーがあり、口当たりは非常にオイリー

余韻も長く、その装いには高貴で上品な印象を受けます。ラフロイグ10年が若々しい田舎のお嬢さんなら18年はドレスの似合う妙齢の女性、といったイメージでしょうか

 

甘み、苦味、酸味、そしてさまざまな魅力的な香りが高いバランスでまとまっている銘柄です

ラフロイグ10年を飲んで感動を覚えた方はより深い感動に浸ることができるでしょう

この銘柄を飲まずしてアイラのウイスキーを語るなかれ。それほどまでにレベルの高い味わい、完成度の高いウイスキーだと私は思いました

 

こちらも嗜む際にはストレートで飲むことをオススメします

ストレートで飲み進めながら、ごくごく少量の加水をして甘みと酸味の変化を楽しむというのもなかなか面白いです。ですけど、このレベルの味わいなら加水を忘れて最後まで飲み切ってしまいそうですね

 

 

さいごに

f:id:makersmark3565:20171030233758j:plain

 

私自身がとても好きなウイスキーなので少々熱く語ってしまった形となってしまいましたが、それほどまでに、思わず熱弁したくなるほどの魅力があるモルトなのだと私は思っています

ある意味排他的な魅力を持つウイスキーだと紹介しましたが、やっぱり多くの人にこの魅力を知っていただきたいですね

 

思えば私がラフロイグを手に取ったのはウイスキー初心者の頃に友人にオススメの銘柄を聞いたのがキッカケでした

ウイスキー初心者にラフロイグを勧めるなんてとんでもない!と思う方もいるかも知れないですが、きっとその人も私がラフロイグの魅力に気づいてくれると思って勧めてくれたのでしょう

例え最初は受け入れられない味だ、と感じてもいつかまた口にして美味しいと思ってもらえると信じて…

 

ラフロイグは誰にでも勧めることができるものではないのは分かっているのですが、私も友人にオススメのモルトを尋ねられたらこう答えようかと思います

 

「オススメのウイスキーはラフロイグ。きっと気にいるはずだよ」

 

 

スパークリング日本酒の名酒、宮城県一ノ倉「すず音」

f:id:makersmark3565:20171013193945j:plain

 

日本酒と言えば男性が飲むお酒、というイメージを持つ方は多いです

日本酒はビールなどに比べるとアルコール感が強く、独特の熟成香もあります。そのような特徴から若い女性の方からは敬遠されがちなお酒でした

ですが近年、発泡日本酒というライトに飲むことができる炭酸入りの日本酒が販売され、若い女性を中心にブームを巻き起こしています

 

そのブームの火付け役となったのが松竹梅白壁蔵「澪」というお酒です

最近ではコンビニやスーパーなどで広く販売がされているため、見たことがある、または実際に飲んだことがあるという方も多いのではないでしょうか?

 

 

そのフルーティで爽やかな飲み口は日本酒とは思えないほど飲みやすく、度数も5度ほどと控えめ

2011年に販売を開始し2013年頃に流通の波に乗ると、瞬く間に日本中にスパークリング日本酒ブームを巻き起こしました

 

今では、ライトに飲むことができる発泡日本酒の定番となった澪。ですが澪がブームを巻き起こすずっと前から、スパークリング日本酒の名酒が存在していたことをあなたはご存知でしたでしょうか?

 

 

知る人ぞ知る発泡日本酒の名酒「すず音」

 

その名酒を作るのは宮城県一ノ倉。名は「すず音」と言います

すず音という名前はグラスに注いだ際、弾ける泡が鈴の音を奏でているようであったから名付けられたとのことです

販売開始年は1998年。発泡日本酒のブームの発端となった澪よりも約13年も前から販売がなされていました

ですが県外ではあまり流通されておらず、こだわりの居酒屋やリカーショップで知る人ぞ知るお酒として扱われていたのだそうです

 

このすず音が近年のスパークリング日本酒のブームの最中、非常にクオリティの高いお酒として再評価され脚光を浴びるようになってきています

少し大きめのリカーショップに行けば発泡日本酒のコーナーが設けてあり、そこで見かけることも増えてきました

 

 

すず音の味の特徴、テイスティングレビュー

f:id:makersmark3565:20171013224347j:image

 

すず音は今、流通している一般的な発泡日本酒と比べると全体的にかなり上品な味、といった印象です

 

まず、すず音をグラスに注ぐと日本酒とは思えないフルーティな果実香が立ち昇ります

その香りは柚子を彷彿とさせるような、穏やかな気分にさせてくれる爽やかな香りです

泡立ちの良さも特徴的です。シャンパンと同じく瓶内発酵で生まれた自然の炭酸ガスはきめ細やかで美しく、口に含むとクリーミィさを感じるほど

そしてこんなにもフルーティで飲みやすいのに、日本酒の良さである米の優しい風味もしっかりと感じることができます

辛口の日本酒にありがちな癖のある香りではけっしてなく、自然で優しい風味です

 

しばしば果実チューハイのような味だと例えられるスパークリング日本酒ですが、この全体を優しく包み込むような米の風味と熟成香が決定的な違いだと言えますね

すず音は数ある発泡日本酒の中でも、特にその要素を強く感じることができます

この繊細で豊かな香りを楽しむためには、香りが溜まりやすい形状を持つワイングラスなど使って飲むのがいいでしょう

 

すず音は液体に濁りが出ているのが特徴的で、これは素材の味を生かして作られたことを意味しています
ただ米本来の味を存分に堪能できる分、扱いは少々デリケート。保管するときは冷蔵庫に入れ、開栓したらなるべく早く飲みきることが大切です
瓶の底に濁り成分が溜まっていることがあるので飲む前には炭酸を飛ばさないよう、優しくふってあげましょう

 

最後にすず音を飲むタイミングについてですが食前、もしくは食後などに単体で味わうのがベストだと感じました
私としては繊細で優しい甘さは食事とはマッチしづらいと感じます
発泡日本酒を食事と合わせたいのならば、辛口で日本酒特有の風味が豊かな澪のドライタイプの方が適していると思います

 

 

 

総評

f:id:makersmark3565:20171013200609j:plain

 

一般的な発泡日本酒よりも口当たりが滑らかで飲みやすく、味も上品なので特に若い女性の方に勧めたくなる味ですね

今まで一般的に流通しているスパークリング日本酒しか飲んだことがなかった、という方はその上品な味に感動を覚えることでしょう

度数も低めなのでお酒を初めて飲む、という方のファーストインプレッションとしてもぜひオススメしたい一本です

 

もちろん女性だけでなく男性にもぜひ試してもらいたいお酒です

すず音の繊細な味わいは、本来の日本酒のようにじっくりと味わいに浸るという飲み方にも最適だと言えます

甘さが際立つお酒ではありますが、甘ったるいと言うよりは自然なほのかな甘みが優しく口の中に浸透していくようなイメージの味です

筆者も男性なのですが、食後の軽いデザートのような感覚ですず音を飲むのがお気に入りです。甘いお酒が苦手、という方も先入観を持たずにトライしてみてほしいと思います

 

www.ichinokura.co.jp

 

最後になりますが、一ノ倉の公式サイトではすず音を使用したカクテルのレシピも公開されています

この完成された味わいに手を加えるのはためらってしまいそうですが、これまでに無い個性的なカクテルを生み出すことができそうです

興味をそそられた方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

バルヴェニー12年 ダブルウッド - 弦楽器のように優雅で滑らかな味を持つウイスキー

バルヴェニーの特徴と製法

f:id:makersmark3565:20171013000702j:plain

https://whiskyledger.com/tag/balvenie/

 

バルヴェニーはスコットランド、スペイサイド地域で作られるシングルモルトウイスキーです

製造するのは同じくスコッチのシングルモルトであるグレンフィディック蒸留所の操業で有名なウィリアムグランツ&サン社

ウイスキー以外では以前紹介したプレミアムジンの「ヘンドリックス」の製造も行っているメーカーですね

 

若草のような爽やかな香りのプレミアムジン、ヘンドリックスジンのオススメの飲み方と味の特徴を解説 - NomiLOG

 

バルヴェニー蒸留所が操業開始したのは1892年。ウィリアムグランツ&サン社がグレンフィディックに次いでスペイサイドのダフタウンに建造した蒸留所です

グレンフィディック蒸留所に隣接した敷地に建造されており、ウイスキーの製造に使う大麦や酵母はグレンフィディックに使われるものと同一のものとなっています

 

そのためバルヴェニーとグレンフィディックには風味や熟成香などにいくつかの共通点が感じられます。例としてはグレンフィディックの特徴としてよく挙げられる洋ナシ香でしょうか。こちらの風味はバルヴェニーをグラスに注いだ際に立ち昇る香りからよく感じられます

 

 

f:id:makersmark3565:20171013001621j:plain

http://n-log.jp/barnagata/237411.html

 

バルヴェニーでは大麦を発芽させて麦芽を作る、という工程に昔ながらのフロアモルティングを採用しています

ボウモアやラフロイグなどの蒸留所でも取り入れられている手間隙をかけて行われる伝統の製法ですね

フロアモルティングの詳しい解説についてはボウモアの記事にまとめてありますので、こちらを参考にしてみてください

 

海の香りのアイラモルト「ボウモア」の魅力 - NomiLOG

 

材料となる麦芽の乾燥が終わると蒸留、そして樽での熟成に入ります

蒸留にはバルヴェニーオリジナルのポットスチルを使用。ネックの部分にバルヴェニーボールと呼ばれるコブが付いているのが特徴です

 

グレンフィデックは複数のポットスチルを使って蒸留を行い、味の調整を行っていますがバルヴェニーで使用されるポットスチルは1種類のみ。このポットスチルの形状や運用方法が2つのウイスキーのフレーバーに差をもたらす要因となっていると考えられます

 

熟成に使う樽は樽はバーボン樽、シェリー樽、ポートワイン樽など種類もさまざま

基本の銘柄となる「バルヴェニー12年 ダブルウッド」にはバーボン樽とシェリー樽が使用されています

 

独自のポットスチルによりエステリーな原酒が生み出され、それがバーボン樽とシェリー樽によって熟成された結果、バルヴェニーは香りがフルーティでありながら濃厚で甘美な味わいとなります

爽やかさが際立つグレンフィディックとは少しベクトルの違う味わいと言えますね

 

バルヴェニーとグレンフィデック。この二つのウイスキーは使用される材料は似通っていてもこのように製造方法や熟成に使われる樽に違いで、実際の味わいの印象はまったく異なるものとなっています
同じルーツを持つウイスキー同士で飲み比べてみて、香りや味の中にある共通点を探ってみるというのも面白いかもしれませんね

 

 

 オススメの飲み方と味の解説

 

様々なラインナップを持つバルヴェニーですが今回はその中からスタンダードなモデルである「バルヴェニー12年 ダブルウッド」について紹介したいと思います

今回もストレートからハイボールまで色々な飲み方でバルヴェニーを味わってみました。その中から印象に残ったものについて紹介していきたいと思います

 

ストレート

f:id:makersmark3565:20171013003058j:plain

https://whiskyledger.com/tag/balvenie/

 

まず最初にストレートで味わってみました

バルヴェニーをグラスに注ぐと豊かな熟成香が立ち昇ります

洋梨のようなフルーティで繊細な香り。その中に微かにバニラのような濃厚さのある甘い香りを感じます

口に含むとまず鮮烈な甘さと熟成したフルーツのような風味が感じられ、微かにチョコレートのようなビターな風味が後から追いかけてきます
意外にも甘さに反して口当たりは滑らかです。バルヴェニーは重厚な味が特徴だと聞いていたのですが、個人的にはそれほど重くない印象。

余韻も短めで爽やか。微かに渋みが残るように感じられます

 

このウイスキーは比較的軽めのウイスキーということになるのかな?と飲み進めていた所、1ショットの後半になると徐々にこのウイスキーから感じる印象が変化していきました

甘みに舌が慣れてきたおかげなのか、ほろ苦さと渋みを徐々に感じるようになり、厚みのある印象のある味に
なるほど、この段階になると重厚な味という感想も出てきますね

飲み進めるうちに若さを感じる味から円熟の趣のある味へ。飲み方を変えずとも変化を楽しむことができる、なかなか面白いウイスキーだという印象を受けました

 

ロック

f:id:makersmark3565:20171013003130j:plain

https://whiskyledger.com/tag/balvenie/

 

氷で冷やされ、加水がなされると全体的にフルーティな印象となりました
もちろんバルヴェニーの特徴の1つである鮮烈な甘さは健在。カラメルのようなニュアンスも顔を覗かせてきます
飲み切る直前の氷の大半が溶け出している段階になっても、甘みをハッキリと感じることができるため最後までバルヴェニーの優雅な風味を楽しむことができます
ひんやりサラリとしていて上品な甘さが突き抜ける。このウイスキーはロックで飲むと私たちを優雅な気分にさせてくれます

アルコール感も感じづらく、とても飲みやすい印象なのでウイスキー初心者の人にも抵抗なく受け入れられそうな味わいですね

 

水割り、ハイボール

なかなか悪くはないのですが、残念ながら香りが少し物足りなくなり、味にも渋みや苦味を強く感じるようになってしまいます

ハイボールにした際に得られる変化も乏しいので、あえてこの飲み方を選ぶ必要性もないかとは思います

ボトルを購入してみたけどロックでもアルコールがキツく感じたという方向け。でもやっぱり少し勿体無いかな、というのが私の意見です

 

 

総評

滑らかで飲みやすい、かつ熟成香やコクのある味わいを楽しむことができるとても優等生なウイスキーだと言えます

オススメの飲み方はストレートとロック。バルヴェニーの甘美な甘さを楽しむにはこの2つの飲み方が最適でしょう

 

この銘柄はまだウイスキーにあまり慣れてない、という方が手を出すのにもうってつけだと思います

筆者は今までウイスキー初心者の方に「スコッチのシングルモルトでオススメの銘柄を教えて欲しい」と質問された時には飲みやすさなどを考えてマッカランを勧めていました
しかしマッカランは現在、原酒不足により値段が高騰をしています。美味しいウイスキーなのですが初心者の方が手を出すとなると正直尻込みをしてしまう金額…勧めたい銘柄なのだけどどうにも勧めづらいというジレンマがありました


なのでまずはシングルモルトの入門用としてバルヴェニーを勧めてみる、というのも面白いのではないかと思っています

味も滑らかで飲みやすいため、ウイスキーをストレートやロックで楽しむことができるようになるまでのステップアップとしても最適でしょう

値段もスタンダードなマッカラン12年より幾分か割安です

勧めた方がバルヴェニーを気に入ったら改めてマッカランを紹介してみるのもいいかもしれませんね。マッカランとは生産地、シェリー樽熟成の共通点もあります。味のベクトルは少し違いますが、きっと気にいってもらえることかと思います

 

 

f:id:makersmark3565:20171013004217j:plain

 

繊細でありながら豊かで深みのある味を持つこのウイスキーはまるで弦楽器のようだと私は思います。それも甲高い音色のヴァイオリンではなく、中音域の豊かな響きが特徴的なヴィオラのような…

飲み進めるうちに甘みから渋みへと色合いを変える味わいはさながら次々と展開を変えていくオーケストラのよう

 

そのイメージに身を任せてクラシックの名曲とともにこのモルトを味わうというのも、存外楽しいものかもしれません

クラシックなんて普段はまったく聴かない、という方も多いかと思いますが、今宵は少し気取ってヴィオラの音色とともにこの名酒のグラスを傾けてみてはいかがでしょうか?

 

 

ジントニックってどんな味?味わいの特徴を解説します

f:id:makersmark3565:20171005001636j:plain

 

ジントニックは蒸留酒のジンを使って作られるカクテルです

カクテルの定番中の定番なので、普段お酒を飲まない人でもなんとなく名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

お酒好きにとっては比較的馴染みの深いカクテルと言えるジントニックなんですが、ネット上では「このカクテルがどんな味がするのか?」と質問をする人が多いみたいです

ジントニックの材料として使われているジンとトニックウォーターはお酒を飲まない人にとってあまり馴染みのないものなので、具体的にどんな味なのか想像できないためかと思われます

 

そこで今回はジントニックの味について掘り下げて解説をしてみようかと思います

「美味しいジントニックを飲んでみたいけどバーに行くのは少し怖い…」という方のために自宅で簡単に安価で作る方法も紹介しますので、このカクテルに少しでも興味があるという方はぜひ最後まで見てみてください!

 

 

ジントニックの材料と作り方、味の解説

f:id:makersmark3565:20171005002002j:plain

 

ジントニックの材料と作り方はとてもシンプルです

材料はジンとトニックウォーターとライム。グラスに氷を入れ、ジンを注ぎライムを絞り入れる。よく混ぜて材料を冷やしたらトニックウォーターを注ぎ軽く混ぜれば完成します

簡単に作ることができる反面、ステアの仕方(混ぜ方)やライムの扱い方一つで味がガラリと変わるため、こだわり甲斐があるカクテルでもあります

ジントニックはバーテンダーの数だけレシピがあると言われるシンプルながら奥深いカクテルなのです

 

気になるお味の方ですが、ジントニックは主に3つの味の要素によって成り立っています

 

ジンやトニックウォーターの苦味、かすかな甘み、そしてライムの鮮烈な酸味です

 

そこにトニックウォーターの炭酸やジンの香草の香りが加わります。飲み口はスッキリ爽やかながらジンの鮮烈な香りとアルコール感がボディとなり、満足感のある飲みごたえのある味。総合するとビターでドライな味のカクテル、と言えます

身近なもので例えるとすると少し難しいのですが、清涼飲料水のスプライトから甘みの大半を取り去ったようなような味、といった感じでしょうか?

もちろんジントニックはただのジュースとは違い、ジンのアルコール感や香草の香りがあるため味の奥深さが全然違います

ジンは他の飲み物に無いベクトルの味や香りを持っており、それらの要素とトニックウォーターやライムとの味の調和がジントニックの魅力だと言えます

 

ジントニックのようなロングカクテルはジュースみたいなものだ!というような事を言う人がいますが、やはり味の骨格と深みが全然違うんですよね。それが本格的なバーで作られるこだわりの一杯ならその差は歴然です

 

私も若い頃はお酒が苦手だったのですが、初めて入ったバーで飲んだジントニックの味に感動してカクテルの魅力に気づくことができました

今ではこんなブログを書くまでのお酒好きになってしまったので、少し大げさかもしれないですが、ジントニックは私の人生を変えてくれたカクテルと言えます

 

 

ジントニックを味わってみよう!

f:id:makersmark3565:20171005002356j:plain

 

ジントニックの味の解説をしてみましたが、やはり文章で読んでいてもなかなか具体的な味まで想像はしにくいかと思います

なのでやはりここは実際に味わってみるのが1番です!

百聞は一見にしかず、ですね

 

ジントニックを実際に飲むためにはいくつかの選択肢があります

 

 1.居酒屋やダイニングバーで注文する

 2.本格的なバーに行く

 3.自分で材料を買って作る

 

まず身近なところですと居酒屋やダイニングバーで飲むという選択肢があります

近頃ではカクテルもずいぶん一般的となってチェーン店などでもジントニックが提供されるようになり、気軽に飲むことができるようになりました

ただ、そういった場所で出されるのはコストの関係から本物のジントニックとかけ離れた味のものが多い印象です

初めて飲むジントニックはちゃんとしたものを、という思いがあるので個人的にこちらはオススメできません

 

では次に本格的なバーに行く、という選択肢はどうでしょうか?

こちらで提供されるジントニックは、カクテルのプロが作ったものですから当然、品質の高いものになります

(中には粗暴な作り方をするバーというのも残念ながら存在するのですが…)

ですが、この記事を読んでいるような方がバーの重たい扉に手を掛けるのは少しハードルが高いかもしれません

個人的にはオススメしたい選択肢なのですが読者の皆さんの事を考えるとこちらもファーストインプレッションに相応しいとは言い難いです。お酒に少し慣れた頃にまたバーの門戸を叩いていただけたらと思います

 

そうなると残ったのは自分で材料を買って作る、という選択肢となります

お酒初心者なのに自分でカクテルを作るなんてとんでもない!と思うかもしれませんが、作り方は意外と簡単ですし、自分で材料を買えば安価で作ることができます

その上、作り方のポイントさえ押さえればバーで提供される味に近い本格的なものを作ることだってできます。カクテルに興味があるけど、バーに行くのは少し怖い…という方には実はうってつけの方法なのです

ただ最初から700mlのジンのボトルを買ったりすると持て余してしまうこともありますし、近くに酒屋が無くて材料をなかなか揃えられない、という方もいるでしょう

なので今回はコンビニやスーパーで揃う材料を使った簡易版ジントニックと本格派のジントニックの2つのレシピを紹介しようかと思います

どちらも簡単に作ることができて、とても美味しいので気になった方から試してみて下さい!

 

簡易版ジントニック

f:id:makersmark3565:20171005000655j:plain

 

【材料】

ビーフィータージン ミニボトル

キリン メッツ  ザ・ビター

ポッカレモン

 

【レシピ】

グラスに氷を詰めジンをグラスの1/4程度注ぎ、レモンジュースを少しだけ加えて混ぜる

メッツビターを満タンまで注ぎ、軽く混ぜる

 

 

手軽に作ることができる簡易版ジントニックです。コンビニやスーパーなどでは美味しいトニックウォーターが手に入りづらいので、それに近い味わいの清涼飲料水で代用をしました

いわゆるジントニックもどきなのですが、苦味の効いたメッツビターはトニックウォーターの味に近く、ジンを割るのには最適な味です

ジンはミニボトルのビーフィーターを使用。こちらはバーなどでよく使われているスタンダードな銘柄です。この量ならもしジンの味が好みでは無かったとしても後悔は少ないかと思います

ライムの代用としては甘みの付いていないレモンジュースを使用しました。代用品はライムシロップが定番ですが、こちらを使う方がドライで美味しい味わいになります

 

このレシピですと酒屋に行かずともコンビニに寄るだけで全ての材料が揃ってしまうので、家に材料を持っていなくとも思い立ったらすぐに作ることができるのがメリットですね!

 

 

本格派ジントニック

f:id:makersmark3565:20171005001222j:plain

 

【材料】

ゴードン ドライジン

シュウェップス トニックウォーター

ライム

ロックアイス

 

【レシピ】

グラスに氷を詰めジンをグラスの1/4程度注ぎ、1/4にくし切りにしたライムを絞りグラスに落とす

よく混ぜた後にトニックウォーターを満タンまで注ぎ、再度軽く混ぜる

 

 

こちらはバーで実際に使われる材料と同じものを使った本格派のジントニックです

ジンは重厚な味が特徴のゴードンを使用。比較的安価なのですがとても美味しいジンです

多少ステアしすぎてジントニックが薄まってしまってもジンの味の骨格が崩れづらいのでカクテル初心者にはぴったりの銘柄だと思います

絞った生のライムを使うことによりフレッシュさが加わり、氷も溶けづらいロックアイスを使うので味が薄まるのを避けることができます

トニックウォーターはシュウェップスを選んでみました。爽やかで苦味の効いた味なのでこの銘柄を使ってジントニックと作ると爽快感の溢れる味に仕上げることができます

作り方については先ほどのレシピと同じようにただ混ぜるだけ、というのでもいいのですがせっかく本格的な材料を揃えたのですから、少しこだわって作ってみてはいかがでしょうか?

こちらの記事に作り方をまとめてあります。ぜひ読んでみてください

 

手順一つで味が大きく変わる - 美味しいジントニックの作り方 - NomiLOG

 

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?ジントニックの味の特徴や魅力、そして簡単で美味しい作り方が分かったことかと思います

自宅で作ってみてその味が気に入ったのならば、ぜひとも勇気を出してバーの扉を開いてみてください

プロの手で作られたジントニックの味はすばらしく、自分で作ったものを飲んだとき以上の感動を受けること間違い無しです!

 

ディタとパライソ、ライチリキュールはどちらがオススメ?味の比較をしてみました

ライチリキュールの特徴

f:id:makersmark3565:20170918224851j:plain

http://www.pernod-ricard-japan.com/news/liqueur/20170421/1695/

 

ライチリキュールはその名の通り果物のライチを使って作られるお酒です

味の方は上品な甘みと香りが特徴的。比較的軽めの味わいなのでカクテルベースとしてよく使われるお酒でもあります

 

生のライチを食べる機会というのはそうそう無いかもしれませんが、バーにおいてライチリキュールはメジャーな存在と言えます

ライチリキュールを使ったカクテルは種類も多く、そのためオーセンティックなバーからカジュアルなダイニングバーまで大抵のお店には常備されています

ライチリキュールを使ったカクテルは女性の方の人気が高く、特にチャイナブルーなどのロングカクテルは色味も綺麗なためオーダーも多い印象です

身近なところではグレープフルーツ割りやソーダ割りなどの簡単なカクテルを提供する居酒屋なども増えてきています

 

このようにカクテル界にとってはメジャーな存在であるライチリキュール。現在、市販のものでよく流通している銘柄は2つあります

ペルノ・リカール社が製造するライチリキュール、ディタ

そしてジュール・プレマン社のパライソ

どちらもフランス製です

 

どちらもよく見る銘柄なので、家飲みの際などにどちらを購入するか迷った人も多いかと思います

そこで今回はディタとパライソ、2つの銘柄の味を比較して、どちらがカクテル作りに最適なのか考えてみようかと思います!

 

 

ディタ

 

まずはディタの方から特徴を見ていきたいと思います

ディタ(DITA)はライチリキュールの定番中の定番。流通量も多く世界中で愛されているリキュールと言えます

味の方は雑味などは特に感じず、スッキリと澄んだ風味といった印象。ライチの香りもふんわりと適度に香り、万人受けしそうな癖の無い味わいと言えます

この純度の高い味わいが他の材料と違和感なく溶け込んでくれるため、カクテルにするとその味に一体感が生まれます

この使い勝手の良さディタが世界中のバーでよく使われている理由なのでしょう

 

ちなみに実はこのディタ、海外ではSOHOという名前で販売がされています。商標の関係で日本ではSOHOという名前が使えなかったためなんだとか

味の方も日本向けに味が調整されているのかディタとSOHOで少し違いがあるようです。アルコール度数もディタが24度に対してSOHOは21度。私はまだSOHOの方は飲んだことが無いのですが、飲む機会に恵まれたら改めてレビューをしたいと思います

 

パライソ

 

ディタと並んでライチリキュールの代表的な銘柄と言えるのがこのパライソ(PARAISO)

ディタよりは少しマイナーだとも言えますが酒屋に行けば、ほぼ間違いなく置いてあるので入手に苦労するというほどではないでしょう

味の方ですが、このパライソはディタとは少し異なる特徴を持っています

まず香りのベクトルが異なります。ディタのクリアなライチの香りとは少し違う、主張の強いエキゾチックな香りです。

その特徴的な香りはリキュールの濃度がかなり薄くなるロングカクテルにしてもハッキリと感じ取れるほどです

味の方も主張が強め。鮮烈な甘さに加えて、ライチの薄皮を噛んだようなある意味雑味とも言える野生的な風味を感じます

私としては香りも味も生のライチを食べた感触に近いように思います。ディタと比べてライチエキスの含有率が高いからでしょうか

正直これはかなり好みの分かれそうな味ですね。しかし好きな人はとことん好きになれそうな味です

 

 

ではどちらの銘柄が優れているのか?私なりの結論

f:id:makersmark3565:20170918225357j:plain

https://r.gnavi.co.jp/adrazuhj0000/menu3/

 

どちらも味や香りに特色があるため作るカクテルによって使い分けるのがベターです

どちらかが優れている、ということはありません。作りたいカクテルの味をイメージして銘柄の選択をしていきましょう

 

もちろんディタの方が素直な味だと言えますので、誰が作ってもカクテルの味のバランスは取りやすいです。ですが、個人的にはパライソの一癖ある風味も捨てがたいと思います

ネット上ではパライソの方が値段が安い分、風味が劣るという意見が多く見られましたが、私はそうは思いません。パライソの野生的な風味をうまく活かせば個性的な味のカクテルを作ることができます

 

1本だけ買ってみるとしたら、どちらを選ぶかは完全にその人次第ですね。初めてライチリキュールを買うのならば癖のない味のディタがオススメですし、個性的なカクテルを作りたいのならパライソを選ぶのがいいでしょう

もちろんライチリキュールが好きでカクテルにしてよく飲むという方は手元に2本置いてもいいかと思います。飲み比べる楽しみも生まれるのでオススメです

 

 

ライチリキュールで作るカクテル

2つの銘柄の特徴が分かったところで、ライチリキュールで作ることのできるカクテルを紹介したいと思います

ライチリキュールは柑橘類、特にグレープフルーツと好相性です。スタンダードなカクテルの中にもライチリキュールとグレープフルーツジュースを組み合わせたカクテルがいくつもあります

今回はそんな中からいくつか個人的にオススメしたいカクテルを選んでみました。カクテルの種類ごとにディタとパライソどちらを使えばいいのか、という点も自分なりに考えてみましたので、よかったら参考にしてみてください

 

ライチソーダ

f:id:makersmark3565:20170918225708j:plain

http://picbear.com/media/1440748872728077397_2076732549

 

【レシピ】

ライチリキュール 1/4

炭酸水 3/4

レモン 1/4個

 

グラスに氷を詰めライチリキュールを注ぎレモンを絞る。ステアした後、炭酸水を注ぎ軽く再ステアする

 

まずはリキュールを飲む際の定番とも言えるソーダ割りから紹介します

ライチリキュールと炭酸水を1:3ほどで割れば完成するお手軽な飲み方です

トニックウォーターで割ってもいいのですが、個人的にはスッキリとした風味になるこちらが好みです

カットしたレモンを絞って入れると、より一層爽やかな風味を楽しむことができます

こちらのカクテルはディタとパライソどちらを使っても美味しいのでお好みの方を使って作ってみましょう

 

チャイナブルー

f:id:makersmark3565:20170918225928j:plain

http://iwamoto-hiroyoshi.com/laboratory/160406/

 

【レシピ】

ライチリキュール 1/4

グレープフルーツジュース 1/4

トニックウォーター 2/4

ブルーキュラソー 1tsp

 

グラスに氷を詰め、ライチリキュールを1/4、グレープフルーツジュースを1/4ほど入れステア。その後トニックウォーターでグラスを満たし軽く再ステア。最後にブルーキュラソーを1tspほど沈める

 

ライチリキュールで作るカクテルで一番人気なのはこれでしょう。見た目も味もとても素晴らしいカクテルです

ライチの上品な甘さとグレープフルーツ、トニックウォーターのほのかな苦味と酸味がよくマッチしています。スッキリとした飲み口ですがフルーティで香りもふんわりと優しい印象

ライチと言えばトロピカルなイメージがありますが、このカクテルは落ち着いた大人の女性のようなイメージだと私は感じます

実際、バーなどでオーダーしているのも女性の方が多いですね。ブルーキュラソーで作られるグラデーションがとても綺麗なのも人気の理由の一つでしょう

ライチリキュールの銘柄はスッキリとした風味に仕上げるためにディタを使うのが一般的です。透明度の高いディタの味わいはこのカクテルとよく合います

 

ディタフェアリー 

f:id:makersmark3565:20170918230202j:plain

http://seaborne.e-tetora.com/blog/?cat=7&paged=17

 

【レシピ】

ライチリキュール30ml

ラム10ml

グリーンペパーミントリキュール10ml

グレープフルーツ10ml

トニックウォーター Full up

 

トニックウォーター以外の材料をシェイカーに入れシェイクし氷の入れたグラスに注ぐ。その後にグラスをトニックウォーターで満たしミントの葉を飾る

 

あまりメジャーなカクテルではないのですが個人的に好きなカクテルなので紹介をします

チャイナブルーと同じくメインの材料はライチリキュールとグレープフルーツとトニックウォーター。ですがラムとミントリキュールが入ることにより味わいの印象はずいぶん違うものとなっています

ミントリキュールが入ることにより清涼感とハーブ香が加わり、ラムにより飲みごたえのあるカクテルとなっています。個人的にチャイナブルーはしっとりと上品に飲むイメージなんですが、こちらのディタフェアリーは明るくワイワイ飲むイメージです。ミントの爽快感があるので夏に飲みたくなる味ですね

カクテルの名前は”ディタ”フェアリーなのですが、私としてはパライソを使ったものの方が美味しく感じます。ミントの風味は鮮烈なのでディタの繊細な味わいよりもパライソの主張の強い味わいが合っているように思います。ディタで作る場合はライチの風味が埋もれてしまわないように、ディタの分量を減らすかミントリキュールの量を加減してみましょう

 

 

さいごに

f:id:makersmark3565:20170918224324j:plain

 

いかがでしたでしょうか?ディタもパライソもどちらも甲乙付け難い味わいであることが分かっていただけたと思います

今まで片方の銘柄しか使ったことが無かったという方はこれを機にもう片方の銘柄も試してみてはいかがでしょうか?

それぞれの銘柄の味わいの特徴を考えてカクテルを作れば、とても素晴らしい味わいになりますよ!

 

自家製アロマチックビターズとオレンジビターズのレシピ

意外にも手軽に自作できるビターズ、お好みの材料で作ってみよう

f:id:makersmark3565:20170905235242j:plain

 

前回の記事ではビターズの魅力と使い方を解説しました

 

www.green-alaska.com

 

アンゴスチュラビターズやオレンジビターズを使ったカクテルが複雑で奥深い風味を持つことが分かっていただけたかと思います

 

手軽にカクテルに個性を与えてくれるビターズですが、近年では独自の材料を使い自家製ビターズを作るバーテンダーも増えてきています

やはり自家製ですと自分好みの材料で作ることができ、味の調整が効くところが魅力的です

そこで今回はアロマチックビターズとオレンジビターズ、2種類のビターズの自作レシピを紹介しようかと思います

複数種類のスパイスやハーブを使うので材料を揃えるのが少し大変ですが、作り方は意外にも簡単。ぜひトライしてみてください!

 

 

材料

自家製ビターズを作るにあたってはこちらの書籍を参考にしました

 

 

今回の自家製ビターズは書籍のレシピが基本となっているので細かい分量の記載については割愛させていただきます

興味が湧いたらぜひ書籍を購入してみてください。ビターズのレシピの他にもミクソロジーカクテルの紹介などがありカクテル好きには興味深い内容となっています

もちろん自分で味を確かめながら材料の選定や分量の調整をしてみてもいいかと思います。それこそがホームメイドの醍醐味ですからね

 

ではまずアロマチックビターズの方から材料を見ていきましょう

 

 

 

【アロマチックビターズの材料】

 ・スピリタス

 ・水

 ・オレンジピール

 ・レモンピール

 ・ライムピール

 ・シナモン

 ・コリアンダー

 ・カルダモン

 ・アンジェリカ

 ・リコリス

 ・エルダーフラワー

 ・ダンデライオン

 

f:id:makersmark3565:20170905233130j:plain

f:id:makersmark3565:20170905233156j:plain

 

アルコール度数の高いスピリタスを使うことにより、スパイスやピールの成分を効率よく抽出することができます

このレシピでは甘味成分としてはリコリス、苦味成分としては各種シトラスピールとアンジェリカ、ダンデライオンが作用しています

このように複数のスパイスやピールを使用する事によって、アロマチックビターズの良さである複雑で奥深い香りと味を作りだします

単品ではクセの強いスパイスも複数種使う事によりお互いの香りを高め合い、バランスの取れた風味となります。カレーなどを作る時にも活用されるスパイステクニックの1つですね

 

続いてオレンジビターズの材料です

 

 

 

【オレンジビターズの材料】

 ・スピリタス

 ・水

 ・オレンジピール(フレッシュ)

 ・オレンジピール(ドライ)

 ・レモンピール(ドライ)

 ・カルダモン

 ・クローブ

 ・キャラウェイ

 ・シナモンスティック

 

f:id:makersmark3565:20170905233437j:plain

f:id:makersmark3565:20170905233459j:plain

 

フレッシュとドライ、香りの出方が異なる2種類のピールを使う事によって深みのある香りに仕上げています

ドライピールはオーブントースターにアルミホイルを敷き、フレッシュのピールを並べ3分ほど加熱した後にそのまま数時間おいて乾燥させて作ります

オレンジのフレーバーが主役なのでスパイスの使用量は少なめ。甘みが付いていない分、シナモンの甘さが際立ちます

 

今回実際に使った材料はこちら↓

 

マスコット シナモン・カシアスティック 4本

マスコット コリアンダーシード 20g

マスコット カルダモン 25g

ナチュラルハーブティー/アンジェリカルート(20g)

ナチュラルハーブティー/リコリス(20g)

ナチュラルハーブティー/エルダーフラワー(20g)

神戸アールティー ダンデリオン 20g Dandelion ダンデライオン 西洋たんぽぽ ハーブ スパイス 調味料 業務用

マスコット クローブ 20g

マスコット キャラウェイシード 30g

 

 

作り方

アロマチックビターズとオレンジビターズでは少し作り方が異なります。これは使用している材料の特性を活かすためです

アロマチックビターズの方は材料を煮出してスパイスの香りを引き出し、オレンジビターズの方は熱を加えずフレッシュな香りを保持させます 

 

 

【アロマチックビターズの作り方】

1. オレンジ、レモン、ライムの皮を包丁などで薄く削ぐ。果肉と皮の間の白い部分が入らないように注意する。カルダモンは軽く砕く

2. 手鍋に水以外の材料を入れ、火にかける。沸騰して1〜2分で火を止める

3. 余熱を冷ましてから水で希釈する。そのままスパイスやピールごと瓶に移し、3日間保管する

4. 出来上がったものをコーヒーフィルターなどで濾して完成

 

f:id:makersmark3565:20170905233821j:plain

 

材料を煮出すことでスパイスやピールの風味を抽出させ香り高い味わいに仕上げます

材料を漬け込んだ後はこまめに味を確かめて好みの段階でスパイス類を取り出しましょう。目安は3日間です

 

 

 

【オレンジビターズの作り方】

1. オレンジとレモンの皮を包丁などで薄く削ぐ。果肉と皮の間の白い部分が入らないように注意する 。カルダモンは軽く砕く

2. ドライピールを作る。オレンジとレモンの皮をオーブントースターで数分加熱し、そのまま数時間乾燥させる

3. スピリタスをアルコール度数60度程になるように水で希釈し、材料を瓶に入れる。3日間ほどの冷暗所で保管する

4. 各種ピールのみを取り出し、さらに3日間保管する

5. 出来上がったものをコーヒーフィルターなどで濾して完成

 

 

こちらは火を使わず漬け込みのみでオレンジの香りをじっくりと引き出します

雑味の無い澄んだ味に仕上げたいので、各種ピールを作る際に白い部分が付かないように注意してください

 

f:id:makersmark3565:20170905233928j:plain

 

材料を漬け込む際は直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう

不安な方は冷蔵庫で保管してもOKです

 

 

味の感想

f:id:makersmark3565:20170905234126j:plain

 

出来上がったビターズです。左がアロマチックビターズ、右がオレンジビターズとなっています

ビターズボトルに入れるとやっぱり雰囲気が出ますね。使う際もとても便利です

 

まずアロマチックビターズの方からそのままで味見

鼻腔をくすぐる芳醇で複雑な香りがします。多国籍料理のような、スパイシーで癖になりそうななんとも言えない香りです。エルダーフラワーのマスカット香とカルダモンのエキゾチックな香りで爽やかなニュアンスも出ています

味はそこまで苦味を感じず、リコリス由来だと思われる甘味の方を強く感じました。これでしたら他にも苦味成分となるスパイスやハーブを足してもよさそうですね。次回に作る時はレシピを調整してみたいと思います

 

f:id:makersmark3565:20170905234311j:plain

 

ジントニックに2〜3ダッシュ程入れて入れて飲んでみました

口当たりなどの飲んでいる時の印象にあまり差はないですが、グラスに顔を近づけた瞬間にスパイスのアロマがふわっと香ります。

その芳醇な香りは余韻にも顔を覗かせ、フィニッシュが長くなり、なんの変哲も無いジントニックがとても飲みごたえのあるカクテルへと変貌しています

あとを引く感じというか、これはハマりそうな味わいです

 

 

続いてオレンジビターズの方をまずはストレートで味見…

…これは凄いですね!市販のオレンジビターズより香りの強さやフレッシュさが遥かに上です!

味の方も程よく苦味があり、凛としていて澄んだ印象の味です。これは色々なカクテルに応用できそうです

 

こちらもアロマチックビターズと同じくジントニックに入れて飲んでみました

こちらはライムの清涼感をオレンジの香りが後押ししていて、とても爽やかな味となっていますね!

オレンジの味はほとんど感じられないのですが、香りには強烈なオレンジ感。フレッシュなオレンジをふんだんに使ったカクテルに勝るとも劣らずの香り立ちの強さです

 ジントニックにはアロマチックビターズの方が合うかと思っていたのですが、私としては圧倒的にこちらのほうが好みです

正直オレンジビターズの方はスパイスを色々揃えたからこっちも作ってみるか、と半ばオマケのような感覚で作ったのですが、これは嬉しい副産物でした!

 

 

さいごに

f:id:makersmark3565:20170906000302j:plain

 

いかがでしたでしょうか?自家製ビターズを使ったカクテルが市販のもの以上の素晴らしい味や香りを持つことが分かっていただけたかと思います

一杯のカクテルにこだわりを持ちたい方、自分の店のウリとなる個性的なカクテルを作りたい方、色々なビターズをつい買いそろえてしまうビターズオタクの方などなど…美味しいカクテルを作りたいという意欲のある方はぜひ作ってみてください!